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転職おすすめ!新興メガベンチャーのラクスルの決算や戦略を解説(2020年度版)
悩んでいる人
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新興のITメガベンチャーのラクスル(RakSul)への転職を考えていて、ラクスル(RakSul)について色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

転職エージェントから、ラクスル(RakSul)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!

ラクスル(RakSul)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
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今回は新興のITメガベンチャーの1社であるラクスル(RakSul)について知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・ラクスル(RakSul)の概要

・ラクスル(RakSul)の2020年第1四半期の決算情報について(2019年12月)

・ラクスル(RakSul)の2020年第2四半期の決算情報について(2020年3月)

・ラクスル(RakSul)の2020年第3四半期の決算情報について(2020年6月)

・ラクスル(RakSul)の2020年第4四半期の決算情報について(2020年9月)

・ラクスル(RakSul)の2020年度の通期決算情報について(2020年9月)

・2020年度の決算情報から読み取れるラクスル(RakSul)の戦略についての考察

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。

①会社の現在の業績

②会社の今後の戦略・方針

③会社の事業のビジネスモデル

本記事は、ラクスル(RakSul)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。

新興メガベンチャーのラクスル(RakSul)の概要

ラクスル(RakSul)は2009年に松本 恭攝氏によって設立され、2018年5月に約9年で東京証券取引所マザーズ市場を果たした成長著しい会社です。

ラクスル事業概要

ラクスルは現在、印刷・広告のシェアリングプラットフォームの「ラクスル」事業、物流のシェアリングプラットフォームの「ハコベル」事業の2つの事業を展開しています。

メイン事業の『ラクスル』がターゲットとするネット印刷市場は3兆円の市場規模を誇る国内商業印刷及び事務用印刷市場の中のうち3〜4%である1,100億円前後です。

しかし、ネット印刷が最も普及しているドイツにおいては、既に印刷市場全体の50%ほどを占有しています。

つまり、日本のネット印刷がドイツと同程度まで普及すると仮定すると、1.5兆円のマーケットサイズまで成長する可能性があり、今後も成長の余地がとてもある産業です。

新興メガベンチャー:ラクスル(RakSul)の2020年第1四半期の決算情報

それでは、ラクスル(RakSul)の2020年第1四半期の決算情報からおさらいしてみたいと思います。

ラクスル業績

業績ですが、売上高は四半期で約53億円でトレンドとしては上昇傾向で、前年同期比の売上成長率は56%と高い成長率を誇っています。

営業利益は約-4.3億円ですが、これは広告宣伝投資および運送事業への投資により一時的に増えているものです。

広告宣伝費は前年同期比で49%も増加しており、投資を強めている運送事業も赤字が約9倍ほど拡大しており、投資を強めていることがわかります。

ラクスルセグメント別売上高

事業のセグメントでは、印刷・広告のシェアリングプラットフォームの「ラクスル」事業は約47億円の売上で、物流のシェアリングプラットフォームの「ハコベル」事業は約5.6億円となっており、全体でしっかりと前四半期比で約7~8%程度で成長しています。

ラクスル顧客基盤

ラクスルに関しては購入者数、購入単価、購入頻度全ての指標が上がっており、特に法人ユーザーの購入者数と平均注文単価の伸び率は高い水準となっています。

また、購入単価の増加にTVCMが寄与しているということは、リピーターがよりリピートしているか、離脱ユーザーなどが復帰している可能性があり、今後もTVCM投資効果が期待できる施策となっていくと予想されます。

ハコベルセグメント別売上高推移

ハコベル事業は、売上高は前四半期比で約5%の成長で、前四半同期比で約147%の高い成長率を出していますが、直近では少し成長が鈍化しています。

現在、ハコベル事業は前四半期で公表された、ハコベルコネクト(クラウド運行管理システム)の 外販を開始し、事業モデルをマーケットプレイスからSaaS課金に移行中で、まだその投資期間のため、営業人員の拡大などもあり、赤字も拡大して、約-1億円の赤字となっています。

ハコベル注文件数、注文単価推移

ハコベルの注文件数と注文単価は前四半期比では成長鈍化しているものの、注文件数が前年度比で76%、注文単価が前年度比で約40%もそれぞれ上昇しています。

新興メガベンチャー:ラクスル(RakSul)の2020年第2四半期の決算情報

それでは、上記の決算情報を踏まえて、ラクスル(RakSul)の2020年第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。

業績ですが、売上高は四半期で約58億円でトレンドとしては上昇傾向で、前年同比の売上成長率は42%と高い成長率を誇っています。

営業利益は約-2億円ですが、これは広告宣伝投資および運送事業への投資により一時的に増えているものです。

事業のセグメントでは、印刷・広告のシェアリングプラットフォームの「ラクスル」事業は約51億円の売上で、物流のシェアリングプラットフォームの「ハコベル」事業は約6.3億円となっており、両事業ともしっかりと前四半期比で約10%程度で成長しています。

ラクスルに関しては購入者数、購入単価、購入頻度全ての指標が上がっており、特に法人ユーザーの購入者数と平均注文単価の伸び率は高い水準となっています。

ハコベルセグメント別売上高

ハコベル事業は、売上高は前四半期比で約13%の成長で、前四半同期比で約96%の高い成長率を出しています。

現在、ハコベル事業は前四半期で公表された、ハコベルコネクト(クラウド運行管理システム)の 外販を開始し、事業モデルをマーケットプレイスからSaaS課金に移行中で、まだその投資期間のため、赤字も拡大しており、約-1.2億円の赤字となっています。

ハコベルの注文件数は鈍化しているものの、注文単価が前年度比で約30%も上昇しています。

新興メガベンチャー:ラクスル(RakSul)の2020年第3四半期の決算情報

それでは、上記の決算情報を踏まえて、ラクスル(RakSul)の2020年第3四半期の決算情報を見てみたいと思います。

ラクスル四半期業績

業績ですが、売上高は四半期で約54億円でトレンドとしては新型コロナウイルスの影響もあり、横ばいで、前年同比の売上成長率は34%と高い成長率を誇っています。

営業利益は約-1.5億円ですが、これは広告宣伝投資および運送事業への投資により一時的に増えているものです。

ラクスル(セグメント別(全社売上高の推移

事業のセグメントでは、印刷・広告のシェアリングプラットフォームの「ラクスル」事業は約48億円の売上で、物流のシェアリングプラットフォームの「ハコベル」事業は約5.3億円となっており、その他事業が0.2億円となっており、主力事業は新型コロナウイルスの影響もあり、成長はマイナス成長となっています。

ラクスル高い定着性を有する顧客基盤の確立

ラクスルに関しては購入者数、購入単価、購入頻度全ての指標が上がっており、特に法人ユーザーの購入者数と平均注文単価の伸び率は引き続き高い水準となっています。

ハコベル注文単価の推移、注

ハコベルの注文件数は新型コロナウイルスの影響もあり、注文件数は前四半期と比較して、約15%も低下しており、注文単価はYoYで上昇傾向なものの、前四半期と比較すると、4%低下しています。

ノバセル売上総利益率、売上総利益、サービスの売上高

もともと、ラクスルの広告事業から切り出して、4月からブランドとしてスタートした、新規事業の「ノバセル」はテレビCMやタクシー広告、WEB動画などの広告市場において、調査・企画~制作~放映~分析までを一気通貫で行うことができるサービスです。

そして、同時にノバセルアナリティクスをSaaSサービスとして提供しており、売上は8.4億となっており、QoQで約14%の成長を実現しています。

新興メガベンチャー:ラクスル(RakSul)の2020年第4四半期の決算情報

それでは、上記のの決算情報を踏まえて、ラクスル(RakSul)の2020年第4四半期の決算情報を見てみたいと思います。

ラクスル業績

業績ですが、売上高は四半期で約48億円で新型コロナウイルスの影響もあり、QoQでは-10%ですが、YoYでは25%と高い成長率を誇っています。

新型コロナウイルス影響による売上高減少は5月に底を打ち、7月は売上高の対前年度成長率が17.1%まで回復しています。

営業利益は約2.3億円と最高益を達成しています。これは広告宣伝投資を削減した影響が大きいです。

ラクスル:セグメント別全社売上高の推移

事業のセグメント別の売上高は、以下のようになっています。

・印刷・広告のシェアリングプラットフォームの「ラクスル」事業:約38億円

・物流のシェアリングプラットフォームの「ハコベル」事業:約5.3億円

・ノバセル事業:約4.5億円

・その他事業:0.4億円

主力事業は新型コロナウイルスの影響もあり、成長はマイナス成長となっています。

ハコベル:注文単価の推移、注

ハコベルの注文件数は新型コロナウイルスの影響もあり、注文件数はYoYで約18.7%も低下しており、注文単価はYoYで3.1%上昇しているものの、直近では減少傾向となっています。

しかし、6月以降経済活動が回復し始めたことにより、需要が回復してきています。

ノバセル:事業実績

もともと、ラクスルの広告事業から切り出して、4月からブランドとしてスタートした、新規事業の「ノバセル」はテレビCMやタクシー広告、WEB動画などの広告市場において、調査・企画~制作~放映~分析までを一気通貫で行うことができるサービスです。

ノバセルの事業KPIでは、新型コロナウイルス環境においても全ユーザー及びコアユーザーである法人ユーザーともに 年間購入者数は増加しており、特に法人ユーザーの年間購入者数と平均注文単価が向上しています。

新興dメガベンチャー:ラクスル(RakSul)の2020年度通期の決算情報

最後に2020年通期の決算情報を見てみましょう。

ラクスル:業績サマリー

売上高は通期で、214億円でYoYで25.2%の成長となっています。営業利益は、-1.5億円でもう少しで全体で黒字も見えてきています。

ラクスル事業トピックス

主力事業のラクスルの事業トピックスとしては、以下の3点が発表されています。

・紙以外の印刷EC領域への本格参入:対象市場をシール、ノベルティ、パッケージ分野等に拡張

→商業・事務用印刷以外の売上高比率の拡大

・サプライプラットフォームの高収益化:自動最適発注のアルゴリズムを開発、パートナーネットワークの継続拡大

→売上総利益率の向上

・印刷データの自動チェックの進化:多ページの冊子印刷の入稿データをシステム上でチェックする機能

→顧客継続率と生産性の改善

さらに、10月初旬にホームページ作成 SaaS「ペライチ」を運営する、株式会社ペライチの株式を49%取得することが発表されています。

株式取得の理由ですが、印刷ECとの親和性が高く、ラクスルの顧客基盤を活かして、サービスの導入を進められる可能性があることが考えられます。

ノバセル事業トピックス

現在、注力している新規事業のノバセルの事業トピックスとしては、以下の3点が発表されています。

・ローカルエリア以外のCM取り扱いを強化:中京での放映、関西、関東が増加。顧客層も拡大。

→売上の拡大

・効果の可視化:企画~制作~放映~分析を ワンストップで提供する 「運用型テレビCMサービスの開始」

→顧客満足度の上昇と リピートユーザーの増加

・ノバセルアナリティクス(SaaS)リリース:現在、30社以上が有償利用

→売上総利益率の向上

ノバセルは、最近ではタクシー広告などでも多く流れてきており、さらにCMの内容も印象的で話題になっています。

ハコベル事業トピックス

現在、唯一の赤字事業であるハコベルの事業トピックスとしては、以下の3点が発表されています。

・ソリューション提供による 顧客のコスト削減の実現:大口顧客の発注頻度増加

→売上の拡大

・マッチングシステムの 進化(スマート依頼):運送会社への 発注アルゴリズムの最適化

→売上高・売上総利益率の向上

・運行管理システムの 有償導入開始:需給マッチング以外の事業モデルを拡大

→売上総利益率の向上

最近の決算情報から読み取れるラクスル(RakSul)の戦略についての考察

直近の決算からラクスル(RakSul)では以下のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

ラクスル中長期戦略

ラクスルの今後のビジネスモデル

ラクスルセグメントの市場認識と成長戦略

■戦略考察

・全体戦略:ECのマーケットプレイスだけでなく、SaaSビジネスモデルを投入することで、より安定的な収益を生み出して、その利益分を新規事業へ投入する

ラクスル事業:引き続き業界自体のマーケット拡大をしつつ、営業利益率の改善を継続して、利益幅の拡大・確保

・ハコベル事業:マーケット自体が創成期のため、マーケットの拡大のための投資を継続し、売上総利益と営業利益の改善を行っていく

・ノバセル事業:さらに売上のトップラインを引き上げつつ、顧客基盤を活かして他の販促サービスの提供にもつなげていく

主力事業のラクスル事業とハコベル事業は、マーケット自体が大きく拡大しており、特にラクスル事業はマーケット拡大の余地は10倍以上あるため、適切なコストコントロールをしながら、TVCMなどを中心に引き続きマーケット拡大とシェアの拡大を行うことができると予想できます。

さらに、ハコベルでは、SaaS型のサブスクリプションモデルに収益を転換することで、ストック型の収益モデルになるため、よりマーケットで評価される企業になる余地があります。

現在、注力している「ノバセル」事業は、「マゼラン」を営むXICA社など競合環境が決して簡単な市場ではありません。

そのため、しばらくは顧客獲得のためのマーケティングへの投資は拡大していくと予想されます。

しかし、2020月10月に株式取得が決まったペライチとの提携など、今後もマーケティングという枠組みの中で事業を拡大していくことが予想されます。

まとめ

中途でも第二新卒でも転職に人気の新興メガベンチャー企業のラクスル(RakSul)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

メガベンチャーへの転職の採用基準は高いため、質の高いエージェントが多くいる転職エージェントサービスを利用して、転職の支援実績が豊富なエージェントに支援をしてもらうのが転職成功の何よりのポイントとなります。

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

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