困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、IT×不動産ベンチャー(不動産テック)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
IT×不動産ベンチャー(不動産テック)への転職を考えているけど、もっと詳しいことを知りたい!
漠然とだが、異業種への転職を考えている!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
現在、IT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界はIT業界の中で盛り上がっている事業領域の1つと言われています。
そこで、今回はIT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・IT×不動産(不動産テック)業界の主な事業領域の紹介
・IT×不動産(不動産テック)業界の業界動向や注目されている理由の紹介
・転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの紹介
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
- 1. IT×不動産(不動産テック)業界とは?
- 2. IT×不動産(不動産テック)業界の業界傾向
- 3. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ
- 3.1. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ①:リノベる。
- 3.2. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ②:ツクルバ
- 3.3. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ③:MFS
- 3.4. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ④:ietty
- 3.5. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑤:マンションマーケット
- 3.6. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑥:スタイルポート
- 3.7. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑦:スペースマーケット(spacemarket)
- 3.8. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑧:akippa(アキッパ)
- 3.9. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑨:iYell(イエール)
- 3.10. 転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑩:estie(エスティー)
- 4. まとめ
IT×不動産(不動産テック)業界とは?
まず、IT不動産ベンチャー(不動産テック)業界とは何なのか解説したいと思います。
画像引用:一般社団法人不動産テック協会(https://retechjapan.org/retech-map/)
上記の図は、日本国内の主なIT不動産ベンチャー(不動産テック)業界をまとめた図(カオスマップ)となります。
IT不動産ベンチャー(不動産テック)業界では様々な分野がありますが、上記のカテゴリーの中でより技術的に盛り上がっている領域を紹介したいと思います。
※不動産に関係の薄い領域や他の領域で紹介されているような除外してます。
IT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界の注目分野①:ローン・保証
こちらは住宅など不動産取得に関するローン、保証サービスなどを提供、仲介、比較しているサービスです。
例えば、不動産投資などをしている投資家向けに最適な金利の住宅ローンの情報を提供したり、金利のシュミレーションができたり、不動産のローンを扱う金融機関とマッチングさせたりすることができます。
■代表的な企業とサービス
・アルヒ株式会社(代表サービス:ARUHI):国内最大手の住宅ローン専門金融機関
・株式会社MFS(代表サービス:MOGE CHECK)
・WhatzMoney株式会社(代表サービス:Home Re:loan)
IT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界の注目分野②:価格可視化・査定
こちらは、様々なデータ等を用いて、不動産価格、賃料の査定やその将来見通しなどを行うサービスです。
不動産業界は消費者側からすると、非常に透明性の低い業界と言われてきており、不動産価格を見積もり依頼をしても、業者によってバラバラになっていたりすることもよくあることでした。
しかし、こうようなデータやAIを駆使することによって、情報として信頼性の高い情報をユーザーは手に入れることができるようになりました。
ビジネスモデルは、査定から売却支援の手数料などによって儲けるシステムです。
■代表的な企業とサービス
・リーウェイズ株式会社(代表サービス:Gate):不動産価値分析AIクラウドサービス
・プロパティエージェント株式会社(代表サービス:ふじたろう):不動産相場情報検索サイト
・株式会社コラビット(代表サービス:Howma):AIが無料で瞬時に不動産を査定
IT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界の注目分野③:VR・AR
こちらは、VR・ARの機器を活用したサービスで、具体的には物件の内見や建築の設計の3D化などのサービスがあります。
内見に関しては、VRを活用することで、ユーザーは現地に行かなくても部屋の内見をすることができ、不動屋さんも内見の同行に行かなくて済むため、業務の効率化や人件費の削減などを行うことができるなどの双方にとってのメリットがあります。
■代表的な企業とサービス
・株式会社スタイルポート(代表サービス:ROOV):VRを活用した営業支援ソリューション
・ナーブ株式会社(代表サービス:おうちでVR内見)
・Symmetry Dimensions Inc.(代表サービス:View in VR):3DCADデータをVRに自動変換して実寸大の大きさで見て回ることができる。
IT×不動産(不動産テック)業界の業界傾向
現在、IT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界の市場規模は約6200億ほどの規模で、年次で約15~20%の成長率を誇っています。
それでは、何故IT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界が現在、伸びてきているのかを解説します。
主にIT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界が伸びてきている理由としては、以下の3つが大きな要因と考えられます。
①不動産業界はIT化が遅れているかつ、不動産業界の労働人口の減少で一人当たりの生産性を向上させることの重要性が高まっているため。
②消費者と業者間の情報の非対称性が高いなど、業界としての解決すべき課題が大きいため、ビジネスチャンスがあるため。
③不動産業界自体が、国内GDPの約7%で約40兆円という、かなり大きいマーケットのため参入余地があるため。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ
それでは、日本国内の主な有名IT×不動系ベンチャー・スタートアップ企業を紹介したいと思います。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ①:リノベる。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの1社目は、リノべるです。
リノべるは、2010年4月に、建築・建設業に携わる中で、建てては壊す「スクラップ&ビルド」を繰り返す日本の現状を目の当たりにした山下 智弘氏が、「自由な空間をもっと手に入れられるような世の 中をつくろう」と独立を決意して、設立された会社です。
実は、リノべるの前はデザイン事務所・不動産・家具職人・大工などを経て、大阪の南堀江 に株式会社esという会社を設立しており、デザイン事務所・家具工房・インテリアショップ・レス トラン・農場運営まで行い、野菜・家具から空間まですべて手作りで作り出す事業を行っていました。。
事業は、「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に」ということをミッションに、以下の3つの軸を中心に展開しています。
・「リノベる。」(住宅リノベーション事業):中古マンション購入とリノベーションのワンストップサービス
・「オープンプラットフォーム事業」:リノベーションに関するさまざまな企業・チーム・個人をサポートする
・「都市創造事業」:一棟リノベーション・コンバージョン、商業施設・オフィス設計など、都市の文脈を踏まえての建築設計・デザインサービス。
特にオープンプラットフォーム事業では、IoT・スマートハウス・コネクテッドホームといったキーワードで表現される「リビングテック」領域の研究開発を進めていいたり、AR(拡張現実)コンテンツの開発事業を展開するKAKUCHO株式会社と共に、ARを活用したリノベーション買取再販事業者向 けプラットフォームサービスの開発を推進するなど、最新のテクノロジーにも一定投資した事業展開も行なっています。
現在では、全国約350社の不動産、設計、施工のパートナーネットワークを構築し、2800組を超えるユーザーにオーダーメイドの住まいを提供しており、2019年11月には総額で約40億円の大型の資金調達もしており、今後の成長に期待の企業です。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ②:ツクルバ
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの2社目は、tsukuruba(ツクルバ)です。
tsukuruba(ツクルバ)は、2011年8月に不動産ディベロッパーのコスモスイニシア出身の村上 浩輝氏と中村 真広氏によって、設立されました。
tsukuruba(ツクルバ)の主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2011年8月:東京都渋谷区において、株式会社ツクルバを設立
・2011年11月:東京都渋谷区にコワーキングスペース「co-ba shibuya」を開業
・2015年6月:「cowcamo」正式版を公開、オンラインメディア「cowcamo MAGAZINE」を開始
・2017年7月:「cowcamo」にて事業者向けデータ提供サービスを開始
・2018年9月:スタートアップ特化の中規模オフィス提供サービス 1号店『HEYSHA松濤』オープン
・2019年7月:東京証券取引所マザーズに株式を上場
・2020年5月:自分好みの暮らしに合ったリノベーションが簡単にできる新サービス「SELEC」の提供開始
事業は、「「場の発明」を通じて欲しい未来をつくる。」ということをミッションに掲げて、以下の3つの軸を中心に展開しています。
・cowcamo(カウカモ):ITを活用したリノベーション住宅の流通プラットフォーム
・SHARED WORKPLACE(シェアードワークプレイス):「働く」空間に関わる全てのソリューションを提供
・CREATIVE TEAM(社内クリエイティブチーム):プログラマー、デザイナー、アーキテクトなど、実空間・情報空間のデザインを横断する実験と共創のコミュニティ
特にSHARED WORKPLACE(シェアードワークプレイス)では、「facility design」という企業の成長フェーズに合わせた物件探しやオフィスデザイン、移転コンサルティングのサービスや、「HEYSYA」という、オフィスの提供を通じてスタートアップの成長を支え、新たなチャレンジをサポートするサービスや、「co-ba」という会員制のシェアードワークプレイス事業を展開しています。
主力事業のcowcamo(カウカモ)は、独自の顧客・物件データベースを活用し、売却購入双方に向けた中古住宅流通プラットフォームとして展開されており、会員数約14万人、年間のGMVが約150億円に成長しており、全体の売上高も四半期で約10億円でYoYで約40%の非常に高い成長率を誇っており、今後の成長に期待の企業です。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ③:MFS
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの3社目は、MFSです。
MFSは、2009年7月にSBIモーゲージ(現アルヒ)でCFOを歴任した、中山田 明氏によって、設立された会社です。
2014年には、現在の主力事業であるオンライン住宅ローンサービスの「モゲチェック」を運営しています。
創業のきっかけとしては、中山田氏が、証券会社で住宅ローンの証券化を担当していた頃、アメリカでは、「ブローカレッジ」と呼ばれる金融機関とユーザーの間に入って取り持つ産業があり、金利が下がると一気に住宅ローンが借り換えられてしまうような状況で、一斉にユーザーに借り換えのアプローチをするような動きがあり、日本ではまだこうした動きはなかったため、借り換えもできるサービスを作ろうと思ったことだそうです。
事業は、「真にユーザーサイドに立った 新しいフィナンシャルサービスを作る」というミッションのもと、オンライン型の住宅ローンという事業領域を軸に以下の7つのサービス事業を中心に展開しています。
また、MOGE CHECK(モゲチェック)のビジネスモデルは、住宅ローンを組みたいユーザーと金融機関をマッチングさせ、その紹介手数料をもらうモデルとなっています。
マッチングは一度だけでなく、中長期的に金利が下がったタイミングなどでユーザーがローンの借り換えを行いたいタイミングで何回か発生しうるため、その都度ビジネスチャンスが発生するモデルのため、一度ユーザーを囲ってしまえば、離脱しにくいモデルのため、ユーザーのLTVも高まりやすい事業構造となっています。
・MOGE CHECK(モゲチェック):オンライン型の住宅ローンサービス。
・MOGE PASS(モゲパス):独自に開発した審査ロジックをもとに、あなたの借り入れ可能額を証明できる、借り入れ可能額証明書サービス。
・MOGE BIZ(モゲビズ):不動産会社向けに「住宅ローン相談」、「住宅ローン手続き代行」、「業務改善支援」、「集客支援」を行っているサービス。
・モゲチェック金利診断:今後35年間の住宅ローンの金利予測を行うことで、最適な金利タイプ(変動金利・固定金利)を判定することができる無料ウェブサービス。
・MOGE SCORE(モゲスコア):住宅ローンクレジットスコアサービス。
・モゲチェック不動産投資:不動産投資ローンの借り入れ、借り換えの申し込みから審査完了まで手続きできるサービス。
・不動産投資ローン借り換えサービス:最適な不動産投資ローン/ アパートローンに借り換えできるオンライン型のサービス。
・バウチャー(借入可能額証明書)発行サービス:物件を決める前に不動産投資ローンの借入可能額を把握できるサービス。
これまで、住宅の購入にあたって、ローンを組む際に、住宅購入者のユーザーは以下のような悩みを持っていました。
・いくらの予算で物件を選べば良いのかわからない。
・年利などのローンのことはよくわからない。
・物件を決めたは良いものの、ローンの審査が本当に通るのかがわからない。
しかし、上記のモゲチェックなどのサービスを使うことで、事前に審査に通るローンなどが把握できることによって、同時に物件も決めやすくなるようになります。
また、不動産投資の目的で住宅を買う人にとっても、「不動産投資ローン借り換えサービス」などで、常に自分にとって最適化つお得なローンの借り換えをすることができます。
MFSは、2018年3月に約3.3億円の調達をしており、今後の成長に大きな期待のかかる企業です。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ④:ietty
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの4社目は、ietty(イエッティ)です。
ietty(イエッティ)は、2012年に住友不動産出身の小川 泰平氏によって、設立されています。
会社は、小川氏が不動産業界を内側から見る中で、不動産業界の『当たり前』と、他の業界での『当たり前』の乖離を目の当たりにして、消費者第一の不動産業界を創ることを決意したことが創業のきっかけです。
事業は、「誠実を、テクノロジーで実現する」をミッションに、以下の3つの事業を中心に展開しています。
・ietty(イエッティ):自社開発のAI、チャットボットを活用した不動産仲介サービス。
・ietty biz(シェアードワークプレイス):AI不動産仲介iettyを仲介手数料70%OFFで利用することができる法人向け福利厚生サービス。
・法人向け不動産サービス:成長企業を中心としたオフィス移転や社宅代行サービス
iettyは約月間80万人のユーザーがおり、自社開発のAIがオススメの案件を紹介してくれるだけではなく、実際の営業マンがチャットを通じて丁寧に提案してくれたり、ユーザーの方の疑問や不安に対しても回答してくれるサービスです。
2017年3月に約2億円の資金調達をしており、今後の成長に期待の企業です。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑤:マンションマーケット
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの5社目は、マンションマーケットです。
マンションマーケットは、2014年5月に、元リクルートで不動産情報サイトの「SUUMO」にて、広告企画営業に従事されていた、吉田 紘祐氏によって設立された会社です。
「納得できる不動産取引の実現」をミッションに、「不動産情報の非対称性を解消し、合理的に判断できる環境をつくること」と「不動産取引のプロセスを最適化し、安心して取引できる仕組みをつくること」を目指して事業運営を行っています。
マンションマーケットは日本全国に存在するすべてのマンション情報を掲載し、最新の相場情報や、価格推移、過去の取引事例など、マンションの売買をする際に合理的に判断できる情報を提供しているサービスで、マンションを売却・購入したり、マンションを購入するにあたっての基礎知識や相場感なども調べることができます。
一般的に不動産売却時の仲介手数料は、法定限度額である物件価格の3%+6万円というレートが適用されることが多いです。
しかし、マンションマーケットではITを駆使して、営業コストの圧縮分を仲介手数料に還元する仕組みを用いることで、一取引あたり一律49.8万円という超低価格を実現して、競争優位性を作っています。
マンションマーケットは2018年3月に約3億円の資金調達をしており、今後の成長に期待の企業です。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑥:スタイルポート
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの6社目は、STYLE PORT(スタイルポート)です。
STYLE PORT(スタイルポート)は、2017年10月に矢作地所株式会社にて開発担当取締役を担当していた 間所 暁彦氏と、エムスリーの取締役やエムスリーキャリア株式会社代表取締役を歴任した中條 宰氏によって共同設立されました。
事業のROOVはVR技術を駆使した内見の営業ソリューションですが、ROOVは今までは別々のサービスになっていた集客、接客、解析、アフターフォローの各フェーズをワンストップで提供していることが大きな特徴となります。
さらに、お客さんのweb上の行動履歴などから、データを分析して、お客さんの来店時の接客品質向上、再来店の促進など成約への転換率を向上させることができます。
STYLE PORT(スタイルポート)は2018年11月に4.1億の資金調達をしており、今後の成長に期待の企業です。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑦:スペースマーケット(spacemarket)
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの7社目は、スペースマーケット(spacemarket)です。
スペースマーケット(spacemarket)は、2014年1月に重松 大輔氏によって設立された会社で、設立からわずか5年の2019年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場しています。
事業は「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」ということをビジョンに、スペースを借りたい「ゲスト」と、スペースを貸したい「ホスト」をマッチングする、シェアリングエコノミープラットフォームのスペースマーケットを運営しています。
スペースマーケット(spacemarket)のビジネスモデルは、ごく一般的なマッチングの手数料モデルとなっており、スペースを借りたい「ゲスト」と、スペースを貸したい「ホスト」をマッチングさせ、その手数料を売上としています。
事業は先ほどのマッチングモデル以外にも法人向けのソリューションとして、イベントプロデュースやプロモーション支援などでもマネタイズをしています。
スペースマーケット(spacemarket)の主要KPIと財務構造は上記の図のようになっています。
スペースマーケット(spacemarket)の詳しい業績については、
こちらの記事、▶ 転職おすすめ!シェアリングエコノミーベンチャーのスペースマーケットの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説 にまとめているので、ご覧になってみてください。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑧:akippa(アキッパ)
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの8社目は、akippa(アキッパ)です。
akippa(アキッパ)は、高校卒業後はJリーガーをめざし関西リーグなどでプレーしてた、金谷 元気氏によって、2009年2月に設立された会社で、当初は営業代行事業などを行なっていましたが、2014年4月に駐車場予約アプリ『あきっぱ!』のサービス開始しました。
事業は、「なくてはならぬをつくる」ことをミッションに、駐車場予約アプリ「akippa」を運営しています。
「akippa」は、駐車場のシェアリングサービスで契約されていない月極駐車場や個人宅の車庫・空き地・商業施設などの空きスペースに、ネット予約して駐車でき、誰でも簡単に駐車場をシェアすることができます。
事業の数値としては、2019年9月の時点で、駐車場拠点数は累計3万を超えて、会員数も150万人を突破し、月次の損益分岐点も突破してきているようです。
akippa(アキッパ)は2019年10月に約10億円の資金調達を実施しており、累積調達額は約35億円となり、SOMPOホールディングスおよび損害保険ジャパン⽇本興亜と提携し、「シェアリングは、安⼼の時代へ。」をテーマに共同で事業を推進していくことを発表しています。
調達した資金は、「損保ジャパン⽇本興亜の保有する保険代理店網を活用した駐車場開拓」と「駐車場での自動車リスクに特化した専用保険の共同開発」の2つが主な目的となっており、今後は、約5万店のリアルな保険代理店網と約1300万件の自動車保険データを有するSOMPOホールディングスとの協業を通じて事業を拡大しながら、2022年末までに累計会員数1000万⼈、累計駐⾞場拠点数20万拠点の実現を⽬指していくとのことで、今後の成長に期待ができる企業です。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑨:iYell(イエール)
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの9社目は、iYell(イエール)です。
iYell(イエール)は、2016年5月に元SBIホールディングス出身で、同社で最年少で執行役員に就任した窪田 光洋氏が設立した会社です。
以下のようなビジョンやミッションを掲げて、住宅ローンプラットフォーム事業を運営しています。
■長期ビジョン:「最高に気持ちよく暮らせる社会の実現」
■中期ビジョン:「家を買いたいすべての人に、最高の住宅ローンを」
■ミッション
①日本一住宅ローンに詳しいメディアを作る
②日本最大の住宅ローンテックベンチャー企業である
③日本一の住宅ローンプロフェッショナル集団である
事業は、以下の4つの顧客に向けて事業を運営しており、「iYell住宅ローンプラットフォーム」は2020年11月時点では、住宅事業者・不動産会社2500社、金融機関135社が参画するプラットフォームへと成長しています。
■不動産業者向け事業
・住宅ローンアプリ「いえーる ダンドリ」:住宅事業者様が抱える住宅ローン業務を効率化するアプリ
・iYell:マンションの窓口
・「いえーる 住宅研究所」:住宅業界の最新ニュースや人材教育に役立つ情報、経営者向けのコンテンツまで幅広く掲載
■金融機関向け事業
・BPO受託:テクノロジーで住宅ローン業務の効率化をサポート
■エンドユーザー向け事業
・住宅ローンの窓口:複数の住宅ローン商品を無料で比較・検討することができ、専門のコンサルタントと相談しながら最適な住宅ローンを選択することができます。
・住宅ローンの窓口 online:住宅ローンのプロたちが住宅ローン商品を徹底比較し、人それぞれのライフプランにマッチした住宅ローン商品をご提案する手段を取り揃えているメディア。
・リバースモーゲージの窓口:老後生活の不安やお金の悩みを解決することができるメディア
・いえーる コンシェル:物件からではなく、信用できる不動産会社から家を探すことができる、不動産会社の口コミサイト
・いえーる コンシェル 不動産投資版:不動産物件探しの信頼できるパートナーを紹介。
■経営者向け事業
・いえーる 組織コンサルティング:社員ファーストを掲げ、創業2年半従業員数100人・離職率0%を達成した世界最先端の経営手法であるiYell流バリュー経営コンサルティング事業
iYell(イエール)は2020年11月に約18.5億円の大型資金調達を実施しており、累積調達額は約41億円となり、調達した資金をもとに、非対面で住宅ローンの相談や手続きが可能なスマートフォンアプリ「いえーる ダンドリ」の提携先の拡大及び、金融機関の住宅ローン業務効率化DXの開発を推進していくことを発表しています。
調達した資金は、以下のような用途で使用していくとのことです。
・「いえーる ダンドリ」提携先拡大に向けた総額5億円相当還元キャンペーン(ニッポンの不動産営業マンの働き方を本気で変えるプロジェクト)等の施策
・Jaas(住宅ローンオペレーション as a service)による金融機関DXの推進
また、iYell(イエール)は、創業2年8ヶ月で離職率0%を維持したまま従業員100人を突破するなどの組織構築にも強みがあり、社員満足度が高いため、転職には非常におすすめです。
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップ⑩:estie(エスティー)
転職おすすめのIT×不動産(不動産テック)ベンチャー・スタートアップの10社目は、estie(エスティー)です。
estie(エスティー)は、三菱地所で海外市場の不動産投資を担当した平井 瑛氏よって、2018年12月に創業された会社です。
estie(エスティー)は、データとテクノロジーを武器に事業用不動産の世界をアップデートすることを目的に、以下の3つの事業を展開しています。
・日本最大級のオフィスビル情報プラットフォーム”estie pro”の企画・開発・運用
・2. 賃貸オフィスマッチングサービス”estie”の企画・開発・運用
・3. 不動産領域におけるAI・機械学習アルゴリズム、新規事業の開発
2020年7月にシリーズAとして、2.5億円の資金調達を実施しており、資金の用途として、プロダクト開発、人材への投資、マーケティングに振り向け、業界共通のデータプラットフォームになるべく更なる事業成長を目指す予定です。
さらに、2021年9月の「ICCサミット KYOTO 2021」のピッチ大会で優勝しており、今後の成長に期待です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
IT×不動産ベンチャー(不動産テック)業界はIT業界の中でも、今後成長が期待できる産業です。
そういった成長産業に携わりたい人、非IT業界から転職を考えている人にはオススメの事業領域のため、是非、この記事を参考に行動を起こしてみると良いかもしれません。
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エンジニア出身のキャリアコンサルタント最適な職場が提案してくれるので、転職後のミスマッチも起こりにくいのが特徴です。
転職求人サイトまとめ【エージェントとの面談が面倒な人向け】
転職活動は何となく考えているけど、実際にエージェントとの面談とかまでは、面倒くさいと考えてしまう人には、転職求人サイトの活用をおすすめします。
転職求人サイトの利用する時の流れ・手順
転職求人サイトを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①会員登録(※登録は無料です)
下記の画像をタップして、転職求人サイトの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(3分もかからずに終わります。)
②職務経歴書や経歴データなどを入力、アップロード(※事前に、職務経歴書があれば、5分で完了)
③スカウトメールの受信
スカウトメールは、職務経歴書をアップロードしたり、経歴データを入力しないと、企業側がスカウトメールを送信しません。
求人サイトは、必要情報や履歴書など登録して、自ら気になる企業へ応募することもできますが、企業から、あなたにスカウトがやって来るため、自分がどの会社から評価されるのかなども知ることができます。
全て無料で、たくさんのスカウトを受け取るために、職務経歴書のアップロードと、経歴データの入力は必ず充実させましょう!
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(「即戦力採用ならビズリーチ」というTVCMでおなじみの人も多いかもしれないです。)
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