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転職おすすめ!新興メガベンチャーのマネーフォワードの決算や戦略を解説
悩んでいる人
悩んでいる人
新興のメガベンチャーのマネーフォワードへの転職を考えていて、マネーフォワードについて色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

転職エージェントから、マネーフォワードをおすすめされたけど、あまりよく知らない!

マネーフォワードへの転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身もSaaS企業でCOOを務めた経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

今回は新興のメガベンチャーの1社であるマネーフォワードについて知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・マネーフォワードの概要

・マネーフォワードの2020年第1四半期(前々四半期)の決算情報について(2020年4月)

・マネーフォワードの2020年第2四半期(前四半期)の決算情報について(2020年7月)

・マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)の決算情報について(2020年10月)

・最近の決算情報から読み取れるマネーフォワードの戦略についての考察

・他の新興メガベンチャーと比較したマネーフォワードの平均年収

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

目次

新興メガベンチャー:マネーフォワードの概要

マネーフォワードは2012年に辻 庸介氏によって設立され、2017年9月に創業からわずか約5年で東京証券取引所マザーズ市場を果たした成長著しいSaaS事業の会社です。

マネーフォワード:提供サービス一覧

マネーフォワードは創業時はお金の見える化サービス『マネーフォワード ME』をリリース、その1年後には『マネーフォワード クラウド会計・確定申告』リリースし、現在ではクラウド会計事業を中心した企業向けサービス事業と、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」などの中心とした個人向けサービスの2つの大きな事業群の両軸で複数の事業・サービスを展開しています。

新興メガベンチャー:マネーフォワードの2020年第1四半期(前々四半期)の決算情報

最初にマネーフォワードの2020年第1四半期(前々四半期)を見てみたいと思います。

マネーフォワードの2020年第1四半期(前前々四半期)の全体業績

ARRは四半期で約78億円、売上高は約24億円でトレンドとしてはそれぞれ上昇傾向で、YoYでの成長率も約65~70%と非常に高い水準です。

特に、「MF KESSAI」などのFinance領域は前年比で210%、横浜銀行の法人・個人事業主向け会員制サイト共同開発の事業を展開する「X」事業も88%成長と高い成長を実現しています。

また、一番コア事業のマネーフォワードのBusiness領域も今回の四半期で83%とかなり大きく成長しています。

ARRと売上高の違いに関しましては、以下の記事の用語集を参考にしてみてください。

SaaS業界(企業)に転職したい人必見!転職前に学べるSaaS業界(企業)について

EBITDAが今期初めて、黒字化しており、売上総利益率も順調に回復して、きちんと投資が回収できていることが読み取れます。

また、SaaSの場合は成長率が高ければ高いほど、赤字の期間が長くなるが長期的な売上や利益は大きくなるという構図のため、赤字自体は問題ではなく、マネーフォワードのように高い成長率を維持しているかどうか、営業利益率がきちんと改善されているかを同時に見ると経営の健全性が見えてくるため、今回の黒字化はかなりポジティブに捉えても良いでしょう。

マネーフォワードの2020年第1四半期(前前々四半期)のMoney Forward Business事業業績

法人向け事業群の「Money Forward Business」の売上高は、約15.5億円となっており、前年同期比で80%成長、前四半期比でも26%成長と大きく成長しています。

マネーフォワード では、今後もバックオフィスに関するプロダクトのラインナップを拡充していく予定で、特に会計領域や人事・労務系のプロダクトをリリースしていく予定のため、さらなる成長が期待ですが、これらの事業領域では既に既存のプレイヤーも多くいるため、顧客基盤を活かして、クロスセルが実現できるかが鍵になります。

マネーフォワードの2020年第1四半期(前前々四半期)のMoney Forward ME事業業績

個人向け事業群の「Money Forward ME」の売上高は、約3億円となっており、前年同期比で49%成長、前四半期比でも5%成長と、「Money Forward Business」ほどの成長率ではないもの、こちらも大きく成長しています。今回の成長はTVCMや楽天のラクマとの提携などの施策により、課金ユーザーが約2万人増加したことが寄与しています。

マネーフォワードの2020年第1四半期(前前々四半期)のMoney Forward X事業業績

「Money Forward X」は、主に地銀などの金融機関向けにアプリなどの開発を支援や、デジタルトランスフォーメーションの取り組みなどの受託系の事業になります。

業績としては、フロー収入が前四半期ベースでは落ちているものの、ストック収入に関しては上昇トレンドとなっており、前年同期比では88%と大きく成長しています。

マネーフォワードの2020年第1四半期(前前々四半期)のMoney Forward Finance事業業績

「Money Forward Finance」は企業間後払い決済サービスの「MF KESSAI」やクラウド会計のデータを活用したオンライン融資サービス「Money Forward BizAccel」などの事業を展開している領域になります。

業績としては「MF KESSAI」が拡大したとこで、売上高は約1.5億円で、上昇トレンドとなっており、前年同期比では210%ととても大きく成長しています。

「MF KESSAI」は以前はベンチャー企業や中小企業の利用が大きかったものの、最近ではシャープなどの大企業にも導入が進んでいます。

新興メガベンチャー:マネーフォワードの2020年第2四半期(前四半期)の決算情報

それでは、上記の第1四半期の決算情報を踏まえて、マネーフォワードの第2四半期決算を見てみたいと思います。

マネーフォワードの2020年第2四半期(前四半期)の全体業績

マネーフォワード :積み上げ型収益を示すグループARR

業績ですが、ARRは四半期で約80億円、売上高は約28億円でトレンドとしてはそれぞれ上昇傾向で、YoYでの成長率も約70%と非常に高い水準です。

特に、「MF KESSAI」などのFinance領域は前年比で206%成長と高い成長を実現しています。

また、一番コア事業のマネーフォワードのBusiness領域も今回も四半期で82%とかなり大きく成長しています。

ARRと売上高の違いに関しましては、以下の記事の用語集を参考にしてみてください。

SaaS業界(企業)に転職したい人必見!転職前に学べるSaaS業界(企業)について

マネーフォワード 売上総利益 / EBITDA(四半期推移)

EBITDAが前回に引き続き、黒字化しており、売上総利益率も過去最高となっており、きちんと投資が回収できていることが読み取れます。

また、SaaSの場合は成長率が高ければ高いほど、赤字の期間が長くなるが長期的な売上や利益は大きくなるという構図のため、赤字自体は問題ではなく、マネーフォワードのように高い成長率を維持しているかどうか、営業利益率がきちんと改善されているかを同時に見ると経営の健全性が見えています。

マネーフォワードの2020年第2四半期(前四半期)のMoney Forward Business事業業績

Money Forward Business 売上高

法人向け事業群の「Money Forward Business」の売上高は、約16.7億円となっており、YoYで76%成長、QoQでも引き続き7%成長と大きく成長しています。

マネーフォワード:法人向けSaaS比較・検索サイト『BOXIL』

買収した、法人向けSaaS比較・検索サイトの「BOXIL」ですが、YoYで52%と大きく成長しており、新型コロナウイルスやDX化の流れによって、まだまだ成長して行く可能性は高いです。

マネーフォワードの2020年第2四半期(前四半期)のMoney Forward ME事業業績

マネーフォワードプレミアム課金収入

個人向け事業群の「Money Forward ME」の売上高は、約3.3億円となっており、YoYで26%成長、QoQでも9%成長と、「Money Forward Business」ほどの成長率ではないもの、こちらも大きく成長しています。

「Money Forward ME」は、新規利用者獲得ペースが加速し、今四半期は約70万人増加して、利用者は1050万人を突破しています。

マネーフォワードの2020年第2四半期(前四半期)のMoney Forward X事業業績

Money Forward X 売上高推移

「Money Forward X」は、主に地銀などの金融機関向けにアプリなどの開発を支援や、デジタルトランスフォーメーションの取り組みなどの受託系の事業になります。

業績としては、金融機関とのDXの取り組みが増えたことで、ストック・フロー収入ともに過去最高を記録し、YoYでは68%と大きく成長しています。

また、今回は新しく、以下のような取り組みが発表されています。

・野村證券の資産管理アプリ『OneStock』を共同開発:資産寿命の見える化、資産の一元管理、資産の診断機能により、 将来の資産形成をサポート

・伊予銀行のカードローンアプリに資産管理機能を提供:金融機関の預金残高や入出金額などから予測不足額を算出することが可能

マネーフォワードの2020年第2四半期(前四半期)のMoney Forward Finance事業業績

Money Forward Finance 売上高推移

「Money Forward Finance」は企業間後払い決済サービスの「MF KESSAI」やクラウド会計のデータを活用したオンライン融資サービス「Money Forward BizAccel」などの事業を展開している領域になります。

業績としては「MF KESSAI」が拡大したとこで、売上高は約2.2億円で、上昇トレンドとなっており、YoYでは206%、QoQでも154%ととても大きく成長しています。

「MF KESSAI」は累計取扱高100億円突破からわずか半年で、取扱高が約2倍に成長しています。

さらに、静岡銀行、広島銀行の法人顧客向けに『MF KESSAI』の提供を開始しており、今後も金融機関との提携を拡大予定とのことです。

新興メガベンチャー:マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)の決算情報

それでは、上記の第2四半期の決算情報を踏まえて、マネーフォワードの第3四半期決算を見てみたいと思います。

マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)の全体業績

グループARRの成長が加速

最新の業績ですが、ARRは四半期で約85億円、売上高は約27億円でトレンドとしてはそれぞれ上昇傾向で、YoYでの成長率も約45%と非常に高い水準です。

X、Financeのフロー収益が減少したものの、ストック収益の伸びは加速しており、Businessドメインが前年同期比+61%と高い成長率を実現しています。

マネーフォワード:売上総利益 / EBITDA(四半期推移)

EBITDAが前回に引き続き、黒字化しており、売上総利益率も高水準も維持しており、きちんと投資が回収できていることが読み取れます。

3Qではキャンペーン費用が集中した2Q対比で、広告宣伝費が減少した一方で、4Q(来期)ではBusinessドメインにおいて大型の マーケティング投資を実行予定とのことなので、来期はEBITDAや売上総利益率が一時的に下がってしまうかもしれません。

SaaSの場合は成長率が高ければ高いほど、赤字の期間が長くなるが長期的な売上や利益は大きくなるという構図のため、赤字自体は問題ではなく、マネーフォワードのように高い成長率を維持しているかどうか、営業利益率がきちんと改善されているかを同時に見ると経営の健全性が見えています。

マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)のMoney Forward Business事業業績

マネーフォワード:Money Forward Business 売上高推移

法人向け事業群の「Money Forward Business」の売上高は、約18.6億円となっており、YoYで61%成長、QoQでも引き続き11%成長と大きく成長しています。

R&AC社のグループジョインも成長に貢献しています。

マネーフォワード:2QからARPAが大きく増加、解約率も低下

法人向け事業群の「Money Forward Business」の各KPIですが、課金顧客あたり売上高(ARPA)は、68446となっており、前四半期比較でも約10%も成長しています。

要因としては、会計事務所あたりの顧客数の増加、高単価の中堅企業ユーザーの増加したことと、R&AC社のグループジョイン等の要因があります。

一方で、顧客数ベースの解約率や、MRRベースでの解約率も約1.1~1.2%と非常に低い解約率を保っています。

マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)のMoney Forward Business事業トピック

マネーフォワード:顧客層に合わせたプロダクトとアプローチ体制を確立

マネーフォワード:プロダクト戦略

法人向け事業群の「Money Forward Business」ですが、顧客層に合わせたプロダクトとアプローチ体制を確立を目指しており、具体的には上記のような取り組みを行っています。

特に、プロダクトにおいては、個人事業主・中小企業向けに加えて、IPO準備企業・中堅企業向けにプロダク トラインナップを拡充しています。

今後は、国による制度変更と規制緩和により、さらにクラウド化が加速していく見込みです。

さらに、中堅企業向けプロダクトのラインナップを強化しており、以下のサービスをリリース予定しています。

・Money Forward債務支払:取引先からの請求書の承認から支払いまで債務管理に関わる業務をペーパー レス化し、会計ソフトとも自動で連携できるサービス。

・Money Forward債権請求:受注から入金管理まで債権管理に関わるすべての業務を一元管理でき、 会計ソフトやその他CRMツールなどとも自動連携できるサービス。

・Money Forwardクラウド債権請求:受注から入金管理まで債権管理に関わるすべての業務を一元管理し、 会計ソフトやその他CRMツールなどとも自動連携できるサービス。

・Money Forwardクラウド固定資産:固定資産管理、減価償却・減損処理など、固定資産に関わる業務をクラウド 上で完結し、会計ソフトと自動連携できるサービス。

・Money Forwardクラウド人事管理:従業員情報や人事異動情報の一元管理が可能になる人事DBサービスで、他サービスと連携し、人事労務業務を一気通貫で行うことができるサービス。

マネーフォワード:『マネーフォワード クラウドERP』を開始

本記事の、戦略解説部分で以前から提唱していた「クラウドERP」の構想がついに具体的に発表されました。

給与・勤怠・経費・会計Plusは、上場準備・上場企業などで導入が加速しています。

マネーフォワード クラウドERPの特徴としては、以下のものがあります。

・コスト負担の削減:数年単位のライセンス型契約や初期費用は発生せず、サブスクリプションモデルで提供。

・導入時間の短縮と柔軟な導入プロセス:ハードウェアの購入やサーバーのセットアップが不要で、社内の事業部単位での導入や、一部サービスの導入も可能であるため、トライアルしながら 移行が可能。

・自動アップデート:税制や法律改正のタイミングで、自動アップデート

・他社SaaSとの連携:他社のSaaSとも柔軟に連携できるため、データのアップロードや手入力を減らせる

・セキュリティ・内部統制への対応:SAML連携・ユーザープロビジョニング機能により、セキュアに社員アカウントを管理

マネーフォワード:R&AC社のグループジョイン

国内 No.1で、90%以上のシェアを持つ、入金消込・債権管理 特化型サービス『V-ONEクラウド』を提供 するR&AC社がマネーフォワードにグループジョインしていいます。

『V-ONEクラウド』は中堅企業から大企業まで500社以上が導入しており、中堅~大企業を中心に顧客基盤を築くR&AC社と連携し、会計Plus等の クロスセルを強化していく方針です。

R&AC社とマネーフォワード クラウドの事業シナジーとしては、請求書作成から会計処理まで、必要なサービスを一気通貫で提供が可能になっています。

マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)のMoney Forward HOME事業業績

マネーフォワード:プレミアム課金収入 売上高推移 41

個人向け事業群の「Money Forward ME」の売上高は、約3.4億円となっており、YoYで26%成長、QoQでも4%成長と、「Money Forward Business」ほどの成長率ではないもの、こちらも大きく成長しています。

課金ユーザーは順調に増加しており、26.5万人を突破しており、新規利用者は3ヵ月で50万人増加と、引き続き順調に成長しています。

マネーフォワード:メディア / 広告収入 売上高推移

メディア/広告収入の売上高は1.1億円となっており、YoYで約8%となっており、傾向としては横ばい傾向です。

例年11月に開催する「お金のEXPO」はオンラインで の実施を予定しているとのことです。

マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)のMoney Forward X事業業績

マネーフォワード:Money Forward X 売上高推移

「Money Forward X」は、主に地銀などの金融機関向けにアプリなどの開発を支援や、デジタルトランスフォーメーションの取り組みなどの受託系の事業になります。

最新の業績としては、売上高は約2.4億円となっており、大型案件が集中した2Qの反動でフロー売上は減少した一方、ストック売上は着実に成長しています。

また、今回は新しく、以下のような取り組みが発表されています。

・西京銀行の通帳アプリ『かんたん通帳』を提供開始:通帳をオンライン化し、記帳や取引履歴を把握する際の手間を解消。

⇒ コロナ禍の影響で、非対面で口座取引を確認できる『通帳アプリ』のニーズ が大きく強まっているようで、『通帳アプリ』のアクティブユーザー数は約1.8倍に成長しています。

・NTTデータと共同開発『ほくぎんビジネスポータル』提供開始 50:複数口座の入出金情報を一元管理、非対面チャネルでの顧客接点を創出。

マネーフォワードの2020年第3四半期(最新四半期)のMoney Forward Finance事業業績

マネーフォワード:Money Forward Finance 売上高推移

「Money Forward Finance」は企業間後払い決済サービスの「MF KESSAI」やクラウド会計のデータを活用したオンライン融資サービス「Money Forward BizAccel」などの事業を展開している領域になります。

業績としては、OEM開発案件のあった2Q比では減少したものの、売上高は約1.9億円で、YoYでは108%と大きく成長しています。

「MF KESSAI」では、以下のような提携が発表されています。

・福岡銀行と共同事業化に向け実証実験開始:成長企業の資金ニーズを調査・分析し、企業の成長を支援するファイナンス サービスの提供を目指す。

・三菱UFJファクター㈱と業務提携契約:『MF KESSAI』をOEM提供して、三菱UFJファクター㈱のお取引先企業は、請求 業務全般のフルアウトソースを実現。

マネーフォワード:起業家主導のベンチャーキャピタルHIRAC FUNDを組成

マネーフォワードでは、新しく起業家主導のベンチャーキャピタルHIRAC FUNDを組成しています。

スタートアップが直面するあらゆる課題に対して、経営及び投資、研究開発、 採用、営業、広報などの経験を持つメンバーがハンズオン支援を実施するとのことで、国内有数の起業家がLPとして参画していることが特徴です。

既に今後大きな成長が期待されるスタートアップ企業3社に投資を実行しており、以下の会社に投資をしています。

・WRAY:女性向けヘルスケアに 特化したD2Cブランド

・Onn:従業員向け オンボーディング支援SaaS

・TENTIAL:スポーツ プラットフォーム事業

最近の決算情報から読み取れるマネーフォワードの戦略についての考察

直近の決算からマネーフォワードでは以下のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

■戦略考察

全体戦略:「Money Forward X」や「Money Forward ME」などは堅調に成長させつつ、成長率が良い「Money Forward Finance」や「Money Forward Business」を競合と競いながら、どこまで成長させられるかが重要。

・「Money Forward Business」事業:SaaSマーケティング事業をフックにして、プロダクトラインナップの拡充と合わせて、バックオフィスSaaSのシェア拡大を実現できるかどうかが鍵。

・「Money Forward Finance」事業:現在成長著しいファクタリング業界で、スピード感高くシェアを拡大できるかが鍵。

マネーフォワード では今後、収益規模が最も大きい「Money Forward Business」をさらにシェアを拡大させていくにあたり以下の3つの施策が大きな目玉になると予想します。

①SaaSマーケティング事業による、マネーフォワード各種サービスのリード(見込み顧客)の獲得数、獲得効率の向上。

②マネーフォワード クラウドStoreの投入により、iPaaS的文脈でのマネーフォワード各種サービスのリード(見込み顧客)の受注率の向上。

③プロダクトラインナップにより、既存顧客からのクロスセルによるARPUの向上。

実はこの3つの施策はバラバラのようで一連の繋がりがある施策であると予想ができます。

マネーフォワードを始め、日本のSaaSサービスを展開する企業は今後、メインの領域を軸に近しい事業領域に展開して、1社あたり契約してくれるサービス数を拡大させることで、解約されない状態を作ることを目指していく流れになります。

これはかつて大手企業向けERPパッケージソフトでシェアを拡大していったワークスアプリケーションの戦略に近しいものがあります。

その大きな流れの中で、シェアを拡大するためにはプロダクトの品質はもちろん大事ですが、しっかりとマーケティングで認知やリードの獲得を競合よりもイチ早くできるかどうかが重要になってきます。

さらに、受注率を高めるにあたり、様々な企業が使用しているサービスと多く連携できることが顧客の業務自体の効率化や利便性の寄与に繋がるため、②のiPaaS的施策が大事な要素になってきます。

注釈:iPaaSとは「Integration Platform as a Service」の略で、異なるアプリケーション同士をつなげ、データを統合したりシステムを連携させたりすることができるクラウドサービスのことをさします。

そして、最後に1つでもサービスでも契約してもらえれば、③の施策で他のサービスをひたすらクロスセル提案をして、1社あたりの単価(ARPU)を高めることで、売上を拡大することができるという流れになります。

特に②や③の戦略は他のSaaS企業でも行う確率の高い戦略でしたが、①の戦略はマネーフォワードがいち早く取り組んだことと、元々マーケットでもシェアの高かった「スマートキャンプ」社を買収できたため、他の企業は同じ戦略が取りにくい、ないしは同じ戦略を内製で実施してももかなり時間がかかってしまう可能性があります。

そのため、①の進捗が今後のシェア拡大の鍵を握っていく可能性があるでしょう。

他新興メガベンチャーと比較したマネーフォワードの年収ランキング

最後に転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?

そこで、マネーフォワード の平均年収を他の新興メガベンチャーと比較してみたいと思います。

新興メガベンチャー平均年収推移比較表

このように、マネーフォワード の現在の平均年収は約607万円となっており、他の新興メガベンチャーと比較すると5番目に位置しています。

ちなみに、他の新興メガベンチャーの業績についての情報が知りたい場合は、こちらの ▶ 転職おすすめの新興メガベンチャー!平均年収や時価総額ランキング比較 の記事を参考にしてみてください。

また、もう少しSaaSビジネスについて理解を深めたい人はこちら▶ SaaS業界(企業)に転職したい人必見!転職前に学べるSaaS業界(企業)について の記事も参考にしてみてください。

マネーフォワードではC向けサービスからB向けのSaaS事業までバランス良く各種事業が伸びている状態となっており、今後も引き続き新規事業やM&Aなどには投資していくことが予想されるため、転職でそういった新規事業や伸びている注力事業などに携われるチャンスがあるとキャリアアップできる可能性は高まります。

まとめ

中途でも第二新卒でも転職に人気の新興メガベンチャー企業のマネーフォワードの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

新興メガベンチャーへの転職の採用基準は高いため、質の高いエージェントが多くいる転職エージェントサービスを利用して、転職の支援実績が豊富なエージェントに支援をしてもらうのが転職成功の何よりのポイントとなります。

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、完全無料なのでまずは登録して気軽に転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントは様々な会社がありますが、結論から申し上げると、下に紹介している6社がおすすめです。

ビジネス職と、エンジニア職にそれぞれにオススメな3社を紹介します。

ビジネス職向けエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】

新興メガベンチャーのビジネス職向けエージェントはこの3社がおすすめです。試しに全部登録してみるのも良いですし、自分に合いそうなエージェントを見つけてみるのも良いです。

全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。

新興メガベンチャーのビジネス職向けエージェント3選

リクルートエージェント | 20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け | 転職実績No.1の最大級の転職サイト

JRC Recruiment | 20代~30代で年収600万以上を目指す人向け | 非公開求人の割合が50%

ランスタッド |20代の若手から30代のミドルの人でハイクラスキャリアを目指す人向け |年収1000万円クラス案件多数

リクルートエージェント


・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け

リクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1の転職エージェントサービスです。

特徴としては、提出書類の添削、面接対策、独自に分析した業界・企業情報の提供など転職サポートが充実しているため、転職が初めての人も安心して転職活動を行うことができます。

また、一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が20万件以上があり、各業界に精通したキャリアアドバイザーが、希望やスキルに沿った求人を厳選して紹介してくれます。

JAC Recruitment

・こんな人にオススメ:20代~30代で年収600万以上を目指す人、業界スペシャリストになりたい人(人事、営業、マーケティング、経理など)

JAC Recruitment は東証1部に上場している国内最大級の転職サイトでハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントです。

1988年から累計約43万人の転職実績があり、特徴としては非公開の案件が豊富(約50%の割合)で約25,000社の企業と取引があり、あらゆる業界・職種の企業から多数の求人を保有しています。通常、求人を紹介するコンサルタントと企業コンサルタントは別になっていることが多いですが、JAC Recruitment の場合は求人を紹介するコンサルタントが企業に直接訪問しているため、企業の文化や風土、事業戦略までも把握して、他では得られないリアルな情報を得ることができます。

ランスタッド

・こんな人にオススメ:20代の若手から30代のミドルの人でハイクラスキャリアを目指したい人

ランスタッドは1960年にオランダで生まれ、現在世界39の国と地域に4400以上の拠点を置く、世界最大級の総合人材サービス企業です。

少数精鋭の敏腕コンサルタントが、一人ひとりの専任担当者として、スキルやご経験だけでなく、中・長期的なキャリアプランも見据えた最適な求人を提案してくれ、初回面談から転職の成功まできちんとサポートしてくるため、安心して転職活動を進めることができます。

エンジニア向け特化のエージェントまとめ【とりあえず登録→面談だけでも有益】

新興メガベンチャーのエンジニア向けエージェントはこの3社がおすすめです。試しに全部登録してみるのも良いですし、自分に合いそうなエージェントを見つけてみるのも良いです。

全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。

新興メガベンチャーのエンジニア向けエージェント3選

TechClipsエージェント| 年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人 | 利用者の93%が年収アップ実績

レバテックエキスパート| 年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人 | ハイクラスエンジニアの10年以上の支援実績

Tech Stars Agent | WEB・ゲーム事業に携わりたい人 | 700社以上の企業とのリレーション

TechClipsエージェント

・こんな人にオススメ:年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人、高収入&高待遇で転職したい人

 

TechClips(テッククリップス)エージェントは、高年収&将来のキャリアプランを重視したITエンジニアの専門の転職エージェントサービスで、高収入&高待遇に特化しています。

さらに、大手転職会社にはない現職のエンジニアがコンサルティングを行うので安心して相談することができます。

レバテックエキスパート

・こんな人にオススメ:年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人、新規事業に携わってキャリアアップしたい人

レバテックエキスパートは、ハイクラスのエンジニアとクリエイターに特化した転職サービスで、レバテックは10年以上の支援実績があり、保有求人数は業界トップクラスです。

年間累計3,000回以上の企業訪問でCTOやPMと頻繁にミーティングを実施し、深い信頼関係から好条件求人を獲得しており、ハイクラス人材の採用を前提とした新規事業の立ち上げを行うこともあるそうで、そういった新規事業に携わって、キャリアアップを目指したい人にオススメです。

Tech Stars Agent

・こんな人にオススメ:WEB・ゲーム事業に携わりたい人

Tech Stars Agent は、IT・ゲーム業界特化型の転職エージェントでIT・WEB・ゲーム業界に精通したプロのキャリアコンサルタントがきめ細かな面談を行います。

キャリアコンサルタントはメンバー全員がエンジニア経験や転職/独立支援の豊富な実績を持ち、きめ細かく面談をサポートしてくれます。

エンジニア出身のキャリアコンサルタント最適な職場が提案してくれるので、転職後のミスマッチも起こりにくいのが特徴です。

エージェントの利用する時の流れ・手順

エージェントを利用する時の流れや手順については一般的にはどこも似たようなものですが、一応、一般的なエージェントの利用の流れについて書いておきます。

①会員登録

基本的に上記の画像をタップして、エージェントの公式HPに飛び、個人情報を入力していけば5分もかからずに終わります。

②担当アドバイザーと面談

登録が終了すると、面談がありますが、キャリアの棚卸しや今、どんな会社が人気なのかなどの情報収取もできます。

③案件紹介→案件決定

④実際に案件に参画

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