
困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、サイバーエージェントをおすすめされたけど、あまりよく知らない!
サイバーエージェントへの転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

今回はメガベンチャーの1社であるサイバーエージェント(Cyberagent)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・サイバーエージェント(Cyberagent)の概要
・サイバーエージェント(Cyberagent)の2022年第1四半期の決算情報について(2022年1月)
・サイバーエージェント(Cyberagent)の2022年第2四半期の決算情報について(2022年4月)
・最近の決算情報から読み取れるサイバーエージェント(Cyberagent)の戦略についての考察
・メガメガベンチャーのサイバーエージェント(Cyberagent)の入社難易度
・他のメガベンチャーと比較したサイバーエージェント(Cyberagent)の平均年収と平均年収推移
・サイバーエージェント(Cyberagent)の福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、サイバーエージェント(Cyberagent)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
2020年の決算情報から時系列で業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
- 1. メガベンチャー:サイバーエージェント(Cyberagent)の概要
- 2. メガベンチャー:サイバーエージェント(Cyberagent)の2022年第1四半期の決算情報
- 3. メガベンチャー:サイバーエージェント(Cyberagent)の2022年第2四半期の決算情報
- 4. 最近の決算情報から読み取れるサイバーエージェント(Cyberagent)の戦略についての考察
- 5. メガメガベンチャーのサイバーエージェント(Cyberagent)の入社難易度
- 6. サイバーエージェント(Cyberagent)の平均年収と平均年収推移
- 7. サイバーエージェント(Cyberagent)の福利厚生や働く環境
- 8. まとめ
メガベンチャー:サイバーエージェント(Cyberagent)の概要
サイバーエージェント(Cyberagent)概要
サイバーエージェント(cyberagent)は1998年に創業者の藤田晋氏が名著ビジョナリーカンパニーを読んだことをきっかけに「ソニーやホンダのような社会に大きな影響を与える偉大な会社を作りたい」という思いを持って、設立された会社です。
創業では、クリック保証型の広告事業を行い、そこから約2年で当時の史上最年少上場として、東京証券取引所マザーズに上場を果たします。
サイバーエージェント(cyberagent)の沿革
サイバーエージェント(cyberagent)の主な会社の沿革は以下のようになっています。
・1998年3月:株式会社サイバーエージェントを設立
・2000年3月:東京証券取引所新興企業市場(マザーズ)に上場
・2000年5月:モバイル関連事業を行う「㈱シーエー・モバイル( 現・㈱CAM) 」を設立
・2004年9月:「Ameba」を開始
・2009年4月:スマートフォンに特化した広告代理事業を行う「㈱CyberZ」を設立
・2009年5月:「㈱サムザップ」を設立し、ゲーム事業を本格的に開始
・2011年5月:ゲーム事業強化のため「㈱Cygames」を設立
・2013年5月:クラウドファンディングサービスを行う「㈱サイバーエージェント・クラウドファンディング (現・㈱マクアケ)」を設立
・2013年12月:マッチングサービス「タップル」を運営する「㈱マッチングエージェント(2020年11月1日㈱タップ ルへ社名変更)」を設立
・2014年9月:東京証券取引所市場第一部へ市場変更
・2014年11月:エイベックス・デジタル㈱との共同出資により音楽配信サービスを行う持分法適用関連会社 「AWA㈱」を設立
・2015年4月:㈱テレビ朝日との共同出資により動画配信事業を行う「㈱AbemaTV」を設立
・2016年4月:㈱AbemaTVにおいて、テレビ&ビデオエンターテインメント「AbemaTV(現・ABEMA)」を開局
・2018年10月:J リーグクラブ「FC町田ゼルビア」を運営する「㈱ゼルビア」のグループ参画
・2018年10月:㈱AbemaTVと㈱電通、㈱博報堂DYメディアパートナーズの資本業務提携
・2018年11月:公営競技インターネット投票サービス開発・運営を行う「㈱Wi nTi cket 」を設立
・2021年7月:「㈱リアルゲイト」の株式取得および不動産領域への参入
・2021年11月:DXにより企業の収益拡大を支援する 「㈱サイバーエージェントDX」を設立
サイバーエージェント(cyberagent)の事業領域やビジネスモデル
サイバーエージェント(cyberagent)では、「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンとして、以下の事業を展開しています。
・メディア事業:多彩なコンテンツを提供する新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」、国内最大級のブログサービス、マッチングアプリなどのサービスを提供
・インターネット広告事業:広告効果を最大化する運用力およびクリエイティブ力を強みに、AIを活用したアドテクノロジーなど総合的なソリューションを提供
・ゲーム事業:主力タイトル8本を含む約50本のスマートフォン向けゲームを提供
・新規事業:インターネットに関連する様々な領域において、常に新たなサービスを創出
特に、新規事業では以下のようなサービスを展開しています。
・Tech Kids School:日本最大級の小学生向けプログラミングスクール
・QUREO:約480レッスンで楽しく学べる、子供向けオンラインプログラミング学習サービス
・RAGE NEW GENERATION E-SPORTS:年間を通じて複数ジャンルのゲームを競技タイトルとし運営する国内最大級「次世代型esports大会」
・OPENREC.tv:ゲームの企画動画やプレイ動画・実況動画を配信することが可能なゲーム動画配信プラットフォーム
・ドットマネー by Ameba:手数料無料で交換できるポイントプラットフォーム
・新R25:若者のシゴトや人生のバイブル
・by.S:「女らしく、かっこよく」大人のファッション・美容情報メディア
・Lulucos by.S:誰でも “自分に合う” が見つかるコスメのクチコミサイト
・CROSS ME:すれ違いを恋のきっかけにするアプリ
・Nisista:クールなグラビアからディープなインタビューまでオタクカルチャー専門WEBマガジン
メガベンチャー:サイバーエージェント(Cyberagent)の2022年第1四半期の決算情報
それでは、サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第1四半期の全体業績
業績ですが、売上高は四半期で約1710億円で、YoYで30.6%の成長になっており、ゲーム事業のボラティリティがあるものの、広告事業・メディア事業が好調に推移しています。
営業利益は198億円でYoY比較で2.8倍となっています。
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第1四半期のインターネット広告事業業績
主力コア事業のインターネット広告(広告代理店)事業は、売上高は878億円となっており、YoYで14.7%の成長となっており、6四半期連続で増収、過去最高を更新しています。
営業利益は、57億円となっており、AIやDXへの先行投資を継続を行っています。
インターネット広告(広告代理店)事業の事業トピックとしては、新会社の3社設立です。
以下の3つの会社が新しく設立されています。
①㈱サイバーエージェントDX:企業の収益拡大を目的としたDXを推進
②㈱CA無人店舗:AIを活用した小売向け無人店舗ソリューションを提供
③㈱CA Future Event:オンラインイベントの企画・制作・運営
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第1四半期のゲーム事業業績
2つ目の主力コア事業のゲーム事業は、売上は約583億円、営業利益は約171億円となっています。
ウマ娘 プリティーダービーは、提供開始から約10カ月で1,200万DL突破となっています。
また、今後、以下のタイトルをリリース予定となっています。
・夢職人と忘れじの黒い妖精:2月17日に提供予定
・FINAL FANTASY VII EVER CRISIS:2022年提供予定
・呪術廻戦 ファントムパレード:2022年提供予定
・東京リベンジャーズ:2022年提供予定
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第1四半期のメディア事業業績
現在、最も注力をしているABEMAを中心としたメディア事業ですが、長期的には増収傾向が続いています。
売上は249億円で、YoYは22.4%の成長となっています。
営業利益は、-38億円となっており、これまでの傾向と大きくは変化していませんが、周辺事業「WINTICKET」等に積極投資しています。
ABEMAと周辺事業の売上高ですが、152億円となっており、YoYで1.5倍となっています。
WINTICKET事業の取扱高は、528億円となっており、YoYで2.8倍となっており、新TVCMを放送する等広告宣伝を積極展開しています。
メガベンチャー:サイバーエージェント(Cyberagent)の2022年第2四半期の決算情報
それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第2四半期の全体業績
業績ですが、売上高は四半期で約1710億円で、YoYで30.6%の成長になっており、ゲーム事業のボラティリティがあるものの、広告事業・メディア事業が好調に推移しています。
営業利益は198億円でYoYで-0.6%となっています。
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第2四半期のインターネット広告事業業績
主力コア事業のインターネット広告(広告代理店)事業は、売上高は970億円となっており、YoYで20.3%の成長となっており、広告効果の最大化を追求し、過去最高を更新しています。
営業利益は、74億円となっており、AIやDXへの先行投資を継続を行っています。
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第2四半期のゲーム事業業績
2つ目の主力コア事業のゲーム事業は、売上は約690億円、営業利益は約213億円となっています。
また、今後、以下のタイトルをリリース予定となっています。
・夢職人と忘れじの黒い妖精:2月18日に提供予定
・FINAL FANTASY VII EVER CRISIS:2022年提供予定
・呪術廻戦 ファントムパレード:2022年提供予定
・東京リベンジャーズ:2022年提供予定
サイバーエージェント(cyberagent)の2022年度第2四半期のメディア事業業績
現在、最も注力をしているABEMAを中心としたメディア事業ですが、長期的には増収傾向が続いています。
売上は273億円で、YoYは37.9%の成長となっています。
営業利益は、-19億円となっており、増収により損益が改善しています。
ABEMAと周辺事業の売上高ですが、169億円となっており、YoYで1.6倍となっています。
WINTICKET事業の取扱高は、679億円となっており、YoYで2.1倍となっており、新TVCMを放送する等広告宣伝を積極展開しています。
最近の決算情報から読み取れるサイバーエージェント(Cyberagent)の戦略についての考察
直近の決算からサイバーエージェントでは以下のような戦略が考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:インターネット広告事業と、ゲーム事業で稼いだ利益分を、「ABEMA」へ戦略投資
・インターネット広告事業:コロナの影響を鑑みながら、引き続きシェアを拡大。
・ゲーム事業:既存のタイトルの安定稼働と、新規のヒットタイトルの創出。(他スマホゲーム会社とおおよそ同じ)
・メディア事業:有料課金ユーザーの増加に向けて、オリジナルコンテンツの拡充。
特に一番注力している、「ABEMA」がどうなっていくのか、いつから利益貢献をしていくのかが気になるところだと思います。
あくまで概算ですが、一旦広告の売上を無視した場合、有料課金のみの収益かつ単価が変わらない前提で現在年間で200億円の投資を黒字化するためには、以下のような計算パターンで考えることができます。
・有料会員を100万人で、有料会員の平均継続月数を21ヶ月で達成する。(解約率を約5%以下にする)
・有料会員を150万人で、有料会員の平均継続月数を13ヶ月で達成する。(解約率を約7.5%以下にする)
・有料会員を200万人で、有料会員の平均継続月数を10ヶ月で達成する。(解約率を約10%以下にする)
・有料会員を250万人で、有料会員の平均継続月数を8ヶ月で達成する。(解約率を約12.5%以下にする)
このような形で考えてみると、現在の有料課金ユーザは67.6万人のため、広告での売上を勘定しても黒字化まではもう数年くらいはかかるかもしれません。
しかし、Netflixなどの海外のインターネットコンテンツ企業の戦略と比較してみると、今後はコンテンツの拡充によって、20~30代のユーザー獲得とともに、月額の利用料金の値上げや広告価値の向上なども考えられるため、もっと早期での黒字化も見込めるかもしれません。
メガメガベンチャーのサイバーエージェント(Cyberagent)の入社難易度
サイバーエージェント(Cyberagent)の転職難易度は高いです。
サイバーエージェント(Cyberagent)はスキルはもちろんのこと、カルチャーにフィットしていそうかどうかをシビアに判断される傾向にあります。
特に、採用要項では以下の人物像が求められているため、それらに合致しやすい方は合格しやすいでしょう。
・チームでのコミュニケーションを大事にして、ポジティブな影響を与えられる方
・新しいものや変化をポジティブに捉え、職種にとらわれず役割以上の貢献を目指せる方
・WEBサービスやスマホアプリへの興味関心があり、日常的に触れている方
・新しい知識や事柄を貪欲に吸収し、アウトプットできる方
サイバーエージェント(Cyberagent)の平均年収と平均年収推移
転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
サイバーエージェント(Cyberagent)の最新版の平均年収は、771万円となっており、4年前ほどまでは700万円後半となっていましたが、現在、注力している「ABEMA」の投資を強めたことで、人員増加の影響もあり、全体の平均年収としては額が下がってきていましたが、再度上昇傾向となっています。
サイバーエージェント(Cyberagent)の福利厚生や働く環境
サイバーエージェント(Cyberagent)では、以下のような福利厚生があります。・退職金制度(勤続インセンティブ)
・部署懇親会
・リフレッシュ休暇 休んでファイブ
・家賃補助制度
・ENERGY(技術者向け支援制度)
・女性活躍促進制度 macalon
・慶弔見舞金制度
・社内親睦会費補助制度
・キャリアチャレンジ制度
・部活動支援制度
・産前産後休暇
・育児休暇
サイバーエージェント(Cyberagent)では、全体的にバランスよく福利厚生が整っていますが、特に退職金制度があるのは非常にIT企業の中では珍しいです。
まとめ
中途でも第二新卒でも転職に人気のメガベンチャー企業のサイバーエージェントの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
メガベンチャーへの転職の採用基準は高いため、質の高いエージェントが多くいる転職エージェントサービスを利用して、転職の支援実績が豊富なエージェントに支援をしてもらうのが転職成功の何よりのポイントとなります。
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
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