困っていること、知りたいこと
スタートアップ・ベンチャー企業への転職を検討しているが、色々と心配や不安がある。
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の探し方や情報収集の方法を知りたい
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
現在、リクルートや楽天、Yahoo、LINE、DeNA、サイバーエージェントなどいわゆるITメガベンチャーから、ユーザーベース、sansan、freee、マネーフォワードなどの新興のITメガベンチャーが新卒市場、転職市場問わず、人気が高くなってきています。
さらに、メガベンチャーだけではなく、いわゆるスタートアップやベンチャー企業への転職も数年前と比べると格段に転職をしたり、転職を検討する人も増えてきました。
そこで、今回はスタートアップやベンチャー企業へ転職を考えていて、上場したり、成長する可能性が高いベンチャー企業の探し方を知りたいあなたに、
■本記事の内容
・(前提知識)スタートアップ・ベンチャー企業の取り巻く環境について
・(前提知識)スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの違いについて
・スタートアップ・ベンチャー企業に転職するメリットとデメリット
・転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴について
・転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の探し方
・転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集の方法
・スタートアップ・ベンチャー企業へ転職して失敗しないために大事なこと
・いきなりスタートアップ・ベンチャー企業へ転職するのは少し怖いと思った人向け
などを、わかりやすく解説していきたいと思います。
CareerBizでは、未上場のベンチャーやスタートアップを以下の記事で紹介していますが、記事の中で紹介した企業で40社中、7社が2020~2021年の間(2021年3月時点)に上場をしています。
2021年3月以降にも、紹介している企業の中から、2022年中に上場する企業が2~3社出てくるのではないかと予想しています。
- 1. スタートアップ・ベンチャー企業の取り巻く環境について
- 2. スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの違いについて
- 3. スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリット
- 4. スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリット
- 5. 転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴
- 6. 転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方
- 7. 転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方
- 8. スタートアップやベンチャーへ転職して失敗しないために大事なこと
- 9. いきなりスタートアップやベンチャーへ転職するのは少し怖いと思った人向け
- 10. まとめ
スタートアップ・ベンチャー企業の取り巻く環境について
まず、前提知識として、スタートアップ・ベンチャー企業の取り巻く環境について解説してみたいと思います。
出典:日本ベンチャーキャピタル協会
上記の表のようにスタートアップやベンチャー企業への資金の流入も格段に増え、さらに数十億単位で資金調達を行う会社も多くなってきており、創業から2~3年程度ですぐ倒産させたり、資金調達ができずに身売りを行うようなケースは、ほとんど無くなってきているのが実情です。
さらに、先程言及したスタートアップやベンチャー企業への資金の流入が増えたことと、優秀な人材に対する採用競争が激しくなったことなどで、給与を高く設定するスタートアップ・ベンチャーも増加しており、日本経済新聞社がまとめた2021年の「NEXTユニコーン調査」では、2020年度の平均年収は上場企業の平均に匹敵し、21年度は630万円と5%(29万円)増える見通しとなっています。
このようにスタートアップやベンチャー企業は、昔と比べると資金面で安定してきているため、すぐに倒産するなどのリスクはほとんどないと言えるかもしれません。
しかし、とはいえまだ気持ち的にスタートアップやベンチャー企業で働くことに一定の不安がある人もいるでしょう。
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの違いについて
転職前に知っておくべきスタートアップ・ベンチャー企業の前提知識として、スタートアップやベンチャー企業の資金調達ラウンドというものがあります。
資金調達ラウンドは、会社員の9割くらいの方は知らない用語だと思いますが、スタートアップ・ベンチャー企業を調査・理解する際には重要な用語でもあるので、是非覚えておいて損はございません。
まず大前提として、スタートアップ・ベンチャー企業は、銀行等からの借り入れだけでなく、エクイティファイナンスによって、資金調達を行う場合がかなり多いです。
エクイティファイナンスとは、企業が株式を発行して、事業のために資金を調達する方法で、具体的には以下のような例になります。
■エクイティファイナンスによる、資金調達の例
・前提①:起業家の会社の時価総額(会社の価値)は1億円とする
・前提②:起業家は、1000万円の資金調達を行いたい
・前提③:起業家の株式の保有比率は100%である。
※上場していない企業の時価総額の算定方法は様々な方法がありますが、今回は一旦無視して、わかりやすいように1億円とします。
上記のような3つの前提条件の場合、起業家は、時価総額(会社の価値)の10%分の株式を投資家に譲渡することで、資金を調達することができます。
このような形で、スタートアップ・ベンチャー企業は、調達した資金をどんどん事業に投資していき、事業や会社を成長させていきます。
スタートアップ・ベンチャー企業の場合は、早期の利益の創出というよりは、投資された資金を赤字でも、マーケティング費や人件費などに、どんどん投資して成長させることが求められるため、資金が無くなりそうな場合は、上場を目指して次々とエクイティファイナンスでの資金調達を繰り返します。
そのため、大きく成長している前提ですが、資金調達の数が多い企業ほど、資金調達ラウンドが進んでいる = 成長している企業と考えることができます。
※厳密には、成長していない会社で背水の生き残り文脈の資金繰りのためにエクイティファイナンスで資金調達の数が多い会社もありますが、数としてはそこまで多くありません。
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドは以下の種類に分類することができます。
こちらの5つのラウンドは、上場前のスタートアップやベンチャーのみを指します。
・シードラウンド、エンジェルラウンド
・シリーズAラウンド
・シリーズBラウンド
・シリーズCラウンド
・シリーズDラウンド以降
それでは、それぞれの資金調達ラウンドについて、詳しく解説していきます。
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンド①:シードラウンド、エンジェルラウンド
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの1つ目は、シードラウンド、エンジェルラウンドです。
シードラウンド、エンジェルラウンドですが、このような状態のスタートアップ・ベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業1~2年目
・従業員数:2~5名前後
・出資額の規模:数百万~数千万規模
・プロダクトやサービスの段階:プロダクト(プロトタイプ)の開発中 or サービスを開始したばかり
・売上規模:ほぼ0円
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンド②:シリーズAラウンド
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの2つ目は、シリーズAラウンドです。
次にのシリーズAラウンドですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業2~3年目
・従業員数:5~15名前後
・出資額の規模:数千万規模~10億円規模
・プロダクトやサービスの段階:商品やサービスに顧客が付き始めている
・売上規模:売上は5000万円~1億円以下
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンド③:シリーズBラウンド
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの3つ目は、シリーズBラウンドです。
次のシリーズBラウンドですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業3~5年目
・従業員数:30~50名前後
・出資額の規模:数億円規模~数十億円規模
・プロダクトやサービスの段階:売上が軌道に乗って、積極的に人の採用やマーケティングなどへの投資を強めている状態で、同時に主力事業の黒字化も狙っています。
・売上規模:売上は5000万円~1億円以下
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンド④:シリーズCラウンド
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの4つ目は、シリーズCラウンドです。
次のシリーズCラウンドですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業5年目以降
・従業員数:50~100名前後
・出資額の規模:数億~数十億規模
・プロダクトやサービスの段階:上場に向けて、組織、財務・コンプライアンス・経営管理を強化する段階
・売上規模:売上は数億~数十億円
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンド⑤:シリーズDラウンド以降
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの5つ目は、シリーズDラウンド以降です。
次にシリーズDラウンド以降ですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
※シリーズDラウンドより先には、シリーズEやシリーズFラウンドなども存在しますが、日本の企業ではそこまで行く企業はそこまで多くなく、シリーズDとあまり経営の状態は変わらないため、シリーズD以降とまとめています。
・創業年数:創業5年目以降
・従業員数:50~100名前後
・出資額の規模:数十億規模~100億以上
・プロダクトやサービスの段階:上場に向けて、組織、財務・コンプライアンス・経営管理を強化する段階
・売上規模:売上は数十億円~100億以上
スタートアップ・ベンチャー企業の資金調達ラウンドの違い:M&Aおよび上場ステージ(おまけ)
日本のスタートアップ、ベンチャー界隈では、一つのマイルストーンやゴールとして、M&Aや上場でEXIT(イグジット)できるかどうかを起業家は目指しています。
そのため、M&Aや上場でEXIT(イグジット)した会社は、先ほどの上記のステージとは別物と考えて良いでしょう。
特に上場している会社の中で明確な区分けはありませんが、会社の規模によって、会社の雰囲気や戦略などもまるで異なります。
特に、IT業界の場合、上場後の会社はメガベンチャーというジャンルが存在しますが、他に何か分け方があるかというと、そうではありませんが、上場企業でもベンチャーと呼ばれる会社は多く存在します。
メガベンチャーについて気になった方は、こちらの
▶ 転職前に知るべきITメガベンチャーへ転職・就職するメリットとデメリット一覧 記事をご覧になってみてください。
スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリット
それでは実際に、スタートアップ・ベンチャー企業に転職する・就職するメリットとは何なのか気になっている人もいるかと思います。
そこで、次はスタートアップ・ベンチャー企業に転職する・就職するメリットについて解説したいと思います。
スタートアップ・ベンチャー企業に転職する・就職するメリットとしては、以下の3つのことがあり、それぞれ解説していきたいと思います。
①仕組みやルールを作れるチャンスがある
②経営者の近くで働くことができる
③幅広い業務に携われることができる
スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリット①:仕組みやルールを作れるチャンスがある
スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリットの1つ目は、仕組みやルールを作れるチャンスがあるです。
まず、大企業などでは0ベースで仕組みやルールを作る経験を積むことは、よほどのことがない限り、難しいと言えるでしょう。
スタートアップやベンチャーでは良くも悪くも、業務オペレーションが属人化されていたり、会社としてのルールや業務上の仕組みが未整備の場合がほとんどです。
しかし、会社が成長していく上で業務が属人化されていたり、業務が仕組み化されていないと、人が増えるたびに逆に業務が非効率なことが増えていってしまい、結果的に生産性が上がらないことがしばしば起こります。
そのような状況で中で、仕組みやルールを作って、成長しながらも全体の生産性をあげられる人はスタートアップやベンチャーでは非常に重宝されます。
さらに、そのように全体のことを考えながら、チーム全体の業務設計や仕組みづくりができる人は、会社の大小関わらず、マネージャーとしてのスキルとして求められるため、市場としての価値が高まります。
そのため、スタートアップやベンチャーで若いうちから、そういった会社全体、部署全体、チーム全体の仕組みやルール作りの経験を積めることは今後のキャリアにとって、とてもプラスになります。
スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリット②:経営者の近くで働くことができる
スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリットの2つ目は、経営者の近くで働くことができるです。
スタートアップやベンチャーでは経営者の近くで働くことができるため、経営者の日々の意思決定が身近に感じられることができます。
そういった全体のことを俯瞰して意思決定している人の思考を日々トレースできるようになると、自分が経営者の立場だったらどうするべきか考える癖がつくようになり、自分の業務の局所的な視点から全体を見る視点を身に付けることができるようになるでしょう。
普段からそういった視点を持ちながら仕事をすると、様々ことに意識が向くようになり、成長意欲なども湧いたりするでしょう。
また、そのような自分の思考を経営者などにぶつけてディスカッションできるようになれば、全体感を意識して働いている人だと思われ、マネージャー職を任されたりすることもあるでしょう。
スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリット③:幅広い業務に携われることができる
スタートアップ・ベンチャー企業に転職・就職するメリットの3つ目は、幅広い業務に携われることができるです。
スタートアップやベンチャーは、人をたくさん雇うことができない場合がほとんどであり、1つの業務を行うよりもマルチタスクで業務も進めていかなければならないこともしばしばあり、営業をやりながら、マーケティングや広報を兼ねるといった複数の異なる職種の仕事を行うことも決して珍しくありません。
また、会社が成長すれば成長するほど、今後の会社の成長のために行わなければならない業務が増えていきます。
そのため、特に優秀な人ほど新しい業務にアサインされたり、チームや部署の立ち上げなどの機会も増え、様々な業務にチャレンジできる機会が訪れるため、スキルアップやキャリアアップを行うことができます。
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリット
次に、スタートアップ・ベンチャー企業に転職する・就職するデメリットについて解説したいと思います。
スタートアップ・ベンチャー企業に転職する・就職するデメリットとしては、以下の3つのことがあり、それぞれ解説していきたいと思います。
①実は成長する機会がない場合がある
②実は給与が全然上がらない場合がある
③実は会社とミスマッチする場合がある
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリット①:実は成長する機会がない場合がある
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリットの1つ目は、実は成長する機会がない場合があるです。
スタートアップやベンチャーは実力主義なところがある一方で、大企業のように評価制度や1on1などの上司との定期的な面談がなかったりすることがあります。
また、人材を育成しようとする意識もかなり希薄なため、大企業では今後の育成も踏まえて、こういった業務を任せて経験を積ませようという意識も働いたりしますが、スタートアップやベンチャーでは自分から積極的に提案を行なったり、コミュニケーションを取らないと入社からずっと同じことをしていたり、上司などが指示した職務しかしていなかったという場合も往々にあります。
また、スタートアップやベンチャーでは会社が成長していくと、外部からどんどん優秀なスペシャリストが入社してくる場合があり、そういった人にどんどんチャレンジングな業務が行き渡ってしまい、自分が成長できたかもしれない機会を奪われてしまう可能性もあります。
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリット②:実は給与が全然上がらない場合がある
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリットの2つ目は、実は給与が全然上がらない場合があるです。
スタートアップやベンチャーでは、評価制度や報酬制度がない場合が多いです。
そのため、経営者の気まぐれで急に給与が上がったりすることもあれば、そういった気まぐれが起きず、ずっと給与が据え置きのまま時間だけが過ぎていく場合も少なくありません。
また、勤怠システムなどもなく、残業時間などが計算されていない場合もあり、今まで残業代をもらっていたような人は相対的に給与が下がってしまうような場合もあります。
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリット③:実は会社とミスマッチする場合がある
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するデメリットの3つ目は、実は会社とミスマッチする場合があるです。
スタートアップやベンチャーでは会社自体が社員の人数が少なく、また、創業期の会社は比較的変わっているような強烈のキャラクターを持った人が多かったりします。
また、社長の性格やキャラクターがそのまま社風に反映されている場合が多く、さらに社員が少し内向きで村社会的なノリがあったりして、新入社員が溶け込みにくいこともしばしばあります。
そのため、せっかく入社したものの数日経過して、その会社の本質が見えてきた途端、実は自分と合わなかったということも起きかねません。
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴
次に、転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業への特徴について紹介したいと思います。
結論から申し上げると、転職おすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴については、以下の5つのものがあります。
①結果を出しているVC(ベンチャー・キャピタル)やエンジェル投資家が出資している
②PR記事で、事業の細かい数字が記載されている
③事業の紹介で、バズワードを多用していない
④事業経験・経営経験が豊富な経営陣が揃っている
⑤ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしている
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴①:結果を出しているVC(ベンチャー・キャピタル)やエンジェル投資家が出資している
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴の1つ目は、結果を出しているVC(ベンチャー・キャピタル)やエンジェル投資家が出資してるです。
前提として、ベンチャーキャピタル(VC)やエンジェル投資家は、当然、全知全能ではないので投資として成功する場合もあれば、失敗する場合もあります。
しかし、スタートアップやベンチャーの投資においては、過去に結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家には、成功する確率の高いスタートアップやベンチャーの方から投資の打診の話が多くやってくる確率が高いのが実情です。
みなさんが、仮に冒険系漫画の漫画家だったときに、業界最大手の集英社に応募して漫画を掲載してほしいと思うのと同じように、結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家には、いわゆる良いと思われる投資案件が集まってきます。
そのため、結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が入っていることは、一定のフィルタリングがかかっていると理解して頂いて良いでしょう。
さらに、結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が複数投資している案件は、業界内でも激アツ案件だと思われている確率が高いです。
結果を出しているベンチャーキャピタル(VC)やエンジェル投資家の探し方
それでは、具体的に結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家ってどうやって見極めれば良いのか?と疑問に思っている方向けに探し方を紹介したいと思います。
結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家は、以下の手順で探してみるのがオススメです。
①(VC編)一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会のメンバー会員から、各VCのHPに飛んで、HPの「PORTFOILO(ポートフォリオ)」のページでIPOやExit(企業売却)の成績を確認する。
IPOとは、株式上場を果たした企業のことで、EXITと表記されている企業は、どこかの企業へM&Aを果たした(買収された)という意味です。
EXIT(買収されること)はネガティブに捉える方もいるかもしれませんが、ベンチャー界隈では魅力のある会社と思われて買収されたという意味でポジティブに捉えることがほとんどです。
そのため、IPOやEXITした企業に多く投資しているベンチャーキャピタルは、結果を出していると言うことができます。
②(エンジェル投資家編)ANGELPORT から過去の投資している実績などを確認する。
実は、起業家は資金調達の際に単なる資金の提供だけではなく、会社経営や事業運営の知識を提供してくれそうな人を株主に入れて、事業の成功確率を上げようとします。
そういった意味合いだと、VCよりもエンジェル投資家にそういった知識提供の役割の意味合いを求める場合が多かったりします。
そのため、過去・現在も事業を一定の成功をさせて、上場やExitを経験をした起業家には多くのエンジェル投資の話が舞い込んでくる場合があります。
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴②:PR記事で、事業の細かい数字が記載されている
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴の2つ目は、PR記事で、事業の細かい数字が記載されているです。
今回、述べているPR記事とは、主に資金調達の際のPR記事を指しています。
業績が良いベンチャーの特徴として、資金調達の際のPR記事に事業の細かい数字が記載されている場合があります。
より具体的には、以下のような、ある程度、その会社の売上規模などが想像できるような数字の記載があったりします。
・売上が月次でN%伸びている。
・サービス開始以降、N社が導入済み。
・サービスが累計~回、ユーザーに使用されている。
ここから、事業の数字が評価されて資金調達ができている可能性を考えられますし、転職を考える上でもしっかりと事業の数字が出ているため、事業も比較的安定的に伸びていることも考えることができます。
そのため、PR記事で、事業の細かい数字がより細かく記載されている会社ほど事業が順調に伸びている可能性が高いと考えられるため、転職にはおすすめです。
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴③:事業の紹介で、バズワードを多用していない
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴の3つ目は、事業の紹介で、バズワードを多用していないです。
本記事の中での、バズワードとは、「AI」、「DX」、「VR/AR」、「IoT」、「SaaS」などのよくIT業界で使われる流行り言葉のようなものを指します。
バズワードを使うこと自体は何も悪くないのですが、事業やサービスの本質的価値とは異なるにも関わらず、こういったバズワード、特に「AI」や「DX」などの言葉を使う会社が多かったりします。
バズワードを使うと、事業がキャッチーに見せることができたり、あまりIT関係のことを知らない・理解できていない人に説明するときには便利だったりします。
例えば、以下のような説明をされたら、いかがでしょうか?
①会議の音声をAIが判定して、自動で文字起こしを行い、簡単に議事録を作成できるSaaSツール!(使えば使うほど、AIが賢くなります)
②会議の音声を自動で文字起こしを行い、簡単に議事録を作成できるSaaSツール!(使えば使うほど、ディープラーニングの精度は上がります)
おそらく、たいがいの方が①の方が意味が伝わりやすいのと、人によっては「ディープラーニングって何?」と思う方もいたでしょう。
このように、正しい正確な技術の名前などを使用するよりも、バズワードを使ったほうが説明しやすい場合が多いのは事実です。
しかし、中には事業の内容と技術の関係性の実態があまりないにも関わらず、バズワードを使うことによって、その事業を凄そうに見せようとする会社は一定数存在します。
そのため、事業の内容や事業価値とバズワードで表現されている技術が本当に親和性があるのかどうか、見極めることが非常に大事なので、事業紹介でバズワードが使われていたら、面接などで詳しくどういう技術が使われているのか、突っ込んで聞いてみることをおすすめします。
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴④:事業経験・経営経験が豊富な経営陣が揃っている
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴の4つ目は、事業経験・経営経験が豊富な経営陣が揃っているです。
ここで、書かせて頂いている事業経験豊富というのは、有名な会社に務めていた意味とは異なります。
もちろん、有名な企業に務めていた方は、厳しい採用要件を突破した人材のため、確率的には優秀な確率は高いです。
しかし、スタートアップやベンチャー企業では、いかに既に世の中では証明されている失敗を少なくして、最短距離で走れるかが重要です。
そのためには、既に起業を経験して会社経営に携わっていた人や、何度も新規事業や、既存の事業の責任者などを務めていた人がいると、既に世の中では証明されている失敗を回避できる確率は下がっていきます。
いわゆるシリアルアントレプレナー(連続起業家)と呼ばれる人たちが、ある程度同じように成功できる理由は、過去失敗したことを回避して、最短距離で走ることができているからです。
例えば、メルカリの経営陣だと以下のような経歴だったりします。
・山田 進太郎(代表取締役CEO):ウノウ設立(起業経験)し、Zynga(Facebookの中のゲームで最も有名なアメリカのゲーム会社)に売却経験。
・小泉 文明(取締役President(会長)):大和証券SMBCにてミクシィやDeNAなどのネット企業のIPOを担当や、ミクシィで取締役執行役員CFOとしてコーポレート部門全体を統轄。
・濱田 優貴(上級執行役員 CINO):株式会社サイブリッジの立ち上げ経験(受託開発の責任者を始めM&Aや新規事業の立ち上げなどに従事)
・John Lagerling(上級執行役員 兼 Mercari, Inc. CEO):GoogleでAndroidグローバルパートナーシップディレクター、Facebook社のバイスプレジデント(副社長)経験
・青柳 直樹(級執行役員 兼 株式会社メルペイ代表取締役社長 CEO):ドイツ証券投資銀行部門を経て、グリー株式会社に入社。取締役CFO、米国法人CEO、事業本部長を歴任
・田面木 宏尚(上級執行役員 メルカリジャパン CEO):GMOクラウド株式会社でCS業務、サーバーホスティング事業、および新規事業の立ち上げ等に従事、ピクシブ株式会社では取締役としてシステム開発、マーケティング、グロース等の事業統括に従事、株式会社アニメイトラボでは代表取締役社長CEOに就任。
メルカリは今でこそ、上場企業ですが、上場する数年前から経験豊富な経営陣や執行役員がたくさん揃っており、そういったメンバーがいたから成功するわけではないですが、既に世の中では証明されている失敗を回避できた確率は高かったのではないかと予想できます。
経歴を見て、全てを把握できるわけではないですが、CEOの経歴だけではなく、COO、CTO、取締役メンバーから執行役員まで、どんな人が幹部なのか把握して、参考にしてみることは重要です。
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴⑤:ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしている
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴の5つ目は、ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしているです。
逆に申し上げると、採用をきちんとやっていない会社は組織が大きくなる過程で、今までのツケを払うタイミングがやってくる可能性が高いです。
採用をきちんと行っているかの1つの指標に、「ミッション、ビジョン、バリュー」が存在しているかどうかではなく、それを元にきちんと採用が行われているのかどうかが非常に重要です。
wantedlyなどの採用PR媒体で、「ミッション、ビジョン、バリュー」について詳しく解説されていることは当たり前で、面接や面談での説明具合、経営陣や人事以外の現場メンバーへの浸透具合などで、「ミッション、ビジョン、バリュー」に沿って、どれだけ拘って採用が行われているのか把握することができるでしょう。
良い組織があっても、事業が必ずしも成功するとは限りませんが、継続的に事業を成長させるためには、良い組織の存在が必ず必須となります。
特に転職するとなると、優秀な人もたくさんいる、働いている社員同士も思いやりもあって、働きやすい環境のほうが前のめりに働けると思うので、ご自身のキャリアアップなどを考えたときに、すごく良いと思うので、ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしていて、良い組織づくりをしている会社への転職をおすすめします。
転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方
それでは、上記で紹介しましたような転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業をどのように探したら良いのか、紹介したいと思います。
結論としては、以下の3つの方法で探すのがオススメです。
①転職エージェントを活用する
②求人情報サイトで情報収集を行う
③実績を出している有名VCのHPで投資のポートフォリオを見る
転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方①:転職エージェントを活用する
転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方の1つ目は、転職エージェントを活用するです。
まず、前提として、転職エージェントは、クライアント企業が望んでいる求職者を探すために、採用課題や欲しい人材のターゲット像を深く理解するために、経営課題や事業課題をヒアリングすることが多いです。(特に優秀なエージェントほど、このあたりは丁寧に行う傾向が強いです。)
そのため、転職エージェントは、各ベンチャーやスタートアップ企業の内部事情の情報を持っていたりするため、転職エージェントを活用することで、ある程度選別されたベンチャーやスタートアップ企業にアプローチすることができます。
しかも、エージェントは他の採用媒体よりは、かなり高価で、下手すると数百万円がかかるため、ある程度、資金に余裕がある企業しか転職エージェントを使用できないところからも、転職エージェントを使用できている=ある程度、業績が出ている、もしくは投資家から期待されている企業と判別することができます。
さらに、転職候補者からの視点だと、転職エージェントは各ベンチャーやスタートアップ企業の非公開の独占案件にリーチできる確率を上げることもできます。
独占案件というのは、その転職エージェントにしか任せられていない案件で、企業側のかなり信頼がある証拠でもあり、同時にきちんとその企業への実績を出している証拠でもあります。
そういった企業側から信頼されている転職エージェント経由での応募は比較的、内定の確率も高くなります。
おすすめの転職エージェントや転職エージェントへの登録方法は、記事の最後にまとめてあります。
転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方②:求人情報サイトで情報収集を行う
転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方の2つ目は、求人情報サイトで情報収集を行うです。
でも、実際に求人情報サイトでどのように探したら良いのか、わからない人も多いと思います。
やり方としては、以下のような単語をサイト内の検索機能で入れて、検索してみることがおすすめです。
・資金調達
・%成長
・急成長
・CXO、COO、CTO、CFO、CMO、CHRO
成長中で人の採用を積極的に行なっているベンチャーやスタートアップ企業では、上記のような単語を、求人のタイトル欄に付ける傾向が高く、かなり高い確率で成長中のベンチャーやスタートアップ企業が検索にかかります。
また、CXO系の経営幹部を求めているところも、組織拡大中の場合が多いため、かなり高い確率で成長中のベンチャーやスタートアップ企業だと判断しても問題ございません。
上記のような検索単語を入れて、応募数が多い企業などから探してみると良いでしょう。
おすすめの求人情報サイトや求人情報サイトへの登録方法は、記事の最後にまとめてあります。
転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方③:実績を出している有名VCのHPで投資のポートフォリオを見る
転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業の探し方の3つ目は、実績を出している有名VCのHPで投資のポートフォリオを見るです。
前提として、VCにもシードからアーリーステージだけに投資するVCや、レイターステージのみに投資するVCなど、得意分野や投資方針はVCによっていくつかの種類があります。
その中でも、シードからアーリーステージの企業へ主に投資するVCのポートフォリオを見ることがおすすめです。
理由としては、レイターステージのみに投資するVCのポートフォリオには、もう既にある程度成長したベンチャーやスタートアップ企業しか掲載されていません。
たしかに今後も成長し続ける可能性の高い企業はあるものの、目利きとしては難易度は少し低めになるため、情報が少ない中で投資判断を行う、シードからアーリーステージだけに投資するVCのポートフォリオを参考にしたほうが、今後、大きく成長する可能性のある企業を探すことができます。
具体的には、以下のVCが主にシードからアーリーステージに投資×パフォーマンスが高いVCと言われています。
①EastVentures(イーストベンチャーズ)
・ポートフォリオURL:https://initial.inc/investors/V07133#companies
②INCUBATEFUND(インキュベイトファンド)
・ポートフォリオURL:https://incubatefund.com/portfolio
③CORAL Capital(コーラルキャピタル)
・ポートフォリオURL:https://coralcap.co/portfolio/
④anri(アンリ)
・ポートフォリオURL:https://anri.vc/companies
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方
それでは、上記で紹介したような転職におすすめの成長するベンチャー・スタートアップ企業関する情報を、普段からどのように情報収集したら良いのか、紹介したいと思います。
結論としては、以下の3つの方法で探すのがオススメです。
①ベンチャー向けのメディアでの情報収集
②口コミサイトでの情報収集
③実際に働いている人からの情報収集
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方①:ベンチャー向けのメディアでの情報収集
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方の1つ目は、ベンチャー向けのメディアでの情報収集です。
ベンチャー企業やスタートアップでは、より採用コストを抑えるために、PR記事やオウンドメディアなどでPR活動を行うことを活発にしている企業が増えてきています。
そのため、日頃からメディアで情報収集を行なっていると、世の中にはどんなベンチャー企業やスタートアップが存在して、そういった企業が何をしているのか把握することができます。
今から転職しないにしても、普段から感度高く情報収集を行いインプットしていることは非常に大事です。
具体的には、以下のメディアで情報収集を行うと効果的です。
①INITIAL:スタートアップの事業概要、資金調達、提携先、関連ニュースなどをワンストップで検索・閲覧できる、スタートアップ情報プラットフォーム。
・サイトURL:https://initial.inc/
② BRIDGE:起業家と投資家を繋ぐ」をコンセプトに国内スタートアップを中心としたテクノロジー系ニュースを毎日配信するブログメディア
・サイトURL:https://thebridge.jp/
③STARTUP DB:国内最大級の成長産業に特化した情報プラットフォームで 、企業データベースは、13,000社を越える日本のベンチャー・スタートアップ企業の情報を保有するとともに、起業家・投資家、エコシステムビルダーの方々累計150名以上のインタビューコンテンツをリリース
・サイトURL:https://startup-db.com/
職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方②:口コミサイトでの情報収集
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方の2つ目は、口コミサイトでの情報収集です。
ただし、口コミサイトに載っている企業はある程度成長した会社しか載っていなかったりもするため、ある程度創業年数が経っている会社のみ有効な方法です。
おすすめの口コミサイトは、転職会議です。【無料で登録できます】
転職会議は、会員数は500万人以上で、国内最大級100万件以上のの転職口コミ情報が掲載されている口コミサイトです。
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転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方③:実際に働いている人からの情報収集
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の情報収集のやり方の3つ目は、実際に働いている人からの情報収集です。
もし、直接の知人がいたり、友人の友人などが働いていたりすれば、そういった人から直接情報をもらうことは有効です。
しかし、そういった場合のほうが少ないと思いますので、下記のような社会人向けのOB訪問サービスやビジネスマッチングサービスの活用がおすすめです。
実際に働いている人からの情報収集①:オンライン社員訪問サービス【キャリーナ】
おすすめの実際に働いている人からの情報収集の1つ目は、オンライン社員訪問サービス【キャリーナ】です。
CREEDOは、これまで学生だけが行うものだったOB訪問を、社会人同士でも可能にする画期的なCtoCのWebサービスです。
転職やキャリア形成のために、興味のある職種や企業、働き方のリアルな情報を、経験者から直接話を聞くことができます。
さらに、自分のキャリア経験談を必要としている人に話すことで、報酬を得ることもできたりします。
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実際に働いている人からの情報収集②:ビジネスマッチングサービス【yenta】
おすすめの実際に働いている人からの情報収集の2つ目は、ビジネスマッチングサービスの【yenta】です。
Yentaは、新しい人との繋がりが拡がる日本最大級のビジネスマッチングアプリで、起業家、経営者、投資家、プロダクトマネージャー、エンジニア、デザイナー、研究者、弁護士、教授、国家公務員など、様々な専門領域で活躍されている方々が登録しています。
使い方としては、毎日12時に会いたい人をレコメンドがされてくるので、それを会いたい人とそうでない人にスワイプして、選別して、マッチングした人とメッセージ交換ができる仕組みです。
実際に自分が興味ある企業の人が必ずしも出てくるわけではないですが、様々な業界・会社の人と出会うことができます。
実際に働いている人からの情報収集②:Meety
おすすめの実際に働いている人からの情報収集の2つ目は、Meetyです。
Meetyは、企業の中の人と直接つながるカジュアル面談プラットフォームです。
Meetyは、オンラインでカジュアル面談ができるサービスで、採用のチャネルとして活用しているベンチャー・スタートアップ企業が増えてきており、いわゆるイケてるベンチャー・スタートアップ企業が多く利用されているため、自分が気になっている企業の社員とカジュアル面談をしてみるとおすすめのサービスです。
スタートアップやベンチャーへ転職して失敗しないために大事なこと
スタートアップやベンチャーへ転職することのメリットやデメリットについて解説しましたが、スタートアップやベンチャーへ転職することは、不安や心配をしてしまう人も多いと思います。
しかし、転職する前に事前に確認するべきことなどをすれば、しっかりとリスクを下げることは可能です。
スタートアップやベンチャーへ転職して失敗しないために大事なことは以下の3つのことです。
・転職する目的や軸を明確にして、キャリアプランを持つ
・入社後に何をするのか、会社側ときちんと期待値の擦り合わせをする
・一緒に働く人がどんな人か事前に把握する
特に最初の転職する目的や軸を明確にして、キャリアプランを持つことは非常に大事です。
理由は目的や軸が曖昧だと、その後の行動力・実行力が大きく差が出てしますからです。
当然、行動力・実行力に差が出ると、その後の結果にも大きく影響を及ぼす可能性が高く、結果が出始めたら、さらに行動力・実行力が変わり、それがまた結果へと繋がります。
さらに、結果が出てくれば、年収アップや昇進の可能性も拡大します。
昇進をすれば、チャレンジングな業務をできて、キャリアプランを実現することも可能となってくるでしょう。
このように、転職する目的や軸を明確にして、キャリアプランを持つことは、ビジネスパーソンとして、人生の好循環を切り開くキッカケとなる行為となるので、是非、転職する目的や軸を明確にして、キャリアプランを持つことはおすすめです。
具体的な転職する目的や軸を考えたいと思った人は、こちらの記事
▶転職活動で失敗しない戦略的な転職の軸の考え方・決め方【例文付】を参考に是非、考えてみてください。
いきなりスタートアップやベンチャーへ転職するのは少し怖いと思った人向け
いきなり、数人から数十人のスタートアップやベンチャーへ転職するのは、不安や心配を抱くのは仕方ありません。
そこで、数人から数十人のスタートアップやベンチャーへ転職するのは不安や心配があるが、もう少し大きいメガベンチャーなら不安や心配もなくなりそうという方はこれらの記事を参考にして、メガベンチャーのイメージを持って頂くのも良いと思います。
▶ 転職前に知るべきITメガベンチャーへ転職・就職するメリットとデメリット一覧
まとめ
成長するベンチャー企業の探し方・情報収集の方法についての情報をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。
おすすめのキャリアコーチングサービス【無料面談だけでも有益】
キャリアアップコーチング | 理想のキャリアを創りたい人を応援!
・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動を始めようと考えているが、転職活動に失敗したくない人向け
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サービス中はいつでもコーチにLINEで相談も可能で、無料面談もあり、全額返金保証制度もあり、気軽に始めるができます。
また、フルオンラインで実施し、平日の夜や土日祝日もやっているため、忙しい方でもスケジュールが調整しやすいことも特徴です。
キャリアアップコーチングの利用する時の流れ・手順
キャリアアップコーチングを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①HPで内容の確認(HPは、こちら)
②HPでLINEの友達登録を行い、無料面談のスケジュール調整
友達登録が終了すると、所定の方法に従って、スケジュール調整を行います(3分で完了できます。)
③無料面談
ビジネス職向けエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】
※登録もエージェントとの面談も全て無料です。
エージェントの利用する時の流れ・手順
エージェントを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①会員登録(※登録は無料です)
基本的に下記の画像をタップして、エージェントの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(5分もかからずに終わります。)
②担当アドバイザーと面談(※面談は無料です)
登録が終了すると、面談がありますが、キャリアの棚卸しや今、どんな会社が人気なのかなどの情報収取もできます。
③案件紹介→案件決定(※案件紹介も無料です)
④実際に案件の面接等に参加
ビジネス職向けエージェントはこの3社がおすすめです。
試しに全部登録してみるのも良いですし、自分に合いそうなエージェントを見つけてみるのも良いです。
しかし、転職エージェント選びで成功するためには担当との相性も大事なので、下記のまとめて登録することをおすすめします。
全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。
✅ ビジネス職向けエージェント3選
・リクルートエージェント | 20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け | 転職実績No.1の最大級の転職サイト
・JRC Recruiment | 20代~30代で年収600万以上を目指す人向け | 非公開求人の割合が50%
・doda |20代の若手から30代のミドルの人で非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介
リクルートエージェント
・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け
リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1の転職エージェントサービスです。
特徴としては、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実しているため、転職が初めての人も安心して転職活動を行うことができます。
また、一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が20万件以上があり、各業界に精通したキャリアアドバイザーが、希望やスキルに沿った求人を厳選して紹介してくれます。
JAC Recruitment
・こんな人にオススメ:20代~30代で年収600万以上を目指す人、業界スペシャリストになりたい人(人事、営業、マーケティング、経理など)
JAC Recruitment は東証1部に上場している国内最大級の転職サイトでハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントです。
1988年から累計約43万人の転職実績があり、特徴としては非公開の案件が豊富(約50%の割合)で約25,000社の企業と取引があり、あらゆる業界・職種の企業から多数の求人を保有しています。
通常、求人を紹介するコンサルタントと企業コンサルタントは別になっていることが多いですが、JAC Recruitment の場合は求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しているため、企業の文化や風土、事業戦略までも把握して、他では得られないリアルな情報を得ることができます。
doda
・こんな人にオススメ:20代の若手から30代のミドルの人で非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介
dodaはパーソルキャリアの求人情報サービス・人材紹介サービスを提供する転職サイトで、エージェント業界No.2のサービスです。
まずは自分で求人を探してみたいという方も、1人での転職活動は不安を感じるという方もdodaで自分に合った求人を見つけることができ、自分に合わせた転職活動を行うことができます。
特に案件の量には定評があり、大手・優良企業からベンチャー企業まで、常時豊富な求人情報を掲載しており、非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介してくれます。
エンジニア向け特化のエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】
エンジニア向けエージェントはこの3社がおすすめです。試しに全部登録してみるのも良いですし、自分に合いそうなエージェントを見つけてみるのも良いです。
全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。
✅ エンジニア向けエージェント3選
・TechClipsエージェント| 年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人 | 利用者の93%が年収アップ実績
・レバテックエキスパート| 年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人 | ハイクラスエンジニアの10年以上の支援実績
・Tech Stars Agent | WEB・ゲーム事業に携わりたい人 | 700社以上の企業とのリレーション
TechClipsエージェント
・こんな人にオススメ:年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人、高収入&高待遇で転職したい人
TechClips(テッククリップス)エージェントは、高年収&将来のキャリアプランを重視したITエンジニアの専門の転職エージェントサービスで、高収入&高待遇に特化しています。
さらに、大手転職会社にはない現職のエンジニアがコンサルティングを行うので安心して相談することができます。
レバテックエキスパート
・こんな人にオススメ:年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人、新規事業に携わってキャリアアップしたい人
レバテックエキスパートは、ハイクラスのエンジニアとクリエイターに特化した転職サービスで、レバテックは10年以上の支援実績があり、保有求人数は業界トップクラスです。
年間累計3,000回以上の企業訪問でCTOやPMと頻繁にミーティングを実施し、深い信頼関係から好条件求人を獲得しており、ハイクラス人材の採用を前提とした新規事業の立ち上げを行うこともあるそうで、そういった新規事業に携わって、キャリアアップを目指したい人にオススメです。
Tech Stars Agent
・こんな人にオススメ:WEB事業に携わりたい人
Tech Stars Agent は、IT業界特化型の転職エージェントでIT・WEB業界に精通したプロのキャリアコンサルタントがきめ細かな面談を行います。
キャリアコンサルタントはメンバー全員がエンジニア経験や転職/独立支援の豊富な実績を持ち、きめ細かく面談をサポートしてくれます。
エンジニア出身のキャリアコンサルタント最適な職場が提案してくれるので、転職後のミスマッチも起こりにくいのが特徴です。
転職求人サイトまとめ【エージェントとの面談が面倒な人向け】
転職活動は何となく考えているけど、実際にエージェントとの面談とかまでは、面倒くさいと考えてしまう人には、転職求人サイトの活用をおすすめします。
転職求人サイトの利用する時の流れ・手順
転職求人サイトを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①会員登録(※登録は無料です)
下記の画像をタップして、転職求人サイトの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(3分もかからずに終わります。)
②職務経歴書や経歴データなどを入力、アップロード(※事前に、職務経歴書があれば、5分で完了)
③スカウトメールの受信
スカウトメールは、職務経歴書をアップロードしたり、経歴データを入力しないと、企業側がスカウトメールを送信しません。
求人サイトは、必要情報や履歴書など登録して、自ら気になる企業へ応募することもできますが、企業から、あなたにスカウトがやって来るため、自分がどの会社から評価されるのかなども知ることができます。
全て無料で、たくさんのスカウトを受け取るために、職務経歴書のアップロードと、経歴データの入力は必ず充実させましょう!
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会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』
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会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』は、会員数8万名以上、日本最大級の転職サイトです。
(「即戦力採用ならビズリーチ」というTVCMでおなじみの人も多いかもしれないです。)
現在会員数80,000名以上が利用しており、11万件以上の求人が検索ができる求人検索機能に加えて、ヘッドハンターの検索やスカウト機能もあるサービスとなっています。
挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」
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「キャリトレ」は、1日5分、レコメンドされる求人に対して「興味がある」を選択することで、自分の本当の価値や新しい可能性を発見できる転職サイトです。
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そのため、使えば使うほど、AIがあなたの好みを学習してくれて、自分のキャリアの可能性を発見することができます。
リクナビNEXT
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機能面では、「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、非常に使いやすいです。
さらに、リクナビNEXTには、『グッドポイント診断』と呼ばれる評判のサービスがあり、これは、会員登録すると、無料で使えるサービスで、質問に答えていくと自己分析と自分の強みが知ることができます。