GMOインターネットへ転職!最新の事業戦略、平均年収、入社難易度、福利厚生まで解説
悩んでいる人
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メガベンチャーのGMOインターネットへの転職を考えていて、GMOインターネットについて色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

転職エージェントから、GMOインターネットをおすすめされたけど、あまりよく知らない!

GMOインターネットへの転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

今回はメガベンチャーの1社であるGMOインターネットについて知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・メガベンチャーのGMOインターネットの概要

・GMOインターネットの2022年第1四半期の決算情報について(2022年5月)

・最近の決算情報から読み取れるGMOインターネットの戦略についての考察

・メガベンチャーのGMOインターネットの入社難易度

・GMOインターネットの平均年収推移

・GMOインターネットの福利厚生や働く環境

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。

①会社の現在の業績

②会社の今後の戦略・方針

③会社の事業のビジネスモデル

本記事は、GMOインターネットの業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。

目次

メガベンチャーのGMOインターネットの概要

GMOインターネット概要

GMOインターネット:ロゴ

GMOインターネットは1991年5月にGMOの前身となる会社である、ボイスメディアを熊谷 正寿氏が設立された会社となります。

GMOインターネットでは、企業理念、夢、ビジョン、フィロソフィーを掲げて事業を展開しています。

■企業理念

・スピリットベンチャー宣言

■夢(人生を何に捧げるのか)

・インターネットの産業の中で圧倒的”一番”になる。

■ビジョン(宝の山はどこにあるのか)

・インターネットの”場”の提供に経営資源を集中し、多くのファンの「笑顔」「感動」と、その結果としての大きな利益を生む。

■フィロソフィー(何のために存在するのか)

・インターネットを豊かに楽しくし、新たなインターネットの文化・産業とお客様の「笑顔」「感動」を創造し、社会と人々に貢献する。

GMOインターネットの沿革

GMOインターネットの主な会社の沿革は以下のようになっています。

・1991年5月:マルチメディア事業を目的として、「(株)ボイスメディア」設立

・1995年11月:普及し始めたインターネットに注目、社名を「インターキュー(株)」に変更するとともに事業を「インターネットのインフラ、サービスインフラの提供」に集中。

・1999年9月:ディスカウントドメインドットコム(現お名前.com )サービススタート。国内最大のメール広告配信会社「(株)まぐクリック」を設立。

・2000年4月:コバルト・ネットワークス(株)と業務提携し、低価格で高品質なデータセンターサービスである「inter Qまるごとサーバー」を開始。

・2000年9月:連結子会社「(株)まぐクリック」が法人設立後、日本最短(364日)でナスダックジャパン市場に上場

・2002年10月:クレジットカード決済サービスの「(株)ペイメント・ワン」、2002年10月15日に第三者割当増資を実施、グループ会社となる。

・2002年12月:「GMOメディアアンドソリューションズ」、「アクセスメディアインターナショナル(株)」と提携しインターネットリサーチ事業「GMO リサーチ」を開始

・2003年5月:「GMOホスティングアンドテクノロジーズ(株)」、サーバー証明書(SSL認証)において世界第二位のシェアを誇る米GeoTrust, Inc. と提携し「日本ジオトラスト(株)」を設立。

・2004年2月:東京証券取引市場第二部に上場

・2004年10月:「(株)アクセスポート(現GMOインサイト)」がグループに参画

・2005年1月:paperboy&Co.が、のちの主力サービスとなるネットショップ構築サービス「Color Me Shop! pro(現:カラーミーショップ)」を提供開始。

・2005年4月:「GMOペイメントゲートウェイ(株)」、東京証券取引所マザーズ市場に上場

・2005年6月:「グローバルメディアオンライン(株)」、6月1日をもって、東京証券取引市場第一部に上場。同時に「GMOインターネット(株)」に社名変更

・2008年12月:株式会社paperboy&co.」、ジャスダック証券取引所に上場

・2014年10月:「GMOリサーチ(株)」、東京証券取引所マザーズ市場に上場

・2015年4月:「GMOクリックホールディングス(株)」が、「(株)FXプライムbyGMO」との株式交換により、東京証券取引所JASDAQ市場へ上場

・2015年10月:「GMOメディア(株)」が東京証券取引所マザーズ市場に新規上場

・2017年9月:GMO-Z.comコイン株式会社、「GMOコイン株式会社」へ社名変更し、サービス名も「GMOコイン」へと改める

・2017年9月:GMOインターネット、仮想通貨(ビットコイン)のマイニング事業参入を発表

・2018年7月:GMOインターネットグループとあおぞら銀行グループが共同出資するGMOあおぞらネット銀行が、インターネット銀行事業を開始

・2019年12月:GMOペパボ、東京証券取引所市場第二部へ市場変更

・2020年1月:GMOクラウド株式会社、双日株式会社とともに、自動車向けIoTソリューションを活用したコネクテッドカー関連事業を展開する合弁会社「GMOモビリティクラウド株式会社」を設立

・2020年7月:GMOフィナンシャルゲート株式会社、東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場

・2021年4月:GMOインターネットグループ、NFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)を活用した事業への参入を表明

GMOインターネットの事業領域やビジネスモデル

GMOインターネット:事業領域

GMOインターネットは現在、5つの事業群を中心に展開しており、以下の事業領域で様々サービスを展開しています。

■インターネットインフラ事業

・ドメイン事業:お名前.com、ムームードメイン、TENTEN.vn、Z.com、VALUE-DOMAIN.COM、.shop、GMOドメインドクター

・ホスティング事業:お名前.comレンタルサーバー、ConoHa、Z.com Hosting、e-革命、interQ OFFICE、かんたんサーバー、まるごとserver、@WAPPY、GMOクラウド Private、iCLUSTA+、クラウドVPS byGMO、ラピッドサイト、マイティーサーバー、@YMC、WADAX byGMO、ドメインキング byGMO、ロリポップ!、heteml(ヘテムル)

・クラウド事業:お名前.com クラウド、お名前.comデスクトップクラウド、Z.com Cloud、Kaking 販売課金プラットフォーム、電子印鑑GMOサイン、Photon、PlayCanvas

・セキュリティー事業:AppSealing、クイック認証SSL、企業認証SSL、EV SSL、コードサイニング証明書、文書署名用証明書、クライアント証明書、トラスト・ログイン、アルファSSL、GMO即時SSL、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社

・決済事業:PGマルチペイメントサービス、GMO Cashless Platform、こんど払い byGMO、銀行Pay 基盤システム、おさいぽ!、イプシロン、GMO後払い、GMO掛け払い、オフィスペイ byGMO

・EC支援事業:GMOポイント、カラーミーショップ、SUZURI、Canvath、minne、おまかせ!WEB広告 byGMO、まるごとEC、MakeShop、MakeRepeater、買い物ポケット

・アクセス事業:GMOとくとくBB、3WEB、BEKKOAME INTERNET、ZERO、GMOどこでもLAN、interQ MEMBERS

・web制作事業:ビズパレットデザイン、ビズパレットクレジット

・集客支援事業:お名前.com メールマーケティング、GMO SEO+、MEO Dash!、GMO SmaAFFi、GMOストアアプリ、動画チラシ、Find-A、GMOおみせアプリ、GMO 賃貸DX

・コミュニティー事業:30days Album、teacup.、壁紙.com、プリキャン

・アプリ事業:タウンWiFi byGMO

・IoT事業:hakaru.ai byGMO、LINKDrive byGMO、LINKPit byGMO

■インターネット広告・メディア事業

・メディア事業:バイトチェック byGMO、コエテコ、michill

・検索関連事業:WEB集客ラボ byGMO、E START スタートページ

・アドテク事業:TRUE Connect by GMO、TRUE Affiliate、ReeMo byGMO、AkaNe byGMO、GMO SSP、TAXEL、adcloud、TownWifi Ads

・ソリューション事業:インターネットリサーチ、ASIA Cloud Panel、GMO Market Observer、infoQ、インターネットリサーチ infoQ.vn、GMOシステムコンサルティング、

・モバイルマーケティング事業:GMO SmaAD

・O2O事業:GMOリピーター、まるっとサポート!O2O、おまかせ!友だち追加

・クーポン・ポイント事業:colleee、美容クリニックチケットサービス キレイパス、お得なクーポンサイトくまポン、PointTown

■インターネット金融事業

・株式取引事業:オンライントレード

・FX取引事業:選べる外貨、ちょいトレFX

・その他取引・オプション事業:選べる外為オプション

・インターネット銀行事業:GMOあおぞらネット銀行

■暗号資産事業

・暗号資産(仮想通貨)交換事業:暗号資産レバ取引、暗号資産現物売買

・暗号資産(仮想通貨)マイニング事業:暗号資産(仮想通貨)マイニング事業

■その他事業

・モバイルゲーム事業:Demon’s Rider、黄金爆走デコトラプリンセス

・オンラインゲーム事業:ゲソてん

・その他事業:クマガイ☆スタイルSHOP、夢が、かなうアプリ。、GMO-PG トランザクションレンディング、GMO-PG送金サービス、GMO BtoB早払い、GMO BtoB売掛保証、GMO BtoB支払保証、即給、GMO VenturePartners、FREENANCE(フリーナンス)、GMOシフトマネージャー、IKURA、GMO商標クイックサーチ、GMOエンフォース1、nomyne 、メディカル革命、Dentry、おまとめ診察券、OMAKASE、Adam

メガベンチャー:GMOインターネットの2022年第1四半期の決算情報

それでは、GMOインターネットの2022年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。

GMOインターネットの2022年第1四半期の全体業績

GMOインターネット:決算サマリー

四半期の業績ですが、売上高は約641億円でYoYで4.7%の成長となっています。

営業利益は、111億円となっています。

GMOインターネットの2022年第1四半期のインターネットインフラ事業業績

GMOインターネット:ネットインフラ事業セグメント別売上高

インターネットインフラ事業の四半期の業績ですが、売上高は約370億円となり、YoYで9.2%となっています。

営業利益は、約63.2億円となり、YoYで33.3%となっています。

また、インターネットインフラ事業の各事業の売上高は、以下のようになっています。

・アクセス:104億円

・ドメイン:24億円

・クラウド・ホスティング:44億円

・EC支援:42億円

・セキュリティー:25億円

・決済:123億円

・その他:5億円

GMOインターネット:ネットインフラ事業契約件数

インターネットインフラ事業の、契約件数ですが、1288万顧客となっています。

GMOインターネットの2022年第1四半期のインターネット広告・メディア事業業績

GMOインターネット:ネット広告・メディア事業セグメント別売上高

インターネット広告・メディア事業の四半期の業績ですが、営業収益は約14.6億円となっており、YoYで6.9%の成長となっています

営業利益は、8.8億円となっています。

GMOインターネットの2022年第1四半期のインターネット金融事業業績

GMOインターネット:ネット金融事業四半期業績推移

インターネット金融事業の四半期の業績ですが、営業収益は約107億円となっており、YoYで31.2%の成長となっています

営業利益は、36億円となっており、YoYで17.7%の成長となっています

GMOインターネットの2022年第1四半期の暗号資産事業業績

GMOインターネット:暗号資産事業事業セグメント別売上高

暗号資産事業の四半期の業績ですが、売上高は約20億円となり、YoYで-69.9%のマイナス成長となっています。

営業利益は、約1.5億円となり、YoYで-96.0%のマイナス成長となっています。

また、暗号資産事業の各事業の売上高は、以下のようになっています。

・暗号資産決済事業:10億円

・暗号資産マイニング事業:8億円

・暗号資産決済事業:2億円

決算情報から読み取れるGMOインターネットの戦略についての考察

GMOインターネット:事業戦略

決算情報からGMOインターネットでは上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

■戦略考察

・全体戦略:安定収入となっているインフラ事業と広告・メディア事業の利益分を金融・暗号資産事業へ投資していく。

メガベンチャーのGMOインターネットの転職・入社難易度

GMOインターネットの転職・入社難易度は、高めです。

GMOインターネット社では、在籍している社員は全体的にレベルが高く、優秀な人材が多くいますが、企業理念である「すべての人にインターネット」を掲げているため、スキルよりも人柄を重視している傾向があり、経営状況にもよりますが、未経験でも採用してもらえる職種もあります。

メガベンチャーGMOインターネットの平均年収推移

転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?

GMOフィナンシャルホールディングス平均給与推移

※GMOインターネットの有価証券報告書に基づいて作成しています。

GMOインターネットの平均年収は1080万円となっていますが、上場時から比較すると約150万円ほど上昇しており、平均年収はIT業界の中でもかなり高い水準となっており、業績も右肩上がりのため、今後も伸びていくと予想されます。

GMOインターネットの福利厚生、働く環境

転職を検討するにあたり、福利厚生も重要な検討項目になり得る人もいると思うので、GMOインターネットの福利厚生についても紹介したいと思います。

GMOインターネットでは、以下のような福利厚生があります。

・シナジーカフェ「GMO Yours」:ドリンク・パン・お菓子・ビュッフェ・軽食など、全て無料で提供

・GMO BEARS:子育てをする社員(パートナー)が大切な子供を託せる託児所

・マッサージ&おひるねGMO Bali Relax:マッサージスペースでは、プロによるボディケアサービスを格安で受けることができます

・GMO Siesta(シエスタ):お昼寝スペース

・各種社会保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)

・スポーツクラブ、英会話等 補助金支給

・技術者支援制度

・給与の一部をビットコインで受け取れる制度

仮想通貨購入奨励金

・産前・産後休暇:産前6週間以内(ただし、多胎妊娠の場合は14週間以内)、産後8週間取得可能

・育児休業:原則、子供が1歳に達するまでの間で、育児休業を取得することできます

・結婚休暇:最大5日間

・出産祝金制度

・確定給付企業年金

・確定拠出年金

・従業員持株会

・家賃補助手当(5万円まで 、支給条件あり)

・弔慰金、疾病見舞金、災害見舞金

・柔軟な働き方支援制度(短時間勤務・在宅勤務、条件あり)

・リフレッシュ休暇(年次)、年末年始休暇、失効有休積立制度

・関東ITソフトウェア健康保険組合の保養施設・スポーツジム・ゴルフ場の利用

・マタニティ通院休暇(妊娠から出産までの間)

・ヘルスケアカウンセリング:仲間の健康サポートを目的とした、専門医によるカウンセリング

GMOインターネットでは様々な福利厚生が整えられていますが、オフィスの施設が大変充実しており、食堂が無料になっていたり、託児所もあったりするなど、かなりオフィス施設が充実しています。

さらに、仮想通貨の購入奨励など自社ビジネスに紐付いた先進的な福利厚生も充実しています。

まとめ

中途でも第二新卒でも転職に人気のメガベンチャー企業のGMOインターネットの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

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