転職おすすめ!メガベンチャーの楽天(Rakuten)の決算や戦略を解説(2020年度版)
悩んでいる人
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メガベンチャーの楽天への転職を考えていて、楽天について色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

転職エージェントから、楽天をおすすめされたけど、あまりよく知らない!

楽天への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

今回はメガベンチャーの1社である楽天について知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・メガベンチャー、楽天(Rakuten)の概要

・楽天(Rakuten)の2020年第1四半期の決算情報について(2020年5月)

・楽天(Rakuten)の2020年第2四半期の決算情報について(2020年8月)

・楽天(Rakuten)の2020年第3四半期の決算情報について(2020年11月)

・楽天(Rakuten)の2020年第4四半期の決算情報について(2021年2月)

・最近の決算情報から読み取れる楽天(Rakuten)の戦略についての考察

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。

①会社の現在の業績

②会社の今後の戦略・方針

③会社の事業のビジネスモデル

本記事は、楽天(Rakuten)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。

目次

メガベンチャー:楽天(Rakuten)の概要

楽天(Rakuten)は1997年に「地方の小さな商店でも、コンピューターに強くなくても、誰でも簡単に店を開けるようにしたい」というコンセプトで三木谷浩氏が設立した会社で、2000年に設立からわずか3年で上場を果たした会社です。

楽天(Rakuten)は現在、EC事業、金融事業、モバイル(MVNO)事業などの複数の事業を展開しており、特に近年はモバイル事業への投資を強めています。

また、最近ではEC事業関連で送料無料化への動きで話題にもなっていました。

楽天(Rakuten)の2020年第1四半期の決算情報

それでは、楽天(Rakuten)の2020年第1四半期決算から見てみたいと思います。

楽天(Rakuten)の2020年第1四半期の全体業績

楽天Q1/20連結業績サマリー

業績ですが、売上高は約3314億円でトレンドとしては上昇傾向でYoYで18.2%の成長です。

営業利益は約-181億円で、前四半期よりも半分程度に縮小しています。

営業利益がマイナスの要因としては、以下の項目で将来に向けた先行投資が大きくあったためです。

・物流関連投資/費用: -31億円(前回-126億円)

・モバイル事業への投資:-251億円(前回-464億円)

楽天(Rakuten)の2020年第1四半期の国内EC事業業績

楽天国内EC 四半期業績推移

主力事業の国内EC事業は売上高は約1246億円で、YoYで約14.8%と成長しているものの、営業利益は約102億円となっておりトレンドとしては、引き続きずっと右肩下がりになっています。

営業利益が下がっている要員としては、物流関連の投資が29億円かさんでいることがあります。

楽天(Rakuten)の2020年第1四半期のフィンテック事業業績

楽天Q1/20 フィンテックセグメント 業績サマリー

前四半期のフィンテック事業は売上高は約1400億円でYoYで22.9%、営業利益も約198億円でYoYで1478%と引き続き右肩成長を続けています。

成長率で見ると、楽天カード、楽天ペイメント、楽天証券が約20%以上の高い成長率を誇っており、楽天証券は過去最高の新規の口座が開設されています。

楽天(Rakuten)の2020年第1四半期のモバイル事業業績

楽天モバイル 四半期業績推移

楽天(Rakuten)が現在、最も注力しているMVNO事業は順調に売上は約392億円と成長・拡大しているものの、まだ営業損失は約318億円も出ており、前回よりも赤字幅は拡大して、投資を強めています。

最近では一年間のプラン料金無料などの大々的なキャンペーンも打ち出しており、さらに基地局の拡大などで通信の品質問題も解決しながらも、一気に1~2年でシェアを拡大できるのかが今後の焦点となりそうです。

楽天(Rakuten)の2020年第1四半期の広告事業業績

楽天広告事業業績

前四半期の広告事業の業績ですが、取扱高は299億円となっており、売上は約44億円となっています。

新型コロナウイルスの影響がありながらも、売上は内部広告主の売上増加により、増加傾向となっています。

さらに、楽天はインターネット広告の「物販系ECプラットフォーム広告費」における楽天のシェアは60%とトップとなっています。

メガベンチャー:楽天(Rakuten)の2020年第2四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、楽天(Rakuten)の2020年第2四半期の決算を見てみたいと思います。

楽天(Rakuten)の2020年第2四半期の全体業績

楽天:Q2/20 連結業績サマリー

業績ですが、売上高は約3473億円でトレンドとしては上昇傾向でYoYで13.4%の成長です。

営業利益は約-326億円となっています。

営業利益がマイナスの要因としては、以下の項目で将来に向けた先行投資が大きくあったためです。

・新型コロナウイルスの影響による業績不振: -59億円

・モバイル事業への投資:-384億円(前回-251億円)

楽天(Rakuten)の2020年第2四半期の国内EC事業業績

楽天:国内EC 四半期業績推移*

主力事業の国内EC事業は売上高は約1331億円で、YoYで約14%と成長しているものの、営業利益は約110億円となっており営業利益はトレンドとしては、引き続きずっと右肩下がりになっています。

営業利益が下がっている要因としては、引き続き物流関連の投資が33億円かさんでいることと、新型コロナウイルスの影響により、主に楽天トラベルなどの業績不振などがあります。

楽天(Rakuten)の2020年第2四半期のフィンテック事業業績

楽天:Q2/20 フィンテックセグメント業績サマリー

最新の四半期のフィンテック事業は売上高は約1417億円でYoYで24.2%、営業利益も約213億円でYoYで24.2%と引き続き右肩成長を続けています。

成長率で見ると、株式及びFXの取引量増加により、楽天証券が約29%以上の高い成長率を誇っており、楽天証券は過去最高の新規の口座が開設されています。

また、楽天カード会員数は20年6月に2,000万人に到達、引き続き拡大しており、同じく、楽天銀行も20年6月に900万口座に到達しています。

新施策:楽天ペイ- Suica連携

フィンテック系事業の新しい施策として、楽天ペイとSuica連携が発表されています。

現状は、楽天ペイアプリでSuicaの発行やSuicaのチャージで楽天ポイントが貯まる機能があり、今後は楽天ポイントからSuicaへのチャージが可能となります。

楽天(Rakuten)の2020年第2四半期のモバイル事業業績

楽天:モバイル 四半期業績推移

楽天(Rakuten)が現在、最も注力しているMVNO事業は順調に売上は約436億円と成長・拡大しているものの、まだ営業損失は約505億円も出ており、前回よりも赤字幅は拡大して、投資をより強めています。

最近では、7月17日から米倉涼子さんを起用したCMを開始して、一年間のプラン料金無料などの大々的なキャンペーンも打ち出しており、既に契約申込数は3ヶ月で100万回線を突破しています。

楽天(Rakuten)の2020年第2四半期の広告事業業績

楽天:広告事業Q2/20成長率分析

最新の四半期の広告事業の業績ですが、取扱高は306億円となっています。

新型コロナウイルスの影響がありながらも、売上は内部広告主は好調ですが、外部広告は市況環境や新型コロナウイルスの影響により成長は鈍化しています。

足元では楽天市場において、大手消費財メーカーなどのオンライン販促活動として広告出稿ニーズが拡大しています。

楽天(Rakuten)の2020年第2四半期の投資事業業績

楽天:投資と事業のエグジット推移

楽天(Rakuten)の投資事業の最新四半期の実績ですが、Over Driveの株式の売却益で409億円をあげています。

OverDriveは、図書館や教育機関を対象に、電子書籍やオーディオブックなどの配信サービスを提供していた、Rakuten USA, Inc.の子会社です。

メガベンチャー:楽天(Rakuten)の2020年第3四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、楽天(Rakuten)の2020年第3四半期の決算を見てみたいと思います。

楽天(Rakuten)の2020年第3四半期の全体業績

楽天:Q3/20 売上収益と営業利益

業績ですが、売上高は約3614億円でトレンドとしては上昇傾向でYoYで13.2%の成長です。

営業利益は約-349億円となっています。

営業利益がマイナスの要因としては、モバイル事業への投資の先行投資が大きくあったためです。

楽天(Rakuten)の2020年第3四半期の国内EC事業業績

楽天:国内EC 四半期業績推移

主力事業の国内EC事業は売上高は約1492億円で、YoYで約17.2%の成長で、営業利益は約152億円となっています。

市場等のEC事業が牽引し、売上高は大きく成長しており、営業利益は物流投資があったものの、トラベル事業の改善等でプラス成長となっています。

楽天(Rakuten)の2020年第3四半期のフィンテック事業業績

楽天:Q3/20 フィンテックセグメント業績サマリー

フィンテック事業は売上高は約1440億円でYoYで18.5%、営業利益も約223億円でYoYで34.9%と引き続き右肩成長を続けています。

楽天カードは、ショッピング取扱高の拡大及び貸倒繰入額の取り崩しやコスト抑制等により、売上収益はYoYで11.7%、営業利益もYoYで37.5%を達成しています。

最も成長率の高い楽天証券は、国内株式及び米国株式の取引量増加により、売上収益はYoYで31.8%、営業利益はYoYで40.6%となっており、積立投信の楽天カード決済でのポイント付与やポイント投資等の施策により、投信積立設定口座数、楽天 カードによる支払いが増加しています。

楽天(Rakuten)の2020年第3四半期のモバイル事業業績

楽天:モバイル 四半期業績推移

楽天(Rakuten)が現在、最も注力しているモバイル事業は順調に売上は約457億円と成長・拡大しているものの、まだ営業損失は約578億円も出ており、前回よりも赤字幅は拡大して、投資をより強めています。

基地局建設の計画前倒しに伴い、基地局関連コストが増加しています。

メガベンチャー:楽天(Rakuten)の2020年第4四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、楽天(Rakuten)の2020年第4四半期の決算を見てみたいと思います。

楽天(Rakuten)の2020年第4四半期の全体業績

楽天:Q4/20 連結業績サマリー

業績ですが、売上高は約4153億円でトレンドとしては上昇傾向でYoYで16.2%の成長です。

営業利益は約-333億円となっています。

営業利益がマイナスの要因としては、モバイル事業への投資の先行投資が大きくあったためです。

楽天(Rakuten)の2020年第4四半期の国内EC事業業績

楽天:国内EC 四半期業績推移

主力事業の国内EC事業は売上高は約1785億円で、YoYで約35.1%の成長で、営業利益は約209億円となっています。

コロナ禍のEC需要増とGoto キャンペーンの影響により、営業利益は大幅に改善しています。

また、消費者行動の変化に伴い成長率が大きく加速し、年間の国内EC流通総額は、初めて4兆円を達成しています。

国内ECサービスで、成長フェーズの「ラクマ」と投資フェーズの「物流・ネットスーパー」に関しては、以下のようなトピックが発表されています。

■ラクマ

・ブランドポートフォリオ拡大し、取扱ショップ数が1,307に拡大(+156 前年差)

・Rakuten Fash i on に参加するブランドショップを対象に、 複数販路における様々なデータを一元管理する、「Rakuten Fashion Omni -channel Platform」の開始

・2021年1月13日より、販売手数料が改定されており、3.5%から6%になっており、顧客基盤のさらなる拡大へ向けた再投資を通じて、収益化を加速する狙いがあります。

■物流・ネットスーパー

・楽天スーパーロジスティクスの利用店舗数(YoY+87.4%成長)と出荷量(YoY+140.7%成長)が大幅に拡大

・日本郵便と物流領域における戦略的提携に向けて合意(デジタル化による顧客体験向上・業務改善を実現)

・楽天西友ネットスーパーの拡大(流通総額は、YoY+39.9%成長)

・西友に出資し、 実店舗のデジタルトランスフォーメーションを共に推進(楽天の有するデータ・知見と、西友の実店舗におけるデータ・ノウハウを活かし、 DXを推進)

楽天(Rakuten)の2020年第4四半期のフィンテック(楽天カード)事業業績

楽天カード四半期業績推移

楽天カード事業は通期の営業利益は約377億円でYoYで15.8%の成長となっており、オンラインシフトに対応すべくマーケティング費は増えたものの、楽天グループ貢献は拡大しています。

カード会員増加のうち4枚に1枚は楽天カードとなっており、会員数は256万人となっています。

2021年も顧客基盤拡大、取扱高成長に注力する予定となっております。

楽天(Rakuten)の2020年第4四半期のフィンテック(楽天銀行)事業業績

楽天銀行四半期業績推移

楽天銀行事業は通期の売上集収益は約246億円でYoYで7.5%の成長となっており、営業利益は約71億円となっており、2.7%の成長となっています。

マイナス金利政策下で多くの銀行の収益が低迷する中、 決済を中心に役務収益を大きく伸ばし、増収増益を確保しています。

楽天銀行は、オンライン銀行で初めて1,000万口座を達成しており、預金残高は5兆円を突破しています。

楽天銀行では、決済件数(YoY42.2%成長)が大幅増加しており、その中でも、日常生活に直結する給与振込口座(YoY53.2%成長)・口座振替実行数(YoY48.7%成長)が拡大しています。

楽天(Rakuten)の2020年第4四半期のフィンテック(楽天証券)事業業績

楽天証券 四半期業績推移

楽天証券事業は通期の売上収益は約201億円でYoYで40.2%の成長となっており、営業利益は約41億円となっており、68.5%の成長となっています。

要因としては、国内株式及び米国株式の取引量増加があります。

楽天証券では、2018年 、 2019年に引き続き、3年連続で業界No.1の口座開設数となっており、500万口座を突破しています。

また、株式取引手数料無料化に向け、新たな収益源を拡大、米国株の急成長に加え、CFD 取引やバイナリーオプション取引など新サービスの提供を開始しています。

海外事業を継続的に強化したことで、関連会社の4社すべてが2020年度黒字化を達成しており、マレーシアのRakuten Tradeは、同国初のオンライン専業証券として急成長しています。

楽天(Rakuten)の2020年第4四半期のフィンテック(楽天保険)事業業績

楽天保険事業 業績推移

楽天保険事業は四半期の売上収益は約260億円でYoYで-15.6%のマイナス成長となっており、営業利益は約29億円となっており、9.4%の成長となっています。

楽天:デジタルトランスフォーメーションを推進し、事業効率を改善

事業では、以下のようなデジタルトランスフォーメーションの施策を推進し、事業効率を改善しています。

■2020年の施策

・DX・ペーパーレス化(新規申し込み手続き、保険金支払手続き、住所変更等の保全手続きなどをペーパーレス化)

・保険グループ長崎ビジネスセンター開設(拠点数が9から2拠点へ)

・営業サポート(AIアシスタント、リモート営業の推進)

■2021年の施策

・AI等を活用した自動化を推進(自動音声応答、保険契約引受業務の自動化、保険金支払いの自動化)

・松山ビジネスセンターを新設

・AIアシスタント

また、楽天ポイント導入によるインターネット売上の急成長しており、楽天生命はYoYで42%成長、楽天損保はYoYで207%成長をしています。

さらに、生命保険や損害保険、ペット保険の垣根なく取り扱いを開始しています。

楽天(Rakuten)の2020年第4四半期のモバイル事業業績

楽天:楽天モバイル四半期業績推移

楽天(Rakuten)が現在、最も注力しているモバイル事業は順調に売上は約451億円と成長・拡大しているものの、まだ営業損失は約725億円も出ており、前回よりも赤字幅は拡大して、投資をより強めています。

基地局の高密度化による通信品質の向上及び今後見込まれる利用者の増加に対応するため、基地局数を44,000局程度まで増加する予定となっており、設備投資額は4G 6,000億円から30%-40%程度の増加にとどまる見込みとなっています。

また、累計契約申し込み数は、250万を突破しています。

最近の決算情報から読み取れる楽天(Rakuten)の戦略についての考察

楽天エコシステム:デジタル化と多様性

直近の決算から楽天(Rakuten)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

■戦略考察

・全体戦略:モバイル領域のシェアを拡大することで、「購買→決済」のユーザー基盤を強くしていく。

・EC事業:競合からシェアを守るために、物流を強固にして顧客満足度を向上させる。

・フィンテック事業:様々な決済手段を提供して、ユーザー接点を最大化させ、かつクロスユースユーザーの割合を拡大していく。

・モバイル事業:基地局の拡大による利便性向上と低価格戦略によって、ユーザーシェアの拡大。

EC事業について

楽天ワンデリバリー戦略

主力EC事業では、Amazonとヤフー ショッピングが大きな競合となっており、【2019】ECモールの満足度リサーチ結果によると、特にAmazonに対しては価格(配送料)や配送の面において満足度で負けている側面があります。

逆に決済手段やポイント還元キャンペーンなどのポイントサービス・システムの評価ポイントでは楽天は他社サービルより大きく勝っているため、ここを強みにして、逆に配送や価格面の弱みになってるところを強化したいという狙いが予想できます。

具体的には、2021年までにRakuten SUPER LOGISTICS施策で楽天市場におけるGMS(小売店)カバー率を50%に引き上げ、Rakuten EXPRESSという「まとめて配送」や「置き配」を行う施策によって、配達効率の向上を目指しています。

フィンテック事業について

楽天の多様な支払手段の提供による強固なビジネス成長

主力事業2つ目のフィンテック事業ですが、こちらは様々な決済手段を提供して、ユーザー接点を最大化させ、かつクロスユースユーザーの割合を拡大していくことが基本的な戦略と考えられます。楽天はEC事業者としては、同じような戦略を取っているヤフーよりも決済手段が多様化しており、QRコード決済以外は先行しています。

QRコード決済は今後、定着するかどうかがまだ不透明なところもあり、EC事業との連携も含めて、クレジットカードやポイントカード、デビッドカードの利用促進を引き続き行い、シェアを拡大していく可能性が高いです。

モバイル事業について

楽天モバイルの戦略

現在、最も注力しているモバイル事業ですが、ここでも最大のライバルはヤフーのYモバイルとなるでしょう。

ヤフーもソフトバンクとの連携を今後、強化していくことが発表されており、実店舗をできるだけ持たず、固定コストのかからない状態をいかに作って、低価格戦略を続けてシェアを奪えるかどうかが鍵になってくると予想します。

まとめ

中途でも第二新卒でも転職に人気のITメガベンチャー企業の楽天の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

メガベンチャーへの転職の採用基準は高いため、質の高いエージェントが多くいる転職エージェントサービスを利用して、転職の支援実績が豊富なエージェントに支援をしてもらうのが転職成功の何よりのポイントとなります。

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、完全無料なのでまずは登録して気軽に転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントは様々な会社がありますが、結論から申し上げると、下に紹介している6社がおすすめです。

ビジネス職と、エンジニア職にそれぞれにオススメな3社を紹介します。

ビジネス職向けとエンジニア・クリエイター(デザイナー)向けにそれぞれ、3社ずつ紹介しています。

ビジネス職向けエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】

※登録もエージェントとの面談も全て無料です。

エージェントの利用する時の流れ・手順

エージェントを利用する時の流れや手順については、こちらになります。

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基本的に下記の画像をタップして、エージェントの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(5分もかからずに終わります。)

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登録が終了すると、面談がありますが、キャリアの棚卸しや今、どんな会社が人気なのかなどの情報収取もできます。

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メガベンチャーのビジネス職向けエージェント3選

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JRC Recruiment | 20代~30代で年収600万以上を目指す人向け | 非公開求人の割合が50%

ランスタッド |20代の若手から30代のミドルの人でハイクラスキャリアを目指す人向け |年収1000万円クラス案件多数

リクルートエージェント


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1988年から累計約43万人の転職実績があり、特徴としては非公開の案件が豊富(約50%の割合)で約25,000社の企業と取引があり、あらゆる業界・職種の企業から多数の求人を保有しています。通常、求人を紹介するコンサルタントと企業コンサルタントは別になっていることが多いですが、JAC Recruitment の場合は求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しているため、企業の文化や風土、事業戦略までも把握して、他では得られないリアルな情報を得ることができます。

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レバテックエキスパート| 年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人 | ハイクラスエンジニアの10年以上の支援実績

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レバテックエキスパート

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レバテックエキスパートは、ハイクラスのエンジニアとクリエイターに特化した転職サービスで、レバテックは10年以上の支援実績があり、保有求人数は業界トップクラスです。

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