オイシックス・ラ・大地へ転職!最新の事業戦略、平均年収、入社難易度、福利厚生まで解説
悩んでいる人
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ECベンチャーのオイシックス・ラ・大地への転職を考えていて、オイシックス・ラ・大地について色々知りたいです。

困っていること、知りたいこと

転職エージェントから、オイシックス・ラ・大地をおすすめされたけど、あまりよく知らない!

ECベンチャーのオイシックス・ラ・大地への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!

こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

筆者の私は、転職3回、計50社ほどの大手企業からベンチャー企業までの選考の受けた経験や、自身も新卒でメガベンチャー に就職した経験などを元に記事を製作しております。
CareerBiz編集長
CareerBiz編集長

今回は、転職市場で人気の高まっているECベンチャーのオイシックス・ラ・大地について知りたい、転職を考えているあなたに、

■本記事の内容

・ECベンチャーのオイシックス・ラ・大地の概要

・オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期の決算情報について(2021年8月)

・オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期の決算情報について(2021年11月)

・オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期の決算情報について(2022年2月)

・オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期の決算情報について(2022年5月)

・最近の決算情報から読み取れるオイシックス・ラ・大地の戦略についての考察

・ECベンチャーのオイシックス・ラ・大地の入社難易度

・ECベンチャーのオイシックス・ラ・大地の平均年収推移

・ECベンチャーのオイシックス・ラ・大地の福利厚生や働く環境

を、わかりやすく解説していきたいと思います。

転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。

①会社の現在の業績

②会社の今後の戦略・方針

③会社の事業のビジネスモデル

本記事は、オイシックス・ラ・大地の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。

2020年の決算情報から時系列でオイシックス・ラ・大地の業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

目次

ECベンチャー:オイシックス・ラ・大地の概要

オイシックス・ラ・大地:ロゴ

オイシックス・ラ・大地は、2006年6月にマッキンゼーアンドカンパニーに在籍していた高島 宏平氏がオイシックス株式会社を設立したときから歴史が始まります。

そして、2017年7月に「大地を守る会」との経営統合に先駆けオイシックスドット大地株式会社へ商号変更され、2018年1月には、株式会社NTTドコモとの業務資本提携および「らでぃっしゅぼーや」のグループ化により、2018年7月、経営統合に先駆けオイシックス・ラ・大地株式会社が設立されました。

オイシックス・ラ・大地の主な会社の沿革は以下のようになっています。

・2000年6月:オイシックス株式会社を設立。「Oisix」をオープン。

・2007年10月:レシピブログポータルサイト「Oixi(オイシィ)」をオープン。

・2009年12月:Oisix香港」をオープン。

・2010年11月:初の実店舗を恵比寿三越に出店。

・2011年10月:ギフト商品を扱うネット通販のウェルネスを買収

・2013年3月:東証マザーズ上場

・2017年10月:大地を守る会と合併による経営統合。

・2018年2月:らでぃっしゅぼーや株式会社を完全子会社化。

・2018年7月:商号をオイシックス・ラ・大地株式会社へ変更

・2018年7月:米国市場への進出を見据え現地子会社Oisix Inc.を設立。

・2020年4月:東京証券取引所第一部へ市場変更。

オイシックス・ラ・大地:展開事業

オイシックス・ラ・大地では、上記の「Oisix」、「らでぃっしゅぼーや」、「大地を守る会」が主力サービスとなっており、上記のような点がアセットの違いとなっています。

また、上記の3つ以外のサービスでも以下の事業を展開しています。

■展開サービス

・他社EC支援事業:国内食品宅配事業で培ったサブスクリプションノウハウや アセットを活用し、他社ECの支援事業を展開(dミールキット、ISETAN DOOR、DEAN&DLUCA)

・とくし丸事業:移動スーパー事業における提携スーパーの開拓、販売パートナーへのノウハウ提供。

・海外宅配事業:香港・上海はOisixブランドを展開、アメリカは、2019年4月にヴィーガン向け ミールキットを販売するPurPle Carrot社を子会社化

・店舗外販事業:提携スーパーの青果売り場に各ブランドのコーナーを設置し、 各ブランドの基準をクリアした青果・加工品を販売

・コンサル/広告事業:安心安全な商品、優良な顧客層、サブスクリプションECノウハウを活用し、 BtoB向けのビジネスソリューションを提案

・株式会社フルーツバスケット:果実・野菜等の農産物の加工・商品開発、販売

・カラビナテクノロジー株式会社:ECサイトのプラットフォームシステム開発、運用、Webサイト制作

・株式会社クレイジーキッチン:ケータリングサービス事業、イベントプロデュース事業、空間演出事業

・Future Food Fund株式会社:食分野のスタートアップ企業への投資事業

オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期の決算情報

それでは、オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期の決算情報を見てみたいと思います。

オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期の全体業績

オイシックス:2022/3 1Q業績サマリ

業績ですが、四半期の売上高は279億円で、YoYで21%の成長となっております。

また、営業利益は約19.5億円となっており、YoYで-6%%の成長となっております。

Oisix、Purple Carrot(アメリカ)を中心とした売上成長により、利益増となっています。

オイシックス:セグメント別業績サマリ

事業のセグメント別の業績ですが、以下のようになっています。

■Oisix

・売上高:141.4億円(YoY26%成長)

・営業利益:20.5億円(YoY-13%成長)

・春季のプロモーションが計画よりも順調に進捗し、 1Qで約2.5万人増。

・ARPUは、は継続的に高水準が継続し、 コロナ前比約16%増。

■大地を守る会

・売上高;33.1億円(YoY-9%成長)

・営業利益:6.6億円(YoY-8%成長)

・新サービス「まるごはん」での新規獲得など、 ターゲットに沿った獲得手法開発を継続。

・ARPUは、は継続的に高水準が継続し、 コロナ前比約11%増。

■らでぃっしゅぼーや

・売上高;43.3億円(YoY-8%成長)

・営業利益:5.8億円(YoY-35%成長)

・・フードロス防止商品を扱う新サービス 「ふぞろい らでぃっしゅ」のメディア露出が拡大。

・ARPUは、継続的に高水準が継続し、 コロナ前比約11%増。

■Purple Carrot

・売上高;28.4億円(YoY72%成長)

・営業利益:5.4億円(YoY403%成長)

・・コロナ影響による大幅な会員数増は落ち着きつつ あるものの、増収増益を継続。

■その他事業

・売上高:33.7億円(YoY74%成長)

・営業利益:4.2億円(YoY56%成長)

・他社EC支援、海外事業は引き続き好調を維持。

・他社EC支援は、引き続き好調を維持。

・SinS・保育園卸事業も取引先拡大し、 順調に売上成長。

オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期のOisix事業業績

オイシックス:Oisix KPI

Oisix事業のKPIですが、会員数は、約33.3万人となっており、YoYで32%の成長となっており、ARPUは12,891円でYoYで-7%のマイナス成長となっています。

会員数は、春季の新規プロモーションが好調に推移し1Qで2.5万人増となっており、 出荷キャパの逼迫により獲得を一時停止していた前年同期実績と比較しても32%増加となっています。

ARPUは、コロナにより一時的に上昇した前年と比較して減少したものの、当初計画を上回る水準で高止まりしています。

オイシックス:Kit Oisixコースの会員数

Kit Oisix事業ですが、コース会員数が約19.8万人になっており、YoYで41%成長しています。

在宅ワークや外食控えなど、 おうちごはんの回数が増える生活変化は継続しており、変化に応じた価値提供が顧客の支持を受けています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期の大地を守る会事業業績

オイシックス:大地を守る会 KPI

大地を守る会事業のKPIですが、定期会員数は、約4.5万人となっており、YoYで3%の成長となっており、ARPUは23025円でYoYで-15%のマイナス成長となっています。

会員数は、新サービス「まるごはん」での新規獲得など、ターゲットに沿った獲得手法開発を引き続き進める予定です。

ARPUは、シニア層においても、食品宅配需要は引き続き強く、当初計画を上回る水準で高止まりとなっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期のらでぃっしゅぼーや事業業績

オイシックス:らでぃっしゅぼーや KPI

らでぃっしゅぼーや事業のKPIですが、定期会員数は、約6.5万人となっており、YoYで5%の成長となっており、ARPUは20188円でYoYで-13%の成長となっています。

会員数は、新サービス 「ふぞろい らでぃっしゅ」のメディア露出が拡大しており1Qで2,500人増加となっています。

ARPUは、新規会員が増加する中でも高い購買頻度を維持しており、当初計画を上回る水準で高止まりとなっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期のその他新規事業業績

オイシックス:他社EC支援事業

新規事業の他社EC支援事業ですが、国内宅配事業と同様に、定期会員数は順調に増加しており、それぞれのお客さまニーズに沿った企画提案などの効果により、購買単価もコロナ前よりも高い水準を維持しています。

また、以下のような事業トピックがあります。

■ISETAN DOOR:三越伊勢丹HDのEC宅配事業の支援事業で、ECサイト運営管理から物流・配送まで受託。

・1Qにおいても、コロナ感染再拡大の影響などもあり、 会員数・売り上げともに順調に伸長しています。

・長引く外出自粛に対し、フランスや京都・北陸と いった人気観光地の物産展を展開しています。

■dミールキット:NTTドコモの会員様向けにミールキットを中心とした定期宅配サービスを運営

・1Qにおいても、コロナ感染再拡大の影響などもあり、 会員数・売り上げともに順調に伸長しています。

・6月にサイトUI改修を実施し、 ストレスのないお買い物体験を強化しています。

オイシックス:とくし丸(子会社)業績

新規事業のとくし丸事業ですが、流通総額は51.9億円でYoYで37%成長となっています。

稼働台数は、都市部での稼働需要の高まりもあり、1Qで93台と過去最高ペースでの増車しています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第1四半期の海外事業業績

オイシックス:Purple Carrot(アメリカ)業績

※Purple Carrotは、米国で展開している100%ヴィーガン食のミールキット宅配ビジネスです。

海外のアメリカ事業ですが、足元では会員数の伸びは落ち着きつつあるものの増収増益を継続しています。

今期はReady to eatなど幅広いニーズに対応するためのアイテム強化を行う予定です。

オイシックス:香港・上海事業業績

海外の香港・上海事業ですが、コロナによる会員数増は一段落して、コロナでサービス認知度は高まったため、より美味しさ・鮮度にフォーカスした訴求を強化しています。

また、上海はローカライズしたKit Oisixの開発や、新規顧客の獲得チャネルの開拓を進めています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。

オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期の全体業績

オイシックス:2022/3 上期業績サマリ

業績ですが、上期の売上高は561億円で、YoYで18%の成長となっております。

また、営業利益は約33.4億円となっており、YoYで-16%%のマイナス成長となっております。

Oisixを中心とした売上成長による利益増や、 Purple Carrotの業績が高止まりしていることもあり、想定を上回って進捗しています。

オイシックス:セグメント別業績サマリ

事業のセグメント別の業績ですが、以下のようになっています。

■Oisix

・売上高:285.8億円(YoY24%成長)

・営業利益:40.4億円(YoY-7%成長)

・プロモーションが計画よりも順調に進捗しており、 上期で約3.9万人増。

・ARPUは、連休前後の販促や継続的な宅配ニーズにより ARPUはコロナ前比約18%増と高止まり。

■大地を守る会

・売上高:66.3億円(YoY-7%成長)

・営業利益:13.1億円(YoY-4%成長)

・旬の野菜を打ち出した広告での新規獲得など ターゲットに沿った獲得手法開発を継続。

・ARPUは高水準を維持し、 コロナ前比約10%増と高止まりを継続。

■らでぃっしゅぼーや

・売上高;87.3億円(YoY-4%成長)

・営業利益:11.4億円(YoY-30%成長)

・「ふぞろいRadish」の広告など、顧客ニーズに 沿った広告知見が蓄積されつつあり純増。

・ARPUは、高水準を維持し、 コロナ前比約10%増と高止まりを継続。

■Purple Carrot

・売上高;55.3億円(YoY37%成長)

・営業利益:8.1億円(YoY130%成長)

・イレギュラーな増加ペースから、経済再開の影響など により会員数は反動減フェーズに移行。

■その他事業

・売上高:69.1億円(YoY55%成長)

・営業利益:8.6億円(YoY28%成長)

・他社EC支援は、引き続き好調を維持。

・SinS・保育園卸事業は順調に取引先が拡大。

・海外事業はコロナ影響が落ち着き 改めてサービスの磨き上げを進める。

オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期のOisix事業業績

オイシックス:Oisix KPI

Oisix事業のKPIですが、会員数は、約34.7万人となっており、YoYで27%の成長となっており、ARPUは12,564円でYoYで-3%のマイナス成長となっています。

会員数は、春季の新規プロモーションが好調に推移し2Qで3.9万人増となっており、 出荷キャパの逼迫により獲得を一時停止していた前年同期実績と比較しても27%増加となっています。

ARPUは、コロナにより一時的に上昇した前年と比較して減少したものの、当初計画を上回る水準で高止まりしています。

オイシックス:Oisix KPI

Kit Oisix事業ですが、コース会員数が約20.9万人になっており、YoYで34%成長しています。

おうちごはんが増える 生活変化の継続に加え、朝食やランチなど食シーンを広げるメニュー提案により多様なニーズに対応しています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期の大地を守る会事業業績

オイシックス:大地を守る会 KPI

大地を守る会事業のKPIですが、定期会員数は、約4.5万人となっており、YoYで1%の成長で、ARPUは23251円でYoYで-4%のマイナス成長となっています。

会員数は、ターゲットに沿った新規会員の獲得トライを続け微増となっており、経営統合以降最多の会員数を更新しています。

ARPUは、シニア層に向けたサービスを強化することで高単価を維持し、想定を上回る水準で高止まりとなっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期のらでぃっしゅぼーや事業業績

オイシックス:らでぃっしゅぼーや KPI

らでぃっしゅぼーや事業のKPIですが、定期会員数は、約6.6万人となっており、YoYで8%の成長となっており、ARPUは19748円でYoYで-5%の成長となっています。

会員数は、「ふぞろいRadish」など、顧客ニーズに合う獲得手法に兆しがあり上期は継続して純増を達成となっています。

ARPUは、前年と比較して微減したものの特に単価は高水準を維持し、想定を上回る水準で高止まりとなっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期のその他新規事業業績

オイシックス:他社EC支援事業業績

新規事業の他社EC支援事業ですが、上期を通じて定期会員数やARPUは順調に推移し、それぞれのお客さまニーズに沿った企画提案により、購買単価もコロナ前よりも高い水準を維持しています。

また、以下のような事業トピックがあります。

■ISETAN DOOR:三越伊勢丹HDのEC宅配事業の支援事業で、ECサイト運営管理から物流・配送まで受託。

・コロナ感染再拡大の影響などもあり、 上期計で会員数・売上ともに順調に伸長。

・ギフトセットのバラ売り企画などの 百貨店の強みを活かした催事を展開。

■dミールキット:NTTドコモの会員様向けにミールキットを中心とした定期宅配サービスを運営

・コロナ感染再拡大の影響などもあり、 上期計で会員数・売上ともに順調に伸長。

・dミールキットオリジナル商品を新たに開発し、 料理工程の簡素化ニーズが高いターゲットへ販売。

オイシックス:とくし丸(移動スーパー事業)業績

新規事業のとくし丸事業ですが、流通総額は108.0億円でYoYで40%成長となっています。

稼働台数は、SV体制構築により提携スーパーとの協力関係を強化してきたことで、稼働台数を順調に増やしています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第2四半期の海外事業業績

オイシックス:Purple Carrot事業

※Purple Carrotは、米国で展開している100%ヴィーガン食のミールキット宅配ビジネスです。

海外のアメリカ事業ですが、四半期の売上高ですが、24mn$となっており、経済再開の影響などにより会員数は減少に転じたが、影響は想定より緩やかであり想定を上回る進捗しています。

実店舗での販売や、Ready to Eatラインナップの拡充など、価値提供の幅を広げる工夫を 国内宅配の知見を活かして実行し、より多くの人が手軽にヴィーガン食を取り入れられる機会を創出しています。

オイシックス:香港・上海事業業績

海外の香港・上海事業ですが、香港はコロナ後の会員数反動減は下げ止まりつつあり、認知拡大のため、現地人気の高い塚田農場などとコラボ企画を実施しています。

また、上海は渡航制限が緩和され現地調査を再開し、日常食についての理解を進め、商品開発や獲得チャネルの開拓を加速させています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期の決算情報を見てみたいと思います。

オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期の全体業績

オイシックス:2022/3 3Q業績サマリ

業績ですが、上期の売上高は874億円で、YoYで17%の成長となっております。

また、営業利益は約49.7億円となっており、YoYで-19%%のマイナス成長となっております。

Oisixを中心とした売上成長による利益増や、 Purple Carrotの業績が高止まりしていることもあり、想定を上回って進捗しています。

オイシックス:セグメント別業績サマリ

事業のセグメント別の業績ですが、以下のようになっています。

■Oisix

・売上高:451.9億円(YoY22%成長)

・営業利益:65.2億円(YoY-7%成長)

・会員数は低頻度利用のお客様の退会手続きを実施し、3Q単体では減少も累計約3.6万人増。

・ARPUは、旅行の再開などにより頻度が低下したもののARPUはコロナ前比13%増と高止まり傾向を維持。

■大地を守る会

・売上高:101.5億円(YoY-6%成長)

・営業利益:20.1億円(YoY-7%成長)

・新規会員向けの定期提案内容の見直しなど UXの改善が奏功し、微増ペースを維持。

・ARPUは高水準を維持し、コロナ前比8%増と高止まりを継続。

■らでぃっしゅぼーや

・売上高;133.3億円(YoY-2%成長)

・営業利益:18.8億円(YoY-23%成長)

・「ふぞろいRadish」の広告、新規会員向けの コミュニケーションやサービス導線の磨き上げを継続。

・ARPUは、徐々に減退したものの、コロナ前比約2%増とコロナ以前を上回る水準を維持。

■Purple Carrot

・売上高;78.9億円(YoY24%成長)

・営業利益:9.8億円(YoY74%成長)

・引き続き、昨年のイレギュラーな増加の反動や経済再開の影響などにより会員数は減少。

■その他事業

・売上高:111.9億円(YoY55%成長)

・営業利益:12.9億円(YoY25%成長)

・他社EC支援は、引き続き好調を維持。

・SinS・保育園卸事業は順調に取引先が拡大。

・海外事業はコロナ影響が落ち着き改めてサービスの磨き上げを進める。

オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期のOisix事業業績

オイシックス:Oisix KPI

Oisix事業のKPIですが、会員数は、約34.5万人となっており、YoYで21%の成長となっており、ARPUは12,880円でYoYで-2%のマイナス成長となっています。

会員数は、注文頻度の低いお客様へ退会手続きを実施し、9~11月を中心に会員数が約1万人減少となっています。

ARPUは、購買単価は、年末商材などの高価格帯商品の販売が好調に推移する一方で、購買頻度は、外出機会増の影響で低下したものの、ARPU全体ではコロナ前比10%超を継続しています。

オイシックス:Oisix KPI

Kit Oisix事業ですが、コース会員数が約21.7万人になっており、YoYで33%成長しています。

長引く自粛生活の中で、時短かつプレミアムな食事を料理スキルによらずに実現できる調理体験が支持を受けています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期の大地を守る会事業業績

オイシックス:大地を守る会 KPI

大地を守る会事業のKPIですが、定期会員数は、約4.5万人となっており、YoYで2%の成長で、ARPUは24079円でYoYで-1%のマイナス成長となっています。

会員数は、新規会員向けの定期ボックス提案内容の見直しなどUXの改善が奏功し、微増ペースを維持しています。

ARPUは、年末商材など高単価商品の売れ行きが良く、コロナの影響を受けて上振れた昨年並みの高水準となっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期のらでぃっしゅぼーや事業業績

オイシックス:らでぃっしゅぼーや KPI

らでぃっしゅぼーや事業のKPIですが、定期会員数は、約6.6万人となっており、YoYで8%の成長となっており、ARPUは120137円でYoYで-4%の成長となっています。

会員数は、「ふぞろいRadish」での新規獲得や、入会後のコミュニケーションの磨き上げを引き続き進めています。

ARPUは、旅行など外出機会が増えたことによる頻度の低下によりコロナ前水準付近まで減退となっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期のその他新規事業業績

オイシックス:他社EC支援事業

新規事業の他社EC支援事業ですが、会員数が底上げされたことから、引き続き前年同期比で堅調な推移し、 それぞれのお客様ニーズの知見を活かした独自のサービス・商品の展開を進めています。

また、以下のような事業トピックがあります。

■ISETAN DOOR:三越伊勢丹HDのEC宅配事業の支援事業で、ECサイト運営管理から物流・配送まで受託。

・引き続き会員数・売上ともに前年同期比で堅調に推移。

・百貨店の高品質な品揃えを自宅で楽しめる商品が好調。

■dミールキット:NTTドコモの会員様向けにミールキットを中心とした定期宅配サービスを運営

・引き続き会員数・売上ともに前年同期比で堅調に推移。

・dポイントとの連携を開始し、ポイントを活用したキャンペーンを実施。

オイシックス:とくし丸(移動スーパー事業)業績

新規事業のとくし丸事業ですが、流通総額は168.9億円でYoYで39%成長となっています。

スーパーバイザーの人員体制強化により、提携スーパーとの協力関係をより強固にすることが出来、順調に稼働台数を伸長しています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第3四半期の海外事業業績

オイシックス:Purple Carrot事業業績

※Purple Carrotは、米国で展開している100%ヴィーガン食のミールキット宅配ビジネスです。

海外のアメリカ事業ですが、四半期の売上高ですが、21mn$となっており、経済再開の影響などにより会員数は減少に転じたが、影響は想定より緩やかであり想定を上回る進捗しています。

レンジ調理で食べられるReady to Eatラインナップを全米展開を開始し、従来のミールキットに加え、より手軽なラインナップを拡充することで、ヴィーガンを手軽に取り入れたい層へのアプローチをさらに強化しています。

オイシックス:香港・上海事業業績

海外の香港・上海事業ですが、香港はコロナ後の会員数反動減は下げ止まり、サービスの磨き上げ・認知拡大をはかることでサービスの浸透を狙っています。

また、上海は詳細な現地ニーズ調査を再開し、スーパーなど小売店でのキット販売により認知拡大に繋げています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期の決算情報

それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期の決算情報を見てみたいと思います。

オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期の全体業績

オイシックス:2022.3 業績サマリ

業績ですが、通期の売上高は1134.7億円で、YoYで13%の成長となっております。

また、営業利益は約41.7億円となっており、YoYで19%%の成長となっております。

Oisix を中心に会員数・ARPUが期初見通しを上回って進捗し、高水準の成長率を継続しています。

オイシックス:セグメント別業績サマリ

事業のセグメント別の業績ですが、以下のようになっています。

■Oisix

・売上高:585.4億円(YoY17%成長)

・営業利益:70.3億円(YoY-22%成長)

・会員数はは下期に低頻度利用のお客様の退会手続き(▲約1万人)、 新物流センター移転トラブルにより新規獲得逸失や解約が 発生 (▲約1.5万人)したものの、今期累計約3.7万人増。

・ARPUは、外出機会の増加などにより高止まり傾向は落ち着きつつあり前年比▲7%で着地。

■大地を守る会

・売上高:132.4億円(YoY-5%成長)

・営業利益:26.1億円(YoY-5%成長)

・新規会員の獲得手法開発を引き続き試行しており、プロモーション費用を投下しきれず会員数の伸びは限定的。

・ARPUは外出機会の増加などにより高止まり傾向は 落ち着きつつあり前年比▲8%で着地。

■らでぃっしゅぼーや

・売上高;173.3億円(YoY-2%成長)

・営業利益:24.2億円(YoY-20%成長)

・会員数は、収益力強化を目的とした配送料改定影響もあり下期は減少したものの、「ふぞろいRadish」をはじめとした 獲得手法は構築されつつあり、今期累計約2千人増。

・ARPUは、外出機会の増加などにより高止まり傾向は 落ち着きつつあり前年比▲7%で着地。

■Purple Carrot

・売上高:102.0億円(YoY17%成長)

・営業利益:9.5億円(YoY16%成長)

・引き続き、昨年のイレギュラーな増加の反動や経済再開の影響などにより会員数は減少。

■その他事業

・売上高:145.7億円(YoY43%成長)

・営業利益:14.2億円(YoY-6%成長)

・他社EC支援は、引き続き好調を維持。

・SinS・保育園卸事業は順調に取引先が拡大。

・香港・上海は、下期以降、現地への渡航による調査を再開し、 ローカライズした商品・サービスの開発を強化。

オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期のOisix事業業績

オイシックス:Oisix KPI

Oisix事業のKPIですが、会員数は、約34.6万人となっており、YoYで12%の成長となっており、ARPUは12,166円でYoYで-7%のマイナス成長となっています。

会員数は、新物流センタートラブルによる一時的な新規獲得停止(▲1.0万人逸失)・解約増(▲0.5万人減少)が発生するも、 2月下旬以降は、テレビCM放映などの新規PRを段階的に再開しており3Q末比で純増し、前年比+12%となっています。

ARPUは、外出機会増加などの生活変化に加え、新物流センタートラブルによるお届けキャンセル・SKU限定による単価減などにより、前年比▲7%で着地となっています。

オイシックス:Oisix KPI

Kit Oisix事業ですが、コース会員数が約22.6万人になっており、YoYで25%成長しています。

購買動向に合わせて一部のお客様へコース切り替え案内を行い、約8千人が他コースから主力のKit Oisixコースへ変更しています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期の大地を守る会事業業績

オイシックス:大地を守る会 KPI

大地を守る会事業のKPIですが、定期会員数は、約4.5万人となっており、YoYで1%の成長で、ARPUは21728円でYoYで-8%のマイナス成長となっています。

会員数は、引き続き新規顧客の獲得手法開発を試行しており、プロモーションを強化しきれず前年比+1%の微増となっています。

ARPUは、外出機会増加などの生活変化により、購買単価が徐々に落ち着きつつあり、前年比▲8%で着地となっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期のらでぃっしゅぼーや事業業績

オイシックス:らでぃっしゅぼーや KPI

らでぃっしゅぼーや事業のKPIですが、定期会員数は、約6.5万人となっており、YoYで4%の成長となっており、ARPUは18790円でYoYで-7%の成長となっています。

会員数は、成長継続のための収益力強化を目的に4Qに配送料を改定し、一時的に解約が発生したが前年比+4%となっています。

ARPUは、外出機会増加などの生活変化により、徐々に落ち着きつつあり、前年比▲7%で着地となっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期のその他新規事業業績

オイシックス:他社EC支援事業業績

新規事業の他社EC支援事業ですが、会員数が底上げされたことから、引き続き前年同期比で堅調な推移し、 それぞれのお客様ニーズの知見を活かした独自のサービス・商品の展開を進めています。

また、以下のような事業トピックがあります。

■ISETAN DOOR:三越伊勢丹HDのEC宅配事業の支援事業で、ECサイト運営管理から物流・配送まで受託。

・会員数・売上ともに前年通期実績を上回る。

・イベントシーズンの効果的な企画の理解が深まる。

■dミールキット:NTTドコモの会員様向けにミールキットを中心とした定期宅配サービスを運営

・会員数・売上ともに前年通期実績を上回る。

・時短ニーズが強いdミールキットのお客様向けキット開発を強化。

オイシックス:とくし丸移動スーパー事業業績

新規事業のとくし丸事業ですが、流通総額は227.6億円でYoYで38%成長となっています。

全国で稼働台数を伸ばしており、ドキュメンタリー番組のTV放映や新聞掲載などメディアに掲載される機会が増加し認知が高まっています。

オイシックス・ラ・大地の2022年第4四半期の海外事業業績

オイシックス:Purple Carrot業績

※Purple Carrotは、米国で展開している100%ヴィーガン食のミールキット宅配ビジネスです。

海外のアメリカ事業ですが、四半期の売上高ですが、20mn$となっており、会員数がAfterコロナの影響などにより引き続き減少し、売上は期初から段階的に減少しています。

下期以降はインフレによる原材料費や物流費の高騰の影響を受け、営業利益率が大きく悪化しています。

オイシックス:Oisix香港・Oisix上海業績

海外の香港・上海事業ですが、香港はコロナ再拡大の影響もあり再び会員数が増加し、安定供給を行いながら、現地ニーズに沿ったサービス改善と基盤構築を進行してます。

また、上海は:渡航後の現地調査の再開により、詳細なニーズ把握が進んでおりローカライズしたミールキットKit Oisixの開発を促進しています。

最近の決算情報から読み取れるオイシックス・ラ・大地の戦略についての考察

オイシックス:宅配3ブランドの事業フェーズ

直近の決算から、オイシックス・ラ・大地では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。

■戦略考察

・全体戦略:各メインターゲットに対して、安定的な出荷に向けた物流キャパシティの拡充やニーズに合致した商品の提供を行い、今後拡大していく宅配ニーズに対応できるようにする。

EC事業においては、商品ラインナップの充実はもちろんのこと、それと同等以上に物流の安定化およびスピードはとても重要です。

例えば、世界でEC最大手のAmazonは、日本だけで2019年は物流やデータセンターに関して、6000億円超を投資したことが発表しており、楽天の19年12月期の設備投資額が携帯基地局など含め1635億円と比較しても、いかにアマゾンが物流に投資をしているかがわかると思います。

そのため、昨今の新型コロナウイルスの影響による宅配ニーズの高まりやその後のニーズ対応のためには、この物流の安定化と宅配スピードはかなり大きな差別化要因になります。

物流の安定化→商品ラインナップの拡充→利用ユーザーの増加のサイクルが回れば、売上のトップラインも上がっていくと考えられます。

ECベンチャーのオイシックス・ラ・大地の入社難易度

オイシックス・ラ・大地の転職難易度は現在進行系で高まってきています。

現在、注力事業のEC関連サービスは非常に伸びており、今後も積極的に社員の採用は増えていくと予想されます。

その中で、採用数は拡大されていく一方で、求める人材のレベルも上がってくると予想されます。

オイシックス・ラ・大地の平均年収推移

転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?

オイシックス・ラ・大地平均給与推移

※オイシックス・ラ・大地の有価証券報告書に基づいて作成しています。

オイシックス・ラ・大地の最新版の平均年収は、616万円となっており、上場時と比較すると社員数が増加していることで、一時的には4年ほど横ばいでしたが、2017年からは上昇傾向となっており、上場時と比較すると約100万円近く上昇しています。

オイシックス・ラ・大地の福利厚生や働く環境

オイシックス・ラ・大地では、以下のような福利厚生があります。

・確定拠出年金制度

・インフルエンザ予防ワクチン

・通勤手当

・社員割引

・病児保育補助

・産休・育休制度

・昼寝スペース

・復職支援プログラム

・オフィス内おやつ販売

・PC選択制

・表彰制度

・兼業副業あり

・社長とランチ

・社内勉強会食べ物飲み物支援

オイシックス・ラ・大地では、様々な福利厚生が整えられており、特に働くママさんから、バリバリ働きたい人までが働きやすい制度や、働く環境に対する投資のような制度がたくさん整えられており、社内割引などは嬉しい制度ですね。

まとめ

ECベンチャー企業のオイシックス・ラ・大地の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。

しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので

やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。

もし、少しでも迷っているようなら、完全無料なのでまずは登録して気軽に転職エージェントに相談してみましょう。

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※登録もエージェントとの面談も全て無料です。

エージェントの利用する時の流れ・手順

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登録が終了すると、面談がありますが、キャリアの棚卸しや今、どんな会社が人気なのかなどの情報収取もできます。

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TechClipsエージェント| 年収500万以上の転職をしたいエンジニアの人 | 利用者の93%が年収アップ実績

レバテックエキスパート| 年収800万以上の転職をしたいエンジニアの人 | ハイクラスエンジニアの10年以上の支援実績

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TechClips(テッククリップス)エージェントは、高年収&将来のキャリアプランを重視したITエンジニアの専門の転職エージェントサービスで、高収入&高待遇に特化しています。

さらに、大手転職会社にはない現職のエンジニアがコンサルティングを行うので安心して相談することができます。

レバテックエキスパート

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レバテックエキスパートは、ハイクラスのエンジニアとクリエイターに特化した転職サービスで、レバテックは10年以上の支援実績があり、保有求人数は業界トップクラスです。

年間累計3,000回以上の企業訪問でCTOやPMと頻繁にミーティングを実施し、深い信頼関係から好条件求人を獲得しており、ハイクラス人材の採用を前提とした新規事業の立ち上げを行うこともあるそうで、そういった新規事業に携わって、キャリアアップを目指したい人にオススメです。

Tech Stars Agent

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Tech Stars Agent は、IT・ゲーム業界特化型の転職エージェントでIT・WEB・ゲーム業界に精通したプロのキャリアコンサルタントがきめ細かな面談を行います。

キャリアコンサルタントはメンバー全員がエンジニア経験や転職/独立支援の豊富な実績を持ち、きめ細かく面談をサポートしてくれます。

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