困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、スペースマーケット(spacemarket)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
場所のシェアリングエコノミープラットフォーム運営するスペースマーケット(spacemarket)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
今回は、場所のシェアリングエコノミープラットフォーム運営する、シェアリングエコノミーベンチャーのスペースマーケット(spacemarket)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・シェアリングエコノミーベンチャーのスペースマーケット(spacemarket)の概要
・スペースマーケット(spacemarket)の2020年第1四半期の決算情報について(2020年5月)
・スペースマーケット(spacemarket)の2020年第2四半期の決算情報について(2020年8月)
・スペースマーケット(spacemarket)の2020年第3四半期の決算情報について(2020年11月)
・スペースマーケット(spacemarket)の2020年第4四半期の決算情報について(2021年2月)
・最近の決算情報から読み取れるスペースマーケット(spacemarket)の戦略についての考察
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、スペースマーケット(spacemarket)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
- 1. シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の概要
- 2. シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第1四半期の決算情報
- 3. シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第2四半期の決算情報
- 4. シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第3四半期の決算情報
- 5. シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第4四半期の決算情報
- 6. まとめ
シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の概要
スペースマーケット(spacemarket)は、2014年1月に重松 大輔氏によって設立された会社で、設立からわずか5年の2019年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場しています。
事業は「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」ということをビジョンに、スペースを借りたい「ゲスト」と、スペースを貸したい「ホスト」をマッチングする、シェアリングエコノミープラットフォームのスペースマーケットを運営しています。
スペースマーケット(spacemarket)のビジネスモデルは、ごく一般的なマッチングの手数料モデルとなっており、スペースを借りたい「ゲスト」と、スペースを貸したい「ホスト」をマッチングさせ、その手数料を売上としています。
事業は先ほどのマッチングモデル以外にも法人向けのソリューションとして、イベントプロデュースやプロモーション支援などでもマネタイズをしています。
スペースマーケット(spacemarket)の主要KPIと財務構造は上記の図のようになっています。
シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第1四半期の決算情報
それでは、スペースマーケット(spacemarket)の2020年第1四半期から見てみたいと思います。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第1四半期の全体業績
業績ですが、全社総取扱高は、7.3億円で売上高は約2.5億円で、YoYで50.6%と大きく成長しております。
また、営業利益は約0.6億円となっており、全社総取扱高は前年同期比で34.4%増加し、営業損益は大幅に改善しています。
スペースマーケット(spacemarket)の主要KPIですが、GMVは前年同期比では増加している一方で、前四半期比では減少しており、新型コロナウイルスの影響が加わり減少幅が大きくなる結果となっています。
法人向けのソリューションでは、売上高は5700万円となっており、内訳は、イベントプロデュースが約66.5%、プロモーション支援が21.1%、その他が12.5%となっています。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第1四半期の事業トピック
スペースマーケット(spacemarket)では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにスペースシェアができることを考え、「テレワーク応援スペース」を特集しています。
スペースマーケットの事業トピックの2つ目としては、「Amazon Pay」の導入があります。
こちらの施策によって、ゲストの利便性向上とともに、Amazonアカウントを所持するユーザーを中心とした新規ゲストの獲得も見込んでいます。
シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第2四半期の決算情報
それでは、第1四半期の決算を踏まえて、スペースマーケット(spacemarket)の2020年第2四半期の決算を見てみたいと思います。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第2四半期の全体業績
業績ですが、全社総取扱高は、9.8億円で売上高は約3.4億円で、YoYで-1.2%となっております。
また、営業利益は約5億円と黒字を維持しています。
東京都による外出自粛要請以降、プラットフォームの利用数が減少することによりGMVも大幅に減少しているものの、上記の通り、黒字となっています。
スペースマーケット(spacemarket)の主要KPiですが、新型コロナウイルスの影響を受け、主要KPIはいずれも大きく減少する結果となり、CMVが大幅に減少した要因としては、主に1スペースあたりの利用 回数が減少した結果があります。
法人向けのソリューションでは、売上高は5700万円となっており、内訳は、イベントプロデュースが約66.5%、プロモーション支援が21.1%、その他が12.5%となっています。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第2四半期の事業トピック
スペースマーケット(spacemarket)では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにスペースシェアができることを考え、多くの働く場所改革の取り組みを開始しています。
また、企業向けなどにはオンラインイベント開催支援や、飲食店向けには飲食店舗間借りマッチング支援なども行っています。
損害保険ジャパン株式会社と共同で、スペースシェアの利用で被った損害を被害者が請求できる、スペースシェア専用の保険を開発しています。
これは、シェアリングエコノミー業界初の取り組みで自分が被った損害を自分で請求できる専用保険商品となります。
今までは、被保険者(賠償責任主体=加害者)が 保険金請求を行う必要があるのに対して、これからは、被害者自身による保険金請求によって、 迅速な保険金支払いが可能になっています。
働くシーンに特化したスペースを貸し借りできるプラットフォーム「スペースマーケットWORK」をリリースしています。
こちらは、さまざまな利用ニーズに対応するスペースの提供、柔軟な契約形態の提供を通じて、多様な働き方の実現を支援しており、特に特徴的なのが原状回復が不要だったり、初期費用が不要だったりします。
スペースマーケット(spacemarket)では、新型コロナウイルスの影響も多大に受けていますが、首都圏での緊急事態宣言が解除された5月25日以降、プラットフォームのGMVは順調に回復しています。
4月・5月はパーティー・飲み会、 趣味・遊び等の用途を中心に スペースの利用が大きく減少したものの、6月以降はテレワーク、面接・試験、 映画上映等の新しい需要が増加しています。
シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第3四半期の決算情報
それでは、前回の第2四半期の決算を踏まえて、スペースマーケット(spacemarket)の2020年第3四半期の決算を見てみたいと思います。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第3四半期の全体業績
業績ですが、全社総取扱高は、5.0億円でQoQで102.0%と首都圏での緊急事態宣言が解除された5月25日以降、プラットフォームの需要は回復傾向となっています。
また、営業利益は約0.3億円と赤字となっていますが、プラットフォームの早期需要回復とさらなる成長にむけたマーケティング投資のためです。
スペースマーケット(spacemarket)の主要KPIですが、月間利用スペース数合計は、掲載スペース数の増加にともない増加し、過去最高となっています。
また、月間GMV/SPもパーティー・飲み会の利用回復、撮影・収録の利用増加により、増加しており、回復傾向となっています。
法人向けのソリューションでは、内訳は、イベントプロデュースが約69.1%、プロモーション支援が17.3%、その他が13.6%となっています。
法人向けソリューションでは、一堂に会することのできない時代ならではの課題を解決するオンラインイベントを数多くプロデュースしています。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第3四半期の事業トピック
スペースマーケット(spacemarket)では、従来の働き方から脱した新しい働き方を提案・推進している企業としての認知が高まり、イベント登壇の回数が増えています。
シェアリングエコノミーベンチャー:スペースマーケット(spacemarket)の2020年第4四半期の決算情報
それでは、前回の決算情報を踏まえて、スペースマーケット(spacemarket)の2020年第4四半期の決算情報を見てみたいと思います。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第4四半期の全体業績
業績ですが、全社総取扱高は、通期で23億円で、新型コロナウイルス感染症の影響により、YoY-11%のマイナス成長となっています。
また、営業利益は約1.2億円と赤字となっていますが、第4四半期のマーケティング投資の影響のためです。
スペースマーケット(spacemarket)の主要KPIですが、既掲載スペースの継続的な利用獲得と新規掲載スペースの初利用の獲得が進んだ結果、月間利用スペース数合計は過去最高となっています。
また、月間GMV/SPも、プラットフォームの需要回復と季節性による女子会・ママ会の増加等により前四半期比で大きく増加しています。
法人向けのソリューションでは、内訳は、イベントプロデュースが約76.8%、プロモーション支援が9.6%、その他が13.6%となっています。
スペースマーケット(spacemarket)の2020年第4四半期の事業トピック
スペースマーケット(spacemarket)の事業トピックの1つ目としては、少人数利用の成長があります。
新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けていますが、写真撮影やYouTube収録、オンライン会議やテレワーク、プライベート空間での 映画上映などの少人数利用のGMVは増加しています。
スペースマーケット(spacemarket)の事業トピックの2つ目としては、地方エリアの成長があります。
第2四半期を中心に新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、スペースシェアの認知が拡大し、東京以外のエリアではGMVは前年比で 増加傾向になっています。
スペースマーケット(spacemarket)の事業トピックの3つ目としては、第4四半期のマーケティング活動があります。
第4四半期では、早期需要回復とさらなる成長にむけてマーケティング投資を強化しており、TVCM等をはじめ様々なマーケティング・チャネルでの投資を行なっていました。
しかし、11月下旬から の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況や、各施策の投資対効果をモニタリングしながら投資額は当初計画からは一部抑制したそうです。
スペースマーケット(spacemarket)の事業トピックの4つ目としては、スペースマーケットリワードがあります。
これは、スペースマーケットをさらに日常的に、繰り返し使うほど、お得になるロイヤリティプログラムとなっています。
スペース利用により獲得したポイントに応じて5段階のランクを付与され、ランクに応じて、スペース利用時に獲得できるポイントの還元率が最大10%になります。
さらに、ポイント還元以外にもさまざまな特典を用意する予定となっています。
まとめ
シェアリングエコノミーベンチャー企業のスペースマーケット(spacemarket)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
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ビジネス職と、エンジニア職にそれぞれにオススメな3社を紹介します
ビジネス職向けエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】
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