
困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、カカクコムをおすすめされたけど、あまりよく知らない!
有名サービスの価格ドットコムや食べログを運営するカカクコムへの転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

今回は、価格ドットコムや食べログ運営の優良ITベンチャーカカクコムについて知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・有名サービスの価格ドットコムや食べログなどを運営している優良ITベンチャーカカクコムの概要
・カカクコムの2021年第1四半期の決算情報について(2020年8月)
・カカクコムの2021年第2四半期の決算情報について(2020年11月)
・カカクコムの2021年第3四半期の決算情報について(2021年2月)
・カカクコムの2021年第4四半期の決算情報について(2021年5月)
・最近の決算情報から読み取れるカカクコムの戦略についての考察
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、カカクコムの業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
優良ITベンチャー:カカクコムの概要
カカクコム概要
1997年5月に、槙野 光昭氏が秋葉原の電器店を回って製品の店頭価格を調べる業務の中で、「消費者は一番安い商品を探し、お店はライバル店の価格を知りたがる。誰もが価格情報を求 めているのでは?」と、インターネットを通じて価格情報を提供するサイト コンセプトのヒントを得て、「価格.com」が誕生しました。
その後、2003年には東証マザーズに上場し、2005年3月には、レストラン検索・予約サイト「食べログ」開設されました。
カカクコムは、日本ではいわゆるCGM(Consumer Generated Media = 口コミや投稿などユーザー自身が生成したコンテンツで成り立っているメディア)メディアの中では、クックパッドと並び、最大の規模を誇り、さらに新規事業の立ち上げの打率(再現性)も非常に高い企業です。
カカクコムの沿革
カカクコムの主な会社の沿革は以下のようになっています。
・1997年12月:(有)コアプライス設立
・2000年5月:(有)コアプライス設立から(株)カカクコムへ組織及び商業変更
・2001年3月:子会社として、(株)カカクコム・インシュランスを設立
・2002年7月:(株)デジタルガレージの子会社となる
・2003年10月:東京証券取引所マザーズ市場上場
・2005年1月:フォートラベル(株)を完全小会社化
・2005年3月:東京証券取引所市場第一部に市場変更
・2005年12月:子会社として、(株)カカクコム・フィナンシャルを設立
・2007年4月:(株)エイガ・ドットコムを株式取得により子会社化
・2009年5月:(株)デジタルガレージ及びカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)の持分法適用関連会社となる。
・2012年6月:(株)電通グループの持分法適用関連会社となる。
・2014年3月:(株)タイムデザインを子会社化。
・2015年2月:(株)webCGを子会社化。
・2018年1月:(株)LCLを子会社化。
・2018年2月:(株)ガイエを子会社化。
・2018年10月:KDDI(株)の持分法適用関連会社となる。
カカクコムの事業領域やビジネスモデル
現在は、以下の7つの事業を中心に事業を展開しています。
・価格.com:月間利用者数6,500万人を超える、購買支援サイト
・食べログ:月間利用者数9200万人を超える、レストラン検索・予約サイト
・求人ボックス:求人情報の一括検索サイト
・価格.com Insurance:保険選びのコンサルティングサービス
・Time Design:旅行やホテルのダイナミックパッケージ予約システム
・バス比較ナビ:高速バス・バス旅行の比較検索サイト
・スマイティ:不動産住宅情報サイト
・4travel.jp:旅行のクチコミと比較サイト
・映画.com:総合映画情報サイ
・キナリノ:女性向けライフスタイルメディア
・PHOTOHITO:写真共有サイト
・PricePrice.com:アジア向け購買⽀援サイト
・ちくわ。:街・おでかけ情報メディア
・TRASCLAP:メンズファッション Webマガジン
・アキバ総研:アニメ&アキバ系 カルチャー情報
・FX羅針盤:FX関連情報と為替相場 解説・予想サイト
・仮想通貨羅針盤:仮想通貨とブロックチェーンに 関連する情報サイト
・格安移動:高速バス・飛行機・新幹線の 最安値比較サイト
・バスとりっぷ:高速バス・夜行バスの お役⽴ち情報メディア
・webCG(car graphic):クルマ好きのための 情報サイト
・icotto:宿泊旅行の情報メディア
・アニメハック:アニメの総合情報サイト
・OSOREZONE:ホラー映画専門配信サービス
・gaie:映画等のデジタル・ プロモーションエージェンシー
カカクコムの2021年第1四半期の決算情報
それでは、カカクコムの2021年第1四半期から見てみたいと思います。
カカクコムの2021年第1四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約95億円で、YoYで-33.2%となっております。
営業利益は約22億円で、YoYで-65.7%となっています。
上記のような成績ですが、これまでは全体的にすべての事業郡で上昇トレンドが続いておりました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、食べログ事業の飲食店販促がYoYで-80%も減少しており、食べログ事業としても、YoYで-72.5%も落ち込んでいること、新規メディアの中でも旅行系のメディアも約=85~87%も落ち込んでおり、これらが売上減少の要因となっています。
カカクコムの2021年第1四半期の価格.com事業業績
価格.com事業全体では、売上高は59.5億円と、YoYで6.5%の成長となっております。
価格.com事業の中のショッピング事業の売上高は28.5億円で、YoYで27.9%の成長と巣篭もり需要の増加により、EC利用者が増加したことによって、成長しています。
価格.com事業の中のサービス事業の売上高は22.5億円で、YoYで-5.1%の成長となっています。
金融などが新型コロナウイルス感染症の影響やキャッシュレス・消費者還元事業の終了に 伴い、緩やかな成長に変化しており、さらに通信領域が、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、海外Wi-Fiカテゴリが昨年対比で-31%の売上減少したことが、マイナス成長の要因となっています。
価格.com事業の中の広告事業の売上高は8.4億円で、YoYで-14.5%の成長となっています。
要因としては、中国をはじめとする諸外国において部品・製品の製造や輸送に遅れが発生した影響から、主に家電・パソコン製品の発売が遅延し、広告出稿が延期・中止されるケースが発生したことがあります。
カカクコムの2021年第1四半期の食べログ事業業績
食べログ事業全体では、売上高は17.3億円と、YoYで-72.5%のマイナス成長なっております。
また、有料プランの契約店舗数は、新型コロナウイルスの影響により減少しておりますが、より売上が下がってしまった原因としては、ネット予約人数が前年水準の54.3%下がったことと、1店舗当たりの月額料金を4月・5月は全額無料化、6月は従量料金をそれぞれ無償化したことが原因となっています。
食べログ事業では、中食・内食のニーズに対応するため、テイクアウト事業を引き続き拡大するとともに、 飲食店からのお取り寄せサービスに参入しています。
カカクコムの2021年第1四半期の新興メディア・ソリューション事業業績
新興メディア・ソリューション事業全体では、売上高は12.3億円と、YoYで-33.3%のマイナス成長なっております。
要因としては求人ボックス、スマイティ及びキナリノが好調に推移した一方で、旅行・移動領域の 各サービスの売上がYoYで-86.3%となっており、新型コロナウィルス感染症の影響により大幅に減少しています。
カカクコムの2021年第1四半期のファイナンス事業業績
新興メディア・ソリューション事業全体では、売上高は5.7億円と、YoYで24.8%の成長なっております。
カカクコム・インシュアランスは、主に生命保険において、時間・場所の制約がない オンラインによる保険契約の検討・申込に関する需要が高まり、増収しており、YoYで126%の大幅成長をしております。
カカクコムの2021年第2四半期の決算情報
それでは、カカクコムの上記の決算情報を踏まえて、第2四半期の決算情報も見てみたいと思います。
カカクコムの2021年第2四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約122億円で、YoYで-20.0%となっております。
営業利益は約46億円で、YoYで-34.5%となっています。
上記のような成績ですが、これまでは全体的にすべての事業郡で上昇トレンドが続いておりました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により各事業が落ち込んでおり、特に食べログ事業の影響は前四半期は多大なものでしたが、go toキャンペーンなどもあり、復調傾向となっています。
カカクコムの2021年第2四半期の価格.com事業業績
価格.com事業全体では、売上高は54.7億円と、YoY-10.3%のマイナス成長となっております。
ショッピング事業は、消費税増税前の駆込み需要で伸長した昨年と同等の売上を維持しているものの、1Qに発生した巣ごもり/在宅勤務需要は収束傾向にあります。
さらに、外出や旅行目的で利用するユーザーが多いカテゴリは減収となっています。
価格.com事業の中のサービス事業の売上高は21.1億円で、YoYで-17.4%のマイナス成長となっています。
キャッシュレス消費者還元事業の終了及び新型コロナウィルスの影響による外出を伴う消費機会の減少などにより、金融領域(YoY:-8.2%)及び通信領域(YoY:-46.7%)の売上が減少した一方で、自動車領域及びエネルギー領域等の売上は増加しています。。
価格.com事業の中の広告事業の売上高は9.8億円で、YoYで-17.6%の成長となっています。
要因としては、消費税増税前に広告出稿が集中した昨年に対して売上が減少したことです。
しかし、1Qで延期・中止されていた広告は、家電メーカーを主として7月から回復基調になっています。
カカクコムの2021年第2四半期の食べログ事業業績
食べログ事業全体では、売上高は44.9億円と、YoYで-30.8%のマイナス成長なっております。
ネット予約人数の四半期累計は468万人となっており、9月21日週時点では前年水準の68.9%となっていますが、 新型コロナウイルスの影響が出る前(2月3日週)の水準の53.2%まで回復しています。
1店舗当たりの月額料金は、7月から固定料金に加えて従量料金の請求も再開したこと によって25.0千円まで回復しています。
Go To Eat キャンペーン期間限定の「ネット予約キャンペーンプラン」を含む新規獲得の増加により、10月末時点で有料プラン契約店舗数は52.8千店舗まで拡大しています。
また、ネット予約人数は10月19日週時点で前年水準の223.5%、コロナ前水準の183.9%まで 伸張しています。
カカクコムの2021年第2四半期の新興メディア・ソリューション事業業績
新興メディア・ソリューション事業全体では、売上高は16.6億円と、YoYで-22.7%のマイナス成長なっております。
要因としては新興メディア・ソリューション事業は、求人ボックス、スマイティ及びキナリノが好調に推移している一方で、旅行・移動領域の売上は引き続き厳しい状況にあるが、タイムデザインは回復傾向にあります。
娯楽・趣味領域は、映画.com及びgaieにおいて広告出稿の減少による減収が続いている一方で、キナリノはEC(キナリノモール)の売上が引き続き好調となっています。
求人ボックスは、利用者数が増加したため、増収となっており、入札方式への移行による広告運用の柔軟性向上により、出稿企業数が増加傾向にあります。
また、スマイティも、引き続き賃貸物件など不動産・住宅情報をオンラインで検索する需要が高まり、増収となっています。
カカクコムの2021年第2四半期のファイナンス事業業績
新興メディア・ソリューション事業全体では、売上高は6.0億円と、YoYで10.4%の成長なっております。
カカクコム・インシュアランスは、引き続きオンラインによる保険契約の検討・申込の 需要が高まり、増収となっています。
カカクコムの2021年第3四半期の決算情報
それでは、カカクコムの上記の決算情報を踏まえて、第3四半期の決算情報も見てみたいと思います。
カカクコムの2021年第3四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約160億円で、YoYで1.9%成長となっております。
営業利益は約65億円で、YoYで-9.9%となっています。
上記のような成績ですが、これまでは全体的にすべての事業郡で上昇トレンドが続いておりました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により各事業が落ち込んでおり、特に食べログ事業の影響は前四半期は多大なものでしたが、コロナ以前の水準まで完全に回復してきています。
カカクコムの2021年第3四半期の価格.com事業業績
価格.com事業全体では、売上高は61.3億円と、YoY-2.1%のマイナス成長となっております。
ショッピング事業は、耐久財・消費財共にYoYで増収となっており、耐久財については、家電全般は引き続き好調に推移し前年同期比で+7.2%。パソコ ンは好調であった前年に対し-12.6%。半導体等の部材不足を原因とした納期遅延等 の影響を受けています。
価格.com事業の中のサービス事業の売上高は20.7億円で、YoYで-10.6%のマイナス成長となっています。
特に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、海外Wi-Fiレン タルは大幅な減収が続いています。
価格.com事業の中の広告事業の売上高は14.6億円で、YoYで9.8%の成長となっています。
要因としては、2Qからの回復が続き、広告事業は増収となっており、新型コロナウイルス感染症の拡大により中 止・延期されていた広告の再開、新規顧客との取引増加により、広告出稿社数は増加しています。
カカクコムの2021年第3四半期の食べログ事業業績
食べログ事業全体では、売上高は73.9億円と、YoYで4.6%の成長なっております。
Go ToEatキャンペーンの開始により大幅に伸長したが、ポイント付与対象となる予約の受付終了、並びに新型コロナウイルス感染 症の再拡大及び飲食店の営業時間短縮の影響を受け、11月中旬以降のネット予約人数は大幅に減少しています。
カカクコムの2021年第3四半期の新興メディア・ソリューション事業業績
新興メディア・ソリューション事業全体では、売上高は27.1億円と、YoYで1.4%の成長なっております。
新興メディア・ソリューション事業は、求人ボックス、スマイティ及びキナリノが 引き続き好調に推移している一方で、旅行・移動領域の事業は引き続き厳しい状況にあります。
求人ボックスは、広告出稿社数が増加したため、増収となっており、利用者数は引き続き高い水準で推移しています。
また、スマイティは、引き続き賃貸物件など不動産・住宅情報をオンラインで検索する需要が高まり、増収となっています。
カカクコムの2021年第3四半期のファイナンス事業業績
カカクコム・インシュアランスは、引き続きオンラインによる保険契約の検討・申込の 需要が高まり、増収となっています。
さらに、保険商品選びに関する専門家への相談をオンラインで行えるサービスの提供を開始しています。
カカクコムの2021年第4四半期の決算情報
それでは、カカクコムの上記の決算情報を踏まえて、2021年第4四半期の決算情報を見てみたいと思います。
カカクコムの2021年第4四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約133億円で、YoYで-15.3%のマイナス成長となっております。
営業利益は約48億円で、YoYで-23.8%となっています。
新型コロナウイルスの影響により各事業が落ち込んでおり、特に食べログ事業の影響は前四半期に続き、緊急事態宣言の影響によって減少になっています。
カカクコムの2021年第4四半期の価格.com事業業績
価格.com事業全体では、売上高は61.3億円と、YoYで-1.9%のマイナス成長となっております。
ショッピング事業は、耐久財・消費財共にYoYで増収となっており、外出に関連する商品カテゴリにおいては引き続き減収となったが、家電やパソコン、 インテリアなどのカテゴリは増収となっています。
価格.com事業の中のサービス事業の売上高は26.2億円で、YoYで-6.2%のマイナス成長となっています。
通信領域では海外Wi-Fiレンタルが引き続き減収となっており、金融領域は、 外出を伴う消費機会の減少などの影響を受けてきたが、回復基調となっています。
価格.com事業の中の広告事業の売上高は10.4億円で、YoYで-2.9%のマイナス成長となっています。
部材不足による新製品の発売延期や減産に伴い広告出稿数が減少したことが要因です。
カカクコムの2021年第4四半期の食べログ事業業績
食べログ事業全体では、売上高は41.8億円と、YoY-35.7%の成長なっております。
1店舗当たりの月額料金(ARPU)は、ネット予約人数の減少及び受付対象範囲 を拡張したことによる休会店舗の増加に伴い、17.7万円となっています。
有料プラン契約店舗数は、緊急事態宣言の発出に伴い新規獲得が減少したことに より、57,000店舗となっています。
カカクコムの2021年第4四半期の新興メディア・ソリューション事業業績
新興メディア・ソリューション事業全体では、売上高は29.9億円と、YoYで1.5%の成長なっております。
新興メディア・ソリューション事業は、求人ボックス、スマイティ及びキナリノが 引き続き好調に推移している一方で、旅行・移動領域の事業は新型コロナウイルスの影響によって引き続き厳しい状況にあります。
求人ボックスは、広告出稿社数が増加したため、増収となっており、利用者数は引き続き高い水準で推移しています。
カカクコムの2021年第4四半期のファイナンス事業業績
カカクコム・インシュアランスは、引き続きオンラインによる保険契約の検討・申込の 需要が高まりにより、増収となっています。
さらに、マンション向け火災保険の比較ページを新設し、条件に合った保険商品の比較から申込までをオンラインで完結できるサービスを開始しています。
最近の決算情報から読み取れるカカクコムの戦略についての考察
直近の決算からカカクコムでは上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:価格.comや食べログは歴史も長く、爆発的な成長は可能性が低いため、これまでのメディア運営ノウハウを活かした形で、新興メディアの最適なリソース分配での横展開
・価格.com事業戦略:AI・機械学習を活用した情報検索性の向上、購買行動を促進するコンテンツの拡充
・食べログ事業戦略:中食など既存のメインサービス以外での「食」への多様化する消費者ニーズに対応した情報やサービスの提供
・新興メディア・ソリューション/ファイナンス事業戦略:新規事業の数の最大化と、既存サービスのマネタイズの多様化
価格.com事業戦略
価格.comは歴史も長く、SEOのドメイン強さなどから考えても、これから利用者数が大幅に増えることはあまり可能性としては高くないでしょう。
そうなった場合に、閲覧者からの購入CVRを高めることや、取り扱い商品の拡充(特に高単価商品)が重要になってきます。
それをより促進するために、AI・機械学習を活用することが予想されます。
食べログ事業戦略
食べログも価格.comと同様に歴史も長く、SEOのドメイン強さなどから考えても、これから利用者数が大幅に増えることはあまり可能性としては高くないでしょう。
価格.comと少し状況が異なるのが、ホットペッパーやぐるなび、Rettyなどの競合環境の過酷さがあります。
さらに、最近ではGoogleのレビューが検索サイトの上位に表示されるになったこともあり、より他のサービスがSEO上では不利になる環境にもなってきています。
そこで、そういった競合に対抗しつつ、具体的にはアプリの使用人数の拡大やアプリの利用頻度の拡大が重要になってきます。
しかし、それだけでは広告費を多くかける消耗戦になってしまうため、マネタイズ手段の拡大とともに、中食などの別ジャンルのサービスを作ることで、別の形で食べログブランドとの接触機会をユーザーと持つことが重要になってくるでしょう。
新興メディア・ソリューション/ファイナンス事業戦略
新興メディア・ソリューション/ファイナンス事業群では、中長期的に売上比率を20%まで達成することが目標となっており、それを達成する上では、新規事業の数の最大化と、既存サービスのマネタイズの多様化が重要になってきます。
上記のそれぞれのサービスの特性によって、マネタイズの多様化を実施していますが、最近ではメディア事業を営むリクルートやじげんなどが、SaaS型のマネタイズを行っていることもあり、カカクコムもそれに追従する可能性もあるかもしれません。
まとめ
中途でも第二新卒でも転職に人気の優良ベンチャー企業のカカクコムの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
カカクコムへの転職の採用基準は高いため、質の高いエージェントが多くいる転職エージェントサービスを利用して、転職の支援実績が豊富なエージェントに支援をしてもらうのが転職成功の何よりのポイントとなります。
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
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