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ECベンチャーのCreema(クリーマ)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!

今回は、転職市場で人気の高まっているECベンチャーのCreema(クリーマ)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・ECベンチャーのCreema(クリーマ)の概要
・Creema(クリーマ)の2023年第1四半期の決算情報について(2022年7月)
・最近の決算情報から読み取れるCreema(クリーマ)の戦略についての考察
・ECベンチャーのCreema(クリーマ)の入社難易度
・Creema(クリーマ)の平均年収推移
・Creema(クリーマ)の福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、Creema(クリーマ)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
2022年度の決算情報から時系列でCreema(クリーマ)の業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
- 1. ECベンチャー:Creema(クリーマ)の概要
- 2. Creema(クリーマ)の2023年度第1四半期の決算情報
- 3. 最近の決算情報から読み取れるCreema(クリーマ)の戦略についての考察
- 4. ECベンチャーのCreema(クリーマ)の入社難易度
- 5. Creema(クリーマ)の平均年収推移
- 6. Creema(クリーマ)の福利厚生や働く環境
- 7. まとめ
ECベンチャー:Creema(クリーマ)の概要
Creema(クリーマ)概要
Creema(クリーマ)は、2009年3月にセプテーニで事業部長を務めた丸林 耕太郎氏によって、創業されました。
プロとして音楽活動に打ち込んできたクリエイターの丸林氏自身が、才能があるにもかかわらず、好きな音楽やアートだけでは生計を立てられない人たちが多すぎることの原体験を元に、「才能あるクリエイターが評価される、フェアな世の中に変えたい」という思いでC2CマーケットプレイスのCreema(クリーマ)が作られました。
Creema(クリーマ)の沿革
Creema(クリーマ)の主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2010年5月:ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」をリリース
・2010年12月:初のリアルイベントとなる「HANDMADE In Japan AWARD by Creema」をドイツをベルリンにて開催
・2013年7月:日本最大級のクリエイターの祭典「HANDMADE In Japan Fes’ 」をスタート
・2014年3月:ルミネ新宿2に常設エディトリアルショップである「Creema Store 新宿」をオープン
・2014年6月:株式会社クリーマに商号変更
・2014年12月:西日本最大級のハンドメイドイベント「Creema Claft Party」をスタート
・2016年7月:「Creema」の中国版の提供開始により香港・台湾事業をスタート
・2016年10月:Creemaのプラットフォームを活用したPR支援事業として、法人向けに外部広告サービスの提供を開始
・2017年9月:地方創生を目的として全国各地で市を開く「Creema Craft Caravan」をスタート
・2017年11月:クリエイター向けに「スピード振込サービス」の提供を開始し、会員サービスをスタート
・2018年9月:クリエイター向けに「作品プロモーション」機能をリリースし、内部広告サービスの提供を開始
・2020年6月:クリエイターの創造的な活動を支援する「Creema SPRINGS」をリリースし、クラウドファンディングのサービスの提供を開始
・2020年11月:東京証券取引所マザーズに株式を上場
Creema(クリーマ)の事業領域やビジネスモデル
Creema(クリーマ)は、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を主軸に、クリエイターの活動を支援する様々なサービス領域へと事業を展開し、全てのサービスがダイナミックに連携するクリーマ経済圏の拡大をおこなっています。
Creema(クリーマ)では、クリエイターエンパワーメント事業の中に以下のような6つのサービスを中心に事業を展開しています。
■クリエイターエンパワーメント事業
・マーケットプレイスサービス:「Creema」の企画、開発、運営
・プラットフォームサービス:• 内部広告(クリエイター向け広告サービス) や、外部広告(法人・自治体向け広告サービス)を展開
・イベント・ストアサービス:Handmade In Japan Fes’ (東京ビッグサイト) や ストア − Creema Store(新宿、札幌)の運営
・クラウドファンディング(Creema SPRINGS):「Creema」 の巨大な会員基盤を活用し、クリエイターが 資金調達を行えるプラットフォームを運営
・フルフィルメントサービス:作品販売における写真撮影から発 送代行までを当社が受託する「フルフィルメン トサービス」等の運営
・レッスン動画プラットフォーム(FANTIST):クリエイターのレッスン動画プラットフォーム
Creema(クリーマ)の2023年度第1四半期の決算情報
それでは、Creema(クリーマ)の2023年度第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
Creema(クリーマ)の2023年度第1四半期の全体業績
業績ですが、売上高は約5.9億円で、YoYで-2%のマイナス成長となっております。
営業利益は約1.9億円となっています。
Creema(クリーマ)の2023年度第1四半期のCreemaマーケットプレイス事業業績
Creemaのマーケットプレイスの流通総額は42.6億円で、YoYで2%となっており、売上は4.3億円でYoYで2%の成長となっています。
新型コロナウイルス感染症の一定の収束に伴い、リアルの場での消費活動が本格再開し、前年まで発生していた巣ごもり需要が3月より大幅に減少しています。
流通総額の向上に向けて、以下のような取り組みを行っています。
・母の日やゴールデンウィーク等のトレン ドを捉えた各種特集、マーチャンダイジ ング、キャンペーン施策を展開。
・クリエイターが作品を出品する際に用 いるオプション機能の強化をはじめ、 ユーザー・クリエイターの利便性向上を 企図して「Creema」プロダクトを改善。
・一層の安心・安全な購買体験を提供すべく、システムおよびサポート体制の強化。
Creemaのマーケットプレイス事業の重要なKPIについては、以下のようになっています。
・出品数:1401万点
・アプリDL:1285万DL
・平均取引単価:5285円
出品数・アプリDL数ともに堅調に推移しています。
前期は低単価のマスク関連取引の急増により、取引単価が一時的に下落したも のの、今期はマスク関連取引の大幅な減少に伴い、取引単価は定常レベルに戻りつつあります。
Creema(クリーマ)の2023年度第1四半期のCreemaプラットフォーム事業業績
大手メーカーなど様々な 企業とのコラボレーション企画や、伝統工芸産業のデジタルシフト支援の継続、 地方自治体PR案件の受注・納品が加速。
Creemaのプラットフォームの売上ですが、1.4億円でYoYで-12%のマイナス成長となっています。
要因としては、内部広告の利用者数は堅調に推移したものの、外部広告にて前年同時期にあったような大型広告案件の納品がなかったためです。
以下のような取り組みを行っています。
・外部広告では、大手商業施設をはじめ様々な 企業とのコラボレーション企画や、地方自治体の PR案件等の受注・納品が順調に行われた。
・内部広告では、、広告サービスの利用促進のため の各種キャンペーン施策の展開や、広告効果の 一層の向上を目的とした運用サポートファイル 機能のリリース等を行った。
Creema(クリーマ)の2023年度第1四半期のCreemaイベント・ストア事業業績
Creemaのイベント・ストア事業の売上ですが、0.1億円でYoYで-8%のマイナス成長となっています。
要因としては、新型コロナウイルス感染症の一定の収束に伴い、前期不調だったストアにて復調傾向がみられたものの、昨年より1店舗少ない状態で経営し ているためです。
以下のような取り組みを行っています。
・新型コロナウイルス感染症の一定の収束に伴い、 前期不調だったストア領域は復調傾向に。
・現在は「Creema Store 札幌」だけの1店舗体制となったが、トレンドを踏まえた各種マーチャ ンダイジング施策の実施や、接客技術の向上等を通じて、堅実な成長を続けている。
・1Qには大型イベントは実施しておらず、 今期最初の開催は2022年7月23日・24日を予定している。
Creema(クリーマ)の2022年度第1四半期の新規事業業績
Creemaの新規事業のトピックですが、今後もクリエイ ターやユーザーに対する提供価値を高めながらクリーマ経済圏の構築を進めるべく、新サービスを順次追加していく方針となっています。
■クラウドファンディング(Creema SPRINGS)
・クリエイターの活動に理解のある「Creema」 の巨大な会員基盤を活用し、クリエイターが 資金調達を行えるプラットフォームを運営。
■レッスン動画プラットフォーム(:FANTIST)
・アート・ハンドメイド・美容領域を 中心にレッスン動画を提供しており、動画数は1,500本を超え、現在はクリエイ ターが自ら提供するコース動画や、FANTIST社が独自で開発したFANTIST 公式コースの提供も開始している。
最近の決算情報から読み取れるCreema(クリーマ)の戦略についての考察
直近の決算から、Creema(クリーマ)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:出品者数と購入者数をマーケティングによって、Creemaの流通額の拡大し、稼いだ利益分で、Fintechを中心とした新規サービスに投資していく。
ハンドメイドのクリエイターマーケットに関しては、CreemaとGMOペパボのminneの2競が占めている市場になります。
互いにマーケティングを行っていく中で、市場の拡大とともにシェアの奪い合いが行われているため、流通額を最大化させるためには、マーケティングによってどれくらいシャアを奪えるかも今後の大事な事業上のポイントとなります。
Creemaの新サービス群への投資方針について
そして、新規サービスの開発・展開ですが、プロモーションの強化と並行して、クリエイターエンパワーメント事業を通じて構築されたプラットフォーム基盤とのシナジーある領域を中心に新 サービス群の拡大・強化を進め、新旧サービスの連携強化を通じて競争優位を一層強化し、クリーマ経済圏の拡大を図る予定です。
2022年2月期には満を持してEdTech領域への参入し、2023年2月期以降も、各会計年度、最低ひとつは新サービスをリリースし、サービスの 複層化を通じて「クリーマ経済圏」全体の価値を高めていく予定です。
既にリリースされたクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」や、レッスン動画プラットフォーム「FANTIST」を強化しつつ、資産を活用した新たな新サービス群を2023年2月期以降も順次創出すべく、その準備を進めていく予定です。
ECベンチャーのCreema(クリーマ)の入社難易度
Creema(クリーマ)の転職難易度は現在進行系で高まってきています。
現在、主力事業のEC業界は非常に伸びているのと、Creema(クリーマ)はまだ上場から1年ほどしか経過していないため、現在は絶賛、積極的に投資をしているフェーズであり、事業拡大に向けて積極的に採用を行っているため、採用の絶対人数は多いと考えられます。
Creema(クリーマ)の平均年収推移
最後に、転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
Creema(クリーマ)の最新版の平均年収は、499万円となっており、業績がずっと右肩上がりのため、今後は入社月が早い人ほど給与は上がっていく傾向になるでしょう。
Creema(クリーマ)の福利厚生や働く環境
Creema(クリーマ)では、以下のような福利厚生があります。
・社会保険完備
・交通費全額支給
・ストックオプション制度
・3 駅ルール住宅手当
・セミナー/勉強会/書籍購入費会社負担
・Windows/Mac 選択可
・デュアルディスプレイ環境
・定期健康診断、産業医健康相談
・育児休業制度
・服装/髪型/髪色自由
Creema(クリーマ)では、様々な福利厚生が整えられていますが、比較的平準的な福利厚生のラインナップになっています。
まとめ
ECベンチャー企業のCreema(クリーマ)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
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