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転職エージェントから、メドピア(MedPeer)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
メドピア(MedPeer)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

今回はIT×医療・ヘルスケアベンチャーの1社であるメドピア(MedPeer)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドピア(MedPeer)の概要
・メドピア(MedPeer)の2021年第1四半期の決算情報について(2021年2月)
・メドピア(MedPeer)の2021年第2四半期の決算情報について(2021年5月)
・メドピア(MedPeer)の2021年第3四半期の決算情報について(2021年8月)
・メドピア(MedPeer)の2021年第4四半期の決算情報について(2021年11月)
・最近の決算情報から読み取れるメドピア(MedPeer)の戦略についての考察
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、メドピア(MedPeer)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
2020年の決算情報から時系列でメドピア(MedPeer)の業績を見たい方は、
こちらの ▶ 転職おすすめ!IT×医療(ヘルスケア)ベンチャーのメドピアの決算、戦略を解説(2020年度版) の記事を参考にしてみてください。
- 1. IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドピア(MedPeer)の概要
- 2. IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2021年第1四半期の決算情報
- 3. IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2022年第2四半期の決算情報
- 4. IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2022年第3四半期の決算情報
- 5. IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2022年第4四半期の決算情報
- 6. 2021年度の決算情報から読み取れるメドピア(MedPeer)の戦略についての考察
- 7. まとめ
IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドピア(MedPeer)の概要
メドピア(MedPeer)概要
メドピア(MedPeer)は「Supporting Doctors, Helping Patients.」のミッションのもと、インターネットを利用した医師向けの情報提供サービスを主たる事業目的として、2004年に若手医師数名により設立されました。
メドピア(MedPeer)の沿革
メドピア(MedPeer)の沿革は以下のようになっています。
・2004年12月:インターネットを利用した医師向けの情報提供サービスを主たる事業目的として、株式会社メディカル・オブリージュ(現メドピア株式会社)を設立
・2005年3月:人材紹介会社への転職希望医師の一括登録サービス「医局@人事」を開設し、医師求人情報サービスを開始
・2007年8月:当社基盤事業である医師専用コミュニティサイト「Next Doctors(現MedPeer)」の運用を開始
・2009年3月:「Next Doctors」の医師パネルを活用した医師リサーチサービスを開始
・2010年5月:企業向けに「MedPeer」を活用したマーケティング支援サービスを開始。「MedPeer」サイト内で「症例検討会」、「薬剤評価掲示板」サービスを開始
・2011年3月:「MedPeer」サイト内で「症例相談(Meet the Experts)」サービスを開始
・2014年6月:東証マザーズ市場上場
・2016年7月:オンライン医療相談サービス「first call」を運営する株式会社Mediplatを子会社化
・2016年10月:管理栄養士による食事コーディネートサービス「ダイエットプラス」を運営する株式会社フィッツプラスを子会社化
・2020年1月:医療コンテンツの企画やデザイン制作を行う株式会社コルボホールディングスおよび株式会社コルボを子会社化
・2020年8月:新規設立したメドピアキャリアエージェント株式会社において、医師専用人材紹介業を開始
・2020年9月:東証第一部への上場市場変更。日医工株式会社との合弁会社であるニチメッド株式会社を設立し、共同事業「kakari for Clinic」を開始
メドピア(MedPeer)の事業領域やビジネスモデル
事業は医師や薬剤師などの医療従事者をサポートするドクタープラットフォーム事業と、個人の予防や健康管理をサポートするヘルスケアソリューション事業の大きく2つの事業群を展開しています。
具体的には以下のような事業を展開しています。
■ドクタープラットフォーム事業:医師や薬剤師などの医療従事者のサポート事業(※一部抜粋)
・MedPeer:医師専用コミュニティサイト
・MedPeer Career:医師の転職・アルバイト情報サイト
・MedPeer SCOUT:医師のスカウト型転職支援サービス
・CLINIC Support:医師の開業・経営支援サービス
※他にもいくつかの事業を展開しています。
■ヘルスケアソリューション事業:個人の予防や健康管理をサポートする事業(※一部抜粋)
・first call:医師によるオンライン医療相談
・Diet plus:管理栄養士による食生活コーディネート
・スギサポ deli:ミールデリバリーサービス
・スギサポ eats:食事記録アプリ
※他にもいくつかの事業を展開しています。
メドピア(MedPeer)は2014年6月にIPO(上場)を果たしている企業で、今後はM&Aや新規事業の創出にどんどん投資をしていき、今期に時価総額500億円を目指している、IT×医療・ヘルスケアベンチャーです。
IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2021年第1四半期の決算情報
それでは、メドピア(MedPeer)の2021年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
メドピア(MedPeer)の2021年第1四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約19.3億円でYoYで110%の成長で、トレンドとしては上昇傾向となっており、売上高、利益ともに四半期過去最高を更新しています。
各事業領域でクライアントのDXが加速するとともに、12月決算企業の広告需要 の拡大により、大幅な増収増益となっています。
メドピア(MedPeer)の2021年第1四半期のドクタープラットフォーム事業業績
ドクタープラットフォーム事業の売上高は約16.1億円でYoYで160%の高い成長率となっています。
要因としては、製薬企業のDXが進み、需要の拡大傾向が継続するとともに、コンテンツ制作案件の受注拡大により、コルボも過去最高の四半期売上高を更新があります。
「MedPeer」の事業トピックの1つ目としては、製薬企業からの受注増加です。
薬剤評価掲示板、Web講演会がそれぞれ前年同期比2.3倍、2.5倍と大幅増収となっています。
更なる事業拡大に向けた取り組みとして、以下のことを発表しています。
■PKSHA TechnologyとJVを設立し、新たなソリューションを展開
・MedPeer内の良質なコミュニケーション文化を基盤としたデータベースとPKSHAが有す る技術力を掛け合わせた新たなソリューションを開発
・医師コミュニティを活用した新たなマーケティング手法の確立に向け、製薬企業との協働 を推進
■医師とMRが1対1でコミュニケーションをとれる「MedPeer Talk」の本格展開
・MedPeer上で医師会員とMRが1対1のコミュニケーションを行えるの常設メッセンジャー 機能の提供を開始
・ヴィアトリス製薬株式会社(旧ファイザー株式会社アップジョン事業部門)をはじめ、複数 の製薬企業への提供が決定しており、今後も導入企業を更に拡大
「MedPeer」の事業トピックの2つ目としては、プライマリケアプラットフォーム事業の「kakari」の好調なKPIです。
kakariの加盟薬局数は、2020年12月末で1,451店舗となっており、「アプリダウンロード数」及び「処方せん送信数」が2020年9月末から12月末まで のわずか3か月でともに3倍に増加しています。
2020年12月末にオンライン診療機能をリリースするとともに、kakari for Clinicと kakariの連携を2021年春頃に開始する予定となっています。
メドピア(MedPeer)の2021年第1四半期のヘルスケアソリューション事業業績
ヘルスケアソリューション事業の売上高は約3.3億円でYoYで130%の高い成長率となっています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの1つ目は、first callの産業保健支援PF化です。。
first callの法人/健保契約件数は、利用企業を着実に獲得し、前年同期比1.8倍の619件に増加しています。
リモートワークの長期化など、多様な働き方が定着するなか、オンラインでの産業医 面談ニーズが増加し、1社あたりのオンラインでの面談数が前年同期比1.9倍に増加しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの2つ目としては、特定保健指導サービスの強化があります。
新型コロナウイルスの影響で健康診断が先送りされ、特定保健指導の開始タイミングがズレた 影響で、10/11月の初回面談件数が前年同月を下回ったものの、12月は前年同月を超 える面談を実施しています。
独自のオンライン面談モデルへの移行を推進した結果、オンライン面談比率が70%を 超えるなど、With/After COVID-19を見すえた体制に移行しています。
IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2022年第2四半期の決算情報
それでは、前回の決算情報を踏まえて、メドピア(MedPeer)の2021年第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。
メドピア(MedPeer)の2021年第2四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約18.6億円でYoYで40%の成長で、トレンドとしては上昇傾向となっており、売上高、利益ともに2Q累計の過去最高を更新しています。
各事業領域でクライアントのDXが加速するとともに、来期以降のさらなる成長に向けた施策を推進しています。
メドピア(MedPeer)の2021年第2四半期のドクタープラットフォーム事業業績
ドクタープラットフォーム事業の売上高は約13.8億円でYoYで30%の高い成長率となっています。
前Qに通常の季節要因(12月決算企業の一時的な需要拡大)があった影響で、 QonQでは減収となるも、製薬企業のDXが進み前年同期比1.3倍の増収となっています。
「MedPeer」の事業トピックとしては、プライマリケアプラットフォーム事業の「kakari」の好調なKPIです。
kakariの加盟薬局数は、2021年3月末で1,684店舗となっており、3月に株式会社キリン堂の調剤取扱店約100店舗での導入が開始。大手への導入も進んでいます。
また、アプリダウンロード数/処方せん送信数がQonQで1.5倍/1.8倍と順調に推移しています。Z
メドピア(MedPeer)の2021年第2四半期のヘルスケアソリューション事業業績
ヘルスケアソリューション事業の売上高は約4.8億円でYoYで40%の高い成長率となっています。
産業保健支援の需要拡大により、first callの契約件数は前年同期比1.7倍に増加しています。
また、特定保健指導は、前期より注力していた独自のオンライン面談モデルの利用拡大等により、初回面談件数が過去最高の8,601件、前年同期比1.4倍に増加しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの1つ目は、first callの産業保健支援PF化です。
2021年3月末時点の契約件数は前年同期比1.7倍の672件に増加しています。
また、クラウド型健診管理機能を2021年5月にリリースする等、クライアントニーズに対応した開発を実現しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの2つ目としては、特定保健指導サービスの強化があります。
独自のオンライン面談モデルへの移行を推進し、オンライン面談比率が80%を超えるなど、With/After COVID-19を見すえた体制に移行しており、 2月、3月と2か月連続で初回面談実施件数の月間過去最高を更新しています。
また、特定保健指導の初回面談実施件数は四半期過去最高であった、前年2Qから1.4倍増加しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの3つ目としては、ライフログプラットフォームのパートナー拡大があります。
味の素株式会社と共同で生活改善をサポートするスマートフォンアプリ 「aminoステップTM」を開発し、2021年4月から提供開始しています。
また、医師によるチャット形式の健康相談機能やウォークラリーを体験することができる歩数記録機能、ヘルスケアに関するクイズ機能など、ユーザーの生活改善をサポートしています。
IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2022年第3四半期の決算情報
それでは、前回の決算情報を踏まえて、メドピア(MedPeer)の2021年第3四半期の決算情報を見てみたいと思います。
メドピア(MedPeer)の2021年第3四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約16.9億円でYoYで30%の成長で、トレンドとしては上昇傾向となっており、季節要因により例年通りQonQでは減収となるも、4Qから増収基調が再加速しています。
Web講演会やコルボのデジタルコンテンツなど利益率の高い商品が伸長したことに より前期比1.6倍の大幅増益を見込んでいます。
メドピア(MedPeer)の2021年第3四半期のドクタープラットフォーム事業業績
ドクタープラットフォーム事業の売上高は約12.8億円でYoYで30%の高い成長率となっています。
QonQでは例年通り季節要因による減収となるも、4Q以降に向けた受注を積み重ね、 来期は更なる飛躍を見込んでいます。
集合知プラットフォーム事業ですが、基幹サービスである、薬剤評価掲示板、Web講演会関連の受注件数は、YonYでそれぞれ 1.3倍、1.9倍と順調に拡大しています。
また、医学生学習支援プラットフォーム「みんコレ!」を事業譲受しており、会員統合により、MedPeer医師会員数が14万人に拡大しています。
今後も、医師国家試験を受験する医学生が毎年「みんコレ!」を通じてMedPeer会 員となるため、継続的な医師会員獲得が実現見込みです。
「MedPeer」の事業トピックとしては、プライマリケアプラットフォーム事業の「kakari」の好調なKPIです。
kakariの加盟薬局数は、2021年6月末で1,795店舗となっており、各加盟薬局での利用が広がり、加盟薬局数の増加割合を大きく上回るペースでダウン ロード数・処方せん送信数が増加しています。
メドピア(MedPeer)の2021年第3四半期のヘルスケアソリューション事業業績
ヘルスケアソリューション事業の売上高は約4.1億円でYoYで10%の成長率となっています。
first callの契約件数がYonYで1.5倍に増加するとともに、特定保健指導の初回面談実施件数もYonYで1.8倍と、それぞれ順調に拡大しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの1つ目は、first callの産業保健支援PF化です。
2021年6月末時点の契約件数はYonYで1.5倍の770件に増加しています。
first callを活用したサントリーグループのグループ産業医体制の構築・統括業務を開始しており、サービス開発を推進した結果、従業員規模に応じて変化するニーズを充足するサービ スラインナップに進化しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの2つ目としては、特定保健指導サービスの強化があります。
初回面談実施件数は3Qとして過去最高の5,795件(YonY 1.8倍)となっており、 独自のオンライン面談モデル推進などにより、契約健保数がYoYで1.3倍に増加しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの3つ目は、株式会社クレディセゾンとの共同事業「YoriSoi(ヨリソイ)」です。
株式会社クレディセゾンとの共同事業として退院支援サービス「YoriSoi(ヨリソ イ)」を2021年10月から開始しており、両社が独自に培ってきたノウハウを相互活用することで、インターネットとリアルを 融合した、「IT×在宅医療」を軸としたプラットフォームを創出する予定です。
「YoriSoi」は、病院が入力した患者さんの情報を起点に、患者さんと受入先の最適なマッチングを実現する、退院調整業務をサポートするプラットフォームで、病院の退院調整業務を効率化することに加え、患者さんの療養先の選択肢を広げ、 よりニーズに合った療養先を簡単に見つけることを可能にします。
IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドピア(MedPeer)の2022年第4四半期の決算情報
それでは、前回の決算情報を踏まえて、メドピア(MedPeer)の2021年第4四半期の決算情報を見てみたいと思います。
メドピア(MedPeer)の2021年第4四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約19.3億円でYoYで20%の成長で、トレンドとしては上昇傾向となっています。
COVID-19を契機としたDX需要を適切に捉え、各事業が着実に成長しています。
メドピア(MedPeer)の2021年第4四半期のドクタープラットフォーム事業業績
ドクタープラットフォーム事業の売上高は約15.0億円でYoYで20%の高い成長率となっています。
Before COVID-19のFY2019 4Qと比較すると、2.0倍の増収となっています。
集合知プラットフォーム事業ですが、2021年8月に事業譲受したみんコレ!の活用や、優良コンテンツを基軸としたwebマー ケティングの強化等により、今期末には会員数を17万人に拡大しています。
「MedPeer」の事業トピックとしては、プライマリケアプラットフォーム事業の「kakari」の好調なKPIです。
kakariの加盟薬局数は、1,893店舗となっており、各加盟薬局での利用が広がり、加盟薬局数の増加割合を大きく上回るペースでダウン ロード数・処方せん送信数が増加しています。
メドピア(MedPeer)の2021年第4四半期のヘルスケアソリューション事業業績
ヘルスケアソリューション事業の売上高は約4.3億円でYoYで10%の成長率となっています。
first callの契約件数がYonYで1.5倍に増加するとともに、 COVID-19の影響で対面指導に制約がある中でも、独自のオンライン面談の拡充等により、特定保健指導の初回面 談件数がYonYで1.7倍と大幅な成長をしています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの1つ目は、first callの産業保健支援PF化です。
first callの売上高は、8億円を見込んでおり、YoYで1.4倍の成長を見込んでいます。
企業の産業保健に対するニーズが増加しており、2021年9月末時点の契約件数は YonY1.5倍の871件に増加しています。
ヘルスケアソリューション事業の事業トピックの2つ目としては、特定保健指導サービスの強化があります。
COVID-19の影響で対面指導に制約がある中、独自のオンライン面談モデルの推進などにより、既存契約健保の保健指導件数増加と、新規契約健保の獲得により、YoY1.4 倍の成長を見込んでいます。
2021年度の決算情報から読み取れるメドピア(MedPeer)の戦略についての考察
直近の決算からメドピア(MedPeer)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:ドクタープラットフォームの医療従事者のユーザー基盤とヘルスケアソリューションで蓄積される患者データを両輪で拡大させながら、新規事業での事業創造に繋げていく
・ドクタープラットフォーム事業:エムスリーを追いかけて、メインの医師のユーザー数とアクティブ性を最大化させつつ、エムスリー が展開していない他の医療従事者の職種のサービスを展開する。
・ヘルスケアソリューション事業:ユニットエコノミクスを崩さないように、投資を拡大して、ユーザー数を最大化させる。
ドクタープラットフォーム事業について
メドピア(MedPeer)のドクタープラットフォーム事業群は、業界最大手のエムスリーのメイン事業と被る部分が多いため、業界自体が成長しているとはいえ、シェアを将来的に確保していくことが中長期的には重要になってきます。
MedPeerは、エムスリー のm3.comとは異なり、ユーザーである医師の投稿でコンテンツが 生成されるUGC型(ユーザー参加型)のソーシャルメディアであるため、同じメディアでも異なる価値があり、飲食メディアの「ぐるなび」と「食べログ」のような関係になります。
そして、このUGC型(ユーザー参加型)のソーシャルメディアの運営ノウハウを用いて、エムスリー が進出していない上記の薬剤師のような医療系職種のユーザー基盤を整えることができれば、より独自のポジションを築くことができると考えられます。
ヘルスケアソリューション事業について
前提として、メドピア(MedPeer)は医療系サービスを展開している企業の中で、これだけ複数のC向けサービスを展開している企業はなく、エンドユーザーのユーザー基盤はトップクラスで、それは大きな強みとなります。
そのため、引き続き、適切なユニットエコノミクスが成り立つ事業に対して投資を続けて、さらに将来的にはそこで溜まったデータとドクタープラットフォーム側とのユーザー基盤を両方使いながら、新しい事業展開を進めることが可能になると考えられます。
まとめ
メドピア(MedPeer)のようにIT×医療・ヘルスケア系ベンチャー業界はIT業界の中でも、今後成長が期待できる産業です。
そういった成長産業に携わりたい人、非IT業界から転職を考えている人には、医療・ヘルスケア系ベンチャーはオススメの事業領域のため、是非、この記事を参考に行動を起こしてみると良いかもしれません。
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