困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、ウェルスナビ(WealthNavi)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
Fintech(フィンテック)ベンチャーのウェルスナビ(WealthNavi)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
今回は、転職市場で人気の高まっているFintech(フィンテック)ベンチャーのウェルスナビ(WealthNavi)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・Fintech(フィンテック)ベンチャーのウェルスナビ(WealthNavi)の概要
・ウェルスナビ(WealthNavi)の2022年度第1四半期の決算情報について(2022年5月)
・最近の決算情報から読み取れるウェルスナビ(WealthNavi)の戦略についての考察
・Fintech(フィンテック)ベンチャーのウェルスナビ(WealthNavi)の入社難易度
・ウェルスナビ(WealthNavi)の平均年収推移
・ウェルスナビ(WealthNavi)の福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、ウェルスナビ(WealthNavi)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
2021年度の決算情報から時系列でウェルスナビ(WealthNavi)の業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
- 1. Fintech(フィンテック)ベンチャー:ウェルスナビ(WealthNavi)の概要
- 2. ウェルスナビ(WealthNavi)の2022年度第1四半期の決算情報
- 3. 最近の決算情報から読み取れるウェルスナビ(WealthNavi)の戦略についての考察
- 4. Fintech(フィンテック)ベンチャーのウェルスナビ(WealthNavi)の入社難易度
- 5. ウェルスナビ(WealthNavi)の平均年収推移
- 6. ウェルスナビ(WealthNavi)の福利厚生や働く環境
- 7. まとめ
Fintech(フィンテック)ベンチャー:ウェルスナビ(WealthNavi)の概要
ウェルスナビ(WealthNavi)概要
ウェルスナビ(WealthNavi)は、2015年4月に財務省やマッキンゼーで活躍した柴山 和久氏によって、次世代の金融インフラを構築したいという想いから設立されました。
ウェルスナビ(WealthNavi)では、以下のようなミッション、ビジョン、バリューをもとに事業運営を行っています。
■ミッション:働く世代の豊かな老後のために、最先端のテクノロジーを活用し、世界水準の個人金融資産プラットフォームを築く
■ビジョン:「ものづくり」する金融機関
■バリュー
①誠実に、正直に、お客様のために
②助け合おう、向き合おう
③一歩を重ねて、大きな前進を
ウェルスナビ(WealthNavi)の沿革
ウェルスナビ(WealthNavi)の主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2015年4月:ウェルスナビ株式会社を設立
・2016年1月:資産運用サービス「WealthNavi」を招待制で提供を開始
・2016年7月:資産運用サービス「WealthNavi」を正式リリース
・2017年5月:おつりで資産運用アプリ「マメタス」の提供を開始
・2019年10月:資金移動業の登録を完了
・2020年12月:東京証券取引所マザーズ市場へ上場
・2021年2月:新機能「おまかせNISA」をリリース
ウェルスナビ(WealthNavi)の事業領域やビジネスモデル
ウェルスナビ(WealthNavi)では、以下の2つの事業を中心に展開しています。
■展開事業
・WealthNavi:全自動でおまかせできる資産運用サービスで、世界の富裕層も実践する「長期・積立・分散」を誰でも手軽に行えます。
・マメタス:日々の買い物の「おつり」を積み立て、気軽に資産運用を始めることができるアプリ
主力サービスのWealthNaviの特徴ですが、以下のような特徴があります。
・ポートフォリオの構築からリバランス、税金の最適化まで資産運用の全プロセスを自動化
・世界経済全体に「最適な割合」で、6-7つのETFを通じて約50ヶ国11,000銘柄以上へ投資が可能
・シンプルで分かりやすい手数料:預かり資産の1%(年率)
WealthNaviは、預かり資産、運用者数ともに国内ロボアドバイザーNo.1サービスとなっており、過去1年間の国内ロボアドバイザー市場全体の預かり資産の成長の73%を占めています。
WealthNaviでは、ラップ業務(投資一任契約・全体で約10兆円)のなかでもウェルスナビは働く世代の資産形成にフォーカスしており、働く世代が老後に向けた資産形成を加速させると、ロボアドバイザーの潜在市場は今後10年で16~23兆円と考えられているため、今後の成長に期待ができる市場規模です。
ウェルスナビ(WealthNavi)の2022年度第1四半期の決算情報
それでは、ウェルスナビ(WealthNavi)の2022年度第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
ウェルスナビ(WealthNavi)の2022年度第1四半期の全体業績
業績ですが、営業収益は約14.6億円で、YoYで62.9%成長、QoQで1.7%の成長となっており、営業損益は-0.3億円となっています。
営業利益に関して、広宣費を4.9億円投下したが、前四半期6.4億円からは減少しており、赤字幅は大きく縮小しています。
重要なKPIである、各費用の対営業収益比率ですが、全費用項目で引き続き改善が進んでます。
・レベニューシェア:18%
・取引連動費:14%
・人件費:24%
・不動産関係費等:13%
・広告宣伝費:34%
ウェルスナビ(WealthNavi)の預かり資産ですが、6,345億円となっており、運用者数は31.7万人となっています。
最近の決算情報から読み取れるウェルスナビ(WealthNavi)の戦略についての考察
直近の決算から、ウェルスナビ(WealthNavi)では上記のように今後の経営方針・戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:ロボアドバイザー市場を拡大させつつ、周辺サービスを展開して、個人向け金融プラットフォームを構築する。
現在、ウェルスナビ(WealthNavi)が事業を展開するFintech(フィンテック)領域のロボアドバイザー市場は、IT系のtoC向けサービスの中で競争の激しい成長領域となっています。
基本的に、ロボアドバイザーサービスはプロダクトだけでの勝負では差別化は恐らく難しく、資本力やオペレーション能力などの総合戦によって勝負が決まると考えられます。
さらに、その中でも資本を用いての、マーケティング戦略は大事な勝利条件となってくるでしょう。
QRコード決済分野のpaypayが大きくシェアを獲得していったような大胆なマーケティング戦略を行い、具体的な戦術としては、大規模な広告投下やポイントのキャッシュバック等を用いたユーザーの獲得が重要で、大量資本投下の戦いになると予想されます。
ある程度、ロボアドバイザーサービスでユーザー獲得が進んでいく前提だと、より収益の拡大を伸ばしていくために必要なことは、1ユーザーあたりの収益単価を増やしていくことになります。
上記のスライドのように、具体的にはクレジットカード、住宅ローン、保険などの分野を攻めていき、個人向け金融プラットフォームを構築していくものと予想されます。
このあたりでは、楽天がかなり強く、実際に一つのサービスの利用をきっかけに、複数サービスの利用ユーザーも増えていっています。
Fintech(フィンテック)ベンチャーのウェルスナビ(WealthNavi)の入社難易度
ウェルスナビ(WealthNavi)の転職難易度は高いです。
Amazon、GREE、Yahoo、CA等大手外資・メガベンチャー経験者が在籍していることからも、一定の採用要件の高さがわかることと、インターネットの基本的な知識だけではなく、金融の知識であったり、AIの知見なども必要になってくることから、ある程度の高い専門性も求められます。
ウェルスナビ(WealthNavi)の平均年収推移
転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
ウェルスナビ(WealthNavi)の最新版の平均年収は、726万円となっており、上場時のスタートアップとしては、かなり高めの年収となっており、今後も伸びていくと予想されます。
ウェルスナビ(WealthNavi)の福利厚生や働く環境
ウェルスナビ(WealthNavi)では、以下のような福利厚生があります。
・PC自由選択:Mac/Windowsから選択可
・通勤定期代を支給(月5万円まで)
・書籍購入制度:業務に必要な専門書・技術書を会社がすべて購入
・資産運用勉強会:金融工学のプロが月2回ほど資産運用に関する社内勉強会を開催
・HAPPY HOUR:金曜日の夕方は、ドリンクを飲みながら一週間を振り返り
・部活サポート:チーム間の交流促進のため、異なるチームのメンバーと部活を行うと、活動費のサポートが受けられます。
・シャッフルランチ:チーム間の交流促進のため、ランダムに選出されたメンバーとランチに行くと、食費補助が受けられます。
・チームメシ:自らのチーム内の親睦を深めるため、チームで飲み会(ランチも可)に行くと、食費補助が受けられます。
・オフィスおかん:オフィス設置型のプチ社食サービスで、お惣菜などを1つ100円で購入できます。
・オーガニックスナック:健康に配慮したオーガニックスナックをお手頃価格で購入できます。
・ドリンク無料:お水やドリップコーヒーなどを無料で用意
ウェルスナビ(WealthNavi)では、様々な福利厚生が整えられていますが、資産運用勉強会は会社の特色が出ており、しかもものすごくタメになる福利厚生となっています。
まとめ
Fintech(フィンテック)ベンチャー企業のウェルスナビ(WealthNavi)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。
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