
困っていること、知りたいこと
スタートアップ・ベンチャー企業への転職を検討しているが、色々と心配や不安がある。
転職におすすめのスタートアップ・ベンチャー企業の特徴を知りたい
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

現在、リクルートや楽天、Yahoo、LINE、DeNA、サイバーエージェントなどいわゆるITメガベンチャーから、ユーザーベース、sansan、freee、マネーフォワードなどの新興のITメガベンチャーが新卒市場、転職市場問わず、人気が高くなってきています。
さらに、メガベンチャーだけではなく、いわゆるスタートアップやベンチャー企業への転職も数年前と比べると格段に転職をしたり、転職を検討する人も増えてきました。
そこで、今回はスタートアップやベンチャー企業へ転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・(前提知識)スタートアップやベンチャー企業の取り巻く環境について
・(前提知識)スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違いについて
・転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴について
・スタートアップやベンチャー企業への転職におけるリスクと、リスクを回避する方法
・スタートアップ・ベンチャーに転職するメリットとデメリット
などを、わかりやすく解説していきたいと思います。
- 1. スタートアップやベンチャー企業の取り巻く環境について
- 2. スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違いについて
- 3. 転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴
- 4. スタートアップやベンチャー企業への転職におけるリスクとは
- 5. スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するメリットとデメリット
- 6. まとめ
スタートアップやベンチャー企業の取り巻く環境について
まず、前提知識として、スタートアップやベンチャー企業の取り巻く環境について解説してみたいと思います。
参考:一般社団法人ベンチャーエンタープライズセンターの直近四半期投資動向調査(2019年第三四半期)
一般社団法人ベンチャーエンタープライズセンターの直近四半期投資動向調査によると、上記のように、年々、VC(ベンチャーキャピタル)および、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)のベンチャー投資額は増加をしており、2019年3Qは585.8億円にのぼり、過去最高額となっています。(年間ベースで見ると約2000億円が投資されていることになります)
投資件数としても、343件となっていますが、前年比では-58件となっており、これはベンチャー投資でも科学的アプローチが浸透したことで、見込みの低そうな案件への投資が減り、1件あたりの投資サイズが大きくなった影響があります。
業種別投資実行金額の構成比は、69.2%がIT系サービスが占めており、それに続いて、バイオ・製薬が8%、メディア、娯楽、小売、消費財が5.7%となっております。
IT系サービスの投資は今後も引き続き高い割合となっていくでしょう。
よって、簡単ではありますが、現状、約1400~1500億円程度の資金がIT系のスタートアップやベンチャーに流れていることがわかり、さらにその投資額はここ最近ではずっと右肩上がりになっている状態のため、ある程度活況していると考えても差し支えないと思います。
スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違いについて
転職前に知っておくべきスタートアップやベンチャー企業の前提知識として、スタートアップやベンチャー企業の規模の違いというものがあります。
ざっくりですが、スタートアップやベンチャー企業の規模は以下の種類に分類することができます。
こちらの4つのステージは、上場前のスタートアップやベンチャーの規模です。
・シードステージ
・アーリーステージ
・ミドルステージ
・レイターステージ
こちらはざっくりとした分け方ですが、厳密には投資を受けているステージで分ける場合も多いです。
それでは、それぞれのステージについて、詳しく解説していきます。
スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違い①:シードステージ
まず、シードステージですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業1~2年目
・投資のステージ(ラウンド):シードラウンド
・従業員数:2~5名前後
・出資額の規模:数百万~数千万規模
・プロダクトやサービスの段階:プロダクト(プロトタイプ)の開発中 or サービスを開始したばかり
・売上規模:ほぼ0円
スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違い②:アーリーステージ
次に、シードステージの次のステージである、アーリーステージですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業2~3年目
・投資のステージ(ラウンド):プレシリーズA、シリーズA
・従業員数:5~15名前後
・出資額の規模:数千万規模~数億規模
・プロダクトやサービスの段階:商品やサービスに顧客が付き始めている
・売上規模:売上は5000万円~1億円以下
スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違い③:ミドルステージ
次に、アーリーステージの次のステージである、ミドルステージですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業3~5年目
・投資のステージ(ラウンド):シリーズB
・従業員数:30~50名前後
・出資額の規模:数千万規模~数億規模
・プロダクトやサービスの段階:売上が軌道に乗って、積極的に人の採用やマーケティングなどへの投資を強めている状態
・売上規模:売上は5000万円~1億円以下
スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違い④:レイターステージ
次に、アーリーステージの次のステージである、ミドルステージですが、このような状態のスタートアップやベンチャー企業を指す場合が多いです。
・創業年数:創業5年目以降
・投資のステージ(ラウンド):シリーズB~D
・従業員数:50~100名前後
・出資額の規模:数億~数十億規模
・プロダクトやサービスの段階:上場に向けて、組織、財務・コンプライアンス・経営管理を強化する段階
・売上規模:売上は数億~数十億円
スタートアップやベンチャー企業の規模(ステージ)の違い:M&Aおよび上場ステージ(おまけ)
あまり本質的ではないですが、日本のスタートアップ、ベンチャー界隈では、一つのマイルストーンやゴールとして、M&Aや上場でEXIT(イグジット)できるかどうかを起業家は目指しています。
そのため、M&Aや上場でEXIT(イグジット)した会社は、先ほどの上記のステージとは別物と考えて良いでしょう。
特に上場している会社の中で明確な区分けはありませんが、会社の規模によって、会社の雰囲気や戦略などもまるで異なります。
特に、IT業界の場合、上場後の会社はメガベンチャーというジャンルが存在しますが、他に何か分け方があるかというと、そうではありませんが、上場企業でもベンチャーと呼ばれる会社は多く存在します。
メガベンチャーについて気になった方は、こちらの 転職前に知るべきITメガベンチャーへ転職・就職するメリットとデメリット一覧 記事をご覧になってみてください。
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴
それでは、上記の前提知識を踏まえて、転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業への特徴について紹介したいと思います。
危険なスタートアップやベンチャー起業は、主に先ほどのシードステージから、ミドルステージに存在しており、今回の記事はそれらの企業を想定して、書いております。
結論から申し上げると、転職おすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴については、以下の5つのものがあります。
①結果を出しているVC(ベンチャー・キャピタル)やエンジェル投資家が出資している
②PR記事で、事業の細かい数字が記載されている
③事業の紹介で、バズワードを多用していない
④事業経験・経営経験が豊富な経営陣が揃っている
⑤ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしている
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴①:結果を出しているVC(ベンチャー・キャピタル)やエンジェル投資家が出資している
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴の1つ目は、結果を出しているVC(ベンチャー・キャピタル)やエンジェル投資家が出資してるです。
前提として、ベンチャーキャピタル(VC)やエンジェル投資家は、当然、全知全能ではないので投資として成功する場合もあれば、失敗する場合もあります。
しかし、スタートアップやベンチャーの投資においては、過去に結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家には、成功する確率の高いスタートアップやベンチャーの方から投資の打診の話が多くやってくる確率が高いのが実情です。
みなさんが、仮に冒険系漫画の漫画家だったときに、業界最大手の集英社に応募して漫画を掲載してほしいと思うのと同じように、結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家には、いわゆる良いと思われる投資案件が集まってきます。
そのため、結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が入っていることは、一定のフィルタリングがかかっていると理解して頂いて良いでしょう。
さらに、結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が複数投資している案件は、業界内でも激アツ案件だと思われている確率が高いです。
結果を出しているベンチャーキャピタル(VC)やエンジェル投資家の探し方
それでは、具体的に結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家ってどうやって見極めれば良いのか?と疑問に思っている方向けに探し方を紹介したいと思います。
結果を出しているベンチャーキャピタルやエンジェル投資家は、以下の手順で探してみるのがオススメです。
①(VC編)一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会のメンバー会員から、各VCのHPに飛んで、HPの「PORTFOILO(ポートフォリオ)」のページでIPOやExit(企業売却)の成績を確認する。
IPOとは、株式上場を果たした企業のことで、EXITと表記されている企業は、どこかの企業へM&Aを果たした(買収された)という意味です。
EXIT(買収されること)はネガティブに捉える方もいるかもしれませんが、ベンチャー界隈では魅力のある会社と思われて買収されたという意味でポジティブに捉えることがほとんどです。
そのため、IPOやEXITした企業に多く投資しているベンチャーキャピタルは、結果を出していると言うことができます。
②(エンジェル投資家編)ANGELPORT から過去の投資している実績などを確認する。
実は、起業家は資金調達の際に単なる資金の提供だけではなく、会社経営や事業運営の知識を提供してくれそうな人を株主に入れて、事業の成功確率を上げようとします。
そういった意味合いだと、VCよりもエンジェル投資家にそういった知識提供の役割の意味合いを求める場合が多かったりします。
そのため、過去・現在も事業を一定の成功をさせて、上場やExitを経験をした起業家には多くのエンジェル投資の話が舞い込んでくる場合があります。
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴②:PR記事で、事業の細かい数字が記載されている
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴の2つ目は、PR記事で、事業の細かい数字が記載されているです。
今回、述べているPR記事とは、主に資金調達の際のPR記事を指しています。
業績が良いベンチャーの特徴として、資金調達の際のPR記事に事業の細かい数字が記載されている場合があります。
より具体的には、以下のような、ある程度、その会社の売上規模などが想像できるような数字の記載があったりします。
・売上が月次でN%伸びている。
・サービス開始以降、N社が導入済み。
・サービスが累計~回、ユーザーに使用されている。
ここから、事業の数字が評価されて資金調達ができている可能性を考えられますし、転職を考える上でもしっかりと事業の数字が出ているため、事業も比較的安定的に伸びていることも考えることができます。
そのため、PR記事で、事業の細かい数字がより細かく記載されている会社ほど事業が順調に伸びている可能性が高いと考えられるため、転職にはおすすめです。
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴③:事業の紹介で、バズワードを多用していない
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴の3つ目は、事業の紹介で、バズワードを多用していないです。
本記事の中での、バズワードとは、「AI」、「DX」、「VR/AR」、「IoT」、「SaaS」などのよくIT業界で使われる流行り言葉のようなものを指します。
バズワードを使うこと自体は何も悪くないのですが、事業やサービスの本質的価値とは異なるにも関わらず、こういったバズワード、特に「AI」や「DX」などの言葉を使う会社が多かったりします。
バズワードを使うと、事業がキャッチーに見せることができたり、あまりIT関係のことを知らない・理解できていない人に説明するときには便利だったりします。
例えば、以下のような説明をされたら、いかがでしょうか?
①会議の音声をAIが判定して、自動で文字起こしを行い、簡単に議事録を作成できるSaaSツール!(使えば使うほど、AIが賢くなります)
②会議の音声を自動で文字起こしを行い、簡単に議事録を作成できるSaaSツール!(使えば使うほど、ディープラーニングの精度は上がります)
おそらく、たいがいの方が①の方が意味が伝わりやすいのと、人によっては「ディープラーニングって何?」と思う方もいたでしょう。
このように、正しい正確な技術の名前などを使用するよりも、バズワードを使ったほうが説明しやすい場合が多いのは事実です。
しかし、中には事業の内容と技術の関係性の実態があまりないにも関わらず、バズワードを使うことによって、その事業を凄そうに見せようとする会社は一定数存在します。
そのため、事業の内容や事業価値とバズワードで表現されている技術が本当に親和性があるのかどうか、見極めることが非常に大事なので、事業紹介でバズワードが使われていたら、面接などで詳しくどういう技術が使われているのか、突っ込んで聞いてみることをおすすめします。
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴④:事業経験・経営経験が豊富な経営陣が揃っている
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴の4つ目は、事業経験・経営経験が豊富な経営陣が揃っているです。
ここで、書かせて頂いている事業経験豊富というのは、有名な会社に務めていた意味とは異なります。
もちろん、有名な企業に務めていた方は、厳しい採用要件を突破した人材のため、確率的には優秀な確率は高いです。
しかし、スタートアップやベンチャー企業では、いかに既に世の中では証明されている失敗を少なくして、最短距離で走れるかが重要です。
そのためには、既に起業を経験して会社経営に携わっていた人や、何度も新規事業や、既存の事業の責任者などを務めていた人がいると、既に世の中では証明されている失敗を回避できる確率は下がっていきます。
いわゆるシリアルアントレプレナー(連続起業家)と呼ばれる人たちが、ある程度同じように成功できる理由は、過去失敗したことを回避して、最短距離で走ることができているからです。
例えば、メルカリの経営陣だと以下のような経歴だったりします。
・山田 進太郎(代表取締役CEO):ウノウ設立(起業経験)し、Zynga(Facebookの中のゲームで最も有名なアメリカのゲーム会社)に売却経験。
・小泉 文明(取締役President(会長)):大和証券SMBCにてミクシィやDeNAなどのネット企業のIPOを担当や、ミクシィで取締役執行役員CFOとしてコーポレート部門全体を統轄。
・濱田 優貴(上級執行役員 CINO):株式会社サイブリッジの立ち上げ経験(受託開発の責任者を始めM&Aや新規事業の立ち上げなどに従事)
・John Lagerling(上級執行役員 兼 Mercari, Inc. CEO):GoogleでAndroidグローバルパートナーシップディレクター、Facebook社のバイスプレジデント(副社長)経験
・青柳 直樹(級執行役員 兼 株式会社メルペイ代表取締役社長 CEO):ドイツ証券投資銀行部門を経て、グリー株式会社に入社。取締役CFO、米国法人CEO、事業本部長を歴任
・田面木 宏尚(上級執行役員 メルカリジャパン CEO):GMOクラウド株式会社でCS業務、サーバーホスティング事業、および新規事業の立ち上げ等に従事、ピクシブ株式会社では取締役としてシステム開発、マーケティング、グロース等の事業統括に従事、株式会社アニメイトラボでは代表取締役社長CEOに就任。
メルカリは今でこそ、上場企業ですが、上場する数年前から経験豊富な経営陣や執行役員がたくさん揃っており、そういったメンバーがいたから成功するわけではないですが、既に世の中では証明されている失敗を回避できた確率は高かったのではないかと予想できます。
経歴を見て、全てを把握できるわけではないですが、CEOの経歴だけではなく、COO、CTO、取締役メンバーから執行役員まで、どんな人が幹部なのか把握して、参考にしてみることは重要です。
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴⑤:ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしている
転職におすすめのスタートアップやベンチャー企業の特徴の5つ目は、ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしているです。
逆に申し上げると、採用をきちんとやっていない会社は組織が大きくなる過程で、今までのツケを払うタイミングがやってくる可能性が高いです。
採用をきちんと行っているかの1つの指標に、「ミッション、ビジョン、バリュー」が存在しているかどうかではなく、それを元にきちんと採用が行われているのかどうかが非常に重要です。
wantedlyなどの採用PR媒体で、「ミッション、ビジョン、バリュー」について詳しく解説されていることは当たり前で、面接や面談での説明具合、経営陣や人事以外の現場メンバーへの浸透具合などで、「ミッション、ビジョン、バリュー」に沿って、どれだけ拘って採用が行われているのか把握することができるでしょう。
良い組織があっても、事業が必ずしも成功するとは限りませんが、継続的に事業を成長させるためには、良い組織の存在が必ず必須となります。
特に転職するとなると、優秀な人もたくさんいる、働いている社員同士も思いやりもあって、働きやすい環境のほうが前のめりに働けると思うので、ご自身のキャリアアップなどを考えたときに、すごく良いと思うので、ミッション、ビジョン、バリューに沿った選考をしていて、良い組織づくりをしている会社への転職をおすすめします。
スタートアップやベンチャー企業への転職におけるリスクとは
次に、先ほどご紹介した、転職に危険なスタートアップやベンチャー企業の特徴も踏まえて、スタートアップやベンチャーへ転職におけるリスクを紹介したいと思います。
スタートアップやベンチャーへ転職におけるリスクの概要は以下の通りですが、それぞれについて詳しく知りたい方、具体的にリスクを回避する方法を知りたい方は、こちらの▶ 転職前に知るべきベンチャーやスタートアップへの転職のリスク で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
■スタートアップやベンチャーへ転職におけるリスク
①会社が倒産したり、関わっている事業がM&Aで他の会社へ身売りされる
②転職前に聞いていた業務と全く異なる業務をやることになる
③収入が上がらない
④チームメンバーと合わない
スタートアップ・ベンチャーに転職・就職するメリットとデメリット
次に、先ほどご紹介した、転職に危険なスタートアップやベンチャー企業の特徴も踏まえて、転職前に知るべきスタートアップやベンチャーへ転職・就職するメリットとデメリット一覧を紹介したいと思います。
スタートアップやベンチャーへ転職・就職するメリットとデメリットの概要は以下の通りですが、それぞれについて詳しく知りたい方は、こちらの▶ 転職前に知るべきスタートアップやベンチャーへ転職・就職するメリットとデメリット一覧 で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
■スタートアップやベンチャーへ転職・就職するメリット
①仕組みやルールを作れるチャンスがある
②経営者の近くで働くことができる
③幅広い業務に携われることができる
■スタートアップやベンチャーへ転職・就職するデメリット
①実は成長する機会がない場合がある
②実は給与が全然上がらない場合がある
③実は会社とミスマッチする場合がある
まとめ
転職前に知るべきベンチャーやスタートアップへの転職のリスクについての情報をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
もし、少しでも迷っているようなら、完全無料なのでまずは登録して気軽に転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントは様々な会社がありますが、結論から申し上げると、下に紹介している6社がおすすめです。
ビジネス職と、エンジニア職にそれぞれにオススメな3社を紹介します。
ビジネス職向けエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】
※登録もエージェントとの面談も全て無料です。
エージェントの利用する時の流れ・手順
エージェントを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①会員登録(※登録は無料です)
基本的に下記の画像をタップして、エージェントの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(5分もかからずに終わります。)
②担当アドバイザーと面談(※面談は無料です)
登録が終了すると、面談がありますが、キャリアの棚卸しや今、どんな会社が人気なのかなどの情報収取もできます。
③案件紹介→案件決定(※案件紹介も無料です)
④実際に案件の面接等に参加
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