メガベンチャーの転職難易度は?転職・就職のメリットとデメリット、向いている人の特徴
悩んでいる人
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ITメガベンチャーへの転職を考えていて、ITメガベンチャーへの転職難易度や、転職・就職のメリットとデメリット、向いている人の特徴について知りたいです。

困っていること、知りたいこと

リクルートや楽天、メルカリ、DeNA、サイバーエージェントなどいわゆるITメガベンチャーについて知りたい、転職を検討している

ITメガベンチャーの転職難易度や、転職・就職のメリットとデメリット、向いている人の特徴について知りたい

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は新卒でメガベンチャーに就職し、スタートアップにCOOとして転職した経験を元に記事を作成しています。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

現在、リクルートや楽天、メルカリ、DeNA、サイバーエージェントなどいわゆるITメガベンチャーが新卒市場、転職市場問わず、人気の企業が多いことが特徴です。

そこで、今回はITメガベンチャーへ転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・ITメガベンチャーとは?

・ITメガベンチャーの転職難易度(入社難易度)

・ITメガベンチャーに転職するメリット

・ITメガベンチャーに転職するデメリット

・ITメガベンチャーに向いている人の特徴

・ITメガベンチャー一覧

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

目次

ITメガベンチャーとは?

転職前に知るべきITメガベンチャーへ転職・就職するメリットとデメリット一覧

よく採用市場ではメガベンチャーと呼ばれる企業が10~20社ほど存在します。しかし、メガベンチャーと中小企業の違いには、実は明確な定義はありません。

一般に「メガベンチャー」とは、大企業に急成長したベンチャー企業のことを指しますが、以下のような傾向や特徴のある企業がメガベンチャーと呼ばれる傾向にあります。

・ITの事業領域に積極的に新規事業の投資を行なっている。

・数年間で急激な成長を遂げて、IPO(株式上場)を果たしている。

・20代、30代の若手ビジネスパーソンが中心となって活躍している。

イメージとしては、会社としての規模や事業への投資額は大企業でありつつ、豊富なアセット(資産)を持ちつつも、ベンチャーのような風通しの良さ、意思決定のスピード感もある企業です。

ITメガベンチャーの転職難易度(入社難易度)

メガベンチャーの転職難易度(入社難易度)は、会社やポジションにもよりますが、平均的に高い傾向があります。

特に業績の好調の良いメガベンチャーは、給与も伸びている傾向があるため、転職市場において人気になっているため、転職難易度(入社難易度)は非常に高いです。

実際に他のメガベンチャー出身者やコンサルティングファーム、GAFAM出身の人などが多く集まってきます。

しかし、学歴や職歴に関係なく、メガベンチャーでは採用をその人の実力をフラットに評価する傾向にあるため、結果を出している人やスキルがある人は転職しやすい傾向もあります。

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット

メガベンチャーに転職するメリット

次に、ITメガベンチャーに転職する・就職するメリットについて解説したいと思います。

メリットとしては、以下の6つのことがあり、それぞれ解説していきたいと思います。

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット

①積極的に挑戦することができる環境

②周りの優秀な人材

③実力主義で短期的に収入アップを実現できる

④充実した福利厚生

⑤規模の大きい事業に携われるチャンス

⑥働き方が比較的自由

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット①:積極的に挑戦することができる環境

ITメガベンチャーに転職・就職するメリットの1つ目は、積極的に挑戦することができる環境です。

ITメガベンチャーでは年齢や経験に関係なく、フラットに人を見る傾向が強いため、若手から裁量の大きい業務を任せてもらえたり、積極的に事業を推進することが求められます。

また、会社にもよりますが、新規事業立案コンテストなどが開かれていたり、部署の取締役や執行役員との距離も近いため、飲み会などで「新規事業をやりたい」、「A事業に携わりたい」などと言ってるとチャンスが巡ってきたりすることもあります。

大企業では10年目までは若手のような扱いを受ける場合が多いですが、メガベンチャーの場合は遅くても3年目くらいまでには1人前扱いされる人がほとんどです。

さらに、経営陣や執行役員などとも比較的近い距離で接することができるため、自分次第で挑戦できる環境があります。

筆者の体験談

インターン時や新卒1年目から新規事業に関わることができ、事業責任者なども経験し、早いうちから全体の数値の管理やプロジェント管理、人のマネジメントなどの経験を積むことができました。

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット②:周りの優秀な人材

ITメガベンチャーに転職・就職するメリットの2つ目は、周りの優秀な人材です。

ITメガベンチャーは、「自分の実力を上げたい」、「市場価値を高めたい」、「優秀な人と仕事がしたい」などのようなモチベーションで入社している人が多いです。

さらに、ハードワークが好きな人や、積極的に社外の勉強会に参加したり、エンジニアであれば土日でも自らの技術の勉強や自分の個人のサービスを作ったりするような自己研鑽に対して意識が高い人が集まっている傾向にあります。

その中で仕事のスキルだけではなく、仕事に対するスタンスなど非常に多くの刺激を周りの優秀な人材から吸収することができます。

筆者の体験談

周りの中途社員はどの部署にいっても、外資系コンサルタントの出身者、外資系投資銀行の出身者、外資系消費財メーカー出身者、GAFA出身者、各ITメガベンチャーの出身者がいるような環境でした。そのようなプロフェッショナルとしての基準が高い人から仕事に対するマインドの重要さであったり、実際のビジネスに対しての考え方からノウハウまで実際の業務中はもちろんのこと、飲み会の場などを通じて学ぶことができる環境でした。

また、現職にお世話になった先輩方や同僚、後輩などの多くが、退職後に経営者、スタートアップ企業の経営陣、優秀なフリーランスとして活躍している人が大勢います。

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット③:実力主義で短期的に収入アップを実現できる

ITメガベンチャーに転職・就職するメリットの3つ目は、実力主義で短期的に収入アップを実現できるです。

ITメガベンチャーは、いわゆる日本の大企業とは違い、年功序列ではなく実力主義的に評価される場合が多いです。

さらに、入社後だけではなく転職するタイミングで年収が100万くらい上がって転職できたというような中途社員も多くおり、転職のオファー金額も高めに設定されていることも1つの特徴です。

社長賞やMVP賞を取るなどして評価されれば、半期などで100~200万など一気に年収が上がったりすることもあります。

筆者の体験談

実力主義のため、年功序列のように必ずしも給与が上がることが保証されていませんし、下がることもありますが、それでも私は1年で最高120万円以上給与が上がった年もあり、他の年でも平均でも年間30~50万円ほど給与が上がりました。

こういった給与の上がり幅は外資系の企業以外だとなかなかなく、メガベンチャーならではだと思います。

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット④:充実した福利厚生

ITメガベンチャーに転職・就職するメリットの4つ目は、充実した福利厚生です。

ITメガベンチャーはアーリーベンチャーと比べると資金力に余裕があるため、福利厚生も充実している場合が多いです。

家賃補助制度や、ランチ補助、勉強会補助、女性のライフプラン補助など安心して働ける仕組みが充実しています。

会社によっては、海外の勉強会に渡航費・宿泊費全負担で派遣してくれるような会社もあったりします。

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット⑤:規模の大きい事業に携われるチャンス

ITメガベンチャーに転職・就職するメリットの5つ目は、規模の大きい事業に携われるチャンスです。

ITメガベンチャーは次々とスピード感早く、大きな新規事業を立ち上げたりすることがあります。

さらに、その予算もアーリーベンチャーと比較すると予算規模が10~1000倍大きく、社会に対してインパクトが大きい事業を経験することができます。

筆者の体験談

私自身も月次の売上は数十億単位のプロジェクトに関わったり、自分自身の裁量の中で月に数千万~1億円ほどの予算を扱うような経験も積むことができました。

事業がテレビ番組などで紹介されたり、有名なタレントやインフルエンサーに広告としてサービスのプロモーションをしてもらったりなどすると、嬉しい気持ちになりました。

ITメガベンチャーに転職・就職するメリット⑥:働き方が比較的自由

ITメガベンチャーに転職・就職するメリットの6つ目は、働き方が比較的自由です。

ITメガベンチャーは大企業と比べると、副業やリモートワークなどがフレキシブルにできたりします。

裁量労働制の場合は勤怠さえきちんと付けていれば、自宅作業や出社時間も特に上司に管理されることなく、自由に行なっている社員も多かったりします。

さらに、有給取得やママさんなどの時短社員への理解もあるため、周りを気にして有給を使わないみたいな人も皆無です。

その代わり、自由度が大きい分、オンオフのメリハリをきちんとつけて働いている人が多いです。

ITメガベンチャーに転職するデメリット

ITメガベンチャーに転職するデメリット

次に、ITメガベンチャーに転職する・就職するデメリットについて解説したいと思います。

デメリットとしては、以下の3つのことがあり、それぞれ解説していきたいと思います。

①評価が上がらないと給与が上がらない

②スペシャリストになりずらい

③退職金などがないため、長期の保証はない

ITメガベンチャーに転職・就職するデメリット①:評価が上がらないと給与が上がらない

ITメガベンチャーに転職・就職するデメリットの1つ目は、評価が上がらないと給与が上がらないです。

先ほど申し上げたように、ITメガベンチャーは、いわゆる日本の大企業とは違い、年功序列ではなく実力主義的に評価されるため、評価が上がらないと給与が上がらない場合が多いです。

よほどのことがないと給与を下げられることはないですが、給与査定のたびに自動で給与が上がることもありません。

ITメガベンチャーに転職・就職するデメリット②:スペシャリストになりずらい

ITメガベンチャーに転職・就職するデメリットの2つ目は、スペシャリストになりずらいです。

ITメガベンチャーでは特に新規事業の立ち上げから撤退のサイクルは早く、さらに組織変更も半年に一回に起こることも少なくありません。

そのため、部署異動や関わる事業領域も1~3年のスパンで変わっていくこともあるため、エンジニアやデザイナーなどの職種以外は様々な業界の知識が身についたり、職能を身に着けるチャンスは多くある一方で、特定の深い職能や業界の知見などは極めづらい側面もあります。

筆者の体験談

実際の私の体験談ではありませんが、私の新卒の同期などは以下のような短期間での部署異動が多いキャリアパスのような人も何人もいました。

・人事部の新卒採用部署での採用業務(1年)

・経営企画部署での事業部の管理会計業務(1.5年)

・マーケティング 部署でのデジタルマーケティング のプランナー業務(1.5年)

・メディア事業部での営業業務(1年)

ITメガベンチャーに転職・就職するデメリット③:退職金などがないため、長期の保証はない

ITメガベンチャーに転職・就職するデメリットの3つ目は、退職金などがないため、長期の保証はないです。

ITメガベンチャーでは若手から比較的、給与水準は高いもの、ほぼ全ての会社で退職金はありません。

そのため、キャリアプランや老後の生活などをある程度若い時から逆算して資産形成などをしないと、年を取った時には遅い場合もあります。

ITメガベンチャーに向いている人の特徴

メガベンチャーは、いわゆる日本の大企業にはない社風・風土があるため、自分に合っているかを充分に見極めることが大事です。

結論から申し上げると、以下の人がメガベンチャーに向いている人の特徴です。

①主体的に行動できる、行動力が高い

②成長意欲(向上心)が高い

③将来、起業を考えている

ITメガベンチャーに向いている人の特徴①:主体的に行動できる

ITメガベンチャーに向いている人の特徴の1つ目は、主体的に行動できるです。

メガベンチャー企業には、大企業のような定型的な業務は少なく、自分で改善点や新しい仕事を見つけて行動することが求められます。

また、事業のスピードも大企業と比べると、圧倒的に効率的かつ早いために、主体的に行動できないと、スピードに付いていくことができません。

具体的には、大企業が1ヶ月近く承認・決裁に時間をかけるところを、1日~1週間くらいのスピードで動くイメージです。

ITメガベンチャーに向いている人の特徴②:成長意欲(向上心)が高い

ITメガベンチャーに向いている人の特徴の2つ目は、成長意欲(向上心)が高いです。

冒頭でも紹介したように、若いうちから裁量のある仕事ができるのは、メガベンチャーならではの魅力です。

実力主義な社風は、メガベンチャー企業の特徴であり、学歴や年齢にかかわらず、仕事で成果を出した人が評価されます。

さらに、周りも優秀で成長意欲が高い人が多い傾向が高いので、人によっては厳しいと思ってしまう環境かもしれませんが、優秀な人に囲まれて仕事することで、さらなる成長意欲が湧いてくる環境でもあります。

自分の仕事をフェアに評価して欲しいという人、若くても力を認められたいという人は、日本の老舗の大企業よりも、メガベンチャーの方が納得して働けることもあるでしょう。

ITメガベンチャーに向いている人の特徴③:将来、起業を考えている

ITメガベンチャーに向いている人の特徴の3つ目は、将来、起業を考えているです。

メガベンチャーには「起業を目指し、スキルアップのために会社で働いている」という人もいます。

ベンチャーを卒業した人が新たなベンチャーを立ち上げるパターンは少なくありません。

メガベンチャーでは、若手でも早く実務経験や決断経験を体験できることと、周りの優秀な人材からの影響、そして卒業したあとのつながりなども含めて、起業したいと考えている人には魅力的な環境です。

ITメガベンチャー一覧

有名なメガベンチャーとしては、下で紹介している企業などがあり、それぞれの記事でその企業に関する、決算や平均年収、福利厚生、入社難易度まで解説しています。

・リクルート(Recruit)

転職おすすめ!メガベンチャーのリクルートの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・エムスリー(m3)

転職おすすめ!メガベンチャーのエムスリーの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・サイバーエージェント(Cyberagent)

転職おすすめ!メガベンチャーのサイバーエージェントの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・ディー・エヌ・エー(DeNA)

転職おすすめ!メガベンチャーのDeNAの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・グリー(GREE)

転職おすすめ!メガベンチャーのGREE(グリー)の決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・ミクシィー(mixi)

転職おすすめ!メガベンチャーのmixiの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・Zホールディングス(旧:Yahoo!)

転職おすすめ!メガベンチャーのZホールディングス(ヤフー)の決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・楽天(Rakuten)

転職おすすめ!メガベンチャーの楽天の決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・メルカリ(mercari)

転職おすすめ!メガベンチャーのメルカリの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・UZABASE(ユーザーベース)

転職おすすめ!新興ITメガベンチャーのユーザーベースの決算や戦略を解説

・sansan

転職おすすめ!新興メガベンチャーのsansanの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・freee(フリー)

転職おすすめ!新興メガベンチャーのfreeeの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・マネーフォワード(MoneyForward)

転職おすすめ!新興メガベンチャーのマネーフォワードの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・クックパッド

転職おすすめ!優良ITベンチャークックパッド(cookpad)の決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

・カカクコム

転職おすすめ!価格.comや食べログ運営の優良ITベンチャーカカクコムの決算、年収、福利厚生、入社難易度まで解説

まとめ

今回は、転職前に知るべきITメガベンチャーに転職する・就職するメリット、デメリット等についての情報をまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

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