転職おすすめ！シェアリングエコノミーベンチャーのジモティーの決算や戦略を解説（2020年度版）

悩んでいる人

シェアリングエコノミーベンチャーのジモティーへの転職を考えていて、ジモティーについて色々知りたいです。

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします！

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。

CareerBiz編集長

今回は、シェアリングエコノミーベンチャーのジモティー）について知りたい、転職を考えているあなたに、

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

シェアリングエコノミーベンチャー：ジモティーの概要

ジモティーは、2011年2月にリクルート出身の加藤 貴博氏によって設立された会社です。

事業は、クラシファイドサイト「ジモティー」の企画・開発・運営のみを行っています。

ちなみに、日本だとあまり聞き慣れない単語のクラシファイドですが、クラシファイドサービスとは、目的・地域によって分類された広告という意味で、新聞の「三行広告」のような一覧形式で情報を掲載する媒体のことを指します。

1995年に米国サンフランシスコで始まった「craigslist」（クレイグズリスト）が先駆けと言われており、世界の地域ごとにセグメント化された情報があり、世界を股にかける巨大サイトに成長しています。

日本では、ジモティーの他にも2016~2017年頃にメルカリが「メルカリ アッテ」やドリコムが「clip」などのサービスで参入していたものの、現在はジモティーのみが残っている状態になっています。

シェアリングエコノミーベンチャー：ジモティーの2020年第1四半期の決算情報

それでは、ジモティーの2020年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。

ジモティーの2020年第1四半期の全体業績

業績ですが、売上高は約3.8億円で、YoYで30%成長となっております。

また、営業利益は約0.2億円となっており、広告宣伝費を1.8億円投下したが四半期単位で黒字化はしています。

ジモティーの重要KPIですが、以下のようになっています。

ジモティーの売上の構成ですが、以下の構成となっています。

ジモティーの2020年第2四半期の事業トピック

ジモティーの事業トピックはの1つ目は、外部メディアの案件を掲載しマネタイズできる投稿のリスト内専有率を向上 すでに5社のメディアと連携を開始し検証を実施しています。

ジモティーの事業トピックはの2つ目は、カテゴリを追加し地元での助け合いを促進しています。

ジモティーの事業トピックはの3つ目は、ユーザー利便性改善のため、問合せを簡単に行える機能を提供しています。

シェアリングエコノミーベンチャー：ジモティーの2020年第2四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算を踏まえて、ジモティーの2020年第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。

ジモティーの2020年第2四半期の全体業績

業績ですが、売上高は約3.1億円（前四半期：3.8億円）で、YoYで12%成長となっております。

また、営業利益は約1.4億円（前四半期：0.2億円）となっており、YoYで199%の大幅成長、営業利益率は44%と高い水準を達成しています。

要因としては、広告宣伝費、カスタマーサポートの業務フロー見直しなどコスト効率化を実施したことです。

ジモティーの重要KPIですが、以下のようになっています。

在宅時間、地域内情報の需要増加によりユーザー数は順調に成長しており、中でも家具・家電の投稿数が高い成長率となっています。

ジモティーの売上の構成ですが、以下の構成となっています。

最新四半期の自動配信売上は単価下落によりYoYで-8%となり、逆にマーケティング支援売上は提携先の見直しによりYoYで17%増加しています。

ジモティーの2020年第2四半期の事業トピック

ジモティーの新型コロナウイルスの影響ですが、長期的には地域情報サイトにとってはマーケット拡大の好機ですが、短期的には広告需要の減少がマイナス要因となっています。

ジモティー事業KPIの20年上半期と19年上半期のKPIの比較ですが、全体的に各種KPIは向上しており、特にユーザー数の指標は好調となっています。

シェアリングエコノミーベンチャー：ジモティーの2020年第3四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算を踏まえて、ジモティーの2020年第3四半期の決算情報を見てみたいと思います。

ジモティーの2020年第3四半期の全体業績

業績ですが、売上高は約3.1億円（前四半期：3.1億円）で、YoYで9%成長となっております。

また、営業利益は約1.3億円（前四半期：1.6億円）となっており、YoYで91%の大幅成長を達成しています。

ジモティーの重要KPIですが、以下のようになっています。

ジモティーの売上の構成ですが、以下の構成となっています。

マーケティング支援の売上構成比率が22％まで上昇しています。

また、自動配信の広告単価が5月を底に徐々に回復しています。

ジモティーの2020年第3四半期の事業トピック

ジモティー事業KPIの20年上半期と19年上半期のKPIの比較ですが、全体的に各種KPIは向上しており、特にPV数の指標は好調となっています。

シェアリングエコノミーベンチャー：ジモティーの2020年第4四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算を踏まえて、ジモティーの2020年第4四半期の決算情報を見てみたいと思います。

ジモティーの2020年第4四半期の全体業績

業績ですが、通期の売上高は約13.7億円で、YoYで9%成長となっております。

また、営業利益は約3億円となっており、YoYで148%の大幅成長を達成しています。

ジモティーの重要KPIですが、以下のようになっています。

ジモティーの売上の構成ですが、以下の構成となっています。

マーケティング支援の売上構成比率が22％まで上昇しています。

また、自動配信の広告単価が5月を底に徐々に回復しています。

ジモティーの2020年第4四半期の事業トピック

ジモティー事業KPIの20期と19期のKPIの比較ですが、全体的に各種KPIは向上していますが、広告需要は市況影響を受けて継続して低調となっています。

最近の決算情報から読み取れるジモティーの戦略についての考察

直近の決算から、ジモティーでは上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

ジモティーの今後の戦略ですが、出品の代行、引き取り場所の設置、モール型の導入、ネット決済や配送スキームの導入により、地域のモノの譲り合いだけでなく、ネットフリマ型サービスへの変貌を遂げ、ネット化があまり進んでいない、Local to Localの市場規模を拡大させていくものだと考えられます。

そして、利用者側での今までの利用する上での不便さを上記の施策によって緩和することで利用ユーザーの裾野が広がっていくと考えられ、今後はメルカリやフリル等のフリマアプリとより近い競合になっていくと考えられます。

まとめ

シェアリングエコノミーベンチャーのジモティーの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか？

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、完全無料なのでまずは登録して気軽に転職エージェントに相談してみましょう。

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