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転職エージェントから、メドレー(MEDLEY)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
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こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

今回はIT×医療・ヘルスケアベンチャーの1社であるメドレー(MEDLEY)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドレー(MEDLEY)の概要
・メドレー(MEDLEY)の2022年第1四半期の決算情報について(2022年5月)
・最近の決算情報から読み取れるメドレー(MEDLEY)の戦略についての考察
・IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドレー(MEDLEY)の入社難易度
・メドレー(MEDLEY)の平均年収推移
・メドレー(MEDLEY)の福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、メドレー(MEDLEY)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
2020年度の決算情報から時系列でメドレー(MEDLEY)の業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
- 1. IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドレー(MEDLEY)の概要
- 2. IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドレー(MEDLEY)の2021年第1四半期の決算情報
- 3. 最近の決算情報から読み取れるメドレー(MEDLEY)の戦略についての考察
- 4. IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドレー(MEDLEY)の入社難易度
- 5. メドレー(MEDLEY)の平均年収推移
- 6. メドレー(MEDLEY)の福利厚生や働く環境
- 7. まとめ
IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドレー(MEDLEY)の概要
ジモティー概要
MEDLEY(メドレー)は2009年に創業代表の瀧口氏が株式会社メドレーを設立し、2019年12月にIPO(上場)を果たしている企業です。
MEDLEY(メドレー)の沿革
MEDLEY(メドレー)の主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2009年6月:東京都港区に株式会社メドレーを設立
・2009年11月:医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」開始
・2015年2月:共同経営者として、代表取締役医師・豊田剛一郎が就任。オンライン医療事典「MEDLEY」開始
・2015年4月:プラチナファクトリー株式会社を100%子会社化。介護施設の検索サイト「介護のほんね」を運営開始
・2016年2月:オンライン診療システム「CLINICS」提供開始
・2018年4月:クラウド型電子カルテ「CLINICSカルテ」提供開始
・2018年11月:「MEDLEY DRIVE」プロジェクト開始
MEDLEY(メドレー)の事業領域やビジネスモデル
メドレーの事業は、「医療ヘルスケアの未来をつくる」ということをミッションに、以下の事業を中心に展開しています。
■人材プラットフォーム事業
・ジョブメドレー:医療ヘルスケア分野における日本最大級の人材採用システムで、医療機関を中心に介護・保育・ヘルスケアなどの周辺事業者が利用する人材採用システム
■医療プラットフォーム事業
・「CLINICSオンライン診療」:日本最大級のオンライン診療システム
・「Pharms」:に調剤薬局向けシステム
・「MEDLEY」:患者のための医療情報サービス
・「介護のほんね」:市民のための介護情報サービス
人材プラットフォーム事業のジョブメドレーのビジネスモデルですが、事業者と従事者のマッチング(採用決定)による成果報酬の手数料モデルとなっています。
事業者は50職 種以上の求人情報を掲載することができ、採用が成約した場合に当社へ成果報酬を支払います。なお、職種・雇用形態別に成果報酬の価格を設定しています。
成果報酬額を業界平均から5割~8割ディスカウントした価格としており、人材マッチン グにおいて一般的な人材紹介会社が対面で実施している業務を、ジョブメドレーはWebサービス及びオンラインサポートに置き換えること で業務効率を高め、安価な成果報酬を実現していることが、競争優位性となっています。
医療プラットフォーム事業のCLINICS、Pharmsのビジネスモデルですが、それぞれ診療所・病院、薬剤薬局からシステム利用料を受領するSaaS型のビジネスモデルをとっており、システ ム導入時の初期費用及び月額費用からなります。
また、医療システム市場は、約4,700億円の市場規模があり、現状、システムの多くはオンプレミス型(院内サーバー設置型)になっていますが、 2010年の規制緩和を皮切りに、コストメリットや利便性によりクラウド型への移行が進んでいる市場になります。
例えば、調剤薬局向けシステム(Pharms)の対象顧客数は、市場に約5.9万件存在しており、調剤薬局業界におけるデジタル活用の関心は高く、 全国調剤薬局数の3割程度を占有する大手チェーン・準大手チェーンを中心にPharmsの導入が進んでいます。
IT×医療・ヘルスケアベンチャー:メドレー(MEDLEY)の2021年第1四半期の決算情報
それでは、メドレー(MEDLEY)の2021年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
メドレー(MEDLEY)の2021年第1四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約28.5億円でYoYで40%の成長で、トレンドとしては引き続き上昇傾向です。
営業利益は約-0.5億円と積極的な成長投資及び事業拡大に伴う費用の支出を継続しつつも、黒字の着地となっています。
主要KPIの顧客事業所とARPUですが、継続的に増加しており、顧客事業者数は約26.8万件、ARPUは10565円となっています。
メドレー(MEDLEY)の2022年第1四半期の人材プラットフォーム事業業績
人材プラットフォーム事業の売上高は約19.8億円でYoYで44%の高い成長率となっています。
また、重要なKPIである、顧客事業所数も26.5万件となり、YoYで17%の成長となっています。
顧客事業所数と同じように従事者会員数も引き続き成長しており、会員数は126.8万人でYoYで34%で成長しています。
人材プラットフォーム事業の事業トピックですが、リブランディングを実施と事業領域の拡張です。
2009年の創業来、人材不足解消に向けて取り組んできたジョブメドレーは、事業ミッションを「納得できる医療福祉を提供する側 を全面的に支える」に拡大し、サービス・ロゴをリニューアルしています。
これにより、高成長のオンライン研修システム事業は、 ジョブメドレーブランドの下、提供する側を多面的に支える主力サービスの1つとして成長投資とシナジーを加速させていく予定です。
メドレー(MEDLEY)の2022年第1四半期の医療プラットフォーム事業業績
医療プラットフォーム事業の売上高は約7.9億円でYoYで26%の成長率となっています。
利用医療機関数は、調剤薬局向けシステムの導入が順調に推移し、前年同期比で大幅に拡大しています。
医療プラットフォーム事業の中長期的な成長及び収益性の向上に向け、対象顧客の拡大やARPU改善、効率化等、様々な施策を実施しています。
最近の決算情報から読み取れるメドレー(MEDLEY)の戦略についての考察
直近の決算からメドレー(MEDLEY)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:ジョブメドレーで稼いだキャシュを、黒字化時期を適切に設定しながら、医療を軸に新規事業に投資して成長拡大
・人材プラットホーム事業:競合環境と投資対効果を鑑みて、ミドル・テール領域のターゲットに向けて継続的にブランド認知の拡大を続けてシェアをより拡大
・医療プラットフォーム事業:予約~受付~診察~会計業務まで医療機関と患者がスムーズにつながるクラウド診療支援システムを目指して、機能追加とアップセル、クロスセルを中長期的に実施しながら、新しい領域へのM&Aを含めて投資を実行
人材プラットホーム事業について
医療・ヘルスケア人材市場はマクロ経済の状況関係なく、今後とも伸びていくことが予想され、2025年には約3700億円の市場に成長することが予想されています。
しかし、エムスリーやメドピアなどの医療特化のIT上場企業も同じ領域で事業展開をしており、両社は特にコミュニティーでの顧客基盤を強く持っていることが特徴です。
そのため、ジョブメドレーではエムスリーやメドピアなどの競合をかわしながら、ミドル・テール職種に対して、継続的に外部の広告出稿により、ブランド認知の拡大を続けてシェアをより拡大していくことが戦略上、必須になるのではと予想されます。
その中で、ジョブメドレーはスカウト型のリクルーティングのビジネスモデルを強みにしており、スカウト型のリクルーティングのビジネスモデルは安価なことから業界的に伸びている事業モデルのため、引き続き一定伸びていくことは予想できます。
医療プラットホーム事業について
医療プラットフォームが事業展開している、医療システム市場は、約4,700億円の市場規模があり、その中でもクラウド型医療システム市場は今後、253億円に成長していくと予想されます。
その中で、メドレー(MEDLEY)が提供している導入シェアNo.1のオンライン診察サービスの「CLINICS」ですが、SaaS事業に該当するため、今後は以下の戦略をとっていくことが予想されます。
・予約~受付~診察~会計業務まで医療機関と患者がスムーズにつながるクラウド診療支援システムを目指して、機能追加とアップセル、クロスセルを中長期的に実施
・M&Aなどを含めて、周辺領域への投資
IT×医療・ヘルスケアベンチャーのメドレー(MEDLEY)の入社難易度
メドレー(MEDLEY)の転職難易度は高いです。
理由としてはまず、特徴としてスペシャリストを求めている傾向が強いからです。
募集要項を見ると、実際に実務経験が3年以上となっている場合もあったりします。
現在、IT×医療・ヘルスケア系ベンチャー業界は非常に成長している領域のため、今後も採用の枠は拡大していくため、難易度は高いもののチャンスは広がっています。
メドレー(MEDLEY)の平均年収推移
転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
メドレー(MEDLEY)の最新版の平均年収は、462万円となっており、まだ上場してから1年ほどしか経過していないため、今後も伸びてくるでしょう。
メドレー(MEDLEY)の福利厚生や働く環境
メドレー(MEDLEY)では、以下のような福利厚生があります。
・住宅補助(該当条件により月額3万円支給)
・家族手当(既婚者は月額3万円支給)
・交通費全額支給
・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
メドレー(MEDLEY)では、様々な福利厚生が整えられていますが、比較的オーソドックスな制度になっています。
まとめ
メドレー(MEDLEY)のようにIT×医療・ヘルスケア系ベンチャー業界はIT業界の中でも、今後成長が期待できる産業です。
そういった成長産業に携わりたい人、非IT業界から転職を考えている人には、医療・ヘルスケア系ベンチャーはオススメの事業領域のため、是非、この記事を参考に行動を起こしてみると良いかもしれません。
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
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