困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、メタップス(metaps)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
メタップス(metaps)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
今回はフィンテックベンチャーの1社であるメタップス(metaps)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の概要
・メタップス(metaps)の2022年第1四半期の決算情報について(2021年11月)
・最近の決算情報から読み取れるメタップス(metaps)の戦略についての考察
・フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の入社難易度
・フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の平均年収推移
・フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、メタップス(metaps)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
- 1. フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の概要
- 2. フィンテックベンチャー:メタップス(metaps)の2022年第1四半期の決算情報
- 3. 決算情報から読み取れるBranding Engineer(ブランディングエンジニア)の戦略についての考察
- 4. フィンテックベンチャーのベンチャーのメタップス(metaps)の転職・入社難易度
- 5. フィンテックベンチャーのベンチャーメタップス(metaps)の平均年収推移
- 6. フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の福利厚生、働く環境
- 7. まとめ
フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の概要
メタップス(metaps)概要
メタップス(metaps)は2007年9月に学生起業家の佐藤 航陽氏によって設立した会社で。創業当時は、SEO(サーチエンジン最適化)のためのマーケティングが主力事業で、ホームページ制作などを請け負っていました。
メタップス(metaps)では、以下のMPQ(Metaps People Quality)と呼ばれる、5つの価値観/行動規範を掲げて事業を中心に展開しています。
■MPQ(Metaps People Quality)
①結果にこだわり、情熱を持って「愚直に」やり抜く
②できない理由ではなく「できる方法」を考える
③世の中の「4倍速」で動き、課題に先回りする
④現状に満足せず、常に「背伸び」をする
⑤多くの人を巻き込み、新しい価値を「共に創る」
メタップス(metaps)の沿革
メタップス(metaps)の主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2007年9月:SEOを中心としたマーケティングコンサルティングサービスの提供を行う、イーファクター株式会社を設立。
・2010年7月:共同購入型のクーポンサイトTOKUPO(トクポ)を開設
・2011年4月:アプリ収益化プラットフォームmetapsのサービス提供を開始
・2011年6月:SEO事業を ngi group株式会社(現ユナイテッド株式会社)へ譲渡
・2011年6月:シンガポール子会社、Metaps Pre.Ltdを設立
・2011年12月:イーファクター株式会社から株式会社メタップスに社名変更
・2012年10月:米国支店 Metaps Internationalを設立
・2013年4月:共同購入型のクーポンサイトTOKUPO(トクポ)をテレビ東京ブロードバンド株式会社へ事業移管
・2013年4月:米国支店 Metaps Koreaを設立
・2013年10月:台湾支店を設立
・2013年12月:中国子会社を設立
・2014年4月:オンライン決裁プラットフォームSPIKEのサービス提供を開始
・2014年6月:英国に Metaps Internationalの子会社として、Metaps Europe Limitedを設立
・2015年8月:東京証券取引所マザーズに株式を上場
・2016年4月:ペイデザイン株式会社を完全子会社化
・2018年8月:アズアンドコー株式会社を完全子会社化
・2018年10月:株式会社タイムバンクがMBOを実施
・2018年11月:株式会社pringが第三者割当増資を実施、当社連結子会社から持分適用関連会社に異動
・2019年1月:国内子会社、ビカム株式会社が株式会社メタップスインタラクティブ及びアズアンドコー株式会社を吸収合併し、株式会社メタップスワンに商号変更
メタップス(metaps)の事業領域やビジネスモデル
メタップス(metaps)は現在、ファイナンス事業と、マーケティング事業、DX支援事業、モバイルアプリ事業の4軸で事業を展開しています。
■ファイナンス事業
・Metaps Payment:ECサイトやリアルテンポ向けにクレジットカード、コンビニ、電子マネー、QR決済など加盟店のニーズに沿った決済ソリューションを提供
・会費ペイ:初期・月額費用0円でスクール・フィットネス・定額制サービス等の「入会申込」、「顧客管理」、「決済」、「請求管理」を自動化できるSaaS型決済サービス
・チケットペイ:映画、コンサート、演劇、スポーツイベントなどの各種興行のチケットの予約・発券を行うことができる、簡単・便利なチケット発券システム
・CRIA:働いた分の給与を24時間365日受け取ることができる給与即時払いサービス
・イベントペイ:初期・月額費用0円でイベント運営において手間のかかる「申込フォーム生成」、「参加受付」、「決済」、「申込者管理」、「分析」を一元管理できるサービス
・B’sRENT:不動産賃貸の支払いにおいて、引落結果に関わらず、賃料100%を管理会社や家主へ送金するサービス
■マーケティング事業
・BFP(Become Feed Platform):Criteo、KANADE、Google PLAといったデータフィードが必要な広告の運用実績を元にしたデータフィードの最適化サービス
・Become:「Become Feed Platform」、Criteo、Google PLAといったデータフィード広告への配信プラットフォーム
・rossi:広告配信における不適切な画像を自動で排除することができる機械学習エンジン
・X-aid:WEB広告の多彩な効果測定を無料で提供
・WizerAZ:メタップスワンのDSPで、リアルタイムビッティングで広告買付できる配信システム
・miel agency:コスメ、ファッションを中心とした様々な趣味・趣向をもつインフルエンサーのフォロワーにリーチできるインスタグラマーネットワーク
■DX支援事業
・メタップスクラウド:お金・時間のムダを改善する「SaaS管理」とセキュリティリスクを抑える「ID管理」の2つの機能を備えたSaaS一元管理ツール
・re:shine:フリーランスエンジニア向けのマッチングサービスで、「フリーランス型正社員」という働き方もできる日本初のプラットフォーム
・SMARTCOM:韓国においてプリペイド型電子マネーの発行・管理事業を展開している、現地で400社以上が利用している韓国最大手のモバイル電子マネーサービス
・Metaps Analytics:ユーザーの行動分析からデータ資産化を実施し、その後のマーケティング施策や収益化、内部施策などをワンストップで提供する総合管理ツール
・雲の宇宙船:エネルギー業界向けにSaaS型業務管理ツールを提供
・mafin:韓国のデジタルギフト業界大手である子会社Smartconが展開するデジタルギフトサービス
■モバイルアプリ事業
・Flimstory:片手でさくさくムービーが作れる iPhone / Androidアプリ
・Sweet Movies:思い出の写真に好きな音楽をのせて、素敵なムービーを作れるアプリ
・Pop Weight:「指でグラフを直接動かす」体重記録・管理アプリ
・miel:インスタグラマーの気になる投稿や自分で撮影した写真を参考に、AIが様々なパターンのファッションを提案するアプリ
・Video Smith:動画の回転、正方形トリミング、文字入れ、アフレコなどの動画加工が全てできる動画編集ツールアプリ
フィンテックベンチャー:メタップス(metaps)の2022年第1四半期の決算情報
それでは、メタップス(metaps)の2022年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
メタップス(metaps)の2022年第1四半期の全体業績
四半期の業績ですが、売上高は約14.2億円でYoYで9.6%の成長となっています。
また、営業利益は、-3.2億円となっています。
子会社におけるセキュリティインシデントに関連し、引当金を含 む390百万円を販管費及びその他費用に計上し、営業利益が一時的にマイナスとなっています。
メタップス(metaps)の2022年第1四半期のファイナンス事業業績
ファイナンス事業の四半期の業績ですが、売上高は約5.7億円となっており、YoYで13.3%成長しています。
営業利益は、2.0億円となっており、YoYで21.1%成長となっています。
パッケージ・ソリューション、信用ビジネスが堅調に拡大し、事業 全体の収益性と利益率が大幅に向上しています。
ファイナンス事業の主力サービスである、「会費ペイ」の重要なKPIですが、以下のようになっています。
取扱高は前四半期比減であるものの、問い合わせ件数は依 然として強い伸びを維持し、取引正常化以降の成長に期待。
・総加盟店舗数:YoY1.7倍成長
・取扱高:YoY1.5倍成長
メタップス(metaps)の2022年第1四半期のマーケティング事業業績
マーケティング事業の四半期の業績ですが、売上高は約6.1億円となっています。
営業利益は、0.4億円となっています。
営業及び運用体制の強化により、利益率の高いECや電子書籍案件が増加し、セグメント利益が前年同期比+45%と大幅に成長しています。
決算情報から読み取れるBranding Engineer(ブランディングエンジニア)の戦略についての考察
決算情報からメタップス(metaps)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:マーケティング領域、ファイナンス事業を中心に安定的なキャッシュを稼ぎ、その利益をDX支援事業へ投資を行い、業績を最大化させる。
ファイナンス事業に関しては、これからも導入企業を増やすことで、収益は伸びていくことが予想されます。
しかし、DX支援事業に関しては、大きい市場規模が想定されるプロダクトラインナップができていない現状があり、そういったプロダクトを今後、開発してシェアを拡大できることが重要になってくるでしょう。
フィンテックベンチャーのベンチャーのメタップス(metaps)の転職・入社難易度
メタップス(metaps)の転職・入社難易度は、普通です。
メタップス(metaps)では、プロダクトマネージャーやエンジニア、デザイナーなどプロダクトに関わる職種では専門性や経験が求められるため、難易度は高めですが、事業で重要な営業職に関しては、ポテンシャル採用も行われているため、ポテンシャル採用の職種は難易度はそこまで高くはありません。
フィンテックベンチャーのベンチャーメタップス(metaps)の平均年収推移
転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
※メタップス(metaps)の有価証券報告書に基づいて作成しています。
メタップス(metaps)の平均年収は700万円となっていますが、上場時から比較すると約60~70万円ほど上昇しており、近年は700万円がずっと推移していますが、業績も右肩上がりのため、今後も伸びていくと予想されます。
フィンテックベンチャーのメタップス(metaps)の福利厚生、働く環境
転職を検討するにあたり、福利厚生も重要な検討項目になり得る人もいると思うので、メタップス(metaps)の福利厚生についても紹介したいと思います。
メタップス(metaps)では、以下のような福利厚生があります。
・リモートワーク:リモートワークにおいて発生する通信費や水道光熱費などを補助する在宅勤務手当も受け取れます
・副業OK:同じ趣味を持った4人以上の社員が集まり、毎月1度以上の活動を行っている部活部員に対して、活動支援費を支給
・ドリンク飲み放題:自分以外の大切な誰かを幸せにするという目的の特別休暇が付与され、この休暇をとった社員にはハッピー支援金を支給
・年次有給休暇、年末年始休暇、育児・介護休暇
・健康保険(関東ITソフトウェア健康保険組合)
・企業DC(確定拠出年金)制度
・クラブアクティビティ
・社長交流会
・開発合宿
メタップス(metaps)では様々な福利厚生が整えられていますが、社内コミュニケーションが円滑に行く施策が充実しています。
まとめ
中途でも第二新卒でも転職に人気のITベンチャー企業のメタップス(metaps)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
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