ネットマーケティングへ転職!最新の事業戦略、平均年収、入社難易度、福利厚生まで解説
悩んでいる人
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webマーケティングベンチャーのネットマーケティングへの転職を考えていて、ネットマーケティングについて色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

転職エージェントから、ネットマーケティングをおすすめされたけど、あまりよく知らない!

ネットマーケティングへの転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

今回はwebマーケティングベンチャーの1社であるネットマーケティングについて知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・webマーケティングベンチャーのネットマーケティングの概要

・ネットマーケティングの2022年第1四半期の決算情報について(2021年11月)

・ネットマーケティングの2022年第2四半期の決算情報について(2022年2月)

・ネットマーケティングの2022年第3四半期の決算情報について(2022年5月)

・最近の決算情報から読み取れるネットマーケティングの戦略についての考察

・webマーケティングベンチャーのネットマーケティングの入社難易度

・ネットマーケティングの平均年収推移

・ネットマーケティングの福利厚生や働く環境

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。

①会社の現在の業績

②会社の今後の戦略・方針

③会社の事業のビジネスモデル

本記事は、ネットマーケティングの業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。

目次

webマーケティングベンチャーのネットマーケティングの概要

ネットマーケティング概要

ネットマーケティング:ロゴ

ネットマーケティングは2004年に元大手商社出身の宮本 邦久氏が設立した会社で、アフィリエイトエージェントというビジネスモデルを日本ではじめて確立した会社です。

ネットマーケティングでは、以下のミッション、アイデンティティーを掲げて、①メディア事業(マッチングアプリ事業)、②広告事業の2つの事業を中心に展開しています。

■ミッション:常識を超え、人々に幸せをとどけ、より豊かな社会を創り続ける。

■ネットマーケティングを表す12のキーワード

①NEW:新たな価値の創出/覆す/新常識

②EFFORT:夢中/パッション/楽しむ

③TECHNICAL:新しい技術/社会に必要とされる技術

④MAKE:ライフスタイルを創る/オリジナルの追求

⑤AREA:人々が行き交うエリア/新しい発想の場

⑥RELAX:自分らしく働く/心地よく働く

⑦KEY:コアとなる考え/チャレンジ精神

⑧EDIT:新しい視点/常識の再構築

⑨TRUE:新しい技術/社会に必要とされる技術

⑩IDEA:考え続ける/ひらめき

⑪NEED:ニーズを見つける/最善を見つける

⑫GOAL:壁を乗り越える/最高の未来/社会を豊かに

ネットマーケティングの沿革

ネットマーケティングの主な会社の沿革は以下のようになっています。

・2004年7月:広告主へキャンペーン型のアフィリエイト企画を提供するWeb広告の代理店として株式会社ネットマーケティングを設立

・2007年2月:アフィリエイト業界のセールスレップへビジネスモデルの転換を行い、広告主のWebプロモーションにおけるコンサルティングサービスの提供を開始

・2012年2月:インターネット異性紹介事業として、Facebookを活用した恋活・婚活マッチングアプリ「Omiai」の提供を開始

・2012年12月:「Omiai」の米国における市場調査やマーケティング活動の拠点として、カリフォルニア州にNet Marketing International, Inc.を設立(※2018年7月31日付をもって解散)

・2015年1月:Facebookユーザー特化型ソーシャルジョブマッチングサービス「Switch.」のサービスを開始(※2017年9月1日を効力発生日として会社分割し、株式会社オープンキャリアへ継承)

・2017年3月:東京証券取引所JASDAQスタンダード市場へ上場

・2018年5月:東京証券取引所市場第二部へ市場変更

・2018年6月:デーティングアプリ「QooN」のサービスを開始(※2019年3月28日付をもってサービス終了)

・2019年4月:東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

ネットマーケティングの事業領域やビジネスモデル

ネットマーケティング:メディア事ビジネスモデル

メディア事業のマッチングアプリの「omiai」のビジネスモデルですが、男性側からの利用料の徴収となっています。

女性側から利用料を徴収しているサービスもあるため、今後、女性側からの徴収を行うことで収益性を向上させられる余地があります。

ネットマーケティング:恋活・婚活マッチング市場規模予測

メディア事業のマッチングアプリの「omiai」が参入する恋活・婚活マッチング市場の市場規模ですが、2026年には1657億円になると予想されています。

ネットマーケティング:広告事業アフィリエイト広告コンサルティングビジネスモデル

広告事業のアフィリエイト広告コンサルティングのビジネスモデルですが、広告主および広告代理店からのお客さんの送客に対するアフィリエイトの成果報酬となっています。

アフィリエイト専業代理店としてスタートして以来、アフィリエイト分野のリーディングカン パニーとして培ってきた多角的な提案により、パフォーマンス向上を実現しています。

ネットマーケティング:広告事業アフィリエイト広告市場規模予測ビジネスモデル

広告事業のアフィリエイト広告の市場規模ですが、2024年には4951億円になると予想されています。

コロナ禍においてもEC分野、金融分野などを中心に成長 この流れは変わらず、今後も持続的な成長が見込まれています。

ネットマーケティング:広告事業運用型広告コンサル広告事業ビジネスモデル

広告事業の運用型広告コンサルティングのビジネスモデルですが、広告主および広告代理店からのお客さんの送客に対する成果報酬となっています。

ソーシャル広告を中心にOmiaiで培った運用ノウハウをもとに成果を最大化しています。

実際にソーシャル広告含めて、web業界ではマッチングアプリ業界の広告ノウハウは最先端をいっている場合があります。

ネットマーケティング:運用型広告市場規模予測

広告事業の運用型広告の市場規模ですが、2024年には2.6兆円になると予想されています。

webマーケティングベンチャー:ネットマーケティングの2022年第1四半期の決算情報

それでは、ネットマーケティングの2022年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。

ネットマーケティングの2022年第1四半期の全体業績

ネットマーケティング:決算ハイライト

四半期の業績ですが、売上高は約13.1億円、YoYでの成長率は約-3.5%とマイナス成長となっています。

営業利益は、2.5億円となっており、メディア事業におけるデジタル広告の出稿一時停止により、利益は一時的に増加しています。

ネットマーケティングの2022年第1四半期のメディア事業業績

ネットマーケティング:メディア事業業績

メディア事業の四半期の業績ですが、売上高は約10.1億円、YoYでの成長率は約-11.4%とマイナス成長となっています。

営業利益は、3.0億円となっており、デジタル広告の出稿を一時的に停止したことにより、 売上高は前年同期比で減少、営業利益は増加しています。

ネットマーケティング:メディア事業新規会員数推移

メディア事業の重要なKPIである、月間の新規会員数は、11.9万人となっています。

8月よりデジタル広告を一部再開したことにより、新規会員数は増加傾向となっています。

認知を高め自然流入も増やしながら、会員数の増加を目指していく予定です。

ネットマーケティング:メディア事業有料会員数推移

メディア事業の重要なKPIである、有料会員数は、7.7万人となっています。

デジタル広告の出稿を停止していたことにより、一時的に新規会員数が減少しており、それに伴い1Q末時点の有料会員数は減少したものの、これは計画の範囲内となっています。

ネットマーケティングの2022年第1四半期の広告事業業績

ネットマーケティング:広告事業第1四半期実績

広告事業の四半期の業績ですが、売上高は約3.0億円、YoYでの成長率は約-2.8%とマイナス成長となっています。

営業利益は、1.3億円となっており、8月~9月の新型コロナウイルス感染急拡大の影響により一部案件が縮小し、 前年同期比で一時的に減収減益となっています。

webマーケティングベンチャー:ネットマーケティングの2022年第2四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、ネットマーケティングの2022年第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。

ネットマーケティングの2022年第2四半期の全体業績

ネットマーケティング:決算ハイライト

四半期の業績ですが、売上高は約25.9億円、YoYでの成長率は約4.7%の成長となっています。

営業利益は、3億円となっています。

ネットマーケティングの2022年第2四半期のメディア事業業績

ネットマーケティング:メディア事業業績

メディア事業の四半期の業績ですが、売上高は約19.6億円、YoYでの成長率は約-16.7%とマイナス成長となっています。

営業利益は、3.5億円となっており、売上減少も、広告出稿の計画的抑制で大幅増益となっています。

セキュリティ強化とサービスの健全化に向けた積極的投資を順調に進め、 「Omiai」ブランドの信頼回復と運営体制強化を目指しています。

ネットマーケティング:メディア事業新規会員数

メディア事業の重要なKPIである、月間の新規会員数は、10.8万人となっています。

「Omiai」の新規会員獲得に向けた広告出稿を12月以降戦略的に集中投下し、昨年12月末にTwitterのオリジナル動画番組とのコラボ企画による誘客キャンペーン の実施などにより、1月の新規会員数は回復傾向となっています。

ネットマーケティング:メディア事業有料会員数

メディア事業の重要なKPIである、有料会員数は、6.7万人となっています。

「Omiai」の信頼回復と将来の成長に向けて、今期はセキュリティ強化と不正会員対策などの サービス改善にリソースを集中したため、有料会員数は1Qに比べ11.9%減少しています。

しかし、年末年始に集客プロモーションを再開、さらに最大6,000円の会員プラン料金大型割引キャン ペーンを実施し、20代ユーザーの誘引を図る予定です。

ネットマーケティングの2022年第2四半期の広告事業業績

ネットマーケティング:広告事業

広告事業の四半期の業績ですが、売上高は約6.4億円、YoYでの成長率は約13.1%の成長となっています。

営業利益は、3.6億円となっています。

アフィリエイト広告においては、FXや暗号資産などの金融事業を取り扱う企業案件が伸長し、 売上高(※従来基準)が13.1%増と、全社増収に大きく寄与しており、ビッグデータの細分析による新規マーケティング施策の導入により新たな成長を目指しています。

webマーケティングベンチャー:ネットマーケティングの2022年第3四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、ネットマーケティングの2022年第3四半期の決算情報を見てみたいと思います。

ネットマーケティングの2022年第3四半期の全体業績

ネットマーケティング:決算ハイライト

四半期の業績ですが、売上高は約38.9億円、YoYでの成長率は約7.4%の成長となっています。

営業利益は、3.7億円となっており、YoYでの成長率は約11.2%の成長となっています。

ネットマーケティングの2022年第3四半期のメディア事業業績

ネットマーケティング:メディア事業業績

メディア事業の四半期の業績ですが、売上高は約28.7億円、YoYでの成長率は約-20.0%とマイナス成長となっています。

営業利益は、4.0億円となっており、セキュリティ強化や不正会員対策などのサービス改善に経営資源を集中し、広告出稿を一時的に抑制したことから、前年同期比で減収となる 一方で、第3四半期内でセキュリティ強化等の各種施策がローンチされたことから、再成長に向けた準備が整った状況となっています。

今後は会員登録数の再拡大と有料会員数の獲得向上により売上高の早期V字回復を目指しています。

ネットマーケティング:メディア事業新規会員数

メディア事業の重要なKPIである、月間の新規会員数は、10.0万人となっています。

新規会員数はやや伸び悩んだものの、引き続き効率重視で利益を確保しながらプロモーション活動によるフォローを実行しており、2022年2月にサービス開始10周年を迎え、翌3月には累計会員数800万人を突破しています。

ネットマーケティング:メディア事業有料会員数

メディア事業の重要なKPIである、有料会員数は、7万人となっています。

新規の会員獲得向上には至らなかったものの、効率重視とキャンペーン等の効果により有料会員 数は第2四半期に比べ増加傾向に反転 前期末からの低減傾向を脱し、今後は継続的なプロダクト改善など利便性向上の取り組みを 行い、有料会員数の増加を目指しています。

ネットマーケティングの2022年第3四半期の広告事業業績

ネットマーケティング:広告事業業績

広告事業の四半期の業績ですが、売上高は約10.2億円、YoYでの成長率は約19.6%の成長となっています。

営業利益は、5.3億円となっています。

アフィリエイト広告において、FXや暗号資産などの金融事業を取り扱う企業案件を中心とした新規受注の積み上げとなっており、運用型広告は、広告制作における動画を活用したクリエイティブ強化などで受注拡大を目指しています。

決算情報から読み取れるネットマーケティングの戦略についての考察

ネットマーケティング:重点課題と取り組み

決算情報からネットマーケティングでは上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

■戦略考察

・全体戦略:伸びている市場のマッチングアプリ市場と広告市場において、両者のサービスのシナジーを活かして、両者の売上高、利益を最大化する。

マッチングアプリ事業においては、広告におけるマーケティングが非常に重要です。

婚活サービスに関してはTVCMが解禁されたものの、まだマッチングアプリにおいては、TVCMは解禁されていないため、アフィリエイトや運用型のweb広告が非常に重要となります。

そのため、web業界の中ではマッチングアプリサービスは、広告手法などの最新情報が詰まっていると言われています。

よって、ネットマーケティングではマッチングアプリと広告コンサルティングというシナジーがかなり高い事業に張っているため、今後の成長に期待です。

webマーケティングベンチャーのネットマーケティングの転職・入社難易度

ネットマーケティングの転職・入社難易度は普通です。

業績は伸びているものの、IT業界の中では比較的、産業として成熟している事業を運営しています。

そのため、募集が経験者に絞られている傾向があります。

ネットマーケティングの平均年収推移

転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?

ネットマーケティング平均給与推移

※グラフはネットマーケティングの有価証券報告書に基づいて作成しています。

ネットマーケティングの最新の平均年収ですが、535万円となっています。

上場当時と比較すると人員も拡大しつつも、平均年収は最大約50万円近く上昇していましたが、現在は少し下落気味になっています。

ネットマーケティングの福利厚生、働く環境

転職を検討するにあたり、福利厚生も重要な検討項目になり得る人もいると思うので、ネットマーケティングの福利厚生についても紹介したいと思います。

ネットマーケティングでは、以下のような福利厚生があります。

・恋活休暇/結婚記念日休暇:バレンタイン、クリスマス等の行事やプロポーズしたい日など、1年を通していつでも取得できる「恋活休暇」、大切なパートナーとの結婚記念日に取得できる「結婚記念日休暇」が付与

・誕生日休暇:ご自身、もしくはご家族の誕生日に取得できる特別休暇が付与

・慶弔休暇:本人やご親族のお祝い事やご不幸があった場合は、特別休暇が付与

・産休・育児休業:産前は42日間、産後は56日間、育児休業は子供が満2歳に達するまでの間取得でき、産前・産後休業期間中は健康保険から「出産手当金」が、育児休業中は原則子供が2歳に達するまで雇用保険から「育児休業給付金」が支払われます。(男性も取得可能な制度)

・認可外保育園補助:育休取得時、職場復帰を希望しているにもかかわらず、子供が認可保育園に入園できない社員を対象に、認可以外の保育園に入園して復職した場合、保育料の一部を会社が毎月補助

・子供手当:扶養する子供がいる場合は、その子供が18歳になるまで、子供1人につき毎月1万円を支給

・住宅手当:会社所在地から2km圏内に住んでいる社員に対して月額最大3.5万円、6km圏内に住んでいる社員に対して月額最大2.5万円を支給

・帰省手当:年に1回、離れた家族のもとに帰省するために最大5万円を支給(※新卒入社者で3年以内、中途入社者で25歳以下の方が対象)

・マッサージ:月に1回、社内のマッサージルームで有国家資格者のマッサージを無料で受けることが出来ます

・トレーニングルーム:運動不足解消・健康促進のため社内に本格的な機材を備えたトレーニングルームを設置

・インフルエンザ予防接種:毎年秋に、社内に医師を招いて、インフルエンザの予防接種を希望者全員に実施

ネットマーケティングは、休暇付与の制度が多く、さらに子ども関連のサポート制度が多いのが特徴となっています。

また、マッチングアプリを運営している会社らしい、恋活休暇があることが非常に珍しい制度です!

まとめ

転職に人気のwebマーケティングベンチャー企業のネットマーケティングの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。

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