成長期待のSaaSベンチャーの特徴と転職におすすめのSaaSベンチャー
悩んでいる人
悩んでいる人
SaaS業界への転職を考えていて、転職におすすめのSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)について色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

・転職におすすめのSaaS企業の特徴について知りたい

・SaaS企業(業界)への転職を考えているけど、転職におすすめのSaaSのベンチャー・スタートアップについて知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身もSaaS企業でCOOを務めた経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

現在、SaaS業界はIT業界の中で最も盛り上がっている事業領域と言われています。

そこで、今回SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)へ転職を考えているあなたに、

・SaaSとは何なのか?

・SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由

・転職におすすめのSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴

・転職におすすめのSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の紹介

などを、わかりやすく解説していきたいと思います。

目次

SaaSとは何なのか?

SaaSとは

SaaSとは “Software as a Service” の略で、サービスとしてのソフトウェアという意味で、従来パッ ケージソフトとして提供されていた機能が、クラウドサービスとして提供される形態のことです。

さらに、利用量や利用期間に応じて利用金額が発生する継続課金モデルという特徴もあります。

「SaaSとは何なのか」を詳しく知りたい人はこちらの記事に詳細に解説していますので、

SaaS業界に転職検討の人必読!転職前に学べるSaaS業界について  是非ご覧になっていただくと、この先の内容も理解が進みます。

SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由

それでは、SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由ですが、結論から申し上げると、以下の3つがあります。

①市場が安定して伸びている、今後も伸びるため、給与も伸びやすい

②様々な経験を積める可能性がある

③経営感覚・視点が身につく

SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由①:市場が安定して伸びている、今後も伸びるため、給与も伸びやすい

SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由の1つ目は、市場が安定して伸びている、今後も伸びるため、給与も伸びやすいです。

日本のSaaS市場規模推移|2021年版

出典:SaaS業界レポート2021富士キメラ総研 「ソフトウェアビジネス新市場 2021年版」

スマートキャンプ株式会社社が公開している、SaaS業界の市場規模やビジネスモデル、最新トレンドをまとめた『SaaS業界レポート2021』によると、国内SaaS市場は、年平均成長率約13%の成長を維持しており、2025年には約1兆4,607億円と、 2020年度と比べて、約2倍へ成長する見通しとなっています。

また、SaaS比率は63%まで上昇する見込みとなっています。

※パッケージとは、クラウドではなく、その会社、独自のサーバーの上に作られて、かつサブスクリプションではなく売切型で販売されているサービスです。(任天堂専用かつ家庭用ゲーム機専用のカセットみたいなものです。)

日本の1社あたり平均SaaS利用数推移

さらに、日本の1社あたり平均SaaS利用数推移を見ると、SaaS市場の拡大に伴い、1社あたりの利用SaaS数は拡大を続けています。

日本国内での
 増加速度はすさまじく、2018年から2021年の年平均成長率は130%に及んでいます。

このように、国内SaaS市場はかつてのパッケージ市場を食いながらも、ソフトウェア市場も大きくしながら成長しており、国内のITサービスの中でもこれだけ市場が大きく、安定的に伸びている市場はあまりあまりません。

さらに、伸びている市場というものは、給与・年収もこれから伸びていく可能性が非常に高いです。

スタートアップと上場企業の平均給与比較

まず、前提として、近年、スタートアップやベンチャー企業への資金の流入が増えたことと、優秀な人材に対する採用競争が激しくなったことなどで、給与を高く設定するスタートアップ・ベンチャーも増加しており、日本経済新聞社がまとめた2021年の「NEXTユニコーン調査」では、2020年度の平均年収は上場企業の平均に匹敵し、21年度は630万円と5%(29万円)増える見通しとなっています。

このようにスタートアップやベンチャー企業は、SaaS企業だけでなく、業界として大きく伸びています。

SaaS企業:上場時と比較した 平均年収伸び率比較

※該当企業の有価証券報告書の数値から引用しています。

さらに具体的に見てみると、上位の表は、国内のSaaS企業で上場してから複数年度が経過している企業の、上場時から現在の平均年収の推移と、上場時と比較した平均年収の伸び率です。

カオナビやチャットワークなど、上場時と比較して2年目で下がっている企業は、業績が悪いからではなく、上場によって新入社員の人数が増えていることによって、母数が増えたために下がってしまう現象です。

しかし、3~4年の単位で考えると、他の企業を見てもわかるように、全体としても10~15%くらいの伸び率があることがわかります。

会社の中である程度の結果を出すことは前提ではありますが、このように、SaaS企業では、10年単位レベルでは平均給与は伸びていく可能性が高いでしょう。

SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由②:様々な経験を積める可能性がある

SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由の2つ目は、様々な経験を積める可能性があるです。

SaaSビジネスのビジネスモデル(販売戦略)

上記の図は、SaaS企業で多く取り入れられている、「THE MODEL」という組織体制です。

THE MODELとは、分業と連携により最適化された営業・マーケティングの仕組みのことです。

このように、SaaS企業では、各役割を持ったチームが分業化されています。(サッカーやバスケのようなスポーツのようにポジションがあるイメージです。)

そして、多くの企業では社内移動として、最初はインサイドセールスから経験を積んでもらって、早ければ1~2年単位で別のチームに移動させるような人事が行われたりもします。

本人の意志を汲んで、スキルアップのために異動させることもありますが、経営視点で社員に様々な経験をしてもらうことで、全体最適な視点を持ってもらうことも重要です。

理由としては、このように別の役割を持った組織が連携を行うことが重要ですが、それぞれのチームが自分たちに都合の良い視点だけで事業を進めようとすると、事業としては時には混乱が起きてしまう場合があります。

例えば、「THE MODEL」の図を参考にこのような会社があったとします。

■例

・前提:マーケティングチームの大事なKPI:見込み顧客の獲得や顧客情報獲得率

・前提:インサイドセールスチームの大事なKPI:商談の数や商談化率

このような状態で、仮にマーケティングチームが見込み顧客の数を最大化するために、勝手にマーケティング予算を3倍にして、見込み顧客を増やしたとします。

そうしたところ、見込み顧客自体は増えたものの、商品に関心の薄い見込み顧客が増え、インサイドセールスチームの大事なKPIである、商談化率が下がってしまいました。

さらに、急に見込み顧客が増えてしまったことから、インサイドセールスチームでは全ての案件に対して、これまでやっていた丁寧な対応ができず、取りこぼしも起きてしまいました。

これは、あくまで一例ですが、実際に各チームがうまく連携ができていない場合は、このようなことが発生してしまうリスクが存在します。

そのため、各チームに人を異動させ、全体最適の視点をもらって、うまく連携ができるような工夫の1つとして、社内移動が行われることがあります。

SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由③:経営感覚・視点が身につく

SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職がおすすめな理由の3つ目は、経営感覚・視点が身につくです

先ほども紹介したように、SaaS企業では、「THE MODEL」が多く取り入れられており、その中で社内移動が行われます。

そのため、各チームを経験して、連携を前提とした業務を学ぶことで、経営感覚・視点を身につけることができます。

他の業態だと、このように全体最適を意識することや、かつ他のチームへの早いサイクルでの社内移動ができる経験、あまりないでしょう。

そのため、早い段階で経営視点を持って仕事ができるような環境という意味では、SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)への転職はおすすめです。

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴

皆さんがせっかく転職されるのであれば、成長中の企業や、中長期的に成長が見込まれる企業に入社して、自分のキャリアアップや年収あアップに繋げたいと思いますよね?

そこで、転職におすすめのSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)について具体的な企業を紹介する前に、どのような企業であればきちんと成長しているのか、中長期的に成長する見込みがあるかなどの特徴を紹介したいと思います。

転職におすすめのSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴は以下の5つのポイントで判断することができます。

①T2D3の成長スピードを達成。

②製品(プロダクト)の解約率が低い。

③新入社員のオンボーディング体制が整えられている。

④顧客単価が増加している。

⑤大手企業(Enterprise企業)の導入も進んでいる。

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴①:T2D3の成長スピードを達成

SaaS:T2D3(Triple-Triple-Double-Double-Double)の成長

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴の1つ目は、T2D3の成長スピードを達成しているです。

まず、ほとんどの人がT2D3という言葉を初めて聞いたと思いますが、T2D3とは、ARR1億円をスタートとして、以下のように事業の売上が毎年伸びていくことを指す用語です。

1年後にTriple(2倍成長)

2年後にTriple(2倍成長)

3年後にDouble(3倍成長)

4年後にDouble(3倍成長)

4年後にDouble(3倍成長)

つまり、5 年で 72 倍の売上を達成するスピード感になります。

SaaS企業では、このT2D3を達成できているとかなり優良な企業と判断されることが多く、アメリカの超優良SaaS企業もほとんどの会社が達成している指標になります。

そのため、売上の絶対額が高いに越したことはありませんが、この売上の成長率に注目してみることも重要です。

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴②:製品(プロダクト)の解約率(churn rate)が低い

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴の2つ目は、製品(プロダクト)の解約率(churn rate)が低いです。

SaaS業界では一般的に解約率(チャーンレート)が3%以下になっていると、プロダクトとして一定お客さんから評価されていると見なされます。

SaaS解約率別の事業成長の推移
SaaS解約率別の事業成長の推移

 

上記の図を見ていただければわかりますが、解約率が3%と10%を比較しても、30ヶ月後には売上は約2倍の差がついていることがわかります。

そのため、この解約率というのはSaaS企業ではとても大切なKPIのため、是非、企業の製品HPや決算書などでは解約率について必ず確認することをおすすめします。

製品HPや決算書に記載がない場合は、面接や面談の際に確認すると良いでしょう。

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴③:新入社員のオンボーディング(教育)体制が整えられている

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴の3つ目は、新入社員のオンボーディング体制が整えられているです。

大前提として、SaaS事業はリード(見込み顧客)の獲得(マーケティング)から営業での受注、カスタマーサクセスまで、事業の各フェーズ毎で、KPIが分解されており、科学的かつ分析的にに事業を進めることができるという特徴があります。

実際に、SaaS企業の営業職ではセールスイネーブルメントという言葉があり、その意味は「営業研修や営業ツールの開発・導入、営業プロセスの管理・分析といったあらゆる改善施策をトータルに設計し、目標の達成状況および各施策の成果への貢献度などを数値化すること」を指します。

仮に、1人を採用した場合、その人がどれくらいの売上を出すと、事業として投資対効果が得られるかなどが計算することが可能だったりします。

つまり、新入社員が出来るだけ早く業務上一人前の状態になり、成果を出せば早期に採用費含めた投資コストが早く回収できることになるのです。

逆に新入社員のオンボーディング体制(教育)が整えられていないということは、科学的かつ分析的にに事業を進める企業文化、能力がない可能性があります。

SaaSにおいては科学的かつ分析的にに事業を進めるは非常に重要視されているため、それを実行できる文化や能力があるかどうかは、注目した方が良いでしょう。

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴④:顧客単価が増加している

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴の4つ目は、顧客単価が増加しているです。

SaaSでは基本的に機能追加が順次行われていくため、単純計算ですが、年月が経てばたつほど、製品(プロダクト)の価値が高まっていくため、一定のタイミングで基本料金の値上げを行なったり、オプションの機能をクロスセルしていくことが一般的です。

特に基本料金の値上げは解約率の数字と一定の関係性があり、値上げの価格設定、タイミング、顧客とのコミュニケーションなどを失敗すると、顧客の解約に繋がったりすることがあります。

皆さんも、普段見ているNetflixやAmazonプライムが急に3倍の値段になったら、びっくりしますよね?

そのため、顧客単価が増加しているということは、顧客のニーズを満たせている製品(プロダクト)を継続的に提供できていることを意味するため、決算書などで確認すると良いでしょう。

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴⑤:大手企業(Enterprise企業)の導入も進んでいる

転職におすすめの成長期待のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)の特徴の5つ目は、大手企業(Enterprise企業)の導入も進んでいるです。

一般的に、B2Bにおいては大手企業(Enterprise企業)への営業は、営業の期間が長く、社内の決済フローが複雑で、競合とのコンペなどの理由で製品(プロダクト)の導入が難しかったりします。

コンペとなる場合も多いため、その企業の製品(プロダクト)の力だけでなく、営業の力など、総合的な力が如実に結果として表れてしまいます。

そのため、是非、企業の製品HPや決算書などで大手企業(Enterprise企業)のお客さんの導入が増えているのかどうかについて確認してみることも重要です。

成長が期待できる転職におすすめのSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)

それでは、今後、成長が期待できる転職におすすめの国内のSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)をステージ別に厳選して、ご紹介したいと思います。

転職におすすめのSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ):上場企業編

まず、SaaS企業の中でも既に上場を果たしているSaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)をご紹介したいと思います。

転職におすすめの上場SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)(上場企業編)①:freee

転職におすすめの上場SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)(上場企業編)の1社目は、2019年12月にIPO(上場)を果たしたfreeeです。

freee(フリー)は2012年に元Googleの佐々木大輔氏が設立した会社で、2019年12月に設立からわずか7年で上場を果たしたSaaS事業を営む会社です。

freee事業領域

freee(フリー)は現在、統合型クラウド会計事業、統合型クラウド人事労務事業を中心に複数の事業を展開しています。

会計・人事労務freeeのTAM

freee(フリー)のメインの事業領域である統合型ERP市場ですが、約1.1兆円の市場規模(TAM)があると推定されています。

さらに、クラウド型の会計ソフトの普及率は日本ではまだ14.5%しかなく、普及率が高いオーストラリアやニュー時ランドなどでは60%を超えており、まだまだ開拓の余地が非常に残っている市場となるため、今後の成長の余地が十二分に期待することができます。

freeeは上場の際にSaaS業界初のグローバルIPOとなり、株式募集と売り出しのうち、約7割が海外投資家に販売され、日本のベンチャー企業としては異例の水準でした。

freee(フリー)の業績・決算については、

こちらの記事  ▶ 転職おすすめ!新興メガベンチャーのfreeeの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説 で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)②:マネーフォワード(Money forward)

転職におすすめの上場SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)(上場企業編)の2社目は、freeeのライバルとしてよく比較されるマネーフォワード(Money Forward)です。

マネーフォワードは2012年に辻 庸介氏によって設立され、2017年9月に創業からわずか約5年で東京証券取引所マザーズ市場を果たした成長著しいSaaS事業の会社です。

事業はfreeeと会計ソフトなど被っている領域が多いですが、自動家計簿アプリ「Money Forward ME」などのC向けサービスも展開しているのも特徴です。

マネーフォワードは創業時はお金の見える化サービス『マネーフォワード ME』をリリース、その1年後には『マネーフォワード クラウド会計・確定申告』リリースし、現在ではクラウド会計事業を中心した企業向けサービス事業と、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」などの中心とした個人向けサービスの2つの大きな事業群の両軸で複数の事業・サービスを展開しています。

マネーフォワードの業績・決算については、

こちらの記事▶  転職おすすめ!新興メガベンチャーのマネーフォワードの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)③:sansan

転職におすすめの上場SaaS企業(ベンチャー・スタートアップ)(上場企業編)の3社目は、法人向けの名刺管理サービスを展開するsansanです。

sansanは2008年に寺田親弘氏によって設立され、2019年6月に創業から約10年で東京証券取引所マザーズ市場を果たした成長著しいSaaS事業の会社です。

sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」ことをミッションとして、2008年から約10年間かけて業界のイノベーターとして、「名刺管理市場」を作ってきました。

事業は、法人の名刺管理アプリの「sansan」と個人の名刺管理アプリの「Eight」の両軸で事業を展開しており、そのシェアはなんと約82%という圧倒的なシェア率を誇っており、6500社以上の有名企業に導入されている事業です。

法人向けだけではなく、個人向けの名刺管理サービス「Eight」というサービスも展開しています。

sansanの業績・決算については、

こちらの記事▶ 転職おすすめ!新興メガベンチャーのsansanの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

で詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)④:UZABASE(ユーザーベース)

転職におすすめの上場SaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)の4社目は、経済情報プラットフォームのSPEEDAや、経済ニュースメディアのNewsPicksを運営する、ユーザーベース(UZABASE)です。

ユーザーベース(UZABASE)は、2008年4月に現CEOでコーポレートディレクション、UBS出身の梅田 優祐氏、アビームコンサルティング出身で現COOの稲垣 裕介氏、UBS証券出身で現在は経営顧問をしている、新野良介氏の3名の共同創業で始まった会社です。

2009年5月に経済情報サービス「SPEEDA」をリリースしており、2013年3月に「NewsPicks」をリリースしております。

そして、2016年10月に東京証券取引所マザーズへの株式上場を果たしています。

「経済情報で、世界を変える」ということをミッションに、現在は以下の7つ事業を中心に事業展開を行っています。

・SPEEDA:経済情報プラットフォーム。金融機関、事業会社向けに世界中の企業財務データ、業界レポート、市場データ、M&A情報など、企業戦略の分析や策定に必要な情報を提供。

・NEWSPOCKS:日本市場向けの経済ニュースメディア。国内外100メディアのニュースの他、NewsPicks編集部のオリジナル記事・動画コンテンツを配信し、業界人や専門家のコメントと併せて閲覧可能

・QUARTZ:世界市場向けの経済ニュースメディア。世界の若手ビジネスリーダー向けにグローバルな経済ニュースを配信。毎朝世界の出来事をEmailで配信するDaily Briefと特定のトピックを深堀りするField Guideを展開

・FORCAS:B2Bマーケティングプラットフォーム。ユーザベースグループの企業データベースと顧客の内部データを統合し、データ分析に基づいて成約確度の高い企業を特定。ABM(アカウント・ベースドマーケティング)の実践を支援

・INITIAL:スタートアップ情報プラットフォーム。 スタートアップの事業概要、資金調達、投資家、提携先、オリジナル記事などをワンストップで提供

・UB VENTURES:ベンチャーキャピタル事業。シードからアーリーステージのSaaSとメディア関連のスタートアップに特化して投資

・Alpha Drive:コンサルティング事業。法人向けに新規事業開発・次世代⼈材育成・組織活性化の推進及びユーザベースグループのSaaSサービスの導入を支援

UZABASE(ユーザーベース)の業績・決算については、

こちらの記事▶  転職おすすめ!新興メガベンチャーのユーザベースの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

で詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)⑤:弁護士ドットコム

転職におすすめの上場SaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)の5社目は、日本最大級の法律相談ポータルサイトの「弁護士ドットコム」や、電子契約サービス「クラウドサイン」を運営する弁護士ドットコムです。

弁護士ドットコムは2005年に元榮 太一郎氏によって設立され、2014年12月に約9年で東京証券取引所マザーズ市場を果たした成長著しい会社です。

創業のきっかけとしては、学生時代に交通事故を起こした際に高額な相談料を取られるのではないかと不安に感じた経験から、「法律をもっと身近に感じることができるサービス」を作ろうと着想したことであるとインタビューで語られています。

設立当初は8期連続で赤字でしたが、弁護士のインターネット広告が解禁されると、弁護士ドットコムの法律相談に集まる顧客を獲得する目的で弁護士によるサイトの需要が急増し、登録弁護士向け有料サービスを開始したことで、黒字化しています。

現在では、「専門家をもっと身近に」というミッションのもと、以下の4つの事業群を中心に8つの事業展開を行っています。

■弁護士ドットコム周辺領域

・弁護士ドットコム:登録弁護士数17,000人の、月間サイト訪問者数1,500万人の日本最大級の法律相談ポータルサイト

・弁護士ドットコム ニュース:月間サイト訪問者数793万人、月間ニュース本数130本の 法律ニュースメディア

・弁護士ドットコム LIFE:離婚・男女問題、相続、借金、労働など、身近な生活トラブルへの対処方法を、弁護士がわかりやすく解説しているメディア

・弁護士ドットコム CAREER:弁護士・パラリーガル・法務人材を対象に、弁護士・法務に特化したキャリアコンサルティング・転職支援サービス

■税理士ドットコム周辺領域

・税理士ドットコム:無料で税理士相談・検索ができる日本最大級の税務相談ポータルサイト

・税理士ドットコム Pro:税理士向け業務支援・集客支援サービス

■その他領域

・CLOUD SIGN(クラウドサイン):契約締結から管理まで可能なクラウド型の電子契約サービス

・BUSINESS LAWYERS:企業法務の第一線で活躍する弁護士が、最新の法改正や実務についてわかりやすく解説する企業法務のポータルサイト

特に弁護士ドットコムの代表的SaaSサービスである、CLOUD SIGN(クラウドサイン)は、電子契約サービス市場累計登録社数No.1となっています。

弁護士ドットコムの業績・決算については、

こちらの記事▶  転職おすすめ!新興メガベンチャーの弁護士ドットコムの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

で詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)⑥:カオナビ

転職におすすめの上場SaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)の6社目は、クラウド人材管理ツール「カオナビ」を運営するカオナビです。

カオナビは2008年にアクセンチュアやアイスタイル出身の柳橋 仁機氏によって、設立されました。

当初は、人事業務コンサルタントとして、クライアントの人事制度の策定/ 業務フローの整備、人事システムの導入などを支援しておりましたが、2012年より「カオナビ」事業を開始しました。

そして、2019年3月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場しています。

現在では、「カオナビ」のみ事業展開を行っていますが、「人材データプラットフォーム構想」を謳っており、あらゆる人材マネジメントの課題を解決し、企業の働き方改革を実現するHRテクノロジーとして、業種・業態を問わず約1,800社の経営者や現場のマネジメント層に使用されています。

そして、「カオナビ」は以下の機能や特徴を持っているサービスです。

・人材データベース機能:キャリア・実績、特技やスキルなど、あらゆる社員情報を登録可能。

・評価ワークフロー機能:MBOやOKR、360度評価などあらゆる評価制度を柔軟に運用できる評価ワークフロー

・社員アンケート機能:異動希望や新事業のアイディアなど、社員の声を集約できる機能

・適性検査機能:適性検査をカオナビで受験することができ、社員の性格データをマネジメントに活用

カオナビの業績・決算については、

こちらの記事▶  転職おすすめ!SaaSベンチャーのカオナビの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

で詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)⑦:TeamSpirit(チームスピリット)

転職におすすめの上場SaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)の7社目は、働き方プラットフォームの「Team Spirit」を運営するTeamSpirit(チームスピリット)です。

TeamSpirit(チームスピリット)は1996年に荻島 浩司氏によって設立され、2012年4月に「TeamSpirit」のサービス提供を開始するまでは、株式会社東芝および東芝ソリューション株式会社において金融機関向けパッケージ開発や、オペレーショナル・リスクコンサルティングなどの受託を行っています。

2018年8月には、東京証券取引所マザーズ市場に上場しています。

現在では、勤怠管理や工数管理など、従業員が日々利用する機能を融合し、従業員が意識しなくても働き方のデータを収集でき、一人ひとりの働き方をリアルタイムに可視化できるクラウドサービス、「Team Spirit」を中心に事業展開をしています。

TeamSpirit(チームスピリット)の事業領域としては、就業管理・経費精算などの領域にまたがるサービスを展開しており、その国内市場は約2100億円と考えられおります。

TeamSpirit(チームスピリット)の詳しい業績については、

こちらの記事、▶  転職おすすめ!SaaSベンチャーのチームスピリットの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

にまとめているので、ご覧になってみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)⑧:Chatwork(チャットワーク)

転職におすすめの上場SaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)の8社目は、業務の効率化と会社の成長を目的としたメール・電話・会議に代わるビジネスコミュニケーションツール「Chatwork」を運営するChatwork(チャットワーク)です。

Chatwork(チャットワーク)は、2000年に山本 正喜氏と大学在学中に兄とともに設立して、2019年9月に東京証券取引所マザーズ市場に上場を果たした成長著しい会社で、これまでに277,000社(2020年7月末日時点)に導入してもらっています。

現在では、「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションのもと、以下の4つの事業展開を行っています。

■Chatworkと周辺領域

・Chatwork:業務の効率化と会社の成長を目的としたメール・電話・会議に代わるビジネスコミュニケーションツール

・Chatwork アシスタント:チャットで手軽にバックオフィス業務全般を依頼することができる本業に集中したい人のための、高品質なオンラインアシスタントサービス

・Chatwork 助成金診断:助成金の選定から受給までをチャットで完結できる、助成金申請サポートサービス

・Chatwork 電話代行:教育された専門のオペレーターがあなたに代わって電話を受け、チャットで報告してくれる電話代行サービス

・Chatwork 早期入金:取引先に対して保有する売掛金を譲渡いただくことで、早期に資金化するファクタリングサービス

Chatwork(チャットワーク)の詳しい業績については、

こちらの記事、▶ 転職おすすめ!SaaSベンチャーのChatworkの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説 

にまとめているので、ご覧になってみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑨:yappli(ヤプリ)

転職におすすめの上場SaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)の9社目は、yappli(ヤプリ)です。

yappli(ヤプリ)は、2013年2月に、ヤフー株式会社やシティバンクのマーケティングマネージャーを歴任した庵原 保文氏、同じくヤフー株式会社出身の佐野 将史氏、ライブドア株式会社を経てヤフー株式会社の制作職リーダーを歴任した、黒田 真澄氏の3名によって設立されました。

ヤプリ:ノーコードのアプリ開発・運用・分析プラットフォーム

yappli(ヤプリ)は、アプリ開発・運用・分析をノーコードで提供するアプリプラットフォームで、以下の3つの用途で利用されているSaaSのビジネスモデルのサービスです。

■Yappli for Marketing:店舗やECの顧客体験をスマートフォンアプリで向上させるサービス

・店舗/オムニチャネル用途:アプリであらゆるチャネルを統合して、シームレスな顧客体験を提供

・EC用途:より便利で快適なショッピングにポイント、クーポン、スタンプなど、強力な機能群が、アプリひとつで思いのまま

・メディア用途:ウェブ記事をそのまま配信することも、一から記事を書くことも、動画、ポッドキャスト、電子書籍など多彩な表現でコンテンツを配信

■Yappli for Business:販売店や取引先とのコミュニケーションを自社アプリで刷新

■Yappli for Company:スマートフォンアプリで”社内の現場で起きている非効率”を解決するサービスで、商品や研修内容、社内報等の情報を従業員や取引先に向けて自社アプリで発信。

yappli(ヤプリ)がYappliが捕捉する可能性のある市場規模の最大値は、3.8兆円という推定をしており、Serviceable Available Market(SAM)は、約1000億円を見込んでいます。

yappli(ヤプリ)の詳しい業績については、

こちらの記事、▶ 転職おすすめ!SaaSベンチャーのyappli(ヤプリ)の決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

にまとめているので、ご覧になってみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑩:PLAID(プレイド)

転職におすすめの上場SaaSベンチャー・スタートアップ(上場企業編)の10社目は、PLAID(プレイド)です。

PLAID:ビジネスモデル

PLAID(プレイド)は、データの民主化を進めることで、価値の創出とその流通にイノベーションを起こし、あらゆる人にとってデータを価値に変え、インターネットにおけるインフラを構築することをミッションに、事業は以下の4つの軸を中心に展開しています。

・KARTE:ウェブサイト上でサイト訪問顧客のリアルタイム解析・セグメンテーションを行い、それに応じたアクションやコミュニケーションを実現するためのSaaS

・KARTE for App:KARTEと同等の機能で、リリース作業なしで施策を実装できるなどアプリ事業者が欲しい機能をプラスで実現

・KARTE Datehub:事業者が持つデータをKARTEにつなげ、より高度なセグメンテーションやアクションを行うための追加オプション

・TEAM:KARTEの活用支援や CXに関するコンサル ティングを始めとした プロフェッショナル サービス

PLAID(プレイド)の詳しい業績については、

こちらの記事、▶ 転職おすすめ!マーケティング×SaaSベンチャーのPLAIDの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

にまとめているので、ご覧になってみてください。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ:シリーズB以上の未上場企業編

次に、SaaS企業の中で未上場だが、シリーズB以上の投資ステージで、もう少しで上場が見えてきているベンチャー・スタートアップをご紹介したいと思います。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)①:SmartHR(スマートHR)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の1社目は、SmartHRです。

SmartHRは、企業が行う入社手続きや雇用契約、年末調整などのあらゆる労務手続きのペーパーレス化を可能にするクラウド人事労務ソフトを提供しており、事業は以下の4つの軸を中心に展開しています。

・SmartHR:企業が行う「入退社の書類作成」「社会保険・労働保険の各種手続き」等を、かんたん、シンプルにするクラウド型ソフトウェア

・kiji :『e-Gov』(社会保険・労働保険関連の手続きをwebから行うために、総務省が運営している「電子政府」の窓口)が提供するAPIをRubyから簡単に利用できるサービス

・tsubaki :個人番号(マイナンバー)および法人番号のバリデーションを手軽に行うことができる

・kirico :Rubyによる届書CSV作成ライブラリ

SmartHRは2021年6月に約156億もの大型資金調達を行なっています。

調達した資金は、主に以下の用途で使用予定となっています。

・人事・労務分野の業務効率化に加え、企業による「働きたいと思う環境の整備」のための人事・労務情報のデータ活用の推進。

・既存機能である従業員サーベイや分析レポート機能を使用した企業状態の可視化と改善について、広い業種での活用事例を創出。

・企業の生産性向上を後押しする人材マネジメントのための機能開発

・人事労務領域を超えて企業におけるデータ活用の価値を高め、経営戦略における意思決定を後押し。

・採用強化やマーケティング活動への継続した投資。

・事業を支える人材基盤の形成、およびサービス認知の向上を目指した広告展開や当社主催カンファレンスなど幅広いマーケティング活動の実施。

また、SmartHRの過去の大きな資金調達は以下のような変遷となっています。

・2016年1月:金額非公開

・2016年5月:5億円(シリーズA)

・2018年1月:15億円(シリーズB)

・2019年7月:61.5億円(シリーズB)

・2021年6月:156億円(シリーズC)

SmartHRはユーザー数は3万社にのぼり、継続利用率はサービス開始以来99%超を維持しているサービスで、今後の成長に期待のかかる企業です。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)②:bellFace(ベルフェイス)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の2社目は、オンライン商談システム「bellFace」を展開するbellFace(ベルフェイス)です。

bellFace(ベルフェイス)は、2015年に中島 一明氏によって設立され、事業はオンライン商談システム「bellFace」を行なっています。

チームで売上を最大化するオンライン営業システム「bellFace」は、アプリインストールやURL発行などの事前準備が不要で、電話とPC・スマートフォンを使って、簡単に資料や画面の共有ができるオンライン営業システムで、商談の映像や会話が記録され、それをチームで共有・分析ができることで、営業組織のスキルの向上やマネジメントの効率化を図れることが最大の特徴です。

bellFace(ベルフェイス)は2021年9月に約30億の大型資金調達を行なっています。

「bellFace」は現在までに、2000社に導入されているようで、調達した資金は、直近では大手金融企業に向けた新機能の開発やセキュリティの強化に投資いたし、中長期を見据えたプロダクト開発にも積極的に投資を行うことで、さらなる営業のDX推進を目指します予定となっています。

オンライン商談システムサービスという市場は、今回のコロナショックによりテレワークの増加や働き方改革の影響もあり、どんどん認知や活用が進む一方で、ZOOMなどの無料でも使えるオンラインMTGツールも広く普及してるため、今後はそのようなプレイヤーも競合になることが予想されるため、今後の成長には注視が必要です。

また、bellFace(ベルフェイス)の過去の大きな資金調達は以下のような変遷となっています。

・2016年9月:1.6億円(シリーズA)

・2018年8月:5億円(シリーズB)

・2020年2月:52億円(シリーズB)

・2021年9月:30億円(シリーズC)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)③:ANDPAD(アンドパッド)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の3社目は、ANDPAD(アンドパッド)です。

ANDPAD(アンドパッド)は、建築・建設産業の「働く」を「幸せ」にする、というミッションを掲げ、建築業界の現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1の施工管理アプリを運営しています。

サービスのANDPAD(アンドパッド)を使用することで、建設現場や事務所のスタッフなどは以下のことが実現されます。

・電話・FAX・メールなど、アナログで煩雑な現場のコミュニケーションもチャットアプリで円滑化

・図面や工程表もアプリを起動すれば、いつでもどこでも最新のデータを確認する事ができる

・写真・資料が自動クラウドで整理され、紙やエクセルが不要

・会社の標準工程や自主検査のひな形を設定すれと、社内の施工状況が見える化し、品質向上に繋がる

・引合客・契約客・OB客を一気通貫で管理が可能で、プレゼンテーション、見積提出、契約管理、実行予算管理、受発注、お施主さんへの共有までを全て一気通貫で運用

・スマホ上で、発注・請書・納品・請求のやり取りを実現でき、月末の経理作業も軽減

ANDPAD(アンドパッド)は現在、50000社以上に導入されており、ユーザー数も14万人を突破しています。

2020年10月には、2020年7月の約40億円の資金調達に続いて、シリーズCラウンドとして約20億円もの大型資金調達をしており、最近ではTVCMも多く放映しています。

また、同時に弁護士ドットコムの「クラウドサイン」との連携強化など、施工に関する一気通貫のサービス展開を目指していくそうです。

こちらの資金は、以下の目的のために使用される予定だそうです。

・カスタマーサクセスの体制強化、プロダクト開発体制の増強により、顧客体験の圧倒的な向上

・建設現場のテクノロジー導入に積極的なパートナーと共に、中長期的なR&D投資、システム連携を実施し、未来の建設現場の働き方改革、建造物の品質向上に貢献

・施工現場に関するデータが日々蓄積されており、データを活用し、業界全体の生産性向上に貢献できるサービスの開発を推進

また、2020年10月での資金調達では、海外機関投資家を中心とした資金調達を実施しており、世界屈指のベンチャーキャピタルである、Sequoia Capital Chinaも加わっており、海外投資家からも評価されている企業だと言えます。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)④:Repro(リプロ)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の4社目は、Repro(リプロ)です。

Repro(リプロ)は、顧客データを活用し、 メールやプッシュ通知、Webやアプリ内ポップアップなどのチャネルを横断した付加価値の高いコミュニケーションを実現するカスタマーエンゲージメントプラットフォームを運営しています。

Repro(リプロ)は、主に以下の3つの用途で使用することができます。

・for App(アプリサービス向け):プッシュ通知、アプリ内メッセージ、アプリUIなどのチャネル全体で顧客のカスタマージャーニーに合ったメッセージ配信を実現

・for Web(webサービス向け):Webサイトに訪れた顧客の、属性データや行動情報を元に最適なタイミングでバナーを表示しキャンペーン情報の告知、カゴ落ちリマインドなどのアプローチを行うことができ、Webサイトの情報をメールマーケティングにも活用することが可能

・for OMO(オフライン顧客向け):企業が持つオフライン(店舗)の顧客情報や購買情報、商品情報を関連付けておくことで、オンラインと相互連携して顧客のエンゲージメントを高める施策を可能にしていく

「Repro」は現在、世界66か国7,300を超えるサービスに導入され、月次約5,000万を超えるデバイスからデータを収集しており、これまでに977億を超える企業と顧客のコミュニケーションを支えています。

今後は、従来より扱ってきたWeb・アプリデータに加え、オフラインやIoTなどのデータを取り込み、AIを活用して顧客一人ひとりに最適なチャネル、タイミング、内容のコミュニケーションを図り、エンゲージメント向上に貢献できるプラットフォームとして進化するため、2020年2月には30億円もの大型の資金調達も行なっており、今後は以下の用途で資金を使用していく予定だそうです。

・グローバル開発体制の強化

・シンガポール法人に続く海外拠点の開設及び体制強化

・グローバルマーケティングの強化

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑤:Legal Force(リーガルフォース)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の5社目は、LegalForce(リーガルフォース)です。

LegalForce(リーガルフォース)は、2017年4月に共に弁護士でもある、角田 望氏と小笠原 匡隆氏によって、最新のテクノロジーと法務の知見を組み合わせて、契約リスクを可視化し、コントロール可能な状態へ導くことをミッションに設立された企業で、日本初となる自然言語処理を用いたクラウド型契約書レビュー支援ソフトウェアを提供しています。

サービスの「LegalForce」はAIによって、契約書に潜むリスクを一瞬で洗い出し、修正条文例のリサーチ、契約書管理まで、契約書業務にかかる一連の業務をサポートすることで法務業務の質の向上と効率化を実現しています。

業績としては、2021年2月時点で、700社の企業、法律事務所に導入されており、2020年8月にはクラウド契約書管理システム「Marshall」 β版の提供を開始し、2021年1月には正式版をリリースしています。

Legal Force(リーガルフォース)は2021年2月に約30億円もの大型資金調達を行なっており、調達した資金は開発体制、営業体制、認知獲得の強化に使用される予定です。

また、Legal Force(リーガルフォース)の過去の大きな資金調達は以下のような変遷となっています。

・2018年4月:8000万円

・2018年11月:4億円(シリーズA)

・2019年1月:4000万円(シリーズA)

・2020年2月:10億円(シリーズB)

・2021年2月:30億円(シリーズC)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑥:HR Brain(HRブレイン)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の6社目は、HR Brain(HRブレイン)です。

HR Brainは、これまで企業が紙や表計算ソフトなどで管理してきた、人事評価プロセスを効率化するSaaSクラウドサービスを提供しています。

目標シートの記入から人事担当者による評価管理までをクラウドで一元化することで、人事担当者の評価業務における作業を効率化し、蓄積されていくデータを元に効果的な人事戦略が可能となります。

現在はベンチャーから大企業、様々な業種の会社1000社を超える顧客に導入されています。(2020年12月時点)

HR Brainは2020年1月に約6億もの大型資金調達を行なっており、あの本田圭佑氏が代表を務めるKSK Angel Fund LLCも出資をしており、TVCMなどの広告のタレント出演なども本田氏自ら行なっています。

さらに、2020年12月にも13億円の資金調達を実施しており、資金の用途としては、日々需要が高まる人事領域のデジタル・トランスフォーメーションやニューノーマルな働き方へのシフトを推進する企業のためのプロダクト開発と、事業基盤の強化に活用すると発表されています。

過去の大きな資金調達は以下のような変遷となっています。

・2017年1月:金額非公開

・2017年12月:2億円

・2019年10月:4億円

・2020年1月:6億円

・2020年12月:13億円

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑦:XICA(サイカ)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の7社目は、XICA(サイカ)です。

XICA(サイカ)は、2012年2月に大学卒業前の平尾 喜昭氏によって設立された会社で、テレビCMを中心としたオフライン広告による「売上への貢献度」「他の広告へのアシスト効果」を可視化し、売上を最大化する予算配分案を算出できるオンオフ統合分析ツール、「マゼラン」を提供している会社です。

もともとは、2013年、企業が自社内データにおける関連性(テレビ CM の放映回数、チラシ配布の枚数など)を見つけられるマーケティングツールadelie(アデリー)をローンチしていましが、adelie(アデリー)をピボットしたものが、2016年9月からは現在提供されているマゼランとなっています。

「マゼラン」の事業実績としては、オンオフ統合分析ツールとしては、国内No.1で、広告宣伝企業トップ100社のうち10%以上が使用しており、国内大手企業を中心に100社以上の導入実績があります。

2020年9月には、12.1億円を調達しており、累積調達額は21.6億円に達しています。

調達した資金は、以下の用途で使用していく予定だそうです。

・サービス力やプロダクトの強化

・外部サービスとの連携をより積極化

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑧:OPEN8(オープンエイト)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の8社目は、OPEN8(オープンエイト)です。

OPEN8(オープンエイト)は、日本最大級の化粧品クチコミサイト@cosmeを運営するアイスタイルで取締役兼COO(最高執行責任者)、CMO(最高マーケティング執行責任者)などを歴任した、髙松 雄康氏によって、2015年4月に設立された会社です。

AI、データベース、配信技術からなるコアテクノロジーをエンジンとして、事業を以下の3つの軸を中心に展開しています。

・VIDEO BRAIN:AIを活用した自動動画編集クラウドサービス

・ルトロン:おでかけスポットや宿泊施設、飲食店情報など「おでかけ」に関する様々なカテゴリを網羅したおでかけ動画メディア

・OPEN8 AD Platform:日本最大規模の女性系動画マーケティングプラットフォーム

特に直近では、SaaS事業である、「VIDEO BRAIN」に注力しており、「VIDEO BRAIN」はAIを活用することで、専門知識がなくても誰でも簡単に動画を作ることができる自動生成ツールで、今までは動画の制作会社へ発注していたものを、社内(インハウス)で動画広告などを制作することができます。

OPEN8(オープンエイト)は、2018年9月に15億円の資金調達に引き続き、2021年1月にも約30億円もの資金調達を行い、累計の資金調達額は70億円になります。

調達した資金は、以下のような用途で使用される予定となっており、今後の成長に期待ができる企業です。

・「Video BRAIN」の機能拡充を図り、誰でも簡単に動画を作成し様々なビジネスシーンで活用していけるユーザー体験を深化

・積極的な広告宣伝によるサービスの更なる認知拡大

・エンジニアやプロダクトマネージャー、エンタープライズセールス、マーケター、カスタマーサクセスなど、全方位での採用を強化

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑨:KAKEHASHI(カケハシ)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の9社目は、カケハシ(KAKEHASHI)です。

カケハシ(KAKEHASHI)は、薬剤師向けの電子薬歴システム「Musubi」を展開しているSaaS企業で、2016年3月に、医療従事者の家系で生まれ育ち、武田薬品工業株式会社でMRとして活動した中尾 豊氏とマッキンゼー・アンド・カンパニー出身者の中川 貴史氏の2人で共同創業された会社です。

「Musubi」は、200名を超える薬剤師の声をもとに生まれており、多くの薬局の評価患者さんの最高の服薬指導を目指して、患者さんの疾患・年齢・性別・アレルギー・生活習慣・検査値、さらには季節や、 過去処方や過去薬歴を参照して、ひとりひとりの患者さんにぴったりの指導内容を提示することができるサービスです。

事業の成績としては、初期費用でCAC(顧客獲得コスト)を回収できており、月次10%以上のペースで伸びていることに加え、サービス展開後からこれまでに解約した企業は片手で数える程度。(2019年10月時点)

カケハシ(KAKEHASHI)は2019年10月に約26億の大型資金調達に続いて、2020年10月には、総額18億円の大型資金調達を行っています。

新型コロナウイルスの影響や2020年9月に改正・施行された薬機法(薬剤師法並びに医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)によりオンライン服薬指導について取り決めが定められるなど、​薬局業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)への要請が高まっている中で、調達した資金は、以下のような用途で投資するようです。

・薬局業界のデジタルトランスフォーメーションを支援する既存事業の拡大

・上記に関連する新規事業の創出

・上記の対応に伴う組織の拡充

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)⑩:atama+(アタマプラス)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シリーズB以上の未上場企業編)の10社目は、急成長を遂げているatama+(アタマプラス)です。

atama+(アタマプラス)は、三井物産出身の稲田 大輔氏とリクルート出身の中下 真氏、Microsoft出身の川原 尊徳氏の3名が2017年4月に共同で創業した会社で、「教育に、人に、社会に、次の可能性を」ということをミッションに事業運営をしています。

事業のatama+(アタマプラス)はAI(人工知能)を活用したラーニングシステムで、以下のような特徴を持っているサービスです。

・AIが一人ひとりすべて違う理解度・学習履歴・ミスの傾向・その日の集中度などに合わせ、世界にひとつだけの、その生徒専用のカリキュラムを自動作成してくれる。

・AIが生徒の集中度や学習の進捗をリアルタイムで解析、先生のタブレットへ通知してくれ、学習を管理することができる。

・AIが塾内での学習状況にもとづき、生徒のスマホに一人ひとり最適化した宿題を配信してくれる。

大手だと、駿台予備校や明光義塾なども導入しており、また地方大手の学習塾にも多数導入されており、業績も2500教室以上に拡大し続けています。

2021年7月に50億円の大型資金調達して、累計調達額は70億円にもなります。

資金の使用用途は、プロダクト開発の速度をあげるとともに、顧客支援体制を強化することで、より多くの生徒によい学習体験を届ける予定です。

また、マーケティング活動への投資により、生徒・保護者の方々へのatama+の認知・利用拡大を目指しています。

また、atama+(アタマプラス)の過去の大きな資金調達は以下のような変遷となっています。

・2018年3月:5億円(シード)

・2019年5月:15億円(シリーズA)

・2021年7月:50億円(シリーズB)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ:シード~シリーズAの未上場企業編

次に、SaaS企業の中で未上場だが、シード~シリーズAの投資ステージで、これからの成長が期待できるベンチャー・スタートアップをご紹介したいと思います。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)①:Revcom(レブコム)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)の1社目は、RevComm(レブコム)です。

RevComm(レブコム)は、AI搭載型クラウドIP電話の「MiiTel」を運営するスタートアップです。

「MiiTel」は、電話営業や顧客対応を可視化する音声解析AI搭載型のクラウドIP電話で、電話営業や顧客対応の内容をAIがリアルタイムで解析し、成約率を上げ、解約率と教育コストの低下に繋げることができるサービスです。

現在、スタートアップから大企業まで累計導入社数300社以上・約8,000ユーザーに導入されています。

2020年5月には、シリーズAの資金調達として、8億円の資金調達をしており、今回調達した資金を活用し、「MiiTel」の更なるサービス品質向上を図るほか、「MiiTel」につづく次なる新サービスの研究開発、海外進出に向けた調査、組織基盤の強化のために幅広く充当する方針が発表されています。

さらに、2020年10月には早くもシリーズAの資金調達として、7億円の追加の資金調達をしており、シリーズAの累計資金調達としては15億円の大型調達となっています。

昨今の新型コロナウイルスの影響により、テレワークや営業職のオンライン商談が今後より増えてくると予想され、その中で「MiiTel」の需要はより一層伸びていくことが予想され、今後も成長に期待がかかる企業です。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)②:Leaner Technologies(リーナー)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)の2社目は、Leaner Technologies(リーナー)です。

Leaner Technologies(リーナー)は、2019年2月に外資コンサルティングファーム出身の大平裕介氏に設立され、他社比較や市場水準との比較が難しい間接材調達において、テクノロジーを用いてすべての企業の無駄な間接費を見える化・適正化し、次世代におけるコスト管理インフラになることを目指している会社です。

事業のLeaner は、簡単・シンプルに「どの間接費」が「どのくらい」コスト削減可能か分析し、「どのように実施すべきか(適切なコスト削減ソリューション、サプライヤー候補)」を提案するクラウド型ソフトウェアで、無駄のない、効率的なコスト削減を実現するサービスです。

既存の財務・購買データ(3年分くらいのデータがあると望ましいとのこと)をアップロードするだけで、データを基に自社のこれまでや他社の動向と比較して割高な間接費目を一覧できる仕組みを構築し、そこに専門的なナレッジを用いて「各費目がどのくらいコスト削減できる余地があるのか」を試算し、最優先で手をつけるべきポイントを見つけ出すことができます。

2019年4月に約5000万円の資金調達をしており、現在の新型コロナウイルスの影響による、日本経済の一定の不景気の景況感でコストカットに対する意識は高まっていく可能性が高く、Leanerへのニーズも高くなると予想できるため、今後の成長に期待の企業です。

また、2020年9月に開催された、CCサミット KYOTO 2020 Session 1A 「STARTUP CATAPULT スタートアップの登竜門」にて優勝を果たしています。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)③:KARAKURI(カラクリ)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)の3社目は、KARAKURI(カラクリ)です。

KARAKURI(カラクリ)は、正答率95%保証のAIチャットボット「KARAKURI chatbot」、FAQページを自動生成&最適化するAI「KARAKURI SmartFAQ」などを提供し、CS業務の人手不足解消やLTV向上等に寄与する事業を展開しており、事業は以下の2つの軸を中心に展開しています。

・KARAKURI chatbot:正答率95%保証のAIチャットボット

・KARAKURI SmartFAQ:FAQページを自動生成&最適化するAI

KARAKURI chatbotは、メルカリ、WOWOW、SBI証券、ニッセン、蔦屋家電、GMOペイメントゲートウェイなど数多くの企業から導入されています。

KARAKURI(カラクリ)は2019年10月に、第三者割当増資により、総額約5億円の資金調達をしています。

KARAKURI chatbotのようなカスタマーエクスペリエンス(CX)向上を目的としたサービスは、今後、サブスクリプションモデルのビジネスがが拡大する中で、継続的なサービス利用や購買を促進するための顧客視点に立った製品・サービスの提供が重要視されるようになります。

そして、そのカスタマーエクスペリエンス(CX)向上は、企業の重要な経営課題となってくる中で、今後、顧客対応の領域においては、従来のマーケティング・プロモーションに加え、カスタマーリテンションをテクノロジーにより強化することが重要になると予想されるため、今後の成長に期待の企業です。

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)④:Hi Customer(ハイカスタマー)

転職におすすめのSaaSベンチャー・スタートアップ(シード~シリーズAの未上場企業編)の4社目は、Hi Customer(ハイカスタマー)です。

Hi Customer(ハイカスタマー)は、2017年12月にB2Bスタートアップへの投資を行うアーキタイプ出身の鈴木 大貴氏に設立された会社です。

事業のHi Customer は、国内初のSaaS向けのカスタマーサクセス管理ツールです。

カスタマーサクセスについて、より知りたい方はこちらの記事  SaaS企業で注目職種!カスタマーサクセスとは【転職おすすめ を参考にしてみてください。

HiCustomerは、解約やアップセルの兆候を自動で検知し通知した上で、担当者が「今、何をするべきか」を教えてくれ、顧客の「利用状況」、「コミュニケーション履歴」、「売上」、「契約」などに関する情報を管理することで、対策がどのような結果をもたらしたのか、分析ができます。

そして、その対策は再現性のあるものとなり、カスタマーサクセスチームの生産性向上に繋がるというもので、Hi Customerは以下のようなサービスの特徴があります。

・データ集計・状況把握を効率化:社内利用されているサービスの利用状況、コミュニケーション履歴、売上、契約情報など顧客に関する情報を、集約・可視化。情報集計・状況把握の工数を削減し、顧客へのアクションへ注力する環境を実現。

・タイムリーに解約・アップセル兆候をお知らせ:顧客データから、退会やアップセル兆候を検知する、独自アラートの作成が可能で、最適なタイミングでアラートが発火し、効果が最大化するタイミングでのアクションが可能。

・打ち手の結果を分析:利用状況、コミュニケーション履歴、売上、契約など顧客に関わる情報を時系列で管理し、打ち手がどのように結果に結びついたか時系列で分析可能。

・PDCAサイクルを仕組み化し、精度の高い打ち手が可能:顧客の健康状態を表すヘルススコアのルールを柔軟に設定し、ライフサイクルごとの顧客全体の健康状態をレポート出力可能

Hi Customer(ハイカスタマー)は、2019年12月に約1億5000万円の資金調達をしています。

転職におすすめのSaaS企業についてのまとめ

最後に、SaaS業界はIT業界の中でも、今後成長が期待できる産業です。

実際に2017年頃からIPO(株式上場)を果たすような、新しいITメガベンチャーが出てきたり、今後もIPO(株式上場)を果たすようなスタートアップやベンチャー企業が何社も存在します。

そういった成長産業に携わりたい人、非IT業界から転職を考えている人にはオススメの事業領域のため、是非、この記事を参考に行動を起こしてみると良いかもしれません。

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。

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エンジニア向け特化のエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】

エンジニア向けエージェントはこの3社がおすすめです。試しに全部登録してみるのも良いですし、自分に合いそうなエージェントを見つけてみるのも良いです。

全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。

エンジニア向けエージェント3選

TechClipsエージェント| 年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人 | 利用者の93%が年収アップ実績

レバテックエキスパート| 年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人 | ハイクラスエンジニアの10年以上の支援実績

Tech Stars Agent | WEB・ゲーム事業に携わりたい人 | 700社以上の企業とのリレーション

TechClipsエージェント

・こんな人にオススメ:年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人、高収入&高待遇で転職したい人

 

TechClips(テッククリップス)エージェントは、高年収&将来のキャリアプランを重視したITエンジニアの専門の転職エージェントサービスで、高収入&高待遇に特化しています。

さらに、大手転職会社にはない現職のエンジニアがコンサルティングを行うので安心して相談することができます。

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レバテックエキスパート

・こんな人にオススメ:年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人、新規事業に携わってキャリアアップしたい人

レバテックエキスパートは、ハイクラスのエンジニアとクリエイターに特化した転職サービスで、レバテックは10年以上の支援実績があり、保有求人数は業界トップクラスです。

年間累計3,000回以上の企業訪問でCTOやPMと頻繁にミーティングを実施し、深い信頼関係から好条件求人を獲得しており、ハイクラス人材の採用を前提とした新規事業の立ち上げを行うこともあるそうで、そういった新規事業に携わって、キャリアアップを目指したい人にオススメです。

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Tech Stars Agent

・こんな人にオススメ:WEB事業に携わりたい人

Tech Stars Agent は、IT業界特化型の転職エージェントでIT・WEB業界に精通したプロのキャリアコンサルタントがきめ細かな面談を行います。

キャリアコンサルタントはメンバー全員がエンジニア経験や転職/独立支援の豊富な実績を持ち、きめ細かく面談をサポートしてくれます。

エンジニア出身のキャリアコンサルタント最適な職場が提案してくれるので、転職後のミスマッチも起こりにくいのが特徴です。

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転職求人サイトまとめ【エージェントとの面談が面倒な人向け】

転職活動は何となく考えているけど、実際にエージェントとの面談とかまでは、面倒くさいと考えてしまう人には、転職求人サイトの活用をおすすめします。

転職求人サイトの利用する時の流れ・手順

転職求人サイトを利用する時の流れや手順については、こちらになります。

①会員登録(※登録は無料です)

下記の画像をタップして、転職求人サイトの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(3分もかからずに終わります。)

②職務経歴書や経歴データなどを入力、アップロード(※事前に、職務経歴書があれば、5分で完了)

③スカウトメールの受信

スカウトメールは、職務経歴書をアップロードしたり、経歴データを入力しないと、企業側がスカウトメールを送信しません。

求人サイトは、必要情報や履歴書など登録して、自ら気になる企業へ応募することもできますが、企業から、あなたにスカウトがやって来るため、自分がどの会社から評価されるのかなども知ることができます。

全て無料で、たくさんのスカウトを受け取るために、職務経歴書のアップロードと、経歴データの入力は必ず充実させましょう!

おすすめの転職求人サイト3選

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』| 年収600万円以上を目指す全ての方におすすめ!

挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」| 20代~30代の人で初めて転職活動で不安な人向け(自分の好みにマッチした求人が自動的にレコメンドされます)

リクナビNEXT  | 20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け(掲載求人数がNo.1サービスで、企業とのマッチング度合いも診断できる「グッドポイント診断」もオススメ)

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

・こんな人にオススメ:年収600万円以上を目指す全ての方におすすめ!

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』は、会員数8万名以上、日本最大級の転職サイトです。

即戦力採用ならビズリーチ」というTVCMでおなじみの人も多いかもしれないです。)

現在会員数80,000名以上が利用しており、11万件以上の求人が検索ができる求人検索機能に加えて、ヘッドハンターの検索やスカウト機能もあるサービスとなっています。

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挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」

・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動で不安な人向け(自分の好みにマッチした求人が自動的にレコメンドされます)

「キャリトレ」は、1日5分、レコメンドされる求人に対して「興味がある」を選択することで、自分の本当の価値や新しい可能性を発見できる転職サイトです。

「キャリトレ」がすごいのは、1日ずつレコメンドされる求人のなかから「興味がある」求人を選択するだけで、AIがより自分にマッチした志向性に合う求人がレコメンドされたり、企業からスカウトが届くようになります。

そのため、使えば使うほど、AIがあなたの好みを学習してくれて、自分のキャリアの可能性を発見することができます。

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リクナビNEXT

・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け(掲載求人数がNo.1サービスで、企業とのマッチング度合いも診断できる「グッドポイント診断」もオススメ)

リクナビNEXT は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。

機能面では、「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、非常に使いやすいです。

さらに、リクナビNEXTには、『グッドポイント診断』と呼ばれる評判のサービスがあり、これは、会員登録すると、無料で使えるサービスで、質問に答えていくと自己分析と自分の強みが知ることができます。

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