困っていること、知りたいこと
転職エージェントから、SKIYAKIをおすすめされたけど、あまりよく知らない!
SKIYAKIへの転職を考えている、興味があるけど、もっと詳しいことを知りたい!
こんな疑問を持っている人のお悩みにお答えします!
今回はクリエイターエコノミーベンチャーの1社であるSKIYAKIについて知りたい、転職を考えているあなたに、
■本記事の内容
・クリエイターエコノミーベンチャーのSKIYAKIの概要
・SKIYAKIの2022年第1四半期の決算情報について(2022年6月)
・最近の決算情報から読み取れるSKIYAKIの戦略についての考察
・クリエイターエコノミーベンチャーのSKIYAKIの入社難易度
・SKIYAKIの平均年収推移
・SKIYAKIの福利厚生や働く環境
を、わかりやすく解説していきたいと思います。
転職活動において、以下のことを把握・理解することは、入社後の活躍だけではなく、面接での印象などを左右する要素でもあるため、非常に重要な要素です。
①会社の現在の業績
②会社の今後の戦略・方針
③会社の事業のビジネスモデル
本記事は、SKIYAKIの業績の要点を抜粋して、時系列で決算情報を簡単に確認することができ、今後の戦略も解説しています。
- 1. クリエイターエコノミーベンチャーのSKIYAKIの概要
- 2. クリエイターエコノミーベンチャー:SKIYAKIの2022年第1四半期の決算情報
- 3. 決算情報から読み取れるSKIYAKIの戦略についての考察
- 4. クリエイターエコノミーベンチャーのSKIYAKIの転職・入社難易度
- 5. クリエイターエコノミーベンチャーSKIYAKIの平均年収推移
- 6. SKIYAKIの福利厚生、働く環境
- 7. まとめ
クリエイターエコノミーベンチャーのSKIYAKIの概要
SKIYAKI概要
SKIYAKIは2003年8月にWebサイト企画・制作事業及びWeb広告代理事業を目的として、設立された会社で、2010年2月に、宮瀬卓也が取締役に就任し、2012年2月に、株式会社SKIYAKIに商号変更すると共に、MBOにより宮瀬卓也が株式を取得し、FanTech領域におけるプラットフォーム事業を開始しています。
それに伴い、2003年より継続してきたWeb広告代理事業を切り離し、FanTech領域におけるプラットフォーム事業に業態を変更しています。
SKIYAKIでは、以下のミッション、ビジョン、クレド・行動規範を掲げて事業を中心に展開しています。
■ミッション
創造革命で世界中の人々を幸せに
■ビジョン
“FanTech”分野で新たなマーケットを創造し世の中に価値を提供する
■クレド・行動規範(SKIYAKI CREDO)
①笑顔!:笑顔は全てを明るく照らします。どんな状況下でも笑顔があればあらゆることを乗り越えていける力になります。私たちは笑顔でユーザ、サプライヤー、パートナーなどと接していきます。
②遊べ!学べ!:「人間は遊びの中で完全に人である」フリードリッヒ・シラーの言葉のように、人は企業活動、生活、人間の活動に遊びを取り入れることでより豊かになります。また、そうした遊びから多くのことを学びさらなる遊びを取り入れることが出来るようになります。私たちはよく遊び、よく学ぶことを通して、よりよいサービスや製品を皆様にお届けします。
③傍観者は去れ!:私たちは発言し、行動します。アイデアやイノベーションをあらゆる会議や企業活動を通して発信していきます。
④相互扶助につとめろ!:私たちは助け合います。ユーザ、サプライヤー、パートナーの皆様とともに助け合うことで、より豊かな世界の実現を目指します。
⑤他者への感謝の気持ちを忘れるな!:人間は一人で生きている訳ではなく多くの人々に支えられています。私たちはあらゆることに感謝の気持ちを持つことにより、誠実さと正直さと勤勉さを知ることが出来ます。
⑥上に立つ者は責任を負ったメンターであれ!:リーダーはスタッフの管理をするものではありません。リーダーは自分自身を管理し、スタッフのメンターになるべきです。リーダーは賢いメンターであるとともに、責任を全て背負うものです。また、これは未来の多くのリーダーの育成を目的としてます。
⑦我々がクリエイティブクラスであることを忘れるな!:私たちはクリエイティブクラスであることとともに、SKIYAKIの一員として誇りをもって皆様にサービスや製品をお届けします。
SKIYAKIの沿革
SKIYAKIの主な会社の沿革は以下のようになっています。
・2003年8月:有限会社エスダブリューディーにて、webサイト企画・制作業及び広告代理店事業を開始
・2006年6月:有限会社から株式会社へ組織変更
・2008年10月:モバイル端末向けのコンテンツ配信サービス事業を開始
・2010年2月:株式会社ファネルに商号変更
・2012年2月:株式会社SKIYAKIに商号変更、fantech領域におけるプラットフォーム事業を開始
・2015年10月:株式会社ロックガレージの株式を取得し、連結子会社とする
・2016年5月:株式会社SKIYAKI OFFLINE設立に伴い同社株式を取得し、持分適用会社とする
・2016年11月:VR映像サービスを手掛けるMasterVisions株式会社との資本業務提携により、同社株式を取得
・2017年10月:東京証券取引所マザーズに株式を上場
・2017年12月:Remember株式会社の株式を取得し、持分適用会社とする
・2018年5月:株式会社SKIYAKI OFFLINEの株式を追加取得し、連結子会社とするとともに、商号を株式会社SKIYAKI APPSに変更する
・2018年11月:株式会社SEA Globalの株式を取得し、連結子会社とする
・2019年7月:株式会社コンテンツレンジの株式を取得し、持分適用会社とする
・2019年11月:株式会社shabellの株式を取得し、持分適用会社とする
・2019年12月:SKIYAKI 65 Pte.Ltdを設立し、シンガポールにおける連結子会社とするとともに、SKIYAKI 82 Inc.の株式を取得し、韓国における連結子会社とする
・2020年3月:株式会社SKIYAKI LIVE PRODUCTIONを存続会社とし、株式会社SKIYAKI APPSを消滅会社とする吸収合併により、両社の事業を「O2O事業」として統合
・2021年12月:株式会社エンターメディアFCの全株式を取得し、連結子会社とする
SKIYAKIの事業領域やビジネスモデル
SKIYAKIは現在、bitfan pro事業と、bitfan事業の2軸で事業を展開しています。
・bitfan:オフィシャルサイトやファンクラブ、グッズ販売、ライブ配信、電子チケット販売など、クリエイター活動に必要なサービスをオールインワンで利用できるファンプラットフォームサービス
・bitfan pro:柔軟なデザイン性を持ったエンタープライズ向けカスタム型ファンプラットフォーム
・MD&EC事業:アーティストグッズの企画・開発から、製造、倉庫管理、納品・発送まで、ワンストップで行います。
・TICKET事業:オンライン、オフライン問わず、SKIAYKIシステム内で完結したワンストップの電子チケットサービス
・LiveFans(ライブファンズ):国内最大級のユーザー投稿型音楽ライブ情報サービス
主力事業のbitfanのビジネスモデルですが、ファンから利用料を受け取り、クリエイター側からは売上に対するレベニューシェアからの2軸からの収益となっています。
主力事業のbitfanの市場環境ですが、潜在市場においては推定年間GMV2.5兆円以上となっていますが、エンタメファンクラブ市場は国内で推定年間GMV1000億円以上となっています。
SKIYAKIにおける市場における競争優位性ですが、以下の3つとなっています。
・安定的なストック収益基盤(投資原資の確保)
・蓄積されたノウハウ(顧客ニーズの把握及び適切な運営)
・エンタメファンクラブ業界での認知度
クリエイターエコノミーベンチャー:SKIYAKIの2022年第1四半期の決算情報
それでは、SKIYAKIの2022年第1四半期の決算情報から見てみたいと思います。
SKIYAKIの2022年第1四半期の全体業績
四半期の業績ですが、売上高は約5.3億円でYoYで-18%の成長となっており、フロー収益の大半を占めるEC売上高がコロナ禍におけるEC特需の反動減で減少した影響により、全体としては減収となっており、一方、ストック収益は好調に推移し、前年同期比・直前四半期比で堅調に増加しています。
また、営業利益は、-0.2億円となっています。
Bitfan Pro、Bitfan、エンターメディアFCの有料会員数ですが、101.4万人となっており、YoYdで16.4%成長となっています。
Bitfan Pro、Bitfan、エンターメディアFCサービス数ですが、723となっており、YoYdで21.7%成長となっています。
決算情報から読み取れるSKIYAKIの戦略についての考察
決算情報からSKIYAKIでは上記のように今後の戦略が発表されていますが、さらに深読みをして以下のことが戦略のポイントになると考えられます。
■戦略考察
・全体戦略:SKIYAKIでは、ファンビジネスサービス以外の領域に事業展開していないため、現事業での重要KPIである、クリエイター数と有料会員一人あたりの単価を向上させる。
最初の重要なKPIの1つである、クリエイター数の拡大ですが、女優やギタリストなどのエンタメ分野や、新しいジャンルとして格闘家のファンクラブに拡大しています。
2つ目の重要のKPIである、有料会員一人あたりのGMVですが、安定的な財務基盤であるストック収益の継続的な増加を目指し、複数コース導入や動画を中心としたプライム コース導入を推進しています。
サービスの継続率を向上、および解約率を低下させるためにクリエイターファーストな体制を構築しています。
具体的には、カスタマーサポートチームの強化に加え、メディアを通じたインタビューや各種イベントを実施することで、 クリエイターのPR活動をサポートしながら、プロダクトに対する要望を的確にヒアリングしています。
クリエイターエコノミーベンチャーのSKIYAKIの転職・入社難易度
SKIYAKIの転職・入社難易度は、普通です。
SKIYAKIでは、自社でサービス運営を行っていることから、エンジニアを中心とした募集が多いです。
また、どのポジションでもweb業界の実務経験が必要が求められているため、一概には簡単ではないです。
クリエイターエコノミーベンチャーSKIYAKIの平均年収推移
転職を検討するにあたって、年収は非常に気になるポイントですよね?
※SKIYAKIの有価証券報告書に基づいて作成しています。
SKIYAKIの平均年収は538万円となっていますが、上場時から比較すると約50万円ほど上昇しており、業績も右肩上がりのため、今後も伸びていくと予想されます。
SKIYAKIの福利厚生、働く環境
転職を検討するにあたり、福利厚生も重要な検討項目になり得る人もいると思うので、SKIYAKIの福利厚生についても紹介したいと思います。
SKIYAKIでは、以下のような福利厚生があります。
・GW休暇、夏期休暇、年末年始休暇、育児休暇・出産休暇
・交通費支給(月5万円まで)
・社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
・関東ITソフトウェア健康保険組合
・サマー・ホリデー制度(3~5日付与)
・副業可能、リモートワーク可能
・無料ドリンクバー
・早帰りDAY(毎週金曜日は、17時退勤が可能)
・慶弔見舞金
・従業員持株会
SKIYAKIでは様々な福利厚生が整えられていますが、オーソドックスな福利厚生のラインナップになっています。
まとめ
中途でも第二新卒でも転職に人気のクリエイターエコノミーベンチャー企業のSKIYAKIの業績・決算についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
転職など自分から環境を変えることは、「面倒臭い」、「気が乗らない」という気持ちはあると思います。
しかし、悶々とした気持ちで働き続けることは、圧倒的に人生の時間を無駄にしているのと、人生のリスクを増やしている行為になるので
やらない後悔よりは、まず行動してみて、行動しながら考える方が生産的になると思います。
もし、少しでも迷っているようなら、この記事を参考に、キャリアコーチングのサービスを使ってみることも良いかもしれません。
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