転職おすすめ！グローバル（越境）ECベンチャーのエニグモの決算や戦略を解説（2022年度版）

悩んでいる人

グローバル（越境）ECベンチャーのエニグモ（enigmo）への転職を考えていて、エニグモ（enigmo）について色々知りたいです。

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします！

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。

CareerBiz編集長

今回は、グローバル（越境）ECベンチャーのエニグモ（enigmo）について知りたい、転職を考えているあなたに、

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

2021年の決算情報から時系列でエニグモ（enigmo）の業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

グローバル（越境）ECベンチャー：エニグモ（enigmo）の概要

エニグモ（enigmo）概要

エニグモ（enigmo）は、2004年2月に、元博報堂出身の須田 将啓氏によって設立され、2005年2月から現在の主力事業である「BuyMa（バイマ）」がリリースされています。

2012年には、須田 将啓氏は世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダー」に選出され、同年7月に東京証券取引所 マザーズ市場に株式上場を果たしています。

エニグモ（enigmo）の沿革

エニグモ（enigmo）の主な会社の沿革は以下のようになっています。

エニグモ（enigmo）の事業領域やビジネスモデル

エニグモ（enigmo）は、「世界が変わる流れをつくる。」をミッションとして、以下の3つの事業を中心に事業展開を行っています。

また、主力事業のBUYMAは、“Specialty” Marketplace (特化型マーケットプレイス)と再定義されており、ある特化したカテゴリにおいて、 法人個人の枠を壊して多様な専門性を 発揮できるプラットフォームを構築し 売り手買い手それぞれにこれまで なかった特別な体験を創出する市場を目指しています。

エニグモ（enigmo）のビジネルモデルは、一般的なEC事業のビジネルモデルとなっており、売上は取引当事者の双方からの手数料となっています。

グローバル（越境）ECベンチャー：エニグモ（enigmo）の2022年度第1四半期の決算情報

それでは、エニグモ（enigmo）の2022年度第1四半期から見てみたいと思います。

エニグモ（enigmo）の2022年度第1四半期の全体業績

業績ですが、売上高は18.3億円でYoYで36%成長となっており、営業利益は7.1億円でYoYで49.2%成長となっております。

要因としては、民間国際物流提携サービス拡充により、取扱アイテムの安全かつスピーディな配送強化を実現しており、物流面での新型コロナ感染症拡大の影響を抑制していることと、データドリブンなマーケティング 施策を強化し、広告宣伝、各種セール施策と連携したことがあります。

事業KPIですが、どの数字も堅調に推移していますが、具体的には以下のようになっています。

グローバル（越境）ECベンチャー：エニグモ（enigmo）の2022年度第2四半期の決算情報

それでは、上記の決算情報を踏まえて、エニグモ（enigmo）の2022年度第2四半期を見てみたいと思います。

エニグモ（enigmo）の2022年度第2四半期の全体業績

業績ですが、2Qまでの累計売上高は35.8億円でYoYで21%成長となっており、営業利益は13.6億円でYoYで22%成長となっております。

部署を横断したクロスファンクショナルなチーム運営を本格化し、 Buy・Sell・Service Infraの観点からBUYMAの競争力を向上、GLOBAL BUYMAも昨年下期以降の高成長が継続しています。

今後は、GLOBAL BUYMAへの積極的な広告宣伝費投下やデータアナリストの増強が予定となっています。

事業KPIですが、どの数字も堅調に推移していますが、具体的には以下のようになっています。

エニグモ（enigmo）の2022年度第2四半期のBUYMA事業（日本語版）業績

BUYMA事業の総取扱高ですが、約160億円となっており、成長率は2Qは+16%と安定成長となっており、1Qと同様のペースを維持しています。

BUYMA事業の重要KPIである、ユニークユーザー(UU) とARPUですが、ARPUについては1Q・2Qともに成長トレンドとなっており、ユニークユーザー（UU）数は、2QでYoY101%となっています。

エニグモ（enigmo）の2022年度第2四半期のGLOBAL BUYMA事業（英語版）業績

GLOBAL BUYMA事業の総取扱高ですが、上期は前年同期比356%と前年下期からの高成長トレンドが続いています。

また、GLOBAL BUYMAの高単価は持続しており、ラグジュアリーに特化したポジショニングを確立していいます。

エニグモ（enigmo）の2022年度第2四半期の新規事業及びM＆A等の事業業績

エニグモでは、BUYMAの活性化及び新規成長市場参入への足掛かりとなる M&A案件については、積極的に検討しています。

旅行市場の回復に備えて、周辺分野への投資を実行しており、BUYMA TRAVELやGLOBAL BUYMAとのシナジーを期待しています。

そして、直近では以下のような投資活動を行っています。

グローバル（越境）ECベンチャー：エニグモ（enigmo）の2022年度第3四半期の決算情報

それでは、上記の決算情報を踏まえて、エニグモ（enigmo）の2022年度第3四半期を見てみたいと思います。

エニグモ（enigmo）の2022年度第3四半期の全体業績

業績ですが、3Qまでの累計売上高は52.9億円でYoYで12%成長となっており、営業利益は19.7億円でYoYで4.9%成長となっております。

緊急事態宣言長期化による消費低迷、気温上昇による秋冬物の初動が鈍いなど、外部環境が厳しい ものの、第3四半期の総取扱高は前年同水準を確保しています。

成長領域であるGLOBAL BUYMAや ライフスタイル分野への積極的なコスト投下は継続し、両事業ともに高成長を継続しています。

事業KPIですが、どの数字も堅調に推移していますが、具体的には以下のようになっています。

エニグモ（enigmo）の2022年度第3四半期のGLOBAL BUYMA事業（英語版）業績

GLOBAL BUYMA事業の総取扱高ですが、上期は前年同期比250%と前年下期からの高成長トレンドが続いています。

グローバル（越境）ECベンチャー：エニグモ（enigmo）の2022年度第4四半期の決算情報

それでは、上記の決算情報を踏まえて、エニグモ（enigmo）の2022年度第4四半期を見てみたいと思います。

エニグモ（enigmo）の2022年度第4四半期の全体業績

業績ですが、通期の累計売上高は76.1億円でYoYで7.6%成長となっており、営業利益は29.7億円でYoYで-2%のマイナス成長となっております。

厳しい外部環境に耐え、売上高は過去最高の76億円を達成し、過去最高を達成しています。

GLOBAL事業では前期比2.4倍の広告宣伝費を投下しても、前年同水準を維持しています。

エニグモ（enigmo）の2022年度第4四半期のBUYMA事業（日本語版）業績

BUYMA事業の総取扱高ですが、約676億円となっており、成長率は+8%と安定成長となっています。

BUYMA事業の重要KPIである、アクティブ会員数は、136万人を突破しています。

BUYMA事業の重要KPIである、取扱件数は、296万件を突破しています。

ARPUの上昇も伴い、取扱高は前年同期比108%を達成しています。

エニグモ（enigmo）の2022年度第4四半期のGLOBAL BUYMA事業（英語版）業績

GLOBAL BUYMA事業の総取扱高ですが、前年同期比99%と高成長トレンドが続いています。

投資効率を考慮しながら事業基盤を強化し、取扱高は増加しており、今後は広告宣伝費も増加させ、規模拡大を追求して行く予定です。

エニグモ（enigmo）の2022年度第4四半期の新規事業及びM＆A等の事業業績

エニグモでは、BUYMAの活性化及び新規成長市場参入への足掛かりとなる M&A案件については、積極的に検討しています。

2022/1期Q4－2023/1期Q1に計5件の出資を実行しています。

そして、直近では以下のような投資活動を行っています。

最近の決算情報から読み取れるエニグモ（enigmo）の戦略についての考察

直近の決算からエニグモ（enigmo）では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

基本的にエニグモ（enigmo）はECの会社のため、既存のBUYMA事業においては、商品自体はロングテール戦略による規模の拡大が重要となってきます。

さらに、ファッションやトラベルだけではなく、他の関連事業領域にも進出することで、一人あたりの顧客単価（ARPPU）を向上させ収益力を向上させることが重要になってきます。

基本的には、楽天やYahoo!、アマゾンが進出している領域×非日常が今後の事業拡大のターゲットになる可能性が高いです。

まとめ

グローバル（越境）ECベンチャーのエニグモ（enigmo）の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか？

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。

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