困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、ヤフー(Yahoo!)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
ヤフー(Yahoo!)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
今回はメガベンチャーの1社であるヤフー(Yahoo!)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・ヤフー(Yahoo!)の概要
・ヤフー(Yahoo!)の2019年度第3四半期(前前々四半期)の決算情報について(2020年2月)
・ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の決算情報について(2020年4月)
・ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)の決算情報について(2020年7月)
・ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)の決算情報について(2020年10月)
・最近の決算情報から読み取れるヤフー(Yahoo!)の戦略についての考察
・他メガベンチャーと比較したヤフー(Yahoo!)の平均年収
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
- 1. メガベンチャー:ヤフー(Yahoo!)の概要
- 2. メガベンチャー:ヤフー(Yahoo!)の2019年度第3四半期(前前々四半期)の決算情報
- 3. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の決算情報
- 3.1. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の全体業績
- 3.2. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のコマース事業業績
- 3.3. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の広告事業業績
- 3.4. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のPayPay事業業績
- 3.5. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のコロナの影響について
- 3.6. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の広告事業業績
- 3.7. ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のPayPay事業業績
- 4. ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)の決算情報
- 5. ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)の決算情報
- 6. 最近の決算情報から読み取れるヤフー(Yahoo!)の戦略についての考察
- 7. 他メガベンチャーと比較したヤフー(Yahoo!)の年収ランキング
- 8. まとめ
メガベンチャー:ヤフー(Yahoo!)の概要
ヤフー(Yahoo!)は1996年にアメリカのヤフーとソフトバンクの合弁会社として設立されました。
1997年には現在のジャスダックに上場を果たし、2003年には東証一部へ上場をしています。
2019年10月には持ち株会社体制への移行が行われ、Zホールディングス株式会社に商号を変更しています。
Yahoo!(ヤフー)は現在、eコマース事業、メディア事業の事業の2つの事業中心に事業を展開しており、グループ企業で約100以上のサービスを運営しており、約30ものグループ会社を抱えています。
そして、2019年11月にはLINEとの統合が発表され、2020年10月までに段階的に統合が完了する予定と発表されています。
メガベンチャー:ヤフー(Yahoo!)の2019年度第3四半期(前前々四半期)の決算情報
それでは、前々四半期の決算情報をおさらいしてみたいと思います。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第3四半期(前前々四半期)の全体業績
四半期の業績ですが、売上高は四半期で約2750億円でトレンドとしては上昇傾向です。
営業利益は約478億円でYoYで約30%とかなり高い成長率を出しています。
広告やYJカードなどの貢献も大きいですが、特にZOZOの連結による効果が大きくなっています。
ヤフー(Yahoo!)の前々四半期のコマース事業業績
主力かつ注力しているeコマース事業ですが、全体での成長もYoYで14.6%の高い成長率を出しており、特にショッピング事業やZOZOの連結小会社化の影響などもあり、35.6%の成長率があり、さらにそれ以上にクレジットカード取扱高は61%の非常に高い成長率を誇っています。
ショッピング事業の中の「paypayモール」ですが、出店ストアはオープン時よりも確実に増えており、100億円あげちゃうキャンペーンなどもあり、確実にユーザー数を増やしています。
paypayフリマ事業は累計ダウンロード数が200万を超えてきており、特出するべきは「ヤフオク!」とのユーザーの重複率が5%程度と、しっかりとフリマユーザーを獲得できていることがわかります。
さらに業界最安値の出品手数料にてユーザーの獲得を進めていることがわかります。
2019年9月に話題になったZOZOのYahoo!による買収ですが、今後の成長戦略は上記の図のようになっており、Yahoo!だけでなく、ソフトバンクとも連携をしてユーザー獲得していくことが記載されており、現在のソフトバンクとYahooの両社の資産を最大限活用しながら、ZOZOを成長させていくことが読み取れます。
内部の人事問題でニュースにもなった「アスクル」ですが、事業のLOHACOの業績は15億円で、YoYで175%と高い成長率を誇っています。
中長期的には2023年までに黒字化を目指して、利益率の向上などを図っています。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第3四半期(前前々四半期)の広告事業業績
コア事業のメディア事業ですが、アメリカのYahooは別の会社へ事業売却されてしまったものの、日本では依然として全体での成長も前年同四半期比で7~8%の高い成長率を出しており、特にショッピング事業関連のプレミアム広告が成長率11%とまだまだ成長をしています。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第3四半期(前前々四半期)のPayPay事業業績
注力のpaypay事業ですが、各種KPIは全て右肩上がりで上昇しています。特に決済回数の伸びが高くなっています。
paypay事業のキャンペーン施策ですが、現在は日常使いの習慣化に向けて、大手飲食チェーンやスーパーなどの業態に対してキャンペーンを行なっています。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の決算情報
それでは、上記の前前々回の決算情報を踏まえて、ヤフー(Yahoo!)の前々四半期決算を見てみたいと思います。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の全体業績
業績ですが、売上高は四半期で約2933億円(前々四半期:約2750億円)でトレンドとしては上昇傾向で、YoYで約18.7%、QoQで約6%の大きい成長を遂げています。
営業利益は約237億円でYoYで約37.8%とかなり高い成長率を出しています。
特にショッピング事業取扱高はYoYで58.5%という高い成長率を出しており、こちらが主な成長要因となっています。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のコマース事業業績
主力かつ注力しているコマース事業ですが、通期の全体の取扱高は2兆5936億円となり、YoYで14.3%の成長となっています。
特に、ショッピング事業は34.5%、クレジットカード取扱高は55.2%の非常に高い成長となっている一方で、リユース事業は-1.3%の減少でとなっています。
コマース事業では今後、主に物流戦略によって売り手と買い手双方にメリットのある施策を打ち出し、ECサイト構築支援によりと出店側のメリットを打ち出しています。
ユーザーにとっては、ヤフー ショッピングは他のECサイトと比べると、配送が遅い不満が大きかったため、特にヤマトHDの提携によって翌日配達率の向上は嬉しいと思います。
2019年9月に話題になったZOZOのYahoo!による買収ですが、今後の成長戦略は上記の図のようになっており、Yahoo!だけでなく、ソフトバンクとも連携をしてユーザー獲得していくことが記載されており、現在のソフトバンクとYahooの両社の資産を最大限活用しながら、ZOZOを成長させていくことが読み取れます。
短期的には、「PayPay」ユーザーの取り込みによるユーザー基盤の拡大と、決済手数料のインハウス化によるコスト削減を行う予定のようです。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の広告事業業績
コア事業のメディア事業ですが、2019年通期ですが、全体で3410億円の売上でYoYでは5.3%の成長となっており、特にプレミアム広告が24%成長と大きく成長しています。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のPayPay事業業績
注力のpaypay事業ですが、各種KPIは全て右肩上がりで上昇しています。
paypayでは、2020年夏以降に「paypayあと払い」を提供予定で、このあと払いというシステムは伸びている分野でもあるので、ヤフーの安定した顧客基盤と財務基盤を活かして、今後も伸びるのかが注目です。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のコロナの影響について
コマース事業のコロナの影響についてですが、EC物販は需要が伸びているものの、O2Oの取扱高がYoYで-74%となってしまっています。
広告事業のコロナの影響についてですが、特に旅行や人材系の領域の広告の出稿が減っており、旅行は-85%の減少となっています。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)の広告事業業績
コア事業のメディア事業ですが、アメリカのYahooは別の会社へ事業売却されてしまったものの、日本では依然として全体での成長も前年同四半期比で7~8%の高い成長率を出しており、特にショッピング事業関連のプレミアム広告が成長率11%とまだまだ成長をしています。
ヤフー(Yahoo!)の2019年度第4四半期(前々四半期)のPayPay事業業績
注力のpaypay事業ですが、各種KPIは全て右肩上がりで上昇しています。特に決済回数の伸びが高くなっています。
paypay事業のキャンペーン施策ですが、現在は日常使いの習慣化に向けて、大手飲食チェーンやスーパーなどの業態に対してキャンペーンを行なっています。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)の決算情報
それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、Yahoo!(ヤフー)の前四半期決算を見てみたいと思います。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)の全体業績
業績ですが、売上高は四半期で約2783億円(前四半期:約2933億円)でトレンドとしては上昇傾向で、YoYで約14.8%の成長ですが、QoQでは約-6%となっています。
営業利益は約506億円でYoYで約40%とかなり高い成長率を出しています。要因としては、コマース事業の成長と費用削減等が増益に寄与しています。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)のコマース事業業績
主力かつ注力しているコマース事業ですが、四半期の取扱高は7023億円となり、YoYで21.1%の成長となっています。
特に、ショッピング事業は3793億円でYoYで85.9%成長、クレジットカード取扱高も5563億円で、31.3%の非常に高い成長となっています。
一方で、サービス・デジタル取扱高は新型コロナウイルスの影響もあり、O2O系のサービスが外出自粛の影響で、大幅に-50.5%%の減少となっています。
コマース事業の新しい施策として、X(クロス)ショッピングというものを打ち出しています。
Xショッピングとは、オンライン上で実店舗の在庫を確認して、お店ですぐに受け取れるというサービスで、今後も約149兆円に拡大すると予想されています。
2019年9月に話題になったZOZOのYahoo!による買収ですが、今後の成長戦略は上記の図のようになっており、Yahoo!だけでなく、ソフトバンクとも連携をしてユーザー獲得していくことが記載されており、現在のソフトバンクとYahooの両社の資産を最大限活用しながら、ZOZOを成長させていくことが読み取れます。
直近では、リユース事業の連携を行い、次回の四半期ではPayPayを導入することで、利用者の取り込みや決済手数料のインハウス化・コスト削減が実施される予定です。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)の広告事業業績
コア事業のメディア事業ですが、791億円の売上でYoYでは1.2%の成長となっており、特に運用型広告がYoYで21.5%成長と大きく成長しました。
しかし、検索広告は新型コロナウイルスの影響により、出稿が前四半期よりも、-97億円が減り、YoYで-11.6%となっており、予約型広告もYoYで-17.1%となっています。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)のPayPay事業業績
注力のPayPay事業ですが、新型コロナウイルスの影響により、オフライン利用が減少傾向となりましたが、各種KPIは全て右肩上がりで上昇しています。
PayPayでは、上記のようにPayPay上で各種サービスを展開しています。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第1四半期(前四半期)のZ financial事業について
今回、Z financial事業の中で、金融サービスを「PayPay」ブランドに統一することが発表されました。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)の決算情報
それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、Yahoo!(ヤフー)の最新四半期決算を見てみたいと思います。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)の全体業績
業績ですが、売上高は約2883億円(前四半期:約2783億円)でトレンドとしては上昇傾向で、YoYで約15.4%となっています。
営業利益は約476億円でYoYで約20.5%と高い成長率を出しています。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)のコマース事業業績
主力かつ注力しているコマース事業ですが、四半期の取扱高は7849億円となり、YoYで29.8%の高い成長となっています。
特に、ショッピング事業は3203億円でYoYで51.3%成長、クレジットカード取扱高も5833億円で、26.6%の非常に高い成長となっています。
サービス・デジタル取扱高は新型コロナウイルスの影響もありましたが、O2O系のサービスが、緊急事態宣言解除や「Go To Travelキャンペーン」の 影響で急速に回復していおりYoYで26.6%の成長となっています。
Yahoo:「Yahoo!シ ョ ッ ピング 」と 「PayPayモール 」の状況ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、新規購入者数、新規出店数は大幅に成長しており、ともに30%以上の成長をしています。
コマース事業のトピックとしては、複数サービスのユーザーに対して販促強化し、経済圏を拡大する方針のもと、ロ イヤ リテ ィ プ ログラム 「PayPay STEP」を拡大しており、各サービスのシナジーを狙って施策が打たれています。
コマース事業の新しい施策として、X(クロス)ショッピングというものを打ち出しています。
Xショッピングとは、オンライン上で実店舗の在庫を確認して、お店ですぐに受け取れるというサービスで、今後も約149兆円に拡大すると予想されています。
そして、施策の進捗としては、11月より「PayPayモール」上で実店舗在庫の購入が可能になっており、既に8622店舗の導入が決定しています。
物流 ・配送の強化のもと、FY2020中にリリース予定ですが、拡充した物流機能を活かして 「優良配送」を定義し、UI/UX上でわかりやすく表示されるそうで、Amazonと比べるとまだ物流面は弱いため、この施策でコマース事業の飛躍が見込めるかもしれません。
新型コロナウイルスの影響を多大に受けていたO2O事業ですが、「Go To Travelキャンペーン」を追い風に、急速に回復トレンドになっており、取扱高は1754億円となっており、上半期ベースでもプラスの成長を達成しています。
特に一休,comは高級ホテル・旅館のカバレッジが広く、キャンペーンのユーザーニーズに合致しており、「GotoEatキャンペーン」によりさらに成長の加速が期待できます。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)の広告事業業績
コア事業のメディア事業ですが、838億円の売上でYoYでは2%の成長となっており、特に運用型広告がYoYで19.6%成長と大きく成長しました。
しかし、検索広告は新型コロナウイルスの影響により、YoYで-3.1%となっており、予約型広告もFY19Q2における大型出稿影響の剥落の影響もあり、YoYで-39.8%となっています。
広告事業のトピックとして、マ イベストの連結子会社化があります。
今回の子会社化によって、商品比較メディア”の強化により、外部送客による広告売上の拡大や、内部送客によるコマースの取扱高の拡大が見込まれます。
検索広告とYDNの今後は、新型コロナウイルスの影響により市況は回復傾向になっているものの、当面は厳しい状況が続いてしまう見込みとなっています。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)のPayPay事業業績
注力のPayPay事業ですが、新型コロナウイルスの影響により、キャッシュレス浸透の結果、各種KPIは全て右肩上がりで上昇しています。
特に決済回数はYoYで5,1倍となっています。
一部のネット界隈では名前がダサいと少し話題になったPayPay銀行ですが、PayPayとの連携効果により、上記のようにKPIは着実に右肩上がりに成長しています。
ヤフー(Yahoo!)の2020年度第2四半期(最新四半期)のZ financial事業について
シナリオ型保険サービス開始さ、開始以後は利用は順調に拡大しており、今年度で2商品合わせて、20万契約を目指しています。
最近の決算情報から読み取れるヤフー(Yahoo!)の戦略についての考察
直近の決算からヤフー(Yahoo!)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:ソフトバンクとの連携強化やLINEとの経営統合を進めて、膨大な顧客基盤を作りながら、「情報収集→購買活動→支払い」のサイクルを抑える。
・コマース事業:ZOZOの買収、paypayモールやpaypayフリマなどによって取扱品数の拡大と決済(金融)と絡めた形での「購買活動→支払い」のサイクルの強化
・Z financial事業:購買行動で溜めたデータを元に金融をメディア・コマースに次ぐ第三の収益の柱へ成長
ヤフー(Yahoo!)全体戦略について
大前提として、ヤフー(Yahoo!)は以下のように日本だけではなく、GAFAを含めて広範囲に競合企業が存在します。
・検索広告事業:Google
・コマース事業:Amazon、楽天、メルカリ
・メディア広告事業:リクルート
・インターネットコンテンツ事業:Netflix、サイバーエージェント、Amazon
特に、Amazonや楽天のコマース事業は購買の決済(金融)事業としての領域も一定被っているため、「購買活動→支払い」領域を横断して取るためにも、以下の施策を行なっていると考えられます。
①ZOZOの買収(取扱物品の拡大)
②LINEとの統合(ユーザー基盤の拡大、モバイル接触時間の拡大、QRコード事業(PayPay)のシェア拡大)
③Z financial事業への注力
ヤフー(Yahoo!)コマース事業について
コマース事業はまず、ZOZOの買収、paypayモールやpaypayフリマなどによって取扱品数の拡大が第一の大きな戦略の1つと考えられます。
次に決済をリアルとネットの両方の決済手段を抑えていくにあたり、「PayPay」の拡大は重要な位置付けとなってくると考えられます。
PayPayはまずは、販促費を投下し続けてシェアを拡大していき、現状もやっていますが、paypayフリマ、Yahoo!ショッピング、paypayモールとのシナジーを生み出す、そして、最終的には中国のアリババが展開するAlipayのように、買い物代金の分割払いやリボルビング払いができるようになる「花唄(ホワベイ)」というローン事業や、余額宝(ユエバオ)と呼ばれるアリペイの残高としてプールされている余剰資金を年率4%で運用する投資信託(MMF)事業のような事業を展開して、決済や金融事業に繋げていくことが予想できます。
特に、Yahoo!の親会社であるソフトバンクは、アリババの株主でもあり、そのあたりのノウハウ共有などがなされているのと、LINE社との経営統合もあって、個人的にはこのQRコード決済事業のシェア1の本命はpaypayになるでしょう。
ヤフー(Yahoo!)Z financial事業について
金融をメディア・コマースに次ぐ第三の収益の柱へするべく、Z financial事業を行なっていくことが発表されました。
特に楽天と比較すると、ヤフー(Yahoo!)はまだ金融商品のラインナップは強いとは言えません。
今後、コマースと絡めてQRコード決済や、現在伸びているクレジットカード決済などの決済手段の領域を拡大できたときに、上記のようなシナリオ文脈の金融商品を売れる可能性が広がっていくため、その前の試金石と考えることができるかもしれません。
他メガベンチャーと比較したヤフー(Yahoo!)の年収ランキング
最後に、転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
そこで、ヤフー(Yahoo!)の平均年収を他のメガベンチャーと比較してみたいと思います。
このように、ヤフー(Yahoo!)の現在の平均年収は約765万円となっており、他のメガベンチャーと比較すると5番目に位置しています。
ちなみに、他のメガベンチャーの業績についての情報が知りたい場合は、こちらの ▶︎ 転職おすすめのメガベンチャー!平均年収や時価総額でランキング比較 の記事を参考にしてみてください。
まとめ
中途でも第二新卒でも転職に人気のメガベンチャー企業のヤフー(Yahoo!)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
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エージェントの利用する時の流れ・手順
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③案件紹介→案件決定
④実際に案件に参画