困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、Makuake(マクアケ)をおすすめされたけど、あまりよく知らない!
クラウドファンディングベンチャーのMakuake(マクアケ)への転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
今回は、転職市場で人気の高まっているクラウドファンディングベンチャーのMakuake(マクアケ)について知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・クラウドファンディングベンチャーのMakuake(マクアケ)の概要
・Makuake(マクアケ)の2022年第1四半期の決算情報について(2022年1月)
・Makuake(マクアケ)の2022年第2四半期の決算情報について(2022年4月)
・最近の決算情報から読み取れるMakuake(マクアケ)の戦略についての考察
・クラウドファンディングベンチャーのMakuake(マクアケ)の入社難易度
・Makuake(マクアケ)の平均年収推移
・Makuake(マクアケ)の福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、Makuake(マクアケ)の業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
2021年度の決算情報から時系列でMakuake(マクアケ)の業績を見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
- 1. クラウドファンディングベンチャー:Makuake(マクアケ)の概要
- 2. Makuake(マクアケ)の2022年第1四半期の決算情報
- 3. Makuake(マクアケ)の2022年第2四半期の決算情報
- 4. 最近の決算情報から読み取れるMakuake(マクアケ)の戦略についての考察
- 5. クラウドファンディングベンチャーのMakuake(マクアケ)の入社難易度
- 6. Makuake(マクアケ)の平均年収推移
- 7. Makuake(マクアケ)の福利厚生や働く環境
- 8. まとめ
クラウドファンディングベンチャー:Makuake(マクアケ)の概要
Makuake(マクアケ)概要
Makuake(マクアケ)は、2013年5月にサイバーエージェントの100%子会社として、クラウドファンディング事業を行うことを目的として設立されました。
CEOの中山氏は、新卒でサイバーエージェントに入社後に大企業とのメディア立ち上げ事業や、ベンチャーキャピタルなどを歴任後に、Makuake(マクアケ)の設立時から代表取締役を務めています。
Makuake(マクアケ)の沿革
Makuake(マクアケ)の主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2013年5月:株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング(現・株式会社マクアケ)を設立
・2013年8月:「Makuake(マクアケ)」提供開始
・2015年6月:プロジェクト実行者向けの分析ツール「Makuakeアナリティクス」機能を提供開始
・2016年1月:企業向け新製品開発サポートプログラム「Makuake Enterprise(現 ・Makuake Incubation Studio)」提供開始
・2016年3月:Makuake実施後の製品が購入できるEC「Makuakeストア」を開始
・2017年10月:株式会社マクアケに社名変更
・2018年7月:韓国Wadizと業務提携、実行者を相互紹介し海外進出をサポート
・2018年8月:PRTIMESと業務提携、実行者のPR支援を強化
・2019年2月:プロジェクトページの制作サポートプログラム「Makuake Creators Network」を提供開始
・2019年7月:海外企業の日本進出をサポートする「Makuake Global Plan」を正式提供開始
・2019年12月:東京証券取引所マザーズへ上場
・2020年2月:noteと連携しサービスの相互利用をサポート
Makuake(マクアケ)の事業領域やビジネスモデル
Makuake(マクアケ)では、「世界をつなぎ、アタラシイを創る」をミッションとして、以下の事業を展開しています。
・Makuake:未来を感じるガジェット、自慢したくなるファッションアイテム、実現を願っていたアニメ作品、連れて行きたくなるお店などのアイデアのクラウドファンディングサービス
・Makuakeガバメント:自治体向けふるさと納税型クラウドファンディング
・Makuake Incubation Studio:Makuakeを出口に、企業の中にある研究開発技術や企画を製品やサービスに仕立て、新規事業開発と実践による人材育成を同時にサポートする取り組み
・Makuake SHOP:多岐に渡る流通パートナー企業と連携を結び、「Makuake」発の製品の展示・販売を実施
また、Makuake(マクアケ)のビジネスモデルは、基本的には手数料ビジネスとなっており、事業者は、企画中の新商品や新サービスをMakuake上で先行販売ができ、消費者は気に入った商品を応援の気持ちを込めて、先行購入できる仕組みとなっており、その購入額に20%のテイクレートがMakuake(マクアケ)の収益となっています。
Makuake(マクアケ)は、流通前の新商品や新サービスに特化した先行販売モデルを確立したことで、従来のECマーケットプレイスやクラウドファンディングサイトとは異なる独自のポジションとなっています。
特にクラウドファンディングという領域では、以下のサービスが主にありますが、直接的に競合しているのは、CAMPFIREになるでしょう。
・READYFOR株式会社(代表サービス:Ready For):日本初・日本最大級のクラウドファンディングサービスで、全国の非営利活動を支えるサービスとなっている。
・株式会社CAMPFIRE(代表サービス:CAMPFIRE):個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししてきた国内最大のクラウドファンディング
マクアケの競合優位性ですが、以下の4つのポイントがあります。
①日本全国の企業へのリーチ力
全国の100社を超える金融機関との連携や、Makuake incubation Studioにより良質なプロジェクト獲得が可能になります。
②キュレーターのコンサルティング
全てのプロジェクトにおいて、担当キュレーターが商品のプロジェクトページの魅力最大化や応援購入金額の最大化をサポートしています。
③全プロジェクトにおけるカテゴリー審査別およびモニタリング体制
全プロジェクトをカテゴリー別の審査項目に基づき、3段階で審査しており、プロジェクト掲載から納品までモニタリングするとともに、継続的にオペレーションの効率化を進めています。
④集客力
ニュースメディアのMakuakeプロジェクト関連掲載記事数が月間平均1万件以上となる仕組みに加えて、各種集客の仕掛けにより、プロジェクト数の増加が集客力の増加につながるネットワーク効果が出ています。
今後、Makuake(マクアケ)が注力していく新商品EC市場は、市場規模としては2025年には、1兆円規模と推定されています。
Makuake(マクアケ)の2022年第1四半期の決算情報
それでは、Makuake(マクアケ)の2022年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
Makuake(マクアケ)の2022年第1四半期の全体業績
業績ですが、応援購入総額(GMV)は約53.6億円で、YoYで19%成長、売上高は11.5億円でYoYで16.1%成長となっています。
営業利益は約0.3億円でYoYで-74.6%のマイナス成長となっています。
重要KPIですが、以下のようになっています。
・掲載開始数:2360件
・リピート応援購入率:77.0%
・アクセスUU:約1480万人
・会員数:約198万人
Makuake(マクアケ)の2022年第1四半期の事業トピック
Makuake(マクアケ)の事業トピックとしては、以下のトピックが発表されています
・マクアケ中国拠点設立
・「応援仕入れサービス」のバイヤー会員登録数が100社を突破
・Great Place to work institute Japanがマクアケを「働きがいのある会社」に認定
・「Makuake データ Lab」設立
Makuake(マクアケ)の2022年第2四半期の決算情報
それでは、上記の前回の決算情報を踏まえて、Makuake(マクアケ)の2022年第2四半期の決算情報を見てみたいと思います。
Makuake(マクアケ)の2022年第1四半期の全体業績
業績ですが、応援購入総額(GMV)は約50.2億円で、YoYで-5.2%のマイナス成長となっており、売上高は10.9億円でYoYで-1.5%のマイナス成長となっています。
営業利益は約-0.5億円でYoYで赤字となっています。
重要KPIですが、以下のようになっています。
・掲載開始数:1931件
・リピート応援購入率:74.0%
・アクセスUU:約1443万人
・会員数:約209万人
Makuake(マクアケ)の2021年第2四半期の事業トピック
Makuake(マクアケ)の事業トピックとしては、以下のトピックが発表されています
・Makuake発の人気商品、約40点を丸善 丸の内本店で展示販売開始
・官公庁と連携し、地域の新商品創出をサポート
・朝日放送テレビの「おはよう朝日です」とMakuakeが連携
最近の決算情報から読み取れるMakuake(マクアケ)の戦略についての考察
直近の決算から、Makuake(マクアケ)では上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:認知を最大化することで、GMVを最大化し、Makuakeプラットフォームを拡大させる。
現在、Makuake(マクアケ)が主戦場とするクラウドファンディング市場は、まだまだ成長真っ只中の市場であるため、市場の形成と同時にシェアを最大化することが大事になってきます。
キングコングの西野氏やホリエモンこと、堀江氏などをはじめとする有名人の活用もあり、クラウドファンディングの認知度や利用度は上がってきて入るものの、まだまだ拡大する余地はあります。
また、同時にCAMPFIREなども競合サービスも、近年、TVCMなどを行ったりもしてきているため、Makuakeがクラウドファンディング市場における想起の第1位を取れるかどうかは非常に重要になってきます。
そういった認知が高まれば、重要KPIの掲載開始数や、アクセスユニークユーザー数なども拡大が可能となるでしょう。
クラウドファンディングベンチャーのMakuake(マクアケ)の入社難易度
Makuake(マクアケ)の転職難易度は高めです。
基本的には、サイバーエージェントの子会社のため、サイバーエージェントと近い採用方針や採用要項となっています。
Makuake(マクアケ)の平均年収推移
転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
Makuake(マクアケ)の最新版の平均年収は、642万円となっており、上場時から比較すると約50万円伸びており、事業も伸びているため、今後も伸びてくるでしょう。
Makuake(マクアケ)の福利厚生や働く環境
Makuake(マクアケ)では、以下のような福利厚生があります。
・通勤手当(上限5万円)
・住居手当:2駅以内月3万円支給
・退職金制度:業績連動型退職金制度(定年:62歳)
・従業員持株会
・社内融資制度
・社内カウンセリング制度
・慶弔見舞金制度
・社内親睦会費補助制度
・2駅ルール/どこでもルール(家賃補助制度)
・macalon(女性支援制度)
・産休、育休制度
・社内カフェ
・テレワーク手当(一律毎月1万円支給)
・部活動
・オフィスで野菜
・オフィスグリコ
・自販機無料
Makuake(マクアケ)では、様々な福利厚生が整えられていますが、基本的には親会社のサイバーエージェントの福利厚生に準拠しています。
まとめ
クラウドファンディングベンチャーのMakuake(マクアケ)の業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
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