困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、ZUUをおすすめされたけど、あまりよく知らない!
Fintech(フィンテック)ベンチャーのZUUへの転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
今回は、転職市場で人気の高まっているFintech(フィンテック)ベンチャーのZUUについて知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・Fintech(フィンテック)ベンチャーのZUUの概要
・ZUUの2022年度第1四半期の決算情報について(2021年8月)
・ZUUの2022年度第2四半期の決算情報について(2021年11月)
・ZUUの2022年度第3四半期の決算情報について(2022年2月)
・ZUUの2022年度第4四半期の決算情報について(2022年5月)
・最近の決算情報から読み取れるZUUの戦略についての考察
・Fintech(フィンテック)ベンチャーのZUUの入社難易度
・ZUUの平均年収推移
・ZUUの福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、ZUUの業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
- 1. Fintech(フィンテック)ベンチャー:ZUUの概要
- 2. ZUUの2022年度第1四半期の決算情報
- 3. ZUUの2022年度第2四半期の決算情報
- 4. ZUUの2022年度第3四半期の決算情報
- 5. ZUUの2022年度第4四半期の決算情報
- 6. 最近の決算情報から読み取れるZUUの戦略についての考察
- 7. Fintech(フィンテック)ベンチャーのZUUの入社難易度
- 8. ZUUの平均年収推移
- 9. ZUUの福利厚生や働く環境
- 10. まとめ
Fintech(フィンテック)ベンチャー:ZUUの概要
ZUU概要
ZUUは、2013年4月に野村證券出身で、富裕層向けプライベートバンキング業務、ASEAN地域の経営戦略担当等に従事していた冨田 和成氏によって設立されました。
ZUUでは、以下のようなミッション、ビジョン、バリューをもとに事業運営を行っています。
■ミッション:世界に、熱を。人に、可能性を
■ビジョン:90億人が平等に学び、競争し、夢に挑戦できる世界の実現
■バリュー
①全員開拓者
②ロック・U
③鬼速PDCA
④ケタハズレ
⑤お祭り騒ぎ
ZUUの沿革
ZUUの主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2013年4月:株式会社ZUUを設立、富裕層向けの金融経済メディア「ZUU online」をリリース
・2016年4月:100%子会社として、シンガポールに子会社 ZUU SINGAPORE PTE.LTDを設立、東南アジアの富裕層向けの金融経済メディア「ZUU online」をリリース
・2018年6月:東京証券取引所マザーズに株式を上場
・2019年1月:融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)比較サイト「クラウドポート」を事業譲受し、「ZUU funding」をリリース
・2019年4月:100%子会社として、ZUU Funders株式会社を設立、100%子会社として、ZUU Lending株式会社を設立
・2019年11月:株式会社COOL SERVICE及びその子会社である、株式会社COOLを子会社化
・2020年2月:株式会社ユニコーンを子会社化
ZUUの事業領域やビジネスモデル
ZUUでは、以下の2つの事業を中心に、8つのサービスを展開しています。
ZUUの事業は、個人・法人の各分野で、間接的・直接的にB/S支援のソリューションを増やし、ZUUプラットフォーム を介した金融サービスのネットワークを構築し、既存の金融機関が抱える高コスト体質を改善し、新たな 金融DXを促進しています。
■リテール・フィンテック事業
・ZUU online:会員数15万人以上の国内最大級の金融経済メディア。個人投資家だけでなく、経営者等のエグゼクティ ブ層やマネジメント層から支持を得るフィンテックサービスの基盤。
・NET MONEY:個人投資家が資産運用するために、証券会社比較やFX会社比較、カードローン比較等幅広い金融関連情報を配信する経済金融メディア。
・MP cloud:400万人が利用するZUU onlineのノウハウを凝縮したメディアプラットフォーム構築クラウドサービス。
・ウェルス・マネジメント事業(アドバイザー・マッチング):『ZUU online』運営で培った金融専門家との豊富なネットワークを生かしたマッチングサービス。
・信用スコア事業:『ZUU online』で抱える富裕層をターゲットにウェルス・スコアで、スコアに応じて商品や資産運用アドバイスを行うサービス。
■コーポレート・フィンテック事業
・THE OWNER:株式会社日本M&Aセンターと設立した合弁会社ZUUM-Aが運営する、月間260万PV、会員数2万人を超 える経営者向けメディア。
・PDCA cloud:シリーズ累計20万部を突破した、世界有数のPDCA書籍である『鬼速PDCA』をベースに開発されたSaaSサービス
・PDCA Engineering:鬼速PDCA理論に基づく独自の技術・ノウハウをベースに、組織の目標達成を阻む”課題”をスピーディーに発見、実行、改善できる組織コンサルティングサービス。
・クラウドファンディング:スタートアップや中 小企業の多様なニーズに合わせた資金調達手段を提供。
ZUUがターゲットとしている金融DX市場は、2019年から2030年にかけて3.9倍成長していくと予想されており、5845億円になると言われています。
ZUUでは、金融分野のDXとプラットフォームの創出を通じて、金融再創造を目指しています。
ZUUの2022年度第1四半期の決算情報
それでは、ZUUの2022年度第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
ZUUの2022年度第1四半期の全体業績
業績ですが、営業収益は約7.6億円で、YoYで49.3%の成長となっており、営業利益は0.4億円となっています。
リテール・フィンテックが大きく成長し、全体売上・利益を牽引しています。
コーポレート・フィンテックは堅調に推移するも、引き続き投資フェーズで、2Qは計画通りさらに成長投資を加速させる見込みです。
ZUUの2022年度第1四半期のリテール・フィンテックの事業業績
リテール・フィンテック事業の売上高ですが、6.2億円となっており、YoYで55%の成長なっています。
営業利益は、2.2億円で、YoYで114%の大幅な成長となっています。
リテール・フィンテック事業の重要なKPIである、メディア・プラットフォームの訪問者数、会員数は、堅調に推移。
ARPUは、DX化が加速してきた金融業界や不動産業界などからの需要と獲得が急拡大したことにより、2,600円台にまで大きく増加しています。
・メディア訪問者数:1479万UU
・総会員数:14万人
・ARPU:2.6万円
リテール・フィンテック事業の事業トピックですが、21年7月に実装されたGoogleコアアルゴリズムアップデートの影響を多少受けるも、金融系ワード関連のOrganic経由訪問者数は堅調に推移しています。
金融商品に関心の高い顕在ユーザー層を多数獲得しており、引き続きユーザー観点でE-A-Tを高めるコンテンツ制作に注力する予定です。
ZUUの2022年度第1四半期のコーポレート・フィンテックの事業業績
コーポレート・フィンテック事業の売上高ですが、1.4億円となっており、YoYで28%の成長なっています。
営業利益は、-0.2億円で投資フェーズのため1Qは赤字です。
コーポレート・フィンテック事業の重要なKPIである、メディア会員数及び経営者リード数が順調に増加しています。
『THE OWNER』のPV数・会員数ともに順調に増加し、260万PV、2万会員を突破しています。
ARPAも前期比 +25.8万円と上昇しており、大型マーケティング投資を実施し、経営者リード獲得を加速させています。
・月間PV数:264万PV
・会員数:21万人
・経営者リード総数:4.3万人
・ARPU:1200万円
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの1つ目は、『PDCA Engineering』の顧客ニーズ対応でラインナップの拡充です。
組織コンサルティングのみだった『PDCA Engineering』のラインナップをIRへ拡充しており、短期的な成果改善だけでなく、企業成長のエクイティストーリー設計など中長期での支援も実施しています。
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの2つ目は、クラウドファンディング事業で案件獲得に向けての各種施策です。
『COOL』は、クーポン付案件の開始による安定したユーザー獲得及び案件獲得が進み増加傾向となっています。
『Unicorn』は、案件獲得が伸びず微増も、今後の案件獲得に向けて「株主間契約」をリリースしており、発行者及び株主(投資家)の早期イグジットに対応しています。
ZUUの2022年度第2四半期の決算情報
それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、ZUUの2022年度第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。
ZUUの2022年度第2四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約14.5億円で、YoYで26.6%の成長となっており、営業利益は0.9億円となっています。
ZUU単体では引き続き好調で黒字となっており、クラウドファン ディング子会社は、営業損失幅はやや改善するも引き続き赤字となっています。
ZUUの2022年度第2四半期のリテール・フィンテックの事業業績
リテール・フィンテック事業の売上高ですが、6.0億円となっており、YoYで40%の成長なっています。
営業利益は、2.5億円なっています。
リテール・フィンテック事業の重要なKPIである、メディア・プラットフォームの訪問者数、会員数は、堅調に推移。
メディア・プラットフォームの訪問者数はNTTドコモとの取り組みにより急増しており会員数も堅調に推移しています。
ARPUはDX化が加速した金融業界や不動産業界などからの需要と獲得が引き続き好調で2,600円台と同水準を維持しています。
・メディア訪問者数:1906万UU
・総会員数:15万人
・ARPU:2.6万円
リテール・フィンテック事業の事業トピックの1つ目ですが、送客領域の拡充により、ARPU向上の推進です。
ZUUメディアプラットフォームで集客した1,900万人のユーザーに対し、収益の大きい送客領域で証券口座開設から商品ラインアップ拡充に注力しており、ユーザーあたり収益性の向上とGoogleコアアルゴリズムアップデートによるリスクを分散しています。
リテール・フィンテック事業の事業トピックの2つ目ですが、NTTドコモとの共同メディアの成長です。
ZUUとNTTドコモが共同運営する金融メディア『fuelle』、『MONEY TIMES』が計3,700万PVを突破し、2021年4月より共同運営支援を開始した『dmenuマネー』も他メディアとの連携が進み、順調にトラ フィックが成長しています。
リテール・フィンテック事業の事業トピックの3つ目ですが、オリックス銀行と不動産投資メディアの新規開設です。
2021年8月、オリックス銀行の不動産投資メディア『manabu不動産投資』開設を支援しており、独自のメディアプラットフォームSaaS『MP Cloud』を活用しメディア構築しています。
リテール・フィンテック事業の事業トピックの4つ目ですが、金融サービス仲介業取得です。
21年11月からスタートした「金融サービス仲介業」のライセンス取得に向け、社内体制を構築しており、会員基盤構築を進めてきたPWM会員に対して金融サービスを仲介し、ユーザーへの提供価値を向上させることで収益基盤を強化しています。
ZUUの2022年度第2四半期のコーポレート・フィンテックの事業業績
コーポレート・フィンテック事業の売上高ですが、1.1億円となっており、YoYで-54.7%の成長なっています。
営業利益は、-0.7億円で投資フェーズのため、引き続き赤字です。
コーポレート・フィンテック事業の重要なKPIである、メディア会員数及び経営者リード数が順調に増加しています。
『THE OWNER』のPV数・会員数ともに順調に増加し、299万PV、2.5万会員を突破しています。
直近のARPA は第1四半期から微減しており、大型マーケティング投資を実施し、経営者リード獲得を加速しています。
・月間PV数:299万PV
・会員数:21万人
・経営者リード総数:4.1万人
・ARPU:1400万円
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの1つ目は、PDCA Engineering『鬼速®』のタクシーCM開始です。
経営支援のためのPDCAサービス、PDCA Engineering『鬼速®』の認知拡大に向けた成長投資として 新たにタクシーCMを開始しており、これまで延べ約5,000名の経営層が参加した勉強会やセミナーの新規参加者開拓からの顧客獲得を目指しています。
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの2つ目は、PDCA Cloudシリーズ『meevo(ミーボ)』の提供開始です。
組織コンサルティングSaaS『PDCA Cloud』の会議版である『meevo(ミーボ)』を 21年9月より 提供開始しており、コロナ禍によるオンライン会議が主流になる中、弊社PDCAサービスのメソッドを用いて 会議の質を向上させるSaaSとして開発しています。
『meevo』では、会議内容と事業目標や課題解決案を紐付け、実行状況のモニタリングやチーム内で目標達成に必要な情報が共通化・可視化されることで、会議の質向上が可能となっています。
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの3つ目は、『ZUU Financial Network』の提供開始です。
21年8月より資金難・人材不足に悩むスタートアップおよび中小企業・中堅企業向けに『PDCA Engineering』や資金調達のネットワークを活用した『ZUU Financial Network』を提供開始しており、資金調達、事業成長、IPOからM&Aなど、会社成長を一気通貫で支援することができます。
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの4つ目は、クラウドファンディング案件組成の進捗です。
『COOL』は安定したユーザー獲得及び案件獲得が進み順調に成長しています。
『Unicorn』は5件の新規案件を組成するも成立は2件に留まり、株式投資型CFのみでの発行額算定、特定投資家の投資上限撤廃等、規制 緩和の追い風を生かし、案件組成のターゲットを拡大しています。
ZUUの2022年度第3四半期の決算情報
それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、ZUUの2022年度第3四半期の決算情報を見てみたいと思います。
ZUUの2022年度第3四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約22.5億円で、YoYで26.9%の成長となっており、営業利益は-0.6億円となっています。
成長投資の影響で、赤字となっており、クラウドファンディング子会社は、ユニコーン社の減収が響き前年同期比-2.2%となっています。
ZUUの2022年度第3四半期のリテール・フィンテックの事業業績
リテール・フィンテック事業の売上高ですが、6.0億円となっており、YoYで33.6%の成長なっています。
リテール・フィンテックはGoogleアルゴリズムアップデートから回復途上となっており、営業利益は、1.2億円なっています。
リテール・フィンテック事業の重要なKPIである、メディア・プラットフォームの訪問者数、会員数は、堅調に推移しています。
ARPUは送客・広告売上が影響し、2,531円と微減しています。
・メディア訪問者数:1901万UU
・総会員数:15.7万人
・ARPU:2.5万円
リテール・フィンテック事業の事業トピックの1つ目ですが、:Googleコアアルゴリズムアップデートの影響からの回復です。
21年11月にGoogleコアアルゴリズムがアップデートされるも、金融系ワード関連のOrganic訪問者数はSEO対策により回復基調となっており、送客領域の実績によりインタースペース社が主催する「アクセストレード アワード2021 Fintech部門」を2年連続で受賞しています。
リテール・フィンテック事業の事業トピックの2つ目は、バーティカル・メディア戦略の推進です。
『NET MONEY』の送客・SEOのノウハウを活用し、各送客領域におけるバーティカル・メディアを 立ち上げており、バーティカル・メディアにより新規ユーザーと収益の確保に向けた体制構築・運営を推進しています。
リテール・フィンテック事業の事業トピックの3つ目は、『プライベート・ウェルス・メンバーズ』の総資産額の増加です。
『プライベート・ウェルス・メンバーズ』の総資産は2021年12月末時点で2,352億円に増加しており、今 後は資産10億円以上会員へのファミリー・オフィス・プラン提供などソリューションの拡充を目指しています。
ZUUの2022年度第3四半期のコーポレート・フィンテックの事業業績
コーポレート・フィンテック事業の売上高ですが、2.0億円となっており、YoYで-54.7%の成長なっています。
営業利益は、-1億円で投資フェーズのため、引き続き赤字です。
コーポレート・フィンテック事業の重要なKPIである、メディア会員数及び経営者リード数が順調に増加しています。
『THE OWNER』のPV数・会員数ともに順調に増加し、390万PV、3万会員を突破していいます。
ARPAはFY2022の減収影響で直近1年間で383万円と微減となっています。
・月間PV数:390万PV
・会員数:31万人
・経営者リード総数:3.8万人
・ARPU:1500万円
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの1つ目は、『PDCA Engineering』の収益改善です。
タクシーCM等による「PDCA Engineering 『鬼速®』」の認知拡大により、リード獲得コストが低下しており、並行して顧客の課題・ニーズに合わせた商材ラインアップ提供による受注率向上が収益改善に大きく寄与しています。
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの2つ目は、『COOL』の安定したユーザー獲得及び案件獲得です。
融資型クラウドファンディング『COOL』は、安定したユーザー獲得及び案件獲得が進み順調に成長しています。
株式投資型クラウドファンディング『Unicorn』は、新規案件獲得が 伸び悩み、月1案件ペースで推移しています。
ZUUの2022年度第4四半期の決算情報
それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、ZUUの2022年度第4四半期の決算情報を見てみたいと思います。
ZUUの2022年度第4四半期の全体業績
業績ですが、通期の売上高は約33.7億円で、YoYで21%の成長となっており、営業利益は-2.4億円となっています。
営業利益は投資遅れや SEOの影響により赤字も、修正予想よりも約49百万円上振れで着地しています。
ZUUの2022年度第4四半期のリテール・フィンテックの事業業績
リテール・フィンテック事業の売上高ですが、7.5億円となっています。
リテール・フィンテックはGoogleアルゴリズムの影響から順調に回復。バーティカル・メディア構築のコスト効率も改善し、営業利益は、1.9億円なっています。
リテール・フィンテック事業の重要なKPIである、メディア・プラットフォームの訪問者数、会員数は、堅調に推移しています。
メディア・プラットフォーム訪問者数は月間2千万UUを突破し、ユーザー基盤は大きく拡大しており、 ARPUは送客・広告売上が増加し、第4四半期で3千円台に上昇しています。
・メディア訪問者数:2066万UU
・総会員数:16.0万人
・ARPU:3.3万円
リテール・フィンテック事業の事業トピックの1つ目ですが、:Googleコアアルゴリズムアップデートの影響からの回復です。
2022年7月に行われたGoogleコアアップデートの影響を受け、金融系ワード関連のOrganic流入数が第2四半期から下落するも、 SEO対策により順調に回復。
第4四半期は過去最高の流入数に伸長し、バーティカル化によるOrganic流入数全体の増加および領域別の流入数も拡大しています。
ZUUの2022年度第4四半期のコーポレート・フィンテックの事業業績
コーポレート・フィンテック事業の売上高ですが、3.2億円となっています。
営業利益は、0.08億円となっています。
経営者向けメディア『THE OWNER』のPV数は、Googleコアアップデートの影響を受けて減少傾向も、会員数は順調に増加しています。
・月間PV数:2598万PV
・会員数:37万人
・経営者リード総数:3.8万人
・ARPU:1800万円
コーポレート・フィンテック事業の事業トピックの1つ目は、『COOL』の安定したユーザー獲得及び案件獲得です。
融資型クラウドファンディング『COOL』は、会員獲得及び案件組成が堅調に推移し、四半期案件数としては過去最高の4件を組成しています。
株式投資型クラウドファンディング『Unicorn』は、は第4四半期で4件の案件を組成するも、案件の質と件数両立に向けて対外発信等を引き続き強化しています。
最近の決算情報から読み取れるZUUの戦略についての考察
直近の決算から、ZUUでは上記のように今後の経営方針・戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:リテール・フィンテック事業を軸に売上を最大化させ、コーポレート・フィンテック事業への投資を強めていく。
現在、ZUUが事業を展開するFintech(フィンテック)市場は、IT系のtoC向けサービスの中で競争の激しい成長領域となっています。
基本的に、リテール・フィンテック事業はユーザー数の拡大と、ARPUの最大化が重要になってきます。
そして、ARPUの最大化のためにはターゲットに刺さる周辺サービスを拡充させることで、クロスセルを促すことが有効になってくるでしょう。
Fintech(フィンテック)ベンチャーのZUUの入社難易度
ZUUの転職難易度は高いです。
求められている要件としては、鬼速PDCAを体現しているような、論理的思考能力があり、問題解決能力に長け、非常に高いコミュニケーション能力がある人材であったり、責任感が強く、仕事に対してのコミット力があり、謙虚な姿勢を持ちながら学習意欲がある人材も求めている傾向があります。
メガベンチャー出身者なども多く参画しているため、人材の要件は高くなっています。
ZUUの平均年収推移
転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
ZUUの最新版の平均年収は、578万円となっており、上場時から比較して、約44万円ほど上昇しており、業績も伸びていいくことからも平均年収も今後も伸びていくと予想されます。
ZUUの福利厚生や働く環境
ZUUでは、以下のような福利厚生があります。
・ハイスペックPC(MacBook Pro)・ディスプレイ支給
・持株会制度
・企業型確定拠出年金制度
・社会保険完備
・MEP(Most Extraordinary! Player):四半期毎に、会社に対して圧倒的(Extraordinary!)なイノベーション、業績貢献、組織改善をもたらしたメンバーをMEPとして表彰
・ZUU Award:半期に一度、組織そして個人の掲げる目標に対して既存の枠組みに捉われず、変革(Disrupt)を起こし、業績貢献、組織改善をもたらしたメンバーをDisrupterとしてノミネートし、全メンバーの投票によって表彰
・BAZUU:月に一度、社内バーがOPEN!日中のオフィスや全体懇親会とは違った雰囲気でメンバーが交流できる、大人の社交場
・鬼フェス:四半期毎に開催の全体懇親会
ZUUでは、様々な福利厚生が整えられていますが、成果を出した社員に対する表彰などが多くなっています。
まとめ
Fintech(フィンテック)ベンチャー企業のZUUの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
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転職活動は何となく考えているけど、実際にエージェントとの面談とかまでは、面倒くさいと考えてしまう人には、転職求人サイトの活用をおすすめします。
転職求人サイトの利用する時の流れ・手順
転職求人サイトを利用する時の流れや手順については、こちらになります。
①会員登録(※登録は無料です)
下記の画像をタップして、転職求人サイトの公式HPに飛び、必要な情報を入力します。(3分もかからずに終わります。)
②職務経歴書や経歴データなどを入力、アップロード(※事前に、職務経歴書があれば、5分で完了)
③スカウトメールの受信
スカウトメールは、職務経歴書をアップロードしたり、経歴データを入力しないと、企業側がスカウトメールを送信しません。
求人サイトは、必要情報や履歴書など登録して、自ら気になる企業へ応募することもできますが、企業から、あなたにスカウトがやって来るため、自分がどの会社から評価されるのかなども知ることができます。
全て無料で、たくさんのスカウトを受け取るために、職務経歴書のアップロードと、経歴データの入力は必ず充実させましょう!
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会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』
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会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』は、会員数8万名以上、日本最大級の転職サイトです。
(「即戦力採用ならビズリーチ」というTVCMでおなじみの人も多いかもしれないです。)
現在会員数80,000名以上が利用しており、11万件以上の求人が検索ができる求人検索機能に加えて、ヘッドハンターの検索やスカウト機能もあるサービスとなっています。
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リクナビNEXT
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