困っていること、知りたいこと
社長や役員との最終面接は今までの一次面接や二次面接と何が違うのか、わからない。
社長・役員との最終面接はどんなことを選考されるのか気になる。
社長・役員との最終面接の具体的な突破方法、対策を知りたい。
こんな疑問や不安を持っている人のお悩みにお答えします!
転職活動において、必ず避けては通れないのが社長や役員との面接です。
しかし、そもそも最終面接(社長面接・役員面接)とは他の面接と、何が違うのか、気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は転職の最終面接(社長面接・役員面接)で失敗しないための最終面接の特徴と対策を知りたいと考えているあなたに、
・最終面接(社長面接・役員面接)の特徴とは?
・社長面接・役員面接の順番について
・最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイント
・最終面接(社長面接・役員面接)で落ちてしまう(不合格)人の特徴
・最終面接(社長面接・役員面接)の対策・準備のポイント
・最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員に評価されやすいコミュニケーションの方法
・最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員によく質問される質問リスト
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
- 1. 最終面接(社長面接・役員面接)の特徴とは?
- 2. 社長面接・役員面接の順番について
- 3. 最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイント
- 4. 最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴
- 5. 最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイント
- 6. 最終面接で社長・役員に評価されやすいコミュニケーションの方法
- 7. 最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員によく質問される質問リスト
- 8. 社長や役員を逆に選考するつもりで面接を受ける
- 9. まとめ
最終面接(社長面接・役員面接)の特徴とは?
実は最終面接は、最後の顔合わせの場なので、気楽にやりましょうというスタンスの会社さんもいます。
実際に、和やかな雰囲気で面接は楽しく話をして終わったなんて人もいたりするのではないでしょうか?
一方でご自身としても、「これで内定だ!」と安心してしまう人もいるのではないでしょうか?
しかし、いくら和やかにしていても会社は必ず ”あなた” を選考をしています。
なので、油断せずに、しっかり自分が選考されている意識を持って、面接に臨むことが大事です。
次に、社長や役員との最終面接はどのような特徴があるのか、他の面接と比較して、ご紹介したいと思います。
上記の図は、各面接別に面接での評価軸をまとめたものです。
各社個別の評価軸や重きを置いている軸はそれぞれだと思いますが、おおよそはカバーしていると思います。
上記を踏まえて、最終面接(社長面接・役員面接)は、以下のような特徴があります。
・人事が行う1次面接との評価項目が被っている場合が多い
・スキルなどの能力(スキル)評価よりも、その人の人物面の深掘りにフォーカスした質問が多い
最終面接(社長面接・役員面接)では、おおよそスキルなどの能力(スキル)評価よりも、その人の人物面の深掘りにフォーカスした質問が多く、いわゆるマインド面のマッチングを選考している場合が多いです。
また、社長や役員は、転職理由から将来やりたいこと、会社でやりたいことなど、その人の意志に関わることを聞いてくるケースが多く、さらに社長や役員はそういった意思をきちんと持っているのかどうかを重視する傾向にあります。
社長面接・役員面接の順番について
社長面接・役員面接ですが、最終面接の場合の方が多いですが、1番最初に社長面接・役員面接を実施する会社もあります。
特にまだ規模の小さいスタートアップやベンチャー企業の場合は、人事の人がいても、最初に社長面接・役員面接を実施することもあります。
さらに、候補者が魅力的だと思われている場合は、社長・役員自らが候補者を口説く目的も兼ねて、最初から社長・役員が面接を実施することがあります。
そのため、誰が面接することになっても、きちんと準備することが重要です。
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイント
では、実際に最終面接(社長面接・役員面接)で、社長や役員の人は候補者をどのポイントから選考しているのか、詳しく解説してみたいと思います。
結論から申し上げると、最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイントは、以下の3つです。
①論理的思考能力やビジネスコミュニケーション能力
②転職理由
③将来のキャリアプラン
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイント①:論理的思考能力やビジネスコミュニケーション能力
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイントの1つ目は、論理的思考能力やビジネスコミュニケーション能力です。
論理的思考能力とビジネスコミュニケーション能力は、全ての選考で評価されるポイントになることが多いです。
選考の方法としては、何か特定の質問では無く、面接中での質問に対する態度や言葉使い、話す内容などのコミュニケーションで判断されます。
そのため、以下のことに気をつけて、面接でのコミュニケーションを行うことが大事です。
①結論から述べて、構造的かつ簡潔に説明する。
②質問されたことに、素直に聞かれたことだけを答える。質問されていないことをダラダラと喋らない。
③質問の意図や内容などを正しく汲み取ってから、回答する。少しでも疑問や認識の齟齬がありそうなら、その場できちんと質問する。
上記の3つですが、意外とできていない人が多かったりします。
しかし、この3つはビジネスコミュニケーションとして、普段の業務でも使う、必要最低限かつ、できて当たり前のことだと思います。
そのため、もし今の時点で自分はできていないと思う人がいましたら、癖を付ければ改善できることのため、普段の仕事からかなり意識して改善を試みてください。
②に関しては、聞いてもいないことをダラダラと話し続けられると、面接官としてはかなり印象が悪くなってしまいます。
さらに、③に関しても、できないと「この人は話を聞かない人」、「仕事で指示しても、理解していないのに勝手に進めて後で手戻りが発生しそうな人」など、印象が悪くなってしまうので、もし、面接官の質問の内容が意図がわからない場合は、素直にもう一度聞き直して、意図を確認しながら回答することが良いです。
特に社長や役員との面接の場合、話すテンポが早かったり、結論や要点をズバッと聞いてくるケースが多いため、ダラダラと話してしまうとかなり印象が悪くなってしまうため、もし苦手意識がある場合は、早期に改善を試みた方がよいです。
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイント②:転職理由
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイントの2つ目は、転職理由です。
社長・役員も、転職理由を聞くことを通じて、おおよそ候補者の以下の観点を把握しようとしています。
・候補者の次の職場や人間関係、仕事内容、働き方で求めていること
・物事をポジティブに捉えるのか、ネガティブに捉えるのか
・キャリアプランやキャリアに対しての目的意識がはっきりしている人か、そうではない人なのか
転職理由を伝え得る際に、大前提として、以下のようなネガティブな転職理由を面接で積極的に言わないことは大事です。
・前職の同僚や上司が嫌だった。
・上司が無能で、ずっと提案していたことが通らなかった。
面接で転職理由の伝え方で大事なポイントは以下の2つです。
・転職での目的を伝える。
・(伝え方に気を付けながら)本音で語る。
転職理由を伝える時に大事なポイント①:転職の目的を伝える
正しく転職の目的を伝えるためには、面接前に、自分が転職を通じて、何をしたいのか、何を得たいのかなどの転職の目的をしっかり整理することが大事です。
面接官の立場からすると、「目的意識」の希薄な発言や態度は、「この人はあまり深く物事を考えない人」というような思慮が浅いマイナスの印象を受けやすいです。
面接でそのように思われてしまうのも、すごく勿体無いですし、せっかく有意義な転職にするには、自分で納得感の高い目的をしっかり言語化して、それを面接官に伝えることが大切です。
転職での軸に整理の具体的な方法については
こちらの記事▶ 転職活動で失敗しない戦略的な転職の軸の考え方・決め方【例文付】を参考にしてみてください
また、実際の面接の準備に関しては
こちらの記事 ▶ 転職活動は面接前の準備で9割決まる!面接で合格率を上げる準備方法 を参考にしてみてください。
転職理由を伝える時に大事なポイント②:(伝え方に気を付けながら)本音で語る
次に大事なポイントは、本音で語るです。
当然、伝え方を考えなければならないですが、実は本音で語るということは非常に重要です。
面接官をしていると、原稿を暗記しているかのような語り口で、その人のリアリティーを感じない人が一定数います。
そのような頭で考えてきたようなリアリティーの低い話は、共感することがほとんどないのと、体裁を取り繕う人だったり、まるで嘘を付いている人というような印象を受けたりします。
面接官も人なので、臨場感のあるその人の本音が垣間見えると、話に惹き込まれますし、その面接官が似たような体験をしていると、面接官からの共感も引き出すことができます。
共感を引き出せると、グッと印象も良くなったりするので、当然、内定までの確率は格段にアップします。
ただし、先ほども申し上げたように伝え方には気を付けなければなりません。
具体的には以下の2つの点を意識して、面接で伝えると良いでしょう。
・経験から学んだことを伝えて、ポジティブに話を終わらせる。
・他責ではなく、あくまで、自責で物事を捉えていることを伝える。
例えば、面接ではこのような形で伝えると良いでしょう。
■悪い例
部署の業績が落ちてきていて、自分で改善案をずっと部長に提案していたのですが、全然聞いてもらえず、この会社で働くことは難しいなと感じて、転職を決めました。
→ 単純に上司が聞いてくれないという他責思考で終わっているため、あまり印象は良くありません。
■良い例
部署の業績が落ちてきていて、自分で改善案をずっと数字とか出して論理的に詰めて部長に提案していたのですが、全然聞いてもらえず、部長は比較的直感的に意思決定をする人で、自分とは仕事の進め方があまり合わないなと改めて思ってしまい、転職を決めました。しかし、今考えると、数字などを持ち出して正論ばかり言うのではなく、普段からのコミュニケーションも部長とはそこまである方でなかったので、普段からのコミュニケーションも含めて、巻き込み方にも至らない点があったと思っています。
いかがでしょうか?上記の良い例も決してポジティブな転職理由にはなっていないと思いますが、そこまでマイナスの印象は受けないと思います。
本音で語ることは一見、リスクのように思う人もいるかもしれませんが、言い方さえ気をつければ逆にかなり有効なテクニックなので、是非使ってみてください。
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイント③:将来のキャリアプラン
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員が見ているポイントの3つ目は、将来のキャリアプランです。
社員を採用する上で、会社全体のミッションやビジョンと、社員が将来描くミッションやビジョン、やりたいことが一致している方が望ましいと考えられています。
なぜなら、やりたいことが一致している方が、社員の働くモチベーションが高いと考えられているためです。
そのため、社長や役員は、本人の将来のキャリアプランを聞くことで、社員が中朝的に渡り、会社でモチベーション高く働いてくれそうかを見極めようとしています。
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴
それでは、次に最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴を紹介したいと思います。
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格にされてしまう人の特徴は以下の4つのことです。
成功確率を上げるためには、これらの逆の行動を取りましょう。
・転職理由やキャリアプランが不明確
・コミュニケーション能力不足
・企業の情報を把握していない
・スキル不足
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴①:転職理由やキャリアプランが不明確
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴の1つ目は、転職理由やキャリアプランが不明確です。
面接全体でも、目標がない人、キャリアプランがない人は、入社しても伸びていく可能性がないと判断し不合格になる傾向があります。
特に、社長や役員は自己目標を持っていたり、その目標設定が高い傾向にあります。
そのため、目標がない人、キャリアプランがない人はバイタリティーが低い人、面白くない人などと、主観的ではありますが、そのような感想を持ち、確率的に低い評価を付ける傾向が高いです。
皆さんが仮に面接官の立場を想像した時に、目標があって自分なりの今後のプランが具体的な人の方が、何となくですが、自分から意欲的に情報をキャッチアップしたり、スキル獲得のための自己研鑽をしそうなイメージはありませんか?
実際の採用要綱にあるかはともかく、面接では何となくの印象で合否が決まってしまう場合があります。
そのため、このような転職理由やキャリアプランについては、具体的に回答ができるように準備を行いましょう。
転職での軸に整理の具体的な方法については
こちらの記事、▶ 転職活動で失敗しない戦略的な転職の軸の考え方・決め方【例文付】を参考にしてみてください
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴②:コミュニケーション能力不足
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴の2つ目は、コミュニケーション能力不足です。
具体的には、以下のようなビジネス上のコミュニケーションのことを指します。
①結論から述べて、構造的かつ簡潔に説明する。
②質問されたことに、素直に聞かれたことだけを答える。質問されていないことをダラダラと喋らない。
③質問の意図や内容などを正しく汲み取ってから、回答する。少しでも疑問や認識の齟齬がありそうなら、その場できちんと質問する。
特に社長や役員は普段から①や②を意識してコミュニケーションを行なっている傾向が高いため、①や②のコミュニケーションができない人は、確率的に低い評価をされる場合があります。
上記の3つですが、本当に意外とできていない人が多いです。
もし今の時点で自分はできていないと思う人がいましたら、癖を付ければ改善できることのため、普段の仕事からかなり意識して改善を試みてください。
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴③:企業の情報を把握していない
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴の3つ目は、企業の情報を把握していないです。
当たり前ですが、面接前には必ず面接を受ける会社のことについて、できる限り下調べを行わないと、実際に面接で準備をしない人や、うちの会社はあまり興味なさそうという理由で不合格になってしまう可能性があります。
実際の面接の準備に関しては、
こちらの記事▶ 転職活動は面接前の準備で9割決まる!面接で合格率を上げる準備方法 を参考にしてみてください。
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴④:能力不足
最終面接(社長面接・役員面接)で不合格になる人の特徴の4つ目は、能力不足です。
こちらに関しては、正直対策を行うことは不可能ですが、事前にしっかりと求人の募集要項を確認して、自分とマッチしそうな求人か判断して選考を受けましょう。
最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイント
それでは、次は最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイントを解説したいと思います。
最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイントは結論から申し上げると、以下の3つです。
①転職理由や自分のキャリアについて言語化する
②企業について調べる
③自分のスキル・経験を棚卸しする
最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイント①:転職理由や自分のキャリアについて言語化する
最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイントの1つ目は、転職理由や自分のキャリアについて言語化するです。
冒頭の方でも解説しましたが、人事面接では、転職理由や将来のキャリアプランについて、質問される場合が多いです。
また、面接全体でも、目標がない人、キャリアプランがない人は、入社しても伸びていく可能性がないと判断し不合格になる傾向があります。
皆さんが仮に面接官の立場を想像した時に、目標があって自分なりの今後のプランが具体的な人の方が、何となくですが、自分から意欲的に情報をキャッチアップしたり、スキル獲得のための自己研鑽をしそうなイメージはありませんか?
そのため、転職理由やキャリアプランについては、具体的に回答ができるように準備を行いましょう。
転職での軸に整理の具体的な方法については
こちらの記事▶ 転職活動で失敗しない戦略的な転職の軸の考え方・決め方【例文付】を参考にしてみてください。
こちらの記事の内容に沿って、自分の転職理由やキャリアプランについて、言語化すれば、面接の対策になります。
最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイント②:企業の情報について調べる
最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイントの2つ目は、企業の情報について調べるです。
面接前に準備するべき企業情報の調査項目は以下の3つの観点になります。
・会社の業績や業界全体の傾向
・会社の事業のビジネスモデル(募集の背景を理解する)
・会社の社長や経営幹部の経歴
企業の情報について、調べる方法については
こちらの記事▶ 転職活動は面接前の準備で9割決まる!面接で合格率を上げる準備方法
特に社長や役員との面接において、ビジネスモデルへの理解をアピールすることができれば、かなりの高評価を得られるチャンスとなるため、ここはしっかりと対策をとるべきです。
最終面接(社長面接・役員面接))の対策ポイント③:自分のスキル・経験を棚卸しする
最終面接(社長面接・役員面接)の対策ポイントの3つ目は、自分のスキル・経験を棚卸しするです。
最終面接(社長面接・役員面接)では、マインド面の方を深堀りされると先ほど、解説させていただきました。
しかし、スキル面も多少、当然、質問されます。
そのため、自分のスキル・経験を棚卸しすることできちんと、面接で説明できるようにしておくことは非常に重要です。
最終面接で社長・役員に評価されやすいコミュニケーションの方法
最終面接で、社長・役員が評価している観点を紹介しましたが、逆に今度は、社長・役員に評価されやすい面接での伝え方を紹介したいと思います。
面接で社長・役員からプラスの評価を得るために大事なポイントは、共感を引き出すことです。
具体的に社長や役員の人から共感を引き出すためのポイントは「自分が組織のこと理解している」ということを伝えることです。
何故、社長・役員の人に「自分が組織のこと理解している」ことを伝えることがポイントとなるのかは、以下の2つの理由です。
・社長・役員は経営のテーマとして、組織に悩んでいる場合が多々あり、常に何かしらの課題を抱えている。
・社長・役員は事業を、ある意味自分の「子ども」のような感覚を持っている場合が多いため、それに興味や理解があると嬉しいと思う場合がある。
「組織のこと理解している」ことをアピールするためには、以下の2つのタイミングでアピールすることが大切です。
・過去の具体的な職務内容の経験を聞かれたタイミング
・逆質問のタイミング
社長や役員に評価されるコミュニケーションで大事なタイミング①:過去の具体的な職務内容の経験を聞かれたタイミング
具体的には、過去の具体的な職務内容の経験を聞かれたタイミングで以下のことを伝えると、評価される場合が多いです。
・自分が携わってきた事業のビジネスモデルでのポイント
・その中で自分が成果を残せた理由や要因
まず、自分が携わってきた事業のビジネスモデルでのポイントが何なのかを伝えることが大事です。
そもそも、自分が携わってきた事業のビジネスモデルでのポイントが何なのかを人に説明できるレベルまできちんと理解してますでしょうか?
基本的にここがきちんと説明できるということは、ビジネス自体への理解や自分の職務への理解度が高いという意味でもあると思います。
面接を行なっていて、「前職のビジネスのポイントは何ですか?」と質問したりすると、意外にここをきちんと説明できる人は多くはないです。
その意味でも、きちんと自分が携わっているビジネスを構造的かつ論理的に整理して、何が大事なポイントなのか説明できるようになることは大事です。
さらに、社長や役員へより自己PRするためには、その事業の中で自分が組織に対して行なった貢献なども具体的な事例も踏まえて織り交ぜてみると、「この人は組織視点で考えて、行動できる人だと」というような評価になり、より評価されやすくなると思います。
具体的にはこのようなエピソードを入れると効果的だと思います。
・組織で課題となっていたことを分析して、仕組み化をして課題解決を行なった。
・部下の育成をした。
・新入社員を教育して、立ち上がりのスピードと精度を高めた。
事業のビジネスモデルや自分の行なってきたことを理路整然と説明できるか、しどろもどろで何を言ってるのかわからない感じだと、大きな印象の差が生まれると思います。
ちなみに、世の中のビジネスモデルってどんなものがあるのか知りたい方、理解を深めたい方は、以下の3つの本がオススメです。
社長や役員に評価されるコミュニケーションで大事なタイミング②:逆質問のときのタイミング
次に、オススメの伝えるタイミングは、逆質問のときのタイミングです。
まず、面接での逆質問が大事な理由は、追加で自己PRを行うチャンスにできるからです。
単純に自分の聞きたいことを聞く場ではなく、自分がいかに優秀そうなのか、成果を残しそうなのかと採用してみたいと印象付けることがとても重要です。
具体的には、事業の構造や大事そうなポイントを理解していることを前提として逆質問ができると効果的な場合が多いです。
先ほども説明しましたが、社長・役員は事業や組織をある意味自分の「子ども」のような感覚を持っている場合が多いため、それに興味や理解があると嬉しいと思ってくれる場合が多いです。
そのため、逆に相手のことを批判するような、相手の痛いところを突くような質問の仕方はしない方が良いです。
具体的には以下のポイントを意識しながら質問すると良いでしょう。
・その会社のビジネスモデルをおおよそ理解をしていることを伝える。
・自分なりの仮説を伝える。
・仮説が外れている可能性も考えて、他の選択肢について質問して、ビジネス自体に興味があるように伝える。
解答の良い例としては、このような形です。
■良い解答例
御社の人材紹介のビジネスモデルを考えると、クライアントのビジネス構造をしっかり理解することがとても重要だと思うのですが、それを実現するために、御社では新入社員のオンボーディングはどれくらいの期間でどのような施策を行なっていますか?
門外漢なので、もし仮説が外れていたら恐縮なのですが、それよりも重要視している施策やお考えなどありますでしょうか?
逆に以下のように課題と解決策をセットで求めて、相手を詰めるような形で質問をしてしますと、相手からの印象が悪くなってしまうと思うので、気をつけてください。
■悪い解答例
御社の新入社員の現在の施策はどのようにやられており、その中で大きな課題は何でしょうか?さらに、その課題を解決するための有効な施策はどのようにお考えでしょうか?
このように面接を進めていく中で、社長や人事の方が以下のような状態になったら、あなたの話に共感している、評価されている傾向だと思って頂いて良いでしょう。
・会社の現在の課題などを自ら、赤裸々に語ってくれている。
・過去の会社の組織や事業の失敗など赤裸々に語ってくれている。
・今後の会社の展望や戦略を嬉しそうに語っている。
・あなたに期待することを語ってくれている。
最終面接(社長面接・役員面接)で社長や役員によく質問される質問リスト
社長や役員によく質問されることは以下のことが多いと思いますので、是非全ての答えられるように準備した方が良いと思います。
・将来、自分がしたいこと
・今後、どのようなキャリアを築いていきたいか、どのようなスキルを身に付けたいか
・尊敬する人は誰か?その理由は?
・転職の目的は何か?
・何がその会社で実現したら、転職が成功と言えるのか?
・その会社で何を成し遂げたいのか?
・人生の失敗経験、挫折経験、そこから学んだことは何か?
社長や役員を逆に選考するつもりで面接を受ける
最後に社長や経営陣との面接でもう一つ大事なことは、社長や役員を逆に選考するつもりで面接を受けるということです。
これは、偉そうとかそういうものではありません。
一緒に働くメンバーというものはかなり大事な要素だと思います。
その中で陣頭指揮を取る社長や経営陣を論理的に考えてビジネスパーソンとして優秀そうかどうか、そして、感情的に考えて人として尊敬できるかどうかはきちんと見極めるべきです。
素直に自分が尊敬できないとか、合わなそうと思えば、お互いに入社しない方が幸せなケースが多いと思います。
なので、変に恐縮せずに、きちんとこちら側も見極める意識は持ちましょう。
まとめ
転職の最終面接(社長面接・役員面接)で失敗しないための最終面接の特徴と対策についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。
おすすめのキャリアコーチングサービス【無料面談だけでも有益】
キャリアアップコーチング | 理想のキャリアを創りたい人を応援!
・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動を始めようと考えているが、転職活動に失敗したくない人向け
キャリアアップコーチングは、転職を前提としない相談が可能で、「今の自分からは想像できない未来を創る」ことをミッションにサービスをやっています。
サービス中はいつでもコーチにLINEで相談も可能で、無料面談もあり、全額返金保証制度もあり、気軽に始めるができます。
また、フルオンラインで実施し、平日の夜や土日祝日もやっているため、忙しい方でもスケジュールが調整しやすいことも特徴です。
キャリアアップコーチングの利用する時の流れ・手順
キャリアアップコーチングを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①HPで内容の確認(HPは、こちら)
②HPでLINEの友達登録を行い、無料面談のスケジュール調整
友達登録が終了すると、所定の方法に従って、スケジュール調整を行います(3分で完了できます。)
③無料面談
ビジネス職向けエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】
※登録もエージェントとの面談も全て無料です。
エージェントの利用する時の流れ・手順
エージェントを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①会員登録(※登録は無料です)
基本的に下記の画像をタップして、エージェントの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(5分もかからずに終わります。)
②担当アドバイザーと面談(※面談は無料です)
登録が終了すると、面談がありますが、キャリアの棚卸しや今、どんな会社が人気なのかなどの情報収取もできます。
③案件紹介→案件決定(※案件紹介も無料です)
④実際に案件の面接等に参加
ビジネス職向けエージェントはこの3社がおすすめです。
試しに全部登録してみるのも良いですし、自分に合いそうなエージェントを見つけてみるのも良いです。
しかし、転職エージェント選びで成功するためには担当との相性も大事なので、下記のまとめて登録することをおすすめします。
全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。
✅ ビジネス職向けエージェント3選
・リクルートエージェント | 20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け | 転職実績No.1の最大級の転職サイト
・JRC Recruiment | 20代~30代で年収600万以上を目指す人向け | 非公開求人の割合が50%
・doda |20代の若手から30代のミドルの人で非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介
リクルートエージェント
・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け
リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1の転職エージェントサービスです。
特徴としては、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実しているため、転職が初めての人も安心して転職活動を行うことができます。
また、一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が20万件以上があり、各業界に精通したキャリアアドバイザーが、希望やスキルに沿った求人を厳選して紹介してくれます。
JAC Recruitment
・こんな人にオススメ:20代~30代で年収600万以上を目指す人、業界スペシャリストになりたい人(人事、営業、マーケティング、経理など)
JAC Recruitment は東証1部に上場している国内最大級の転職サイトでハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントです。
1988年から累計約43万人の転職実績があり、特徴としては非公開の案件が豊富(約50%の割合)で約25,000社の企業と取引があり、あらゆる業界・職種の企業から多数の求人を保有しています。
通常、求人を紹介するコンサルタントと企業コンサルタントは別になっていることが多いですが、JAC Recruitment の場合は求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しているため、企業の文化や風土、事業戦略までも把握して、他では得られないリアルな情報を得ることができます。
doda
・こんな人にオススメ:20代の若手から30代のミドルの人で非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介
dodaはパーソルキャリアの求人情報サービス・人材紹介サービスを提供する転職サイトで、エージェント業界No.2のサービスです。
まずは自分で求人を探してみたいという方も、1人での転職活動は不安を感じるという方もdodaで自分に合った求人を見つけることができ、自分に合わせた転職活動を行うことができます。
特に案件の量には定評があり、大手・優良企業からベンチャー企業まで、常時豊富な求人情報を掲載しており、非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介してくれます。
エンジニア向け特化のエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】
エンジニア向けエージェントはこの3社がおすすめです。試しに全部登録してみるのも良いですし、自分に合いそうなエージェントを見つけてみるのも良いです。
全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。
✅ エンジニア向けエージェント3選
・TechClipsエージェント| 年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人 | 利用者の93%が年収アップ実績
・レバテックエキスパート| 年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人 | ハイクラスエンジニアの10年以上の支援実績
・Tech Stars Agent | WEB・ゲーム事業に携わりたい人 | 700社以上の企業とのリレーション
TechClipsエージェント
・こんな人にオススメ:年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人、高収入&高待遇で転職したい人
TechClips(テッククリップス)エージェントは、高年収&将来のキャリアプランを重視したITエンジニアの専門の転職エージェントサービスで、高収入&高待遇に特化しています。
さらに、大手転職会社にはない現職のエンジニアがコンサルティングを行うので安心して相談することができます。
レバテックエキスパート
・こんな人にオススメ:年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人、新規事業に携わってキャリアアップしたい人
レバテックエキスパートは、ハイクラスのエンジニアとクリエイターに特化した転職サービスで、レバテックは10年以上の支援実績があり、保有求人数は業界トップクラスです。
年間累計3,000回以上の企業訪問でCTOやPMと頻繁にミーティングを実施し、深い信頼関係から好条件求人を獲得しており、ハイクラス人材の採用を前提とした新規事業の立ち上げを行うこともあるそうで、そういった新規事業に携わって、キャリアアップを目指したい人にオススメです。
Tech Stars Agent
・こんな人にオススメ:WEB事業に携わりたい人
Tech Stars Agent は、IT業界特化型の転職エージェントでIT・WEB業界に精通したプロのキャリアコンサルタントがきめ細かな面談を行います。
キャリアコンサルタントはメンバー全員がエンジニア経験や転職/独立支援の豊富な実績を持ち、きめ細かく面談をサポートしてくれます。
エンジニア出身のキャリアコンサルタント最適な職場が提案してくれるので、転職後のミスマッチも起こりにくいのが特徴です。
転職求人サイトまとめ【エージェントとの面談が面倒な人向け】
転職活動は何となく考えているけど、実際にエージェントとの面談とかまでは、面倒くさいと考えてしまう人には、転職求人サイトの活用をおすすめします。
転職求人サイトの利用する時の流れ・手順
転職求人サイトを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①会員登録(※登録は無料です)
下記の画像をタップして、転職求人サイトの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(3分もかからずに終わります。)
②職務経歴書や経歴データなどを入力、アップロード(※事前に、職務経歴書があれば、5分で完了)
③スカウトメールの受信
スカウトメールは、職務経歴書をアップロードしたり、経歴データを入力しないと、企業側がスカウトメールを送信しません。
求人サイトは、必要情報や履歴書など登録して、自ら気になる企業へ応募することもできますが、企業から、あなたにスカウトがやって来るため、自分がどの会社から評価されるのかなども知ることができます。
全て無料で、たくさんのスカウトを受け取るために、職務経歴書のアップロードと、経歴データの入力は必ず充実させましょう!
✅ おすすめの転職求人サイト3選
・会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』| 年収600万円以上を目指す全ての方におすすめ!
・挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」| 20代~30代の人で初めて転職活動で不安な人向け(自分の好みにマッチした求人が自動的にレコメンドされます)
・リクナビNEXT | 20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け(掲載求人数がNo.1サービスで、企業とのマッチング度合いも診断できる「グッドポイント診断」もオススメ)
会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』
・こんな人にオススメ:年収600万円以上を目指す全ての方におすすめ!
会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』は、会員数8万名以上、日本最大級の転職サイトです。
(「即戦力採用ならビズリーチ」というTVCMでおなじみの人も多いかもしれないです。)
現在会員数80,000名以上が利用しており、11万件以上の求人が検索ができる求人検索機能に加えて、ヘッドハンターの検索やスカウト機能もあるサービスとなっています。
挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」
・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動で不安な人向け(自分の好みにマッチした求人が自動的にレコメンドされます)
「キャリトレ」は、1日5分、レコメンドされる求人に対して「興味がある」を選択することで、自分の本当の価値や新しい可能性を発見できる転職サイトです。
「キャリトレ」がすごいのは、1日ずつレコメンドされる求人のなかから「興味がある」求人を選択するだけで、AIがより自分にマッチした志向性に合う求人がレコメンドされたり、企業からスカウトが届くようになります。
そのため、使えば使うほど、AIがあなたの好みを学習してくれて、自分のキャリアの可能性を発見することができます。
リクナビNEXT
・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け(掲載求人数がNo.1サービスで、企業とのマッチング度合いも診断できる「グッドポイント診断」もオススメ)
リクナビNEXT は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。
機能面では、「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、非常に使いやすいです。
さらに、リクナビNEXTには、『グッドポイント診断』と呼ばれる評判のサービスがあり、これは、会員登録すると、無料で使えるサービスで、質問に答えていくと自己分析と自分の強みが知ることができます。