転職おすすめ!メガベンチャーのDeNAの決算や戦略を解説(2021年度版)
悩んでいる人
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メガベンチャーのDeNA(ディーエヌエー)への転職を考えていて、DeNA(ディーエヌエー)について色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

転職エージェントから、DeNA(ディーエヌエー)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!

DeNA(ディーエヌエー)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

今回はメガベンチャーの1社であるDeNA(ディーエヌエー)について知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・メガベンチャーのDeNA(ディーエヌエー)の概要

・DeNA(ディーエヌエー)の2021年第1四半期の決算情報について(2020年8月)

・DeNA(ディーエヌエー)の2021年第2四半期の決算情報について(2020年11月)

・DeNA(ディーエヌエー)の2021年第3四半期の決算情報について(2021年2月)

・DeNA(ディーエヌエー)の2021年第4四半期の決算情報について(2021年5月)

・最近の決算情報から読み取れるDeNA(ディーエヌエー)の戦略についての考察

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。

①会社の現在の業績

②会社の今後の戦略・方針

③会社の事業のビジネスモデル

本記事は、DeNA(ディーエヌエー)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。

2020年度の決算情報から時系列でDeNA(ディーエヌエー)の業績を見たい方は、

こちらの ▶  転職おすすめ!メガベンチャーのDeNAの決算や戦略を解説(2020年度版)の記事を参考にしてみてください。

目次

メガベンチャーのDeNA(ディーエヌエー)の概要

DeNA(ディーエヌエー)概要

DeNA(ディーエヌエー)は1999年3月に元マッキンゼーのパートナーだった南場 智子氏が設立した会社で、2005に設立からわずか6年で上場を果たした会社です。

DeNA(ディーエヌエー)の沿革

DeNA(ディーエヌエー)の主な会社の沿革は以下のようになっています。

・1999年3月:有限会社ディー・エヌ・エーを東京都世田谷区下馬4丁目20番6号に設立

・1999年11月:オークションサイト「ビッダーズ」を開始

・2004年3月:ケータイオークションサイト「モバオク」を開始

・2005年2月:東京証券取引所マザーズに上場

・2006年2月:携帯向けゲームサイト「モバゲータウン」を開始

・2007年12月:東京証券取引所市場一部に市場変更

・2008年1月:米国にDeNA Global, Inc.を設立

・2009年10月:ソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」の提供を開始

・2011年12月:日本プロフェッショナル野球組織への新規参入が決定/横浜ベイスターズを子会社化

・2014年4月:子会社 DeNAライフサイエンスを設立

・2017年12月:プロバスケットボールクラブ「東芝川崎ブレイブサンダース」の承継に合意

DeNA(ディーエヌエー)の事業領域やビジネスモデル

DeNA(ディーエヌエー)はMobageやソーシャルゲーム、野球球団のイメージが強いですが、元々は、ビッターズというインターネットオークションのECサービスをアメリカのebayというサービスから着想を得て、日本でいち早く展開しようとしたことが創業のキッカケでした。

しかし、その創業事業のビッターズも現在では、KDDI社に事業譲渡をしています。

DeNA(ディーエヌエー)は現在、ゲーム事業、AI事業、スポーツ事業、オートモーティブ事業、ヘルスケア事業、ソーシャルライブ事業、Eコマース事業、エンターテイメント事業などの複数の事業を展開しており、以下のようなサービスを展開しています。

■AI事業・研究開発

・AI関連事業:次のDeNAの成長を支える柱として、ディープラーニングを中心としたAI技術に注目

・AI研究開発:DeNAの保有する多数のサービスに対してAI技術を適用し、実用性のある“生きた研究開発”を行うことがAI研究開発チームの特長

・Coopel:クラウド型のRPAサービス。数のアプリケーションをまたいで作業の自動化ができるため、精算、労務手続きなど特定の作業ではなく、様々な場面で活用。

■ゲーム事業

・ゲーム事業:「Mobage」を中心に、自社で開発・運営するゲームだけでなく、他社との協業によるゲームや開発パートナー企業による多様なジャンルのゲームを配信

・Mobage事業:1,000種類以上のゲーム、小説、占いなどのエンターテインメントから、日記やサークルなどのコミュニティ機能、さらにはニュースなどの便利ツールがスマートフォンや携帯電話で楽しめるゲームプラットフォーム

・Yahoo! Mobage事業:多彩なソーシャルゲームを気軽に楽しむことができるPC上のゲームプラットフォーム

・AndApp事業:スマートフォン向けのゲームをPCで遊ぶことができるプラットフォーム

■オートモーティブ事業

・Anyca:自身がクルマを使わない時にシェアしたい「オーナー」と必要なときに好みのクルマを使いたい「ドライバー」をマッチングするカーシェアサービス

・SOMPOで乗ーる:SOMPOとDeNAのクルマ定額サービスです。車検、保険料なども全てコミコミというシンプルな料金設定

・Easy Ride:日産とDeNAが開発を進めている、自動運転技術を活用した新しい交通サービス

・GO:日本交通ホールディングス株式会社と共同筆頭株主である株式会社Mobility Technologiesが提供するタクシーの配車アプリ

・DRIVE CHART:車内外を写す専用車載器の映像などを元に、AI(画像認識技術)を用いて危険運転状況を可視化し、交通事故削減の効果が期待

■ヘルスケア事業

・ヘルスケア事業:新たな価値の創出、社会の課題解決や貢献などを目的として、各種研究機関と共同で研究開発を実施

・MYCODE事業:検査キットを購入し、自宅で唾液採取をして返送するだけで、最大280の検査項目に関する情報と、食生活などに関するアドバイスを提供

・kencom:健康保険組合などとの連携により、利用者の健康診断結果や医療費などのデータや一人ひとりにカスタマイズされた健康関連情報を提供

■ライブストリーミング事業

・SHOWROOM:インターネット上でアイドルやタレントなどのライブパフォーマンスを配信する仮想ライブ空間

・Pococha:いつでも誰でも気軽に動画配信と視聴ができるソーシャルライブコミュニティ

エンターテインメント事業

・エブリスタ:DeNAとNTTドコモの合弁会社エブリスタが運営する小説投稿サイト

マンガボックス:人気漫画の新作連載が無料で読める週刊漫画雑誌アプリ

■Eコマース事業

・モバオク:スマートフォンやケータイで、いつでもどこからでも出品・落札ができるオークションサイト

■スポーツ事業

・横浜DeNAベイスターズ:お客様に「感動」と「興奮」、さらに「上質なエンターテインメント」を提供できる球団となることを目指し、地域、日本のプロ野球界、そしてスポーツ文化の発展に貢献

・横浜DeNAランニングクラブ:長距離陸上チーム

・川崎ブレイブサンダース:1950年創部という長い歴史を持つ名門バスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」の運営

■新規領域

・ベンチャー投資:インターネット・モバイルの分野でイノベーションを促進しうるベンチャー企業への投資を、ステージごとに、アーリーステージからミドルステージへの戦略的投資、そしてM&Aまで、幅広く推進

・デライト・ベンチャーズ:デライト・ベンチャーズは、日本における起業のハードルをとことん下げ、起業家が世界で活躍するのを全力で支援するベンチャーキャピタル

・Rerep:「Rerep(リリップ)」は、利用者の日々の行動に応じてカードローンの金利負担を低減する与信サービス

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第1四半期の決算情報

それでは、DeNA(ディーエヌエー)の2021年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第1四半期の全体業績

DeNA:業績サマリー

DeNA:セグメント別業績(IFRS)

業績ですが、売上高は四半期で約300億円でトレンドとしては横ばいないしは、減少傾向でYoYで-4%、QoQで-1%となっています。

営業損益は約126億円となっていますが、これは、タクシー配車アプリ等に関する事業の統合により、タクシー配車アプリ「MOV」の投資分がなくなったことと、SHOWROOMの株式売却分の影響が要因として大きいです。

しかし、コーポレート・共通機能の費用は、前年同四半期と比べて5億円以上圧縮しており、本業でもライブストリーミング事業の黒字転換の影響もあります。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第1四半期のゲーム事業業績

DeNA:ゲーム事業四半期業績

ゲーム事業の業績ですが、ユーザーの消費額は四半期で約411億円でYoYで4%と成長をしています。

2020年5月配信開始の繁体字版のスラムダンクは予想を上回るヒットとなり、貢献したことが要因です。

DeNA:ゲーム事業

中国事業においては、スラムダンクの立ち上がりが好調で、香港・台湾・マカオの各エリアのストアで売上 ランキング1位を獲得しています。

さらに、韓国においても2020年7月末より配信開始するため、さらに売上が伸びていいく可能性があります。

しかし、ゲームはキャラクター数やアイテム数、技数、ステージ数などの変数が多ければ多いほど、ユーザーを飽きさせずにコンテンツを作り込むことができますが、スラムダンクの場合、原作のストーリーがそれほど長かった作品がないため、売上の初速は原作の人気で高まる可能性は高いですが、それがどれほど持続するのかは注目です。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第1四半期のスポーツ事業業績

DeNA:スポーツ事業

スポーツ事業ですが、新型コロナウイルスの影響はありつつも、新たな楽しみ方・価値の創造に向けたトライアルを積極的に実施しています。

売上は、12億円でYoYでは-85%、営業利益は-21億円となっています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第1四半期の新規事業業績

DeNA:ライブストリーミング事業

新規事業領域ですが、注力のライブストリーミング事業ですが、Pocochaのダウンロード数は、150万を超え、リスナー・ライバーともに1年間で約5倍に成長しています。

売上は、28億円でYoYでは228%、QoQでは108%の大幅成長しており、営業利益も8億円となっており、初の黒字転換をしています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第2四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、DeNA(ディーエヌエー)の2021年第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第2四半期の全体業績

DeNA:業績サマリー

DeNA:セグメント別業績(IFRS)

業績ですが、売上高は四半期で約388億円でトレンドとしては横ばいないしは、減少傾向が続いていましたが、でYoY14%、QoQで29%の成長に反転しています。

トップライン成長とコスト削減の同時実現により、力強い損益のV字回復を達成しています。

営業損益は約83億円となっており、YoYでは206%の復活となっています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第2四半期のゲーム事業業績

DeNA:ゲーム事業四半期業績

ゲーム事業の業績ですが、ユーザーの消費額は四半期で約462億円でYoYで18%の成長をしています。

要因としては、任天堂との協業タイトル、グランブルーファンタジー、一周年を迎えたポケモンマスターズ EX等、 総じて既存タイトルの運用が堅調に推移したことと、海外のアプリはスラムダンク等が貢献し、順調に成長したことがあります。

DeNA:ゲーム事業

中国事業においては、東映アニメーションとの協業タイトルで中国拠点発のスラムダンクは、展開エリアを拡大しながら、 順調に成長しています。

2019年12月開始の中国版、2020年7月開始の韓国版も 順調に推移していいます。

しかし、ゲームはキャラクター数やアイテム数、技数、ステージ数などの変数が多ければ多いほど、ユーザーを飽きさせずにコンテンツを作り込むことができますが、スラムダンクの場合、原作のストーリーがそれほど長かった作品がないため、売上の初速は原作の人気で高まる可能性は高いですが、それがどれほど持続するのかは注目です。

DeNA:新規ゲーム状況

新規タイトルは、2021年3月期の終わりから翌期にかけて豊富に予定しており、ドラクエやHUNTER×HUNTERなどの大型IPも予定されています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第2四半期のスポーツ事業業績

DeNA:スポーツ事業

スポーツ事業ですが、新型コロナウイルスの影響はありつつも、新たな楽しみ方・価値の創造に向けたトライアルを積極的に実施しています。

売上は、55億円でYoYでは-36%、営業利益は11億円となっており、回復しています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第2四半期の新規事業業績

DeNA:新規事業領域

DeNAが全社的に取り組んでいる新規事業ですが、収益化への時間軸や蓋然性、各サービスやプロジェクトの性質・フェーズ等を勘案し、3つの方針で推進しています。

ファンドを通じたインキュベーションについては、外部スタートアップへの当第2四半期の純投資は2件(累積16件)を実施しており、ベンチャー・ビルダーでは、体制の整備が進み、6件の新規プロ ダクトが進行しています。

DeNA:ライブストリーミング事業:四半期実績

新規事業領域ですが、注力のライブストリーミング事業ですが、2Qの売上は約60億円となっており、営業利益も約16億円となっています。

新型コロナウイルスの巣籠り需要により、今上期は、成長ペースが一時的に一段加速しています。

今後は以下の施策などを行う予定と発表されています。

①Pocochaの更なる成長・強化

・リスナー獲得の強化(デジタルマーケティング等)

・ライバー獲得・育成の強化(ライバー事務所との連携 推進、最適な報酬設計等エコシステムの確立、等)

・安心・安全な利用環境づくりの強化

②新たなジャンルの開拓

・中国ではジャンルが多様化しながら市場が成長

・キャラクターのライブ配信IRIAMへの出資等を実施

③グローバル版のサービス開発

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第3四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、DeNA(ディーエヌエー)の2021年第3四半期の決算を見てみたいと思います。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第3四半期の全体業績

DeNA:業績サマリー

DeNA:セグメント別業績(IFRS)

 

業績ですが、売上高は四半期で約341億円でトレンドとしては横ばいないしは、減少傾向が続いていましたが、でYoY32%の成長に反転しています。

営業損益は約52億円となっています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第3四半期のゲーム事業業績

DeNA:ゲーム事業四半期業績

ゲーム事業の業績ですが、ユーザーの消費額は四半期で約387億円となっています。

既存タイトルは、夏のイベント等の施策と、例年第4四半期に向かえる需要期(年始の 施策や主要タイトルにおける周年イベント等)の谷間になっており、落ち込んでいます。

DeNA:ゲーム事業トピック

ゲーム事業の事業トピックとしては、以下のことが発表されています。

・スラムダンク:2020年11月25日に17カ国で追加配信

・アルゴナビス from BanG Dream! AAside:2021年1月14日配信開始(新規リリース)

・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-:2021年配信予定

・東方ダンマクカグラ:2021年配信予定、事前登録受付中

・HUNTER×HUNTER:中国にて新規開発し、事前登録受付中

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第3四半期のスポーツ事業業績

DeNA:スポーツ事業業績

プロ野球は11月に2020年シーズンを終え、バスケットボールは感染症対策を講じ10月に開幕しています。

また、オンライン施策やイベントの実施等、様々なインターネットサービスの知見を部門を超えて 活かした、当社ならではの環境変化への対応を積極的に展開しています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第3四半期の新規事業業績

DeNA:新規事業領域

DeNAが全社的に取り組んでいる新規事業ですが、収益化への時間軸や蓋然性、各サービスやプロジェクトの性質・フェーズ等を勘案し、3つの方針で推進しています。

ファンドを通じたインキュベーションについては、外部スタートアップへの当第3四半期の純投資は3件(累積19件) となっており、ベンチャー・ビルダーでも多数のプロジェクトが進行中となっています。

DeNA:ライブストリーミング事業四半期実績

新規事業領域ですが、注力のライブストリーミング事業ですが、3Qの売上は約60億円となっており、営業利益も約15億円となっています。

今上期に巣籠り需要による一時的な成長加速があった後も、売上収益は穏やかな成長を持続しており、ライバーの急増を踏まえた収益配分の見直しや、今後の成長に向けた各種施策を実施する予定となっています。

今後は以下の施策などを行う予定と発表されています。

①Pocochaの更なる成長・強化

・リスナー獲得の強化(デジタルマーケティング等)

・ライバー獲得・育成の強化(ライバー事務所との連携 推進、最適な報酬設計等エコシステムの確立、等)

・安心・安全な利用環境づくりの強化

②新たなジャンルの開拓

・中国ではジャンルが多様化しながら市場が成長

・キャラクターのライブ配信IRIAMへの出資等を実施

③グローバル版のサービス開発

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第4四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、DeNA(ディーエヌエー)の2021年第4四半期の決算を見てみたいと思います。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第4四半期の全体業績

DeNA:業績サマリー

DeNA:セグメント別業績

業績ですが、売上高は四半期で約340億円でトレンドとしては横ばいないしは、減少傾向が続いていましたが、YoY13%の成長に反転しています。

営業損益は約-28億円となっています。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第4四半期のゲーム事業業績

DeNA:ゲーム事業業績

ゲーム事業の業績ですが、ユーザーの消費額は四半期で約426億円となっています。

IPを活用したタイトルからは、スラムダンクが新たに グローバルでのヒットとなり、大きく貢献しており、コスト構造見直しも奏功しています。

DeNA:ゲーム事業:戦略・パイプライン

ゲーム事業の事業トピックとしては、以下のことが発表されています。

・日本・中国での開発・運用、IPホルダーとのパートナーシップ、グローバルパブリッシン グの強みに立脚し、グローバル市場に向けた大型IPを中心としたパイプライン戦略を推進

・ 新規タイトルは、年間3~5タイトル程度リリースできるよう仕込み中

・ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-:2021年配信予定

・東方ダンマクカグラ:2021年配信予定、事前登録受付中

・takt op.(タクトオーパス):2021年にTVアニメやゲームを展開予定

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第4四半期のスポーツ事業業績

DeNA:スポーツ事業業績

スポーツ事業ですが、Postコロナを見据え、施設やオンライン施策への取り組みを強化しています。

また、神奈川にホームを持ち、事業のビジョンである「スポーツを通じてひととまちを元気に」 の実現を目指し、従来からの興行に留まらないデライトを提供していく方針です。

DeNA(ディーエヌエー)の2021年第4四半期の新規事業業績

DeNA:新規事業領域業績

DeNAが全社的に取り組んでいる新規事業ですが、収益化への時間軸や蓋然性、各サービスやプロジェクトの性質・フェーズ等を勘案し、3つの方針で推進しています。

特に、大幅な収支改善が成功しており、119億円の損失から、38億円の黒字へと転換しています。

DeNA;ライブストリーミング事業業績

新規事業領域ですが、注力のライブストリーミング事業ですが、3Qの売上は約65億円となっており、営業利益も約15億円となっています。

Pococha(国内)は、成長フェーズの事業として、売上収益の成長を重視しており、当第4四半期は、マーケティングを中心に成長投資を積極化していました。

今後は以下の施策などを行う予定と発表されています。

①Pocochaの更なる成長・強化

・リスナー獲得の強化(デジタルマーケティング等)

・ライバー獲得・育成の強化(ライバー事務所との連携 推進、最適な報酬設計等エコシステムの確立、等)

・安心・安全な利用環境づくりの強化

②新たなジャンルの開拓

・中国ではジャンルが多様化しながら市場が成長

・キャラクターのライブ配信IRIAMへの出資等を実施

③グローバル版のサービス開発

・2022年3月期第1四半期中より段階的に英語圏でのサービスを開始予定

・ユーザ基盤の立ち上げに必要なマーケティング投資や体制構築等 を行いつつ、注力すべき地域や成長施策を見極め

DeNA:ヘルスケア事業トピック

ヘルスケアの事業ですが、「SickケアからHealthケアへの転換を実現し、「健康寿命」を延伸する」の実現に向け た基盤の形成が進展しており、適切な成長投資を行いつつ、 3年以内にヘルスケア事業全体での大きな損益反転を目指しています。

また、各サービスで以下のようなトピックがあります。

■kencom×ほけん

・企業・団体向け健康増進型保険「あなたと会社の健康計画」を メットライフ生命と共同開発し、販売

・朝日生命のすべてのお客様向けに「kencom✕ほけん」を提供

・自治体と民間の連携による健康増進型の保健事業

■データホライゾンとの資本業務提携

・データホライゾンとの協業による自治体(2020 年8月)・健康保険組合の保健事業支援

・公益に資する形でのデータの利活用(健康者~高リスク者までの幅広い層に対して、 サービス・データ分析の両面から自治体や健康保険組合の 保健事業を支援・加速)

■MYCODE Research

・MYCODE会員のうち約9割が参加同意する、がんの早期発見のための ユーザー参加型のゲノム研究プラットフォーム

最近の決算情報から読み取れるDeNA(ディーエヌエー)の戦略についての考察

DeNA今後の方針

直近の決算からDeNA(ディーエヌエー)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

■戦略考察

・全体戦略:ゲーム事業の収益の強化と新規事業への投資を最適化して、安定した収益構造を作る。

・ゲーム事業:ゲームの競合環境が悪化している中で、グローバル市場に向けて大型IPの活用に重点を置いて、トップラインの向上を狙う。

・スポーツ事業:横浜市をハブして、野球の興行だけでなく、地域レベルで各種施設を展開していく。

ゲーム事業について

DeNAゲーム事業方針

ゲーム事業では、海外の会社による大型ゲームの参入などで、国内のゲームの競合環境が悪化している中で、グローバル市場に向けて日本の人気の大型IPの活用に重点を置いて、トップラインの向上を狙っていく戦略となります。

中国事業における、スラムダンクのヒットなどはあるものの、現状、任天堂ゲームのタイトルにおいても期待するほどのヒット作が出ていない現状があります。

特にどうぶつの森やポケモンなどのかなり知名度の高いタイトルを使用してのタイトルにおいても、ヒットが出ておらず、少し厳しい状況だと予想されます。

スポーツ事業事業について

DeNAスポーツ事業方針

スポーツ事業においては、コアの横浜スタジアムの増築工事によって、最大収容人数の増加によって、今後の収益拡大が見込めます。

さらに、横浜DeNAベイスターズの本拠地がある、横浜市をハブして、野球の興行だけでなく、地域レベルで各種施設を展開していく「横浜スポーツタウン構想」に発展させていくため、サッカーなど他のスポーツに参入していくことも予想されます。

メガベンチャーのDeNA(ディーエヌエー)の入社難易度

DeNA(ディーエヌエー)の転職難易度は非常に高いです。

DeNA(ディーエヌエー)ではコンサルティングファーム出身の人や、他のメガベンチャー出身者などハイキャリアかつプロフェッショナルな人が多く、ネット上などでは「知的体育会系」と呼ばれるほど、論理的思考力に優れ、かつフラットの物事を見て判断できるベンチャーマインドの人材を求めており、採用基準は高いと言われています。

元コンサルティングファーム出身者が多かったり、社長が元マッキンゼー出身などのことからも、面接では論理性の高さを問われる質問が多いです。

他のメガベンチャーと比較したDeNA(ディーエヌエー)の平均年収と平均年収推移

転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?

そこで、DeNA(ディーエヌエー)の平均年収を他のメガベンチャーと比較してみたいと思います。

メガベンチャー平均年収比較表

このように、DeNA(ディーエヌエー)の現在の平均年収は約790万円となっており、他のメガベンチャーと比較すると4番目に位置しています。

ちなみに、他のメガベンチャーの業績についての情報が知りたい場合は、

こちらの ▶︎ 転職おすすめのメガベンチャー!平均年収や時価総額でランキング比較  の記事を参考にしてみてください。

DeNA平均給与推移

DeNA(ディーエヌエー)の最新版の平均年収は、790万円となっており、2012年頃にソーシャルゲームのヒットにより、業績と同様に平均年収も100万円近くアップしておりその後も一定の割合で右肩上がりには推移しています。

DeNA(ディーエヌエー)も現預金が約1000億円もあるため、これからの投資によっては業績が回復していく可能性もあり、今後も引き続き積極的に新規事業などには投資していくことが予想されるため、転職でそういった新規事業などに携われるチャンスがあるとキャリアアップできる可能性は高まります。

DeNA(ディーエヌエー)の福利厚生や働く環境

DeNA(ディーエヌエー)では、以下のような福利厚生があります。

・結婚祝い金

・出産祝い金

・児童手当

・育休復職サポート手当

・ベビーシッター補助

・出張シッター手当

・慶弔休暇、産前・産後休暇、子の看護休暇、介護休暇、積立休暇制度

・勉強会開催支援制度

・国際学会派遣制度

・各種従業員割引制度

・部活動支援制度

DeNA(ディーエヌエー)の福利厚生ですが、特に真新しい制度はないものの、女性の働きやすさを重視した福利厚生が多いのが特徴です。

また、IT企業の中では結婚や出産時にお祝い金などがもらえるのは少し珍しい制度かもしれません。

まとめ

中途でも第二新卒でも転職に人気のITメガベンチャー企業のDeNA(ディーエヌエー)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

メガベンチャーへの転職の採用基準は高いため、質の高いエージェントが多くいる転職エージェントサービスを利用して、転職の支援実績が豊富なエージェントに支援をしてもらうのが転職成功の何よりのポイントとなります。

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、戦略的な転職の軸を整理した上で、完全無料なのでまずは登録して気軽に転職エージェントに相談してみましょう。

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ランスタッド |20代の若手から30代のミドルの人でハイクラスキャリアを目指す人向け |年収1000万円クラス案件多数

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全て無料で、登録は3分くらいで完了できます。

メガベンチャーのエンジニア向けエージェント3選

TechClipsエージェント| 年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人 | 利用者の93%が年収アップ実績

レバテックエキスパート| 年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人 | ハイクラスエンジニアの10年以上の支援実績

Tech Stars Agent | WEB・ゲーム事業に携わりたい人 | 700社以上の企業とのリレーション

TechClipsエージェント

・こんな人にオススメ:年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人、高収入&高待遇で転職したい人

 

TechClips(テッククリップス)エージェントは、高年収&将来のキャリアプランを重視したITエンジニアの専門の転職エージェントサービスで、高収入&高待遇に特化しています。

さらに、大手転職会社にはない現職のエンジニアがコンサルティングを行うので安心して相談することができます。

レバテックエキスパート

・こんな人にオススメ:年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人、新規事業に携わってキャリアアップしたい人

レバテックエキスパートは、ハイクラスのエンジニアとクリエイターに特化した転職サービスで、レバテックは10年以上の支援実績があり、保有求人数は業界トップクラスです。

年間累計3,000回以上の企業訪問でCTOやPMと頻繁にミーティングを実施し、深い信頼関係から好条件求人を獲得しており、ハイクラス人材の採用を前提とした新規事業の立ち上げを行うこともあるそうで、そういった新規事業に携わって、キャリアアップを目指したい人にオススメです。

Tech Stars Agent

・こんな人にオススメ:WEB・ゲーム事業に携わりたい人

Tech Stars Agent は、IT・ゲーム業界特化型の転職エージェントでIT・WEB・ゲーム業界に精通したプロのキャリアコンサルタントがきめ細かな面談を行います。

キャリアコンサルタントはメンバー全員がエンジニア経験や転職/独立支援の豊富な実績を持ち、きめ細かく面談をサポートしてくれます。

エンジニア出身のキャリアコンサルタント最適な職場が提案してくれるので、転職後のミスマッチも起こりにくいのが特徴です。

転職求人サイトまとめ【エージェントとの面談が面倒な人向け】

転職活動は何となく考えているけど、実際にエージェントとの面談とかまでは、面倒くさいと考えてしまう人には、転職求人サイトの活用をおすすめします。

求人サイトは、必要情報や履歴書など登録して、自ら気になる企業へ応募することもできますが、企業から、あなたにスカウトがやって来るため、自分がどの会社から評価されるのかなども知ることができます。

全て無料で、たくさんのスカウトを受け取るために、できるだけ多くの情報を入力しましょう!

おすすめの転職求人サイト3選

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』| 年収600万円以上を目指す全ての方におすすめ!

挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」| 20代~30代の人で初めて転職活動で不安な人向け(自分の好みにマッチした求人が自動的にレコメンドされます)

リクナビNEXT  | 20代~30代の人で初めて転職活動を始める人向け(掲載求人数がNo.1サービスで、企業とのマッチング度合いも診断できる「グッドポイント診断」もオススメ)

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』

・こんな人にオススメ:年収600万円以上を目指す全ての方におすすめ!

会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』は、会員数8万名以上、日本最大級の転職サイトです。

即戦力採用ならビズリーチ」というTVCMでおなじみの人も多いかもしれないです。)

現在会員数80,000名以上が利用しており、11万件以上の求人が検索ができる求人検索機能に加えて、ヘッドハンターの検索やスカウト機能もあるサービスとなっています。

挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」

・こんな人にオススメ:20代~30代の人で初めて転職活動で不安な人向け(自分の好みにマッチした求人が自動的にレコメンドされます)

「キャリトレ」は、1日5分、レコメンドされる求人に対して「興味がある」を選択することで、自分の本当の価値や新しい可能性を発見できる転職サイトです。

「キャリトレ」がすごいのは、1日ずつレコメンドされる求人のなかから「興味がある」求人を選択するだけで、AIがより自分にマッチした志向性に合う求人がレコメンドされたり、企業からスカウトが届くようになります。

そのため、使えば使うほど、AIがあなたの好みを学習してくれて、自分のキャリアの可能性を発見することができます。

リクナビNEXT

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リクナビNEXT は、20代の約200件の口コミ調査の結果、どの指標においてもNo.1で、全ての人におすすめできる転職サイトです。

機能面では、「サイトの操作性」「求人情報の見やすさ」「スカウト機能」の3つが優れているため、非常に使いやすいです。

さらに、リクナビNEXTには、『グッドポイント診断』と呼ばれる評判のサービスがあり、これは、会員登録すると、無料で使えるサービスで、質問に答えていくと自己分析と自分の強みが知ることができます。

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