PR TIMESへ転職!最新の事業戦略、平均年収、入社難易度、福利厚生まで解説
悩んでいる人
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筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
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今回は、PR TIMESを運営するPR企業のPR TIMESについて知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・PR企業のPR TIMESの概要

・PR TIMESの2022年度第1四半期の決算情報について(2021年7月)

・最近の決算情報から読み取れるPR TIMESの戦略についての考察

・PR TIMESの入社難易度

・PR TIMESの平均年収推移

・PR TIMESの福利厚生や働く環境

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。

①会社の現在の業績

②会社の今後の戦略・方針

③会社の事業のビジネスモデル

本記事は、PR TIMESの業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。

2020年の決算情報から時系列でPR TIMESの業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

PR TIMESの概要

PRTIMES ロゴ

PR TIMESの概要

PR TIMESは、2005年12月に株式会社ベクトルの子会社として、設立された企業です。

事業は、企業や官公庁、自治体などが作成した報道機関向けの発表資料・プレスリリース(ニュースリリース)を広く配信するサービス「PR TIMES」を主に運営しています。

PR TIMESの沿革

PR TIMESの主な会社の沿革は以下のようになっています。

・2005年12月:株式会社キジネタコム設立

・2007年2月:株式会社PR TIMESに商号変更

・2007年7月:プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営開始

・2016年3月:東京証券取引所マザーズに上場

・2016年10月:広報効果リサーチサービスの提供を目的として、株式会社PRリサーチを設立

・2017年9月:クラウド型タスク管理ツール「Jooto」を事業譲受

・2018年8月:東京証券取引所市場第一部に市場変更

・2019年6月:東京証券取引所マザーズに上場

・2020年3月:連結子会社であった株式会社マッシュメディアを吸収合併

・2020年5月:企業のストーリーを届ける広報サービス「PR TIMES STORY」のサービス開始

・2020年10月:webメディア制作・企業PR支援の株式会社ismの全株式を取得

PR TIMESの事業領域やビジネスモデル

■PRプラットフォーム事業(以下のサービスを展開)

・PR TIMES:国内シェアNo.1で、月間1万本を超えるプレスリリースが集まるプラットフォーム

・PR TIMES STORY:企業や団体内の当事者が自ら、サービスの開発秘話などの背景や裏話をストーリー形式で公式発表できるサービス

■プロダクト事業(以下のサービスを展開)

・Jooto:タスク・プロジェクト管理ツール。シンプル操作で14万ユーザーが利用。

・Tayori:フォーム、FAQ、チャット、アンケートなどを簡単に設置でき、スマートフォン時代のWeb接客体験を円滑にするカスタマーサポートツール

・Webクリッピング:国内ニュースメディアから指定キーワードを含む記事を抽出、分析できるクリッピングサービス

・PR TIMES LIVE:プレスイベントをライブ配信し、記者に必要素材を提供することでオンライン取材を実現するサービス

・PR TIMES TV:プレスリリースからスマートフォン視聴に最適化した動画を制作してSNS配信する動画PRサービス

・PRカレンダー:主要メディアのメディアデータを収めた無料アプリ

■メディア事業

・BRIDGE:「起業家と投資家を繋ぐ」をコンセプトに国内・アジアのスタートアップを中心としたテクノロジー系ニュースを配信するブログメディア

・U-NOTE:「仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。」をコンセプトに、若手ビジネスパーソン向けに仕事のマナー・ノウハウからファッション情報まで網羅しているメディア

・STRAIGHT PRESS:トレンドに敏感な生活者へ向けて、ファッション、ビューティー、エンタメ、ライフスタイル、グルメの最新情報をストレートに発信するニュースサイト

・AdGang:世界中のクリエイティブな広告・宣伝事例を日々紹介するデータベースサイト

・PR TIMES MAGAZINE:『使えば使うほど”自分のもの”になっていく「教科書」』をコンセプトに、情報発信者となりうるすべての方々に向けた広報PRの様々なナレッジを発信するWebメディア

・isuta:ミレニアル世代のイマドキ女子に向けて、心がときめく、“おしゃれ、かわいい、しあわせ”がたくさん詰まったニュースを配信するガールズトレンド情報サイト

・Techable:テクノロジー、ソーシャルメディア、マーケティングの最新トレンドや、次代をつくる国内外のスタートアップの情報を配信するニュースサイト。

・IGNITE:本物にこだわる大人のためのライフスタイル情報サイト。自動車ニュースを中心にファッション・ガジェットなどの幅広いトレンドを配信

・BuzzGang:テレビCM 、PV、ブランドムービー、バイラル動画などの数多ある企業映像の中から、“人の感性に訴え、時には心を揺さぶる”作品を厳選して紹介するメディア

■PRプランニング事業

・エクスペリエンスデザイン:想いが伝わるクリエイティブ創出とPR戦略を融合して、統合的なマーケティングコミュニケーションの企画立案と実行

・PR戦略/戦術立案:“スマホ時代”・“生活者発信時代”に適したPR戦略を策定し、PR企画を立案

・コンテンツ制作・メディア&SNSリレーション:プレスリリースプラットフォームのデータをもとにして、“読まれる”PRマテリアルを制作。種多様なメディアとのリレーション構築や、SNSを活用したプロモーションを実施。

PR TIMESの2022年度第1四半期の決算情報

それでは、2022年度第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。

PR TIMESの2022年度第1四半期の全体業績

PR TIMES:2022年度第1四半期業績

業績ですが、売上高は約13.8億円で、YoYで27%、QoQで11%の成長となっています。

また、営業利益は約4.2億円となっており、YoYで9%、QoQで36%の高い成長率となっています。

PR TIMESの2022年度第1四半期のPR TIMES事業の業績

PR times:PR TIMES事業ハイライト

PR TIMES事業のKPIは以下のようになっています。

・利用企業社数:69,257社

・プレスリリース件数:(月間)31,165本

・配信メディアユーザー数:23,697名

・パートナーメディア:219媒体

また、PR TIMESの利用価値のひとつはパブリシティの獲得となっており、パブリシティ数は58件で、YoYで7.4%増となっており、四半期過去最高を更新しています。

PR TIMES:利用企業社数の推移

利用企業社数は、が69,257社となっており、YoYで比14,831社増、QoQで比3,597社増と大きく成長しています。

PR TIMES:プレスリリース件数の推移

プレスリリース件数は、81,661件となっており、新型コロナウイルスの影響により、YoYで19.2%増、QoQで11.3%増になっています。

PR TIMESの2022年度第1四半期の事業トピック

PRTIMES:JOOTO|有料利用企業社数の推移

タスク管理サービスのjootoの有料利用企業社数ですが、1835社となっており、YoYで70社増の4%の成長となっています。

また、引き続き利用企業の組織内浸透に注力して、1社あたりの平均利用単価が3,221円(前四半期比0.7%増)と高水準を キープしています。

PRTIMES:Tayori有料アカウント数の推移

Web接客体験を円滑にするカスタマーサポートツールのTayoriのユーザー数ですが、有料アカウント数は721アカウントとなっており、YoYで60アカウント増の9.1%の成長となっています。

平均利用単価は、5,998円となっています。

PR TIMES:音声プラットフォーム「Voicy」と資本業務提携

事業のトピックの1つ目としては、音声プラットフォーム「Voicy」との資本業務提携です。

会員登録数150万人が利用する音声プラットフォームVoicyに出資し、企業情報が音声を通じて生活者へ伝わる状態を目指し、情報発信と情報活用における相互の連携を強化する予定です。

PRtimes:MARPH ローンチ

事業のトピックの2つ目としては、PRプラットフォーム「 MARPH (マーフ)」のβ版のローンチです。

30人超のアーティストとギャラリーが現時点で参加しており、世界のアートメディアに日本のアートシーンを届けるためにもグローバル展開を目指していいます。

最近の決算情報から読み取れるPR TIMESの戦略についての考察

PRTIMES:Milestone 2025 財務目標

直近の中期計画から、以下のことが今後の戦略のポイントになると考えられます。

■戦略考察

・本業のPRTIMESを伸ばしていくために、以下の施策を順次実行して、各KPIを向上。

①領域特化のメディア媒体の買収や媒体提携によって、パブリシティ機会とそのコントロール度合いのの増大

②動画やLINE配信など、従来の文章以外のコンテンツフォーマットの拡充による、コンテンツ量の増大

・既存の顧客のカバー率を活かす×PR領域外のサービス買収によって、顧客企業のLTVを最大化

PR TIMESでは、引き続き本業のPR領域のカバー率を上げるために、上記のような施策を投入していくと考えられますが、その一方でより指数関数的な成長をするためには、できるだけシナジーの見込めるPR領域外の事業を行っていく必要があるでしょう。

PR TIMESは、すでに大きな顧客基盤を有しており、その顧客基盤を使って、LTVを最大化していくことが考えられます。

買収したタスク管理ツールの「jooto」は、そういった施策の1つのベンチマークになるでしょう。

例えば、「jooto」をPR TIMESを導入している企業に対して、クロスセルしていくことが可能と検証されれば、同じような施策を積極的に行っていく可能性は高まるため、「jooto」の扱いに関しては、注目です。

PR TIMESの入社難易度

PR TIMESの転職難易度は現在進行系で高まってきています。

PR TIMESはプレスリリース配信サービスの国内ナンバー1のシェアを誇っているサービスで、今後も成長していくことが予想されます。

また、テキストフォーマットだけではないPR領域にも拡大しており、この傾向は引き続き続くでしょう。

そのため、より優秀な人を今後は採用していくことが考えられるため、転職難易度は高まっていくでしょう。

PR TIMESの平均年収推移

最後に、転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?

PRTIMES:平均給与推移

PR TIMESの最新版の平均年収は、578万円となっており、上場時と比較すると約100万円近く上場しており、業績がずっと右肩上がりのため、給与は上がっていく可能性はあります。

PR TIMESの福利厚生や働く環境

PR TIMESでは、以下のような福利厚生があります。

・交通費全額支給(月5万円まで)

・近隣居住手当(会社より3km圏内の賃貸物件で世帯主の場合、月3万円支給)

・首都圏外からの引越し手当

・奨学金代理返還手当(満30歳未満 かつ前年年収が600万円未満の正社員が対象)

・転居支援手当(支給条件あり)

・定期健康診断(年1度、当社にて健康保険組合加入の場合)

・産前産後休暇・育児休暇

・学習支援(書籍購入、外部セミナー参加等)

・全社表彰制度(年2回、個人賞・チーム賞、副賞あり)

・全社オンラインランチ会(月2回、GArDEN LUNCH)

・東証一部上場企業でありながら、野心的な目標と浪漫を追求し続ける環境

PR TIMESでは、様々な福利厚生が整えられていますが、特に真新しいものはなく、割とオーソドックスな福利厚生となっていますが、最後の「東証一部上場企業でありながら、野心的な目標と浪漫を追求し続ける環境」は、カッコいいですよね。

まとめ

PR TIMESを運営するPR TIMESの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。

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